JPH0337962Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0337962Y2 JPH0337962Y2 JP10706684U JP10706684U JPH0337962Y2 JP H0337962 Y2 JPH0337962 Y2 JP H0337962Y2 JP 10706684 U JP10706684 U JP 10706684U JP 10706684 U JP10706684 U JP 10706684U JP H0337962 Y2 JPH0337962 Y2 JP H0337962Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- cap
- ink
- clogging
- sealed space
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims 1
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は例えば帯電量制御形インクジエツトプ
リンタに使用されるノズルの目詰りを防止するキ
ヤツプに関するものである。
リンタに使用されるノズルの目詰りを防止するキ
ヤツプに関するものである。
かかるインクジエツトプリンタは、数10μmの
微細な孔を有するノズルからインク粒子を噴射し
て印字するものであるが、ノズル孔が上記した如
く微細であるため噴射休止中のインクの乾燥等に
よりノズル孔が塞がれ、正常な噴射ができなくな
るという問題がある。
微細な孔を有するノズルからインク粒子を噴射し
て印字するものであるが、ノズル孔が上記した如
く微細であるため噴射休止中のインクの乾燥等に
よりノズル孔が塞がれ、正常な噴射ができなくな
るという問題がある。
これを防止するためにノズル孔周辺にインクま
たは乾燥防止液を満たして密封しておくことが提
案されているが、これを第6図を参照して説明す
る。第6図は噴射休止時であつて、ノズル1を支
持するノズルケース2が待期位置等に位置してキ
ヤツピング部材3によつて覆われている状態を示
す。該キヤツピング部材3は、ノズルケース2の
先端外周に嵌合する中空の本体4、該本体4内に
設けられた電磁石5、本体4内に摺動可能に設け
られたピストン6及び該ピストン6を図中右方に
引張るスプリング7等から構成されている。
たは乾燥防止液を満たして密封しておくことが提
案されているが、これを第6図を参照して説明す
る。第6図は噴射休止時であつて、ノズル1を支
持するノズルケース2が待期位置等に位置してキ
ヤツピング部材3によつて覆われている状態を示
す。該キヤツピング部材3は、ノズルケース2の
先端外周に嵌合する中空の本体4、該本体4内に
設けられた電磁石5、本体4内に摺動可能に設け
られたピストン6及び該ピストン6を図中右方に
引張るスプリング7等から構成されている。
前記ピストン6は電磁石5により通常Aの位置
に保持されており、キヤツピング部材3がノズル
ケース2に嵌合すると電磁石5の励磁が解かれピ
ストン6はスプリング7によりBの位置に後退さ
せられ、ノズル1先端と本体4間の空間は負圧と
なる。この結果ノズル1内のインクは吸引され、
前記空間はインクにより満たされるので、ノズル
孔が目詰りを起こすことは防止される。
に保持されており、キヤツピング部材3がノズル
ケース2に嵌合すると電磁石5の励磁が解かれピ
ストン6はスプリング7によりBの位置に後退さ
せられ、ノズル1先端と本体4間の空間は負圧と
なる。この結果ノズル1内のインクは吸引され、
前記空間はインクにより満たされるので、ノズル
孔が目詰りを起こすことは防止される。
しかしながら上記構成においては、キヤツピン
グ部材3の構造が複雑かつ大形化すると共に電磁
石5を制御する電気回路等を必要とするので目詰
り防止装置そのものが高価になるという欠点があ
つた。
グ部材3の構造が複雑かつ大形化すると共に電磁
石5を制御する電気回路等を必要とするので目詰
り防止装置そのものが高価になるという欠点があ
つた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、目詰りを確実に防止できる簡単な構成のキ
ヤツプを提供することである。
くし、目詰りを確実に防止できる簡単な構成のキ
ヤツプを提供することである。
本考案は、ゴム等の弾性体の復元性に着目し、
ノズル先端の密封及びノズル内のインクを吸引で
きるようにキヤツプの形状を工夫したものであ
る。以下実施例を示した図面を参照して本考案を
説明する。
ノズル先端の密封及びノズル内のインクを吸引で
きるようにキヤツプの形状を工夫したものであ
る。以下実施例を示した図面を参照して本考案を
説明する。
第1図及び第2図は本考案キヤツプ10を示す
もので、前記ノズルケース2の先端外周に嵌合す
る密封部11と、蛇腹状に形成され、その中に密
封空間14を形成する変形復元部12及び該変形
復元部12の上方中央に設けられた押圧部13等
から構成され、これらは耐インク性を有し、硬度
が約Hs=70程度のゴム例えばニトリルブチルラ
バーまたはニトリルゴム等により一体成形されて
いる。
もので、前記ノズルケース2の先端外周に嵌合す
る密封部11と、蛇腹状に形成され、その中に密
封空間14を形成する変形復元部12及び該変形
復元部12の上方中央に設けられた押圧部13等
から構成され、これらは耐インク性を有し、硬度
が約Hs=70程度のゴム例えばニトリルブチルラ
バーまたはニトリルゴム等により一体成形されて
いる。
第3図はキヤツプ10をノズルケース2に嵌合
する前の状態を示すもので、キヤツプ10は嵌合
する際押圧部13を押して変形復元部12を実線
示の如く変形させ、その密封空間14を小さくし
ておく。
する前の状態を示すもので、キヤツプ10は嵌合
する際押圧部13を押して変形復元部12を実線
示の如く変形させ、その密封空間14を小さくし
ておく。
第4図はキヤツプ10をノズルケース2に嵌合
した直後を示したものである。嵌合した直後変形
復元部12は変形したままであるが、該変形復元
部12はその弾性復元力により徐々に復元する。
この時キヤツプ10はその密封部11によりノズ
ルケース2に密封状態で嵌合しているので、密封
空間14は負圧となる。このため、ノズル1にイ
ンクを供給する図示しないタンクが大気開放とな
つているので、ノズル1内のインクは第5図に示
す如く吸引されて密封空間14内に満たされるよ
うになり、ノズル1のノズル孔周辺をインクで密
封するようになる。この結果、ノズル孔が目詰り
を起こすことはなくなる。
した直後を示したものである。嵌合した直後変形
復元部12は変形したままであるが、該変形復元
部12はその弾性復元力により徐々に復元する。
この時キヤツプ10はその密封部11によりノズ
ルケース2に密封状態で嵌合しているので、密封
空間14は負圧となる。このため、ノズル1にイ
ンクを供給する図示しないタンクが大気開放とな
つているので、ノズル1内のインクは第5図に示
す如く吸引されて密封空間14内に満たされるよ
うになり、ノズル1のノズル孔周辺をインクで密
封するようになる。この結果、ノズル孔が目詰り
を起こすことはなくなる。
上記実施例においては帯電量制御形インクジエ
ツトプリンタに適用するとしたが、他の例えばオ
ンデマンドインクジエツトプリンタのノズルに本
考案キヤツプ10を適用することも可能である。
ツトプリンタに適用するとしたが、他の例えばオ
ンデマンドインクジエツトプリンタのノズルに本
考案キヤツプ10を適用することも可能である。
以上のように本考案によればノズル孔の目詰り
を完全に防止できるようになる。また電磁石及び
その制御用電気回路が不要となるので構成が簡単
な目詰り防止装置を提供することが可能となる等
の効果を奏することができる。
を完全に防止できるようになる。また電磁石及び
その制御用電気回路が不要となるので構成が簡単
な目詰り防止装置を提供することが可能となる等
の効果を奏することができる。
第1図及び第2図は本考案キヤツプの一実施例
を示す断面図及び斜視図、第3図はキヤツプをノ
ズルケースに嵌合する状態を示す断面図、第4図
及び第5図は本考案キヤツプの作用を説明するた
めの断面図、第6図は従来の目詰り防止装置の一
例を示す断面図である。図において、1はノズ
ル、2はノズルケース、10はキヤツプ、11は
密封部、12は変形復元部、13は押圧部、14
は密封空間である。
を示す断面図及び斜視図、第3図はキヤツプをノ
ズルケースに嵌合する状態を示す断面図、第4図
及び第5図は本考案キヤツプの作用を説明するた
めの断面図、第6図は従来の目詰り防止装置の一
例を示す断面図である。図において、1はノズ
ル、2はノズルケース、10はキヤツプ、11は
密封部、12は変形復元部、13は押圧部、14
は密封空間である。
Claims (1)
- ノズルを支持するノズルケースの先端外周に嵌
合する密封部と、蛇腹状に形成され、密封空間を
形成する変形復元部と、該変形復元部の上方に設
けられた押圧部とを有し、これらをゴム等の弾性
体で一体に形成してなるノズル目詰り防止用キヤ
ツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10706684U JPS6122633U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ノズル目詰り防止用キヤツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10706684U JPS6122633U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ノズル目詰り防止用キヤツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122633U JPS6122633U (ja) | 1986-02-10 |
JPH0337962Y2 true JPH0337962Y2 (ja) | 1991-08-12 |
Family
ID=30666329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10706684U Granted JPS6122633U (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | ノズル目詰り防止用キヤツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122633U (ja) |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP10706684U patent/JPS6122633U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6122633U (ja) | 1986-02-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0633137B1 (en) | Refill method for ink-jet print cartridge | |
US4543589A (en) | Capping device for ink jet nozzle | |
US4410900A (en) | Ink jet recording apparatus | |
JPS62231759A (ja) | インクジエツト・プリントヘツド | |
US5505339A (en) | Pressure-sensitive accumulator for ink-jet pens | |
US5537136A (en) | Ink jet cartridge including filter inserts | |
JPS60159058A (ja) | キヤツピング装置 | |
US6158848A (en) | Refilling device for ink cartridge of a jet printer | |
US6722763B1 (en) | Inkjet pen and pressure control device thereof | |
US20030020794A1 (en) | Underpressure regulating mechanism for inkjet pens | |
JPH0337962Y2 (ja) | ||
JP3227271B2 (ja) | インク供給装置 | |
JPS63276554A (ja) | インクカ−トリッジ装置 | |
JPS60162656A (ja) | マルチノズルインクジエツトプリンタ | |
JPS62113556A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JPS60141564A (ja) | インクジエツト記録装置 | |
JPS60159057A (ja) | 吸引回復装置 | |
KR100209516B1 (ko) | 잉크젯 프린트 헤드의 잉크 저장 장치 및 방법 | |
JP2532368Y2 (ja) | インクジェットプリンタのキャッピング装置 | |
JPS61188156A (ja) | インクジエツトプリンタのキヤツプ装置 | |
JP2582741Y2 (ja) | インクジェットプリンタヘッド | |
JPS6416333U (ja) | ||
JP2576514Y2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2000052567A (ja) | インクジェット式記録装置 | |
JP2502636Y2 (ja) | インクヘッド回復装置 |