JPH0337845Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0337845Y2 JPH0337845Y2 JP1986129418U JP12941886U JPH0337845Y2 JP H0337845 Y2 JPH0337845 Y2 JP H0337845Y2 JP 1986129418 U JP1986129418 U JP 1986129418U JP 12941886 U JP12941886 U JP 12941886U JP H0337845 Y2 JPH0337845 Y2 JP H0337845Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ram
- tailstock
- link
- swing link
- backward
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、工作機械の心押台に関するものであ
る。
る。
〈従来の技術〉
従来一般の心押台は例えば実公昭42−5190号公
報で開示されているように、センタを後退させる
ためのラムの後退移動を手動レバーによる手動式
と、実公昭42−2068号公報で開示されているよう
に、油圧シリンダによつてラムを後退移動させる
油圧式が公知となつている。
報で開示されているように、センタを後退させる
ためのラムの後退移動を手動レバーによる手動式
と、実公昭42−2068号公報で開示されているよう
に、油圧シリンダによつてラムを後退移動させる
油圧式が公知となつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記油圧式の心押台の場合、ラムの後退移動が
自動的に行われるため、作業者は工作物の脱着の
際にラムの後退移動を手動で行う必要がないが、
手動式の心押台の場合には片手で工作物を支持
し、片手で手動レバーを操作しなければならな
い。従つて、心押台を設置するときに、上記構造
が異なる2種の心押台の何れかの選択が必要であ
るが、手動式心押台では軽量工作物では充分対応
できるが両手で支持するような大型工作物では対
応できない。
自動的に行われるため、作業者は工作物の脱着の
際にラムの後退移動を手動で行う必要がないが、
手動式の心押台の場合には片手で工作物を支持
し、片手で手動レバーを操作しなければならな
い。従つて、心押台を設置するときに、上記構造
が異なる2種の心押台の何れかの選択が必要であ
るが、手動式心押台では軽量工作物では充分対応
できるが両手で支持するような大型工作物では対
応できない。
本考案の目的は、手動式心押台を主体とし、こ
れを簡単な構造により油圧操作ができるようにし
て手動、自動操作の何れでも可能としたことであ
る。
れを簡単な構造により油圧操作ができるようにし
て手動、自動操作の何れでも可能としたことであ
る。
〈問題点を解決するための手段〉
上記の目的を達成するための本考案の構成は、
心押台本体に、進退自在に設けられラムと、この
ラムの軸線と平行な軸線で配置されたばねと、こ
のばねの押圧力を前記ラムに対し前進方向に伝達
する回動可能な旋回リンクと、この旋回リンクを
手動で旋回してラムを後退移動させる操作レバー
とを備えた心押台において、前記リンクの後方の
心押台本体に開口部を設け、この開口部に、通常
は前記操作レバーによる旋回リンクの回動を許容
する後退端位置に保持され前進により旋回リンク
に当接して旋回リンクを前記ラムを後退する方向
に作動させるピストンロツドを摺動可能に設けた
油圧シリンダを固設したものである。
心押台本体に、進退自在に設けられラムと、この
ラムの軸線と平行な軸線で配置されたばねと、こ
のばねの押圧力を前記ラムに対し前進方向に伝達
する回動可能な旋回リンクと、この旋回リンクを
手動で旋回してラムを後退移動させる操作レバー
とを備えた心押台において、前記リンクの後方の
心押台本体に開口部を設け、この開口部に、通常
は前記操作レバーによる旋回リンクの回動を許容
する後退端位置に保持され前進により旋回リンク
に当接して旋回リンクを前記ラムを後退する方向
に作動させるピストンロツドを摺動可能に設けた
油圧シリンダを固設したものである。
〈作用〉
本考案は、スプリング及びリンクを介して前進
方向に押圧されているラムの後退移動を在来の操
作レバーによる手動操作と、油圧シリンダでリン
クを作動する自動操作との両方ができる。
方向に押圧されているラムの後退移動を在来の操
作レバーによる手動操作と、油圧シリンダでリン
クを作動する自動操作との両方ができる。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。1は心押台本体であり、テーブル6上に摺動
自在に案内され、クランプレバー5により所定位
置でテーブル6にクランプされる。2は心押台本
体1に後退移動可能に嵌合されたラムであり、そ
の先端にセンタ3で装着される。8は前記ラム2
と平行な軸線で心押台本体1に摺動可能に嵌合さ
れたプランジヤであり、スプリング7によつて後
退方向に押圧されている。
る。1は心押台本体であり、テーブル6上に摺動
自在に案内され、クランプレバー5により所定位
置でテーブル6にクランプされる。2は心押台本
体1に後退移動可能に嵌合されたラムであり、そ
の先端にセンタ3で装着される。8は前記ラム2
と平行な軸線で心押台本体1に摺動可能に嵌合さ
れたプランジヤであり、スプリング7によつて後
退方向に押圧されている。
9は前記ラム2とプランジヤ8の後端間に枢軸
10によつて回動可能に枢支されたリンクであ
り、その一端はプランジヤ8の後端に当接し、他
端は球状の係合部材11を介してラム2に係合し
ている。また、前記枢軸10には前記リンク9を
回動するための操作レバー12が固着されてい
る。
10によつて回動可能に枢支されたリンクであ
り、その一端はプランジヤ8の後端に当接し、他
端は球状の係合部材11を介してラム2に係合し
ている。また、前記枢軸10には前記リンク9を
回動するための操作レバー12が固着されてい
る。
従つて、前記ラム2にはスプリング7によるプ
ランジヤ8の後退移動力がリンク9を介して伝達
され、ラム2を常に前進方向へ押圧移動し、ラム
2の後端に固設されたストツパ4によつて前進端
を規制している。また、操作レバー12を第3図
において時計方向に回動するとリンク9も同方向
に回動され、プランジヤ8はスプリング7を圧縮
して前進移動しラム2は後退移動する。
ランジヤ8の後退移動力がリンク9を介して伝達
され、ラム2を常に前進方向へ押圧移動し、ラム
2の後端に固設されたストツパ4によつて前進端
を規制している。また、操作レバー12を第3図
において時計方向に回動するとリンク9も同方向
に回動され、プランジヤ8はスプリング7を圧縮
して前進移動しラム2は後退移動する。
本考案は上記のようなラム2を手動操作で後退
移動する心押台において、前記リンク9の後方の
心押台本体1に開口部13を設け、この開口部1
3にピストンロツド15がプランジヤ8と略同一
軸線上に配置されるよう油圧シリンダ14を固設
したものである。
移動する心押台において、前記リンク9の後方の
心押台本体1に開口部13を設け、この開口部1
3にピストンロツド15がプランジヤ8と略同一
軸線上に配置されるよう油圧シリンダ14を固設
したものである。
本考案は上記の通りの構造であるから、油圧シ
リンダ14のピストンロツド15を第3図におい
て右方の後退端に位置しているときには、ピスト
ンロツド15の先端はリンク9の一端と離間して
いる。従つて、前記のように操作レバー12によ
りラム2を手動によつて後退移動させることがで
きる。
リンダ14のピストンロツド15を第3図におい
て右方の後退端に位置しているときには、ピスト
ンロツド15の先端はリンク9の一端と離間して
いる。従つて、前記のように操作レバー12によ
りラム2を手動によつて後退移動させることがで
きる。
また、油圧シリンダ14のピストンロツド15
を前進作動させることにより、ピストンロツド1
5の先端はリンク9の一端に当接して押動し、リ
ンク9を操作レバー12によつて回動する場合と
同様に第3図において時計方向に回動させ、ラム
2を自動的に後退移動する。
を前進作動させることにより、ピストンロツド1
5の先端はリンク9の一端に当接して押動し、リ
ンク9を操作レバー12によつて回動する場合と
同様に第3図において時計方向に回動させ、ラム
2を自動的に後退移動する。
〈考案の効果〉
以上のように、本考案は、リンクの後方の心押
台本体に開口を設け、その開口部に、通常は前記
操作レバーによる旋回リンクの回動を許容する後
退端位置に保持され前進により旋回リンクを当接
して旋回リンクを前記ラムを後退する方向に作動
させるピストンロツドを摺動可能に設けた油圧シ
リンダを固設した構成からなり、ラムの後退移動
を手動操作と油圧操作の両方で行うことができ、
かつ手動操作だけでよい場合にも油圧による自動
操作を行いたい場合にも、旋回リンクの後方の開
口部に油圧シリンダを設けるか設けないかによつ
て容易に対応することができる。また、操作レバ
ーの一部に油圧シリンダを当接させた構成のよう
に手動操作時の操作レバーの操作性に影響を与え
ることもない。
台本体に開口を設け、その開口部に、通常は前記
操作レバーによる旋回リンクの回動を許容する後
退端位置に保持され前進により旋回リンクを当接
して旋回リンクを前記ラムを後退する方向に作動
させるピストンロツドを摺動可能に設けた油圧シ
リンダを固設した構成からなり、ラムの後退移動
を手動操作と油圧操作の両方で行うことができ、
かつ手動操作だけでよい場合にも油圧による自動
操作を行いたい場合にも、旋回リンクの後方の開
口部に油圧シリンダを設けるか設けないかによつ
て容易に対応することができる。また、操作レバ
ーの一部に油圧シリンダを当接させた構成のよう
に手動操作時の操作レバーの操作性に影響を与え
ることもない。
さらに、油圧シリンダを設けた場合に操作レバ
ーによる手動操作を行う時は、油圧シリンダのピ
ストンロツドは後退端位置にあつて旋回リンクに
当接しないため、ばねを押圧するだけの回転力で
手動操作することができるという効果がある。
ーによる手動操作を行う時は、油圧シリンダのピ
ストンロツドは後退端位置にあつて旋回リンクに
当接しないため、ばねを押圧するだけの回転力で
手動操作することができるという効果がある。
第1図は本考案の側面図、第2図は第1図の
矢視図、第3図は第2図−線断面図、第4図
は第1図−線断面図である。 1……心押台本体、2……ラム、3……セン
タ、7……スプリング、8……プランジヤ、9…
…リンク、12……操作レバー、13……開口
部、14……油圧シリンダ、15……ピストンロ
ツド。
矢視図、第3図は第2図−線断面図、第4図
は第1図−線断面図である。 1……心押台本体、2……ラム、3……セン
タ、7……スプリング、8……プランジヤ、9…
…リンク、12……操作レバー、13……開口
部、14……油圧シリンダ、15……ピストンロ
ツド。
Claims (1)
- 心押台本体に、進退自在に設けられたラムと、
このラムの軸線と平行な軸線で配置されたばね
と、このばねの押圧力を前記ラムに対し前進方向
に伝達する回動可能な旋回リンクと、この旋回リ
ンクを手動で旋回してラムを後退移動させる操作
レバーとを備えた心押台において、前記リンクの
後方の心押台本体に開口部を設け、この開口部
に、通常は前記操作レバーによる旋回リンクの回
動を許容する後退端位置に保持され前進により旋
回リンクに当接して旋回リンクを前記ラムを後退
する方向に作動させるピストンロツドを摺動可能
に設けた油圧シリンダを固設したことを特徴とす
る心押台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986129418U JPH0337845Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986129418U JPH0337845Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6335504U JPS6335504U (ja) | 1988-03-07 |
JPH0337845Y2 true JPH0337845Y2 (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=31025971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986129418U Expired JPH0337845Y2 (ja) | 1986-08-27 | 1986-08-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337845Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-27 JP JP1986129418U patent/JPH0337845Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6335504U (ja) | 1988-03-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3153233B2 (ja) | 点溶接部を穿孔するための手持ち式ドリル装置 | |
JPH0337845Y2 (ja) | ||
DE1966347A1 (de) | Werkstueck-Stuetzlager einer Werkzeugmaschine | |
JPH07502216A (ja) | クランプー及び変形工具 | |
JP2694007B2 (ja) | クランプ装置 | |
JPH0745110B2 (ja) | バックアップシリンダを備えたロボット用溶接ガンによる溶接方法 | |
GB1580005A (en) | Hand-operable lever assemblies | |
JPH05162029A (ja) | スプライン軸の圧入装置 | |
JPS5924406Y2 (ja) | 工作物放出装置 | |
JPH0226591Y2 (ja) | ||
JP2538455Y2 (ja) | 帯金切断工具 | |
JPS6117790Y2 (ja) | ||
JPH0445796Y2 (ja) | ||
JPS5917525Y2 (ja) | センタ間距離調整式心押台 | |
JPS5932421Y2 (ja) | ワ−クの取出装置 | |
JP3017523U (ja) | 定寸装置のストッパ | |
JPS6110652Y2 (ja) | ||
JPS6338965Y2 (ja) | ||
JPS626895Y2 (ja) | ||
JPS5924433Y2 (ja) | ワ−ククランプ装置 | |
JPH0398705A (ja) | 工作機械の工具クランプ装置 | |
JPH0337852Y2 (ja) | ||
JPS608901Y2 (ja) | 被加工物クランプ装置 | |
JPH0314284Y2 (ja) | ||
JPH045219Y2 (ja) |