JPH0337436A - 除振器 - Google Patents

除振器

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Publication number
JPH0337436A
JPH0337436A JP1170002A JP17000289A JPH0337436A JP H0337436 A JPH0337436 A JP H0337436A JP 1170002 A JP1170002 A JP 1170002A JP 17000289 A JP17000289 A JP 17000289A JP H0337436 A JPH0337436 A JP H0337436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic
elastic member
elastic body
inelastic
vibration
Prior art date
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Pending
Application number
JP1170002A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kobayashi
秀雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jeol Ltd
Original Assignee
Jeol Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Jeol Ltd filed Critical Jeol Ltd
Priority to JP1170002A priority Critical patent/JPH0337436A/ja
Publication of JPH0337436A publication Critical patent/JPH0337436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Springs (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、I・ンネル顕微鏡等に使用される除振器に関
する。
[従来の技術] 試料に探針を近付けて3次元に駆動してトンネル電流を
検出するような走査形トンネル顕微鏡では、該トンネル
電流を得るために探針先端と試料表面との間の距離をl
nm程度まで接近させる必要がある。そのため、僅かな
振動によっても試料と探針先端とか接触して該探針の原
子尖端が破損したり、または試料が破損したりする場合
がある。
このような原子尖端の破損した探針では原子レベルの分
解能が得られなくなるため、走査形トンネル顕微鏡装置
においては、該装置外部からの振動を除去するために設
置面との間に除振器を配置して、探針及び試料の振動を
規制するようにしている。
従来、この除振器としては、第4図に示すような弾性体
41と非弾性部材42とが鉛直方向に交互に積層されて
形成された除振器等が使用されている。
[発明か角7決しようとする課題] しかし、上述したような弾性体と非弾性部材を鉛直方向
に交互に積層することにより形成された除振器では、積
層方向(垂直方向)の振動成分は除去されるものの、水
平方向の振動成分が十分減衰されないことが問題とされ
ている。
本発明は上述した問題点を考慮し、垂直及び水平方向の
振動を規制することのできる小形な除振器を提供するこ
とを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、弾性体と非弾性部材とを鉛直方向に交互に積
層して形成される除振器において、凸部を有する第1の
非弾性部材と、該第1の非弾性部材の凸部が遊嵌される
凹部を有する第2の非弾性部材とを有し、該第1の部材
と第2の部材が積層された際に該第1の部材端部と第2
の部材端部との対接面に弾性体が挿入されると共に、前
記昂1の部組と第2の部組との遊嵌部に引目生体が挿入
されていることを特徴としている。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に址づいて説明する。第1
図は本発明の一実施例による除振器を説明するための構
成図、第2図は木兄用による除振器を走査形トンネル顕
微鏡に用いた状態を説明するための図、第3図は他の実
施例を説明するための図である。
第1図において、1は四部1aを有する非弾性部材、2
及び3は凹部2a、3a及び凸部2b3bを有する非弾
性部材、4は凸部4bを有する非弾性部材である。
非弾性部材1の底板6に接する端面は捩子5によって該
底板6に固定されている。そして、該非弾性部材1の他
方の端面上には弾性体9aを介して非弾性部材2が積層
されており、該非弾性部材1の凹部1aには非弾性部材
2の凸部2bが遊嵌されている。ここで、該遊嵌部分に
は弾性体10aが挿入されている。さらに、非弾性部材
2の上部端面上には弾性体9bを介して非弾性部材3が
積層されており、該非弾性部材2の四部2aには非弾性
部材3の凸部3bか遊嵌されると共に、該遊嵌部分には
俳性体]、 Obが挿入されている。そして、非弾性部
材3の」二部端面上には弾性体9cを介して非弾性部材
4が積層されており、該非弾性部材3の凹部3aには非
弾性部材4の凸部4bが遊嵌されると共に、該遊嵌部分
には弾性体]0Cが挿入されている。そして、該非弾性
部材4の上部端面ば捩子7によって基板8に固定されて
いる。また、各非弾性部材にはピン]1が設けられてお
り、異なる弾性部材に設けられたピン間に環状の弾性部
月’ 12 a〜12dを架けて各弾性部材同士を引っ
張ることにより、柱状の除振ユニットが構成されている
ところで、上記弾性体9a〜9c及び10a〜10cに
は、いずれもゴムOリング等の環状の弾性体か使用され
ているため、該弾性体つと1−0の間の遊嵌部分は気密
状態となる。そのため、該遊嵌部分に形成される空間を
他と同等の気圧状態に保つために、各弾性部材の中心軸
部分と底板6及び基板8に通気孔13を設けると共に、
各弾性部材には通気孔13から前記遊嵌部の空間に連通
ずる通気孔14が設けられている。
上述したような構成による除振ユニットでは、積層され
た各非弾性部材の接面に設けられた弾性体9a〜9cに
よって、底板と基板の間の鉛直方向の振動成分か減衰さ
れる。そして、各非弾性部材の四部と凸部の遊嵌された
部分に挿入された弾性体]−0a〜10cによって底板
と基板の間の水平方向の振動成分が減衰される。
さて、上述したような構成による除振ユニットを走査形
トンネル顕微鏡に用いた場合について第2図に基づいて
説明する。
第2図において21は底板、22は除振ユニット、23
は基板、24は探針駆動機構、26は探針、27は試料
ステージ、28は試料ホルダである。底板21上に配置
された除振ユニット22上に益金23が配置され、さら
に該基台23上に探針駆動機構24及び試料ステージ2
7が配置されている。第2図中、除振ユニット22は2
基しか描かれていないが、通常基台24は底板21との
間に設けられた4基の除振ユニットによって支持されて
いる。
次に、第3図に基づいて本発明による除振器の他の実施
例を説明する。第3図において、31は凸部31aを有
する非弾性部材、32は凹部32a、32bを有する非
弾性部材、34は凸部31aを有する弁脚性部組である
非弾性部材31の底板6に接する面は捩子5によって該
底板6に固定されている。そして、該非弾性部材31の
他方の端面上には弾性体9aを介して非弾性部材32が
積層されており、該非弾性部材31の凸部31. aは
非弾性部材32の凹部32aと遊嵌されている。ここで
、該遊嵌部分には弾性体10aが挿入されている。さら
に、非弾性部材32の上部端面上には弾性体9bを介し
て非弾性部材33が積層されており、該非弾性部材32
の凹部32bには非弾性部材33の凸部33aが遊嵌さ
れると共に、該遊嵌部分には弾性体10bが挿入されて
いる。そして、非弾性部材33の上部端面は捩子7によ
って基板8に固定されている。本実施例の場合において
も、積層された各非弾性部材の接面に設けられた弾性体
9a、9bによって、底板と基板の間の鉛直方向の振動
成分が減衰される。そして、各非俳性部材の凹部と凸部
の遊嵌された部分に挿入された弾性体10a、]Obに
よって底板と基板の間の水平方向の振動酸分か減衰され
る。
なお、上述した実施例は本発明の一実施例に過ぎず、本
発明は種々変形して実施することができる。例えば、上
述した実施例においては、非弾性部材を4段積層して除
振ユニットを構成したが、該ユニットは2段以上であれ
ば何段積層されていても良い。また、上述した実施例に
おいては、弾性体としてゴムOリングを用いたが、該弾
性体は0リング以外の弾性体を用いても良い。
[発明の効果コ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、弾性
体と非弾性部材とを鉛直方向に交互に積層して形成され
る除振器において、凸部を有する第1の非弾性部材と、
該第1の非弾性部材の凸部か遊嵌される凹部を有する第
2の非弾性部材とを有し、該第1の部材と第2の部材が
積層された際に該第1の部材端部と第2の部材端部との
対接面に弾性体が挿入されると共に、前記第1の部材と
第2の部材との遊嵌部に弾性体を挿入したことにより、
垂直及び水平方向の振動を規制することのできる小形な
除振器が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による除振器を説明するため
の構成図、第2図は本発明による除振器を走査形トンネ
ル顕微鏡用いた状態を説明するための図。第3図は他の
実施例を説明するための図、第4図は従来例を説明する
ための図である。 1.2,3,4:非弾性部材 la、2a、3a・非弾性部材凹部 2b、  3b、4b ニー1目1性部材凸部5:捩子
     6:底板 7・捩子     8:基板 9a、9b、9c:Oリング 10a、]Ob、10c:Oリング 11:ピン ]2a〜12d:Oリング 13、通気孔 14:通気孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  弾性体と非弾性部材とを鉛直方向に交互に積層して形
    成される除振器において、凸部を有する第1の非弾性部
    材と、該第1の非弾性部材の凸部が遊嵌される凹部を有
    する第2の非弾性部材とを有し、該第1の部材と第2の
    部材が積層された際に該第1の部材端部と第2の部材端
    部との対接面に弾性体が挿入されると共に、前記第1の
    部材と第2の部材との遊嵌部に弾性体が挿入されている
    ことを特徴とする除振器。
JP1170002A 1989-06-30 1989-06-30 除振器 Pending JPH0337436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1170002A JPH0337436A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 除振器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1170002A JPH0337436A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 除振器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0337436A true JPH0337436A (ja) 1991-02-18

Family

ID=15896771

Family Applications (1)

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JP1170002A Pending JPH0337436A (ja) 1989-06-30 1989-06-30 除振器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0989045A (ja) * 1995-09-27 1997-03-31 Nec Eng Ltd 緩衝支持構造
WO2002008634A1 (fr) * 2000-07-21 2002-01-31 Jake Inc. Dispositif de fixation

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5094385U (ja) * 1973-12-28 1975-08-07

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