JPH0337338B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337338B2 JPH0337338B2 JP60268522A JP26852285A JPH0337338B2 JP H0337338 B2 JPH0337338 B2 JP H0337338B2 JP 60268522 A JP60268522 A JP 60268522A JP 26852285 A JP26852285 A JP 26852285A JP H0337338 B2 JPH0337338 B2 JP H0337338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- master station
- slave
- time
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000007176 multidirectional communication Effects 0.000 claims 3
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 9
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 3
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
親局から送出したクロツク信号に基づいて各子
局が送出した信号が、親局に各子局毎の時分割信
号として着信するように各子局の送信時間帯を初
期設定するために、親局から子局を識別する信号
を上記クロツク信号と共に送出し、この識別信号
に対応する子局のみが初期設定のための信号を送
出するようにしたものである。
局が送出した信号が、親局に各子局毎の時分割信
号として着信するように各子局の送信時間帯を初
期設定するために、親局から子局を識別する信号
を上記クロツク信号と共に送出し、この識別信号
に対応する子局のみが初期設定のための信号を送
出するようにしたものである。
1つの親局と多数の子局とを無線通信回線によ
り結合し、親局からのクロツク信号に基づいて各
子局が送出した信号が親局においては子局毎の時
分割信号として順次着信するようにした通信方式
に関する。
り結合し、親局からのクロツク信号に基づいて各
子局が送出した信号が親局においては子局毎の時
分割信号として順次着信するようにした通信方式
に関する。
この通信方式を更に詳細に説明すれば、第2図
に示すように、1つの親局Aと複数の子局B1,
B2……Boとによつて無線通信網を形成しており、
親局は予定の時間T毎に各子局の共通の信号T0
を含む第3a,b図図示の如き信号を送出すると
共に、この共通信号に含まれる同期信号Sを基準
としてそれから異なつた遅れ時間t1,t2……toを
有する時間帯T1,T2……Toを夫々の子局B1,B2
……Boに割当て、親局と当該子局間の送信ある
いは受信に用いる時間帯とするものである。
に示すように、1つの親局Aと複数の子局B1,
B2……Boとによつて無線通信網を形成しており、
親局は予定の時間T毎に各子局の共通の信号T0
を含む第3a,b図図示の如き信号を送出すると
共に、この共通信号に含まれる同期信号Sを基準
としてそれから異なつた遅れ時間t1,t2……toを
有する時間帯T1,T2……Toを夫々の子局B1,B2
……Boに割当て、親局と当該子局間の送信ある
いは受信に用いる時間帯とするものである。
しかしながら、親局における送信、受信の時間
関係を上述のように維持するためには、回線設計
時に親局子局間の距離l1,l2……loに基づく信号
伝播遅延時間および子局機器での応答遅延時間等
を考慮して子局の遅延等化器等の遅延要素の値を
設定したとしても、実際の無旋回線においては予
想できない伝播遅延時間の相違あるいは機器の製
造上の偏差などにより、通信網を形成した際、あ
るいは機器を交換した際などに、夫々の子局がク
ロツク信号を受信してから親局に対して送信を行
なうまでの遅延時間τ1、τ2……τoを、各子局毎に
遅延等化器の遅延時間の再設定などにより調整す
ることが必要である。
関係を上述のように維持するためには、回線設計
時に親局子局間の距離l1,l2……loに基づく信号
伝播遅延時間および子局機器での応答遅延時間等
を考慮して子局の遅延等化器等の遅延要素の値を
設定したとしても、実際の無旋回線においては予
想できない伝播遅延時間の相違あるいは機器の製
造上の偏差などにより、通信網を形成した際、あ
るいは機器を交換した際などに、夫々の子局がク
ロツク信号を受信してから親局に対して送信を行
なうまでの遅延時間τ1、τ2……τoを、各子局毎に
遅延等化器の遅延時間の再設定などにより調整す
ることが必要である。
本発明はこのような各子局毎の遅延時間を調整
するための初期同期設定方式に関する。
するための初期同期設定方式に関する。
この初期同期設定は親局と子局との間で打合せ
しながら行なうため、各子局との通信時間帯T1,
T2……Toとは別に、初期設定のために第3図に
示すように初期設定F、位相伝送用Pおよび打合
せ信号用CのタイムスロツトをクロツクSを含め
1チヤネル分の時間帯を有する共通信号時間T0
に設ける。
しながら行なうため、各子局との通信時間帯T1,
T2……Toとは別に、初期設定のために第3図に
示すように初期設定F、位相伝送用Pおよび打合
せ信号用CのタイムスロツトをクロツクSを含め
1チヤネル分の時間帯を有する共通信号時間T0
に設ける。
尚、初期設定用タイムスロツトは子局から親局
へ送信する上り回線のみ設けられる。
へ送信する上り回線のみ設けられる。
初期設定を行なう子局では、親局からのクロツ
クを時間の基準として、この初期設定用のタイム
スロツトのほぼ中央で親局が受信できるように予
め計算により求めた遅延時間によつて初期設定用
バーストを送出する。
クを時間の基準として、この初期設定用のタイム
スロツトのほぼ中央で親局が受信できるように予
め計算により求めた遅延時間によつて初期設定用
バーストを送出する。
この初期設定用バーストを受信した親局では、
この受信信号がビツト単位およびビツト位相を含
めた正しい位置にあるか否かを確認し、誤差があ
ればその誤差を上記位相伝送用のタイムスロツト
により子局に送出して初期設定中の子局の遅延時
間の調整を行なわせる。
この受信信号がビツト単位およびビツト位相を含
めた正しい位置にあるか否かを確認し、誤差があ
ればその誤差を上記位相伝送用のタイムスロツト
により子局に送出して初期設定中の子局の遅延時
間の調整を行なわせる。
したがつて、複数の子局が同時に初期同期設定
作業を行なうと、この設定中の複数の子局からの
調整用の信号が同時に初期設定用のタイムスロツ
ト中に親局に到来するので、親局では各子局から
の調整用の信号を識別することができず、したが
つて、同時には1つの子局毎の初期設定しか行な
うことができない。
作業を行なうと、この設定中の複数の子局からの
調整用の信号が同時に初期設定用のタイムスロツ
ト中に親局に到来するので、親局では各子局から
の調整用の信号を識別することができず、したが
つて、同時には1つの子局毎の初期設定しか行な
うことができない。
本発明は、複数の子局の初期設定を親局の制御
によつて順序よく行ない得るようにして、通信回
線の設定を迅速に行ない得るようにしたものであ
る。
によつて順序よく行ない得るようにして、通信回
線の設定を迅速に行ない得るようにしたものであ
る。
第3c図に示すように、初期同期設定時には、
上り回線の初期設定用タイムスロツトに対応する
下り回線のタイムスロツト内で、親局から子局識
別符号IDを送出し、各子局ではこの識別符号ID
を検出する初期設定確立回路を設け、親局から自
子局の識別符号が送られて来たときにだけ送信を
行ない得るようにした。
上り回線の初期設定用タイムスロツトに対応する
下り回線のタイムスロツト内で、親局から子局識
別符号IDを送出し、各子局ではこの識別符号ID
を検出する初期設定確立回路を設け、親局から自
子局の識別符号が送られて来たときにだけ送信を
行ない得るようにした。
初期設定用タイムスロツトは子局から親局へ送
信する上りバーストのみ必要で、親局から子局へ
送信する下りバーストでは必要ないため、このタ
イムスロツトで初期設定を行なう子局を指定する
ことにより、初期設定用タイムスロツトに複数の
子局からの調整用バーストが到来することのない
ようにした。
信する上りバーストのみ必要で、親局から子局へ
送信する下りバーストでは必要ないため、このタ
イムスロツトで初期設定を行なう子局を指定する
ことにより、初期設定用タイムスロツトに複数の
子局からの調整用バーストが到来することのない
ようにした。
第1図は本発明による子局の実施例を示すもの
で、親局から受信した信号は同期確立回路1によ
つてクロツク信号の分離、データの復調などを行
ない、データをデータ処理部2に転送し、また、
このデータ処理部からの送信すべき信号は遅延時
間微調整用の遅延時間補正回路3および予め計算
により求められた遅延時間を与える遅延回路4を
経て送信スイツチ5から送出されることは従来と
同様である。
で、親局から受信した信号は同期確立回路1によ
つてクロツク信号の分離、データの復調などを行
ない、データをデータ処理部2に転送し、また、
このデータ処理部からの送信すべき信号は遅延時
間微調整用の遅延時間補正回路3および予め計算
により求められた遅延時間を与える遅延回路4を
経て送信スイツチ5から送出されることは従来と
同様である。
破線内は本発明によつて付加された初期設定部
10であつて、同期確立回路1の出力から初期設
定に関するタイムスロツト、すなわち共通信号時
間帯T0中の識別符号用ID、位相伝送用Pのタイ
ムスロツトを分離する分離回路11、初期同期確
立回路12、距離差検出回路13およびスイツチ
14からなる。
10であつて、同期確立回路1の出力から初期設
定に関するタイムスロツト、すなわち共通信号時
間帯T0中の識別符号用ID、位相伝送用Pのタイ
ムスロツトを分離する分離回路11、初期同期確
立回路12、距離差検出回路13およびスイツチ
14からなる。
初期設定を行なう必要が生じた際、各子局でス
イツチ14を予めオンにしておく。
イツチ14を予めオンにしておく。
初期同期確立回路12は受信した信号の初期設
定用タイムスロツトの最初の期間に親局から送ら
れて来る子局識別符号IDが自局のものであるか
否かを判別し、自局のものであればスイツチ14
を介して送信スイツチ5を付勢し送信を可能とす
る。そして、親局からのクロツク信号が到来して
から、遅延時間補正回路3および遅延回路4によ
る遅延時間、あるいはこの遅延時間に1フレーム
期間Tの整数倍の時間を加えた遅延時間によつて
親局に対して初期設定用バーストを送出する。
定用タイムスロツトの最初の期間に親局から送ら
れて来る子局識別符号IDが自局のものであるか
否かを判別し、自局のものであればスイツチ14
を介して送信スイツチ5を付勢し送信を可能とす
る。そして、親局からのクロツク信号が到来して
から、遅延時間補正回路3および遅延回路4によ
る遅延時間、あるいはこの遅延時間に1フレーム
期間Tの整数倍の時間を加えた遅延時間によつて
親局に対して初期設定用バーストを送出する。
親局では、従来技術におけると同様に、このバ
ーストの位相を検査し、誤差があればこの位相誤
差を位相伝送用のタイムスロツトにおいて送出す
る。
ーストの位相を検査し、誤差があればこの位相誤
差を位相伝送用のタイムスロツトにおいて送出す
る。
子局の距離差検出回路13ではこの位相誤差信
号により遅延時間補正回路3を調整して、続く親
局からのクロツク信号により上述のように初期設
定用バーストを再び送出し、これを位相誤差がな
くなつて調整が終了するまで繰返す。
号により遅延時間補正回路3を調整して、続く親
局からのクロツク信号により上述のように初期設
定用バーストを再び送出し、これを位相誤差がな
くなつて調整が終了するまで繰返す。
親局は、この子局の調整が終了すると、次に調
整を行なうべき子局に対応する識別符号を初期設
定用タイムスロツトの最初において送信し、その
子局の初期設定を上述のとおり実行する。
整を行なうべき子局に対応する識別符号を初期設
定用タイムスロツトの最初において送信し、その
子局の初期設定を上述のとおり実行する。
〔発明の効果〕
初期設定を行なう子局を親局から指定できるの
で、多数の子局の初期調整を有効かつ効率的に行
なうことができる。
で、多数の子局の初期調整を有効かつ効率的に行
なうことができる。
第1図は本発明による子局の実施例、第2図は
本発明が適用される通信網、第3図は、この通信
網のタイムチヤートを示す。 図中、Aは親局、Bは子局を示す。
本発明が適用される通信網、第3図は、この通信
網のタイムチヤートを示す。 図中、Aは親局、Bは子局を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 1つの親局Aと多数の子局B1,B2,……Bo
とにより多方向通信網を形成し、親局Aは各子局
B1,B2,……Boに対しクロツク信号を含む信号
を共通信号期間T0に送信し、それぞれの子局は
上記親局からのクロツク信号に基づいて自局に割
当られた送信時間帯を識別して送信することによ
つて、親局Aにはこれら子局B1,B2……Boから
の信号が予定の時刻に順次着信するようにした時
分割多方向通信網において、 これら子局B1,B2……Boからの信号が予定の
時刻に順次着信するように調整するための初期同
期設定の際に、親局は特定の子局の識別符号ID
を上記クロツク信号を含む共通信号期間T0の初
期設定タイムスロツト内で親局からすべての子局
に同時に送出し、この識別符号により指定された
子局のみが初期同期調整のための信号を親局に送
信し得るようにしたことを特徴とする時分割多方
向通信網における初期同期設定方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60268522A JPS62128632A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 時分割多方向通信網における初期同期設定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60268522A JPS62128632A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 時分割多方向通信網における初期同期設定方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62128632A JPS62128632A (ja) | 1987-06-10 |
JPH0337338B2 true JPH0337338B2 (ja) | 1991-06-05 |
Family
ID=17459688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60268522A Granted JPS62128632A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | 時分割多方向通信網における初期同期設定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62128632A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0817362B2 (ja) * | 1989-03-14 | 1996-02-21 | 国際電信電話株式会社 | 子局異常検出方式 |
JP2723691B2 (ja) * | 1991-04-30 | 1998-03-09 | 日本電気株式会社 | 可変タイミング信号発生回路 |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP60268522A patent/JPS62128632A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62128632A (ja) | 1987-06-10 |
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