JPH0337381Y2 - - Google Patents

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JPH0337381Y2
JPH0337381Y2 JP16225686U JP16225686U JPH0337381Y2 JP H0337381 Y2 JPH0337381 Y2 JP H0337381Y2 JP 16225686 U JP16225686 U JP 16225686U JP 16225686 U JP16225686 U JP 16225686U JP H0337381 Y2 JPH0337381 Y2 JP H0337381Y2
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JP
Japan
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tubular body
rotating shaft
shaped lever
tobacco
curved member
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JP16225686U
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JPS6368730U (ja
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  • Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、たばこ作物の葉もぎ作業の際に使
用するたばこ葉もぎ具に関する。特に、たばこ作
物の下位葉を葉もぎするのに便利な葉もぎ具の構
造に関する。
(従来の技術) たばこ作物の下位葉の葉もぎ収穫には、従来か
ら提案されているさまざまなたばこ葉もぎ収穫機
をしてもうまく収穫することができなかつた。そ
のため作業者は、腰をかがめた苦しい葉もぎ作業
を強いられている。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、従来避けることのできなかつたた
ばこ作物下位葉をもぎ取る苦しい作業をなくし、
腰をかがめずに下位葉の葉もぎ作業ができるたば
こ葉もぎ具を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上部に把持部を有し、下部に湾曲
部材を固着した管状体と該管状体の上部において
側方に突出した支持具と該支持具に軸着されるL
字型レバーと管状体内に収容された回動軸と該回
動軸の下端に取り付けた、管状体の下端の穴から
突出する湾曲材と該回動軸の上部にはL字型レバ
ーの下端をなす上下動するカムに嵌合し、回動軸
の軸線に対し傾斜させて設けられたカム溝とを有
することを特徴とするたばこ葉もぎ具を要旨とす
るものである。
(作用) この考案の葉もぎ具の把持部とL字型レバーと
を一緒に、作業者が手で握り緊めるとL字型レバ
ーは支持具の軸を中心にして回動し、L字型レバ
ーの下端をなすカムは、下方に動く。カムは回動
軸に対して傾斜させて設けられているカム溝に嵌
合しているので、カムの下方への動きにつれて回
動軸はその軸を中心に回動し、回動軸の下端に取
り付けた湾曲材の先端が、湾曲部材の先端と接す
る方向に動く。作業者がL字型レバーを握つてい
ない状態では、湾曲材と湾曲部材との先端は開い
ている。
この状態で作業者が、たばこ作物の幹の下方部
分に近付け、たばこ幹を湾曲材と湾曲部材の間に
入れる。つぎに、作業者は、把持部とL字型レバ
ーとを一緒に握ると、それにつれて湾曲材と湾曲
部材の先端が接するように閉じることになる。こ
の状態でこの考案の葉もぎ具を押し下げるとたば
こ幹の全周の葉を幹からもぎ取ることができる。
作業者が、L字型レバーを放し、把持部のみを握
るようにすると、カムは元の位置に戻り、それに
つれて湾曲部材と湾曲材との先端が開き、葉もぎ
具をたばこ幹から外すことができる。
順次葉もぎ作業を行つたのち、このようにして
土の上に落とされたたばこ葉は、まとめて作業者
によつて回収される。
なお、この考案のたばこ葉もぎ具は、葉もぎ収
穫する場合に限らず、利用価値のない下葉のかき
取りにも使用できることは勿論である。
(実施例) この考案のたばこ葉もぎ具の一実施例を示す図
面をもつてさらに詳しく説明すると、2は、葉も
ぎ具であり、8は、葉もぎ具2の管状体である。
管状体8の上部には、把持部4を有し、その上端
にはゴムキヤツプ32を被せてある。管状体8の
下端には、湾曲部材6が固着されている。10
は、管状体8の把持部4に対し側方に突出するよ
うに固着した支持具であり、支持具10の軸12
に対してL字型レバー14が軸着されている。L
字型レバー14の下端には、カム26が設けられ
ている。16は、L字型レバー14に対し取り付
けられたバネであり、その両端を突起18と支持
具10の下壁に当接し、L字型レバー14を把持
部4から離す方向に付勢している。管状体8の内
部には、回転軸20が収容され、軸受30,30
によつて軸支されている。回転軸20の下端に
は、湾曲材22が取り付けられており、管状体8
の下端に設けた穴24から突出している。回転軸
20の上部には、太径の回動部材29が一体に設
けられ、その回動部材29の外周には、回転軸2
0の軸線方向に対して傾斜したカム溝28が設け
られている。湾曲部材6と湾曲材22とは、その
先端を接したときにほぼ円形を成すようにそれぞ
れ湾曲している。
次に、この考案の葉もぎ具2の使用方法につい
て説明すれば、まず、作業者は、葉もぎ具2の把
持部4のみを持つ。この状態では、湾曲部材6と
湾曲材22とはその先端が開いるので、その部分
からたばこ作物幹の下方の葉もぎしようとする位
置に、幹を湾曲部材6と湾曲材22の間に挟むよ
うにしている。つぎに、作業者は、L字型レバー
14と把持部4とを一緒に握つて、バネ16の力
に抗してL字型レバー14を把持部4に近付け
る。すると、L字型レバー14は、軸12を中心
にして回動し、L字型レバー14の下端に設けた
カム26が下に動く。カム26が下に動くと、カ
ム26は、回動軸20に対して傾斜して設けられ
ているカム溝28に嵌合しているので、カム26
の動きにつれて回転軸20が回動し、その下端の
湾曲材22の先端が湾曲部材6の先端に接する方
向に動くことになる。この状態において、たばこ
幹の全周を湾曲部材6と湾曲材22が囲むことに
なる。このまま葉もぎ具2を作業者が押し下げれ
ば、その位置より下のたばこ葉が全て葉もぎされ
ることになる。葉もぎ作業が終わつたら、L字型
レバー14を放すと、バネ16の力でL字型レバ
ー14が元の状態に戻り、湾曲材22の先端が湾
曲部材6の先端から離れた最初の状態に戻る。
このようにして順次たばこ作物の下葉の葉もぎ
作業を行つていき、土の上に落とされたたばこ葉
は、後でまとめて回収される。この回収作業も腰
をかがめた作業ではあるが、この考案のたばこ葉
もぎ具の使用によつて、下葉を持ち上げて地際部
の幹のところまで手を伸ばさなければならない葉
もぎ作業が省略されるのであり、はるかに全体の
作業量が軽減されることになるのである。
(効果) 以上述べたように、この考案のたばこ葉もぎ具
を用いることにより、従来腰をかがめて大変苦し
い作業であつた下位葉の葉もぎ作業が立つたまま
で行え、しかもたばこ幹の全周の葉を一挙に葉も
ぎできるので極めて能率的となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案たばこ葉もぎ具の一実施例
を示す斜視図、第2図は、第1図の一部を切り欠
いた状態を示す断面斜視図である。 2…葉もぎ具、4…把持部、6…湾曲部材、8
…管状体、10…支持具、12…軸、14…L字
型レバー、20…回転軸、22…湾曲材、24…
穴、26…カム、28…カム溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に把持部を有し、下部に湾曲部材を固着し
    た管状体と該管状体の上部において側方に突出し
    た支持具と該支持具に軸着されるL字型レバーと
    管状体内に収容された回動軸と該回動軸の下端に
    取り付けた、管状体の下端の穴から突出する湾曲
    材と該回動軸の上部にはL字型レバーの下端をな
    す上下動するカムに嵌合し、回動軸の軸線に対し
    傾斜させて設けられたカム溝とを有し、さらに、
    L字型レバーの操作によつて開閉駆動される湾曲
    材と管状体下部に固着した湾曲部材とはその先端
    が接した状態においてほぼ円形をなし、たばこ幹
    を囲繞し得る如くなつていることを特徴とするた
    ばこ葉もぎ具。
JP16225686U 1986-10-24 1986-10-24 Expired JPH0337381Y2 (ja)

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