JPH03372B2 - - Google Patents

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JPH03372B2
JPH03372B2 JP59230873A JP23087384A JPH03372B2 JP H03372 B2 JPH03372 B2 JP H03372B2 JP 59230873 A JP59230873 A JP 59230873A JP 23087384 A JP23087384 A JP 23087384A JP H03372 B2 JPH03372 B2 JP H03372B2
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JP
Japan
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hydroxyphenoxy
alkali metal
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optically active
lactate
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JP59230873A
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JPS61109753A (ja
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Kenji Makino
Shigeaki Akyama
Kenzo Fukuda
Itsutsune Sakata
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Publication date
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Priority to US06/788,890 priority patent/US4665212A/en
Priority to EP85113328A priority patent/EP0180126B1/en
Priority to DE8585113328T priority patent/DE3567635D1/de
Priority to CA000493415A priority patent/CA1234143A/en
Publication of JPS61109753A publication Critical patent/JPS61109753A/ja
Publication of JPH03372B2 publication Critical patent/JPH03372B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/347Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups
    • C07C51/353Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reactions not involving formation of carboxyl groups by isomerisation; by change of size of the carbon skeleton

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2−(4−ヒドロキシフエノキシ)
アルカン酸類またはその光学活性体を製造する方
法に関する。
2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン
酸は、特開昭56−16475号公報(または英国特許
公開公報GB2042539B)、特開昭54−22371号公
報、特開昭53−40767号公報等に開示されている
優れた除草剤の中間体として有用な化合物であ
る。
さらに重要なことは、2−(4−ヒドロキシフ
エノキシ)プロピオン酸を中間体とするこれらの
除草剤はその構造中に不斉炭素原子を有するので
2種類の光学活性体が存在することであり、その
1種のD体が強力な除草活性を有することが知ら
れている(例えば、特開昭56−55372号公報参
照)。従つて、強力な除草活性を有する光学活性
体のみを使用して除草剤とすれば必要とする投与
薬量がラセミ体のほぼ半量となり、環境保護、省
資源のみならず除草剤製造、除草剤散布のコスト
が低減できる等有意義である。
〔従来の技術〕
光学活性2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プ
ロピオン酸類類の製造の従来技術としては、特開
昭59−95237号公報に記載の方法(以下、従来法
Aという)、すなわち、光学活性2−ハロプロピ
オン酸とハイドロキノンとを水性アルカリ性溶液
中で縮合させる方法がある。また、光学活性2−
(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸のエ
ステル類を製造する従来技術としては、西独特許
公開公報G.O.DE3150233に記載の方法(以下、従
来法Bという)、すなわち、光学活性2−ハロプ
ロピオン酸エステルとハイドロキノンとを
DMSO溶媒、水酸化カルシウム共存下に縮合さ
せる方法がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来法Aに関する上記特許には、光学活性な2
−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸の
製造法および物性の具体的記述がほとんどないた
め、結果については不明である。
従来法Bでは、例えば、光学活性な2−クロル
プロピオン酸n−ブチルのような高価な光学活性
資材を使用するにもかかわらず、反応中におこる
部分的なラセミ化を回避することが困難なので光
学純度の高い2−(4−ヒドロキシフエノキシ)
プロピオン酸アルキルエステルを得ることができ
ない(G.O.DE3150233の実施例3には光学活性2
−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸n
−ブチルの製造例があり、〔α〕25 D+11.8゜という旋
光度の記載があるが、本発明者が製造した光学活
性2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン
酸n−ブチルの値、〔α〕25 D+57.6゜(neat)と比較
して、明らかにラセミ化をおこしていることがわ
かる。
さらに、従来法A,Bに共通する問題点とし
て、ハイドロキノンの2個の水酸基が両方ともに
アルキル化された化合物が多量副生するために収
率が低くなり、高価な光学活性資材を必要以上に
使用しなければならない問題点がある。
つまり、技術的に求められることは、ひとつは
光学純度の高い2−(4−ヒドロキシフエノキシ)
プロピオン酸を製造すること、さらに、ハイドロ
キノンのモノ置換体を選択率よく得ることであ
る。このふたつの問題を解決しないと工業的製造
方法として利用できない。
〔問題点を解決するための手段および発明の態様〕
本発明者は光学活性2−(4−ヒドロキシフエ
ノキシ)アルカン酸類の工業的製造方法を鋭意研
究した結果、以下に示す方法により光学純度の高
い2−(4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸
またはそのエステルもしくはアルカリ金属塩を高
い選択率で特殊な装置を用いることなく簡単に得
る方法を確立した。
本発明は2−(4−ヒドロキシフエノキシ)ア
ルカン酸またはそのエステルもしくはアルカリ金
属塩の製造方法に関するものであり、これらのラ
セミ体の製造方法に関しては以下に述べる製造原
料、製造方法に関し特別の光学的配置、ラセミ化
を考慮することなく実施しうるものである。特に
従来技術と異なる点は、安価な原料であるL(−)
乳酸を本発明化合物の出発原料として採用した点
にある。
本発明に用いたL(−)−2−(p−トルエンス
ルホニルオキシ)乳酸エチル(以下TLEとい
う)、L(−)−2−(p−クロルベンゼンスルホニ
ルオキシ)乳酸エチル(以下CLEという)、L
(−)−2−(メタンスルホニルオキシ)乳酸エチ
ル(以下MLEという)、L(−)−2−(ベンジル
スルホニルオキシ)乳酸エチル(以下BzLEとい
う)、L(−)−2−(ベンゼンスルホニルオキシ)
乳酸エチル(以下BLEという)は、それぞれL
(−)−乳酸エチルと対応するスルホニルクロライ
ド誘導体を用いて、J.ケニオン(Kenyon)、ジヤ
ーナル・オブ・ケミカル・ソサイエテイー(J.
Chem.Soc.)第1924巻第399頁、J.H.H.チヤン
(Chen)、ジヤーナル・オブ・アグリカルチユア
ル・アンド・フツド・ケミストリー(J.Agric.
Food.Chem.)第23巻、第1008頁(1975年)、およ
びS.R.マーク(Mark)、西独公開2650434号
(1977年)等の方法を参考に合成した。またハイ
ドロキノンのアルカリ金属塩、とくに2−ナトリ
ウム塩は脱水エタノール中、金属ナトリウムを用
いて常法により合成するか、反応溶媒中計算量の
水酸化ナトリウムを反応させて合成することがで
きる。このとき副生する水を除去して反応に供す
るか、そのまま水の存在下反応に供するかによつ
て目的物の品質がおおきく影響される。
以下TLEを例として本発明の特徴について詳
述する。TLEは、反応溶媒たとえば含エタノー
ルあるいは水中において当モルの水酸化ナトリウ
ムと低温(好ましくは15℃以下)で反応させると
エステル基が速やかに加水分解されてTLEの酸
のナトリウム塩が生成する。この操作はラセミ化
がほとんど生じないという優れた特徴を有する。
次ぎに、この反応物と、エタノール溶液中2〜4
当量の水酸化ナトリウムと1当量のハイドロキノ
ンとを反応させたものとを反応させると、優先的
にワルデン反転による縮合が行われ、D体の2−
(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸のナ
トリウム塩溶液が得られる。つづいて、この反応
系に塩化水素ガスを導入して酸性とし、ゆるやか
に加熱するとエステル化されて目的物のD(+)−
2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸
エチル溶液を得る。この溶液から常法により自的
物を単離することにより、収率70〜80%、光学純
度90〜95%でTLEが得られる。以下に反応式1
を示す。
〔Tsはトシル基を、Etはエチル基を、HQNa
はハイドロキノンの2−ナトリウム塩を表す。〕 この反応においては、脱水した溶液中あるいは
無水のハイドロキノン2−ナトリウム塩を用いて
行うと、エステルの加水分解はおきないものの、
TLEのカルバニオンが生成し易い状態となり、
結果としてラセミ化の度合がおおきく、最終的に
得られる2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロ
ピオン酸エステルは低い光学純度のものとなる。
しかし、副生するハイドロキノンジエステル体は
少なく、この方法はむしろラセミ体の合成には適
しているといえる。
また、エステル化の段階では、反応溶媒あるい
はエステル化試剤として適当なアルコールを選択
することによりエチルエステル以外のエステルを
合成できる特徴を有している。このように、反応
式1で示した特徴のひとつは光学純度の高い目的
化合物を得るためにTLEを含水溶媒中低温下で
まずTLEの酸のナトリウム塩とした後ハイドロ
キノンあるいはそのナトリウム塩と縮合させるこ
とである。この操作により目的化合物の光学純度
は除草剤の原料としての要求を十分満たし、かつ
副生物のハイドロキノンジアルキルエーテル体は
数パーセントの副生にとどまる経済的方法となつ
た。
反応式1において、アルカリ金属の水酸化物と
しては、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム等が挙げられるが、経済性を考慮し
て水酸化ナトリウムが最も好ましい。また、
TLEはハイドロキノンに対し、好ましくは等モ
ルでよいが0.7〜2.0倍モルが好ましい。TLEの酸
のナトリウム塩は系内であらかじめ生成してもよ
いし、系外で別途合成して反応に供してもよい。
TLEの酸のナトリウム塩の合成に際して、反応
温度はアルカリ金属および溶媒の種類等によつて
異なるが−20〜50℃が好ましい。反応速度はラセ
ミ化を考慮すると0〜15℃が最も好ましい。ま
た、含水溶媒は、つづいて行うハイドロキノンま
たはそのナトリウム塩との縮合の溶媒と同一であ
ることが好ましいが、水のみでも好結果が得られ
る。しかし、この場合は次の反応に際して水を除
去する要があり、エネルギー的には好ましくな
い。
反応式1において、TLEのナトリウム塩とハ
イドロキノンまたはそのナトリウム塩との縮合に
際しては、ラセミ化はおこりにくく、反応速度と
のかねあいで反応温度を適度に上昇させてもさし
つかえない。たとえば、エタノールの場合、20〜
70℃で反応させる。このとき、脱離したスルホン
酸ナトリウム誘導体は、適当な回収方法を採用す
ることによりリサイクルすることも可能である。
反応1において、最終のエステル化反応では、
触媒として塩酸のみならず硫酸を用いてもよい。
通常のエステル化は、0〜150℃で行い、好まし
くは30〜80℃で行う。ここで使用するアルコール
類は、メタノール、エタノール、n−ブタノール
等の低級アルキルアルコールが実用的であるが、
これらに限定されるものではない。
〔発明の効果〕
光学活性2−(スルホニルオキシ)乳酸エステ
ル誘導体または光学活性2−(スルホニルオキシ)
乳酸アルカリ金属塩誘導体とハイドロキノンまた
はそのアルカリ金属塩とを反応させて、高い選択
率で光学純度のよい光学活性2−(4−ヒドロキ
シフエノキシ)プロピオン酸あるいはそのエステ
ル類を製造する方法を開発したことにより、優れ
た除草剤の有効成分である2−(4−ヘテロアル
キルオキシフエノキシ)プロピオン酸アルキルエ
ステルを工業的に有利に製造することが可能とな
つた。
〔実施例および参考例〕
以下、実施例および参考例を挙げて本発明をさ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらによつて
限定されるものではない。
実施例 1 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち水酸化ナトリウム
6.4gを加え1時間撹拌した。これを10℃に冷却
下、L(−)−2−(p−トルエンスルホニルオキ
シ)乳酸エチル10.9g[〔α〕20 D−35.7゜CHCl3;C
=1.55%]を滴下し1時間撹拌した。ついで反応
温度を30℃で2時間撹拌した。得られた反応生成
物を10℃に冷却下、塩化水素ガスを導入して系内
を酸性としたあと、常圧下エタノールを留去し
た。再度エタノール10ml、ベンゼン50mlを加えて
常圧下溶媒留去し、残渣に水50mlを加えベンゼン
で抽出した。ベンゼン層を5%炭酸水素ナトリウ
ム溶液にて洗浄後、水洗、乾燥し、ベンゼンを留
去した。残渣をクロロホルムを用いたシリカゲル
カラムクロマトグラフイーにより精製して目的物
質D(+)−2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プ
ロピオン酸エチルを無色液体として6.7g得た。
〔α〕25 D+41.7゜CHCl3;C=1.35%,e.e.91% 実施例 2 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち水酸化ナトリウム
6.4gを加え1時間撹拌した。これを10℃に冷却
下、L(−)−2−(p−トルエンスルホニルオキ
シ)乳酸エチル10.9g[〔α〕20 D−35.7゜CHCl3;C
=1.55%]を滴下し30分撹拌した。ついで反応温
度を60℃で2時間撹拌した。得られた反応生成物
に50℃で塩化水素ガスを導入して系内を酸性とし
たあと15分撹拌した。常圧下エタノールを留去し
た。水50mlを加えベンゼンで抽出した。ベンゼン
層を5%炭酸水素ナトリウム溶液にて洗浄後、水
洗、乾燥し、ベンゼンを留去した。残渣をクロロ
ホルムを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーにより精製して目的物質D(+)−2−(4−
ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸エチルを無
色液体として6.4g得た。
〔α〕25 D+41.5゜CHCl3;C=1.41%,e.e.91% 実施例 3 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち水酸化カリウム8.96
gを加え1時間撹拌した。これを10℃に冷却下、
L(−)−2−(p−トルエンスルホニルオキシ)
乳酸エチル10.9g[〔α〕20 D−35.7゜CHCl3;C=
1.55%]を滴下し1時間撹拌した。ついで反応温
度を30℃で2時間撹拌した。得られた反応生成物
を10℃に冷却下塩化水素ガスを導入して系内を酸
性とした。常圧下エタノールを留去した。再度エ
タノール10ml、ベンゼン50mlを加え常圧下溶媒留
去し、残渣に水50mlを加えトルエンで抽出した。
トルエン層を5%炭酸水素ナトリウム溶液にて洗
浄後、水洗、乾燥し、トルエンを留去した。残渣
をクロロホルムを用いたシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーにより精製して目的物質D(+)−2
−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸エ
チルを無色液体として6.8g得た。
〔α〕25 D+41.0゜CHCl3;C=1.40%,e.e.90% 実施例 4 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール45mlを
仕込み、窒素置換したのち水酸化ナトリウム4.8
gを加え1時間撹拌した。これを10℃に冷却下、
L(−)−2−(p−トルエンスルホニルオキシ)
乳酸ナトリウム溶液{L(−)−2−(p−トルエ
ンスルホニルオキシ)乳酸エチル10.9g[〔α〕20 D
−35.7゜CHCl3;C=1.55%]を当モルの水酸化ナ
トリウム溶液中で加水分解後、水を減圧留去しエ
タノール25mlを加えて調製したもの}を滴下し1
時間撹拌した。ついで反応温度を50℃とし2時間
撹拌した。得られた反応生成物を10℃に冷却下、
塩化水素ガスを導入して系内を酸性としたあと、
常圧下エタノールを留去した。再度エタノール20
ml、ベンゼン50mlを加え常圧下溶媒留去し、残渣
に水50mlを加えトルエンで抽出した。トルエン層
を5%炭酸水素ナトリウム溶液にて洗浄後、水
洗、乾燥し、トルエンを留去した。残渣をクロロ
ホルムを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーにより精製して目的物質D(+)−2−(4−
ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸エチルを無
色液体として6.2g得た。
〔α〕25 D+38.0゜CHCl3;C=1.56%,e.e.83% 実施例 5 水酸化ナトリウム1.6gおよび水35mlを仕込み、
撹拌下、20℃にてL(−)−2−(p−トルエンス
ルホニルオキシ)乳酸エチル10.9g[〔α〕20 D
35.7゜CHCl3;C=1.55%]を滴下し30分撹拌し
た。水を減圧留去後、エタノール45ml、ついで撹
拌下水酸化ナトリウム4.8gを加えた。系内を窒
素置換したのちエタノール25mlに溶解したハイド
ロキノン4.4gを30℃にて加え2.5時間撹拌した。
得られた反応生成物に30℃で塩化水素ガスを導入
して系内を酸性としたあと、常圧下エタノールを
留去した。再度エタノール20ml、ベンゼン50mlを
加え常圧下溶媒留去し、残渣に水50mlを加えトル
エンで抽出した。トルエン層を5%炭酸水素ナト
リウム溶液にて洗浄後、水洗、乾燥し、トルエン
を留去した。残渣をクロロホルムを用いたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにより精製して目
的物質D(+)−2−(4−ヒドロキシフエノキシ)
プロピオン酸エチルを無色液体として6.5g得た。
〔α〕25 D+43.9゜CHCl3;C=1.35%,e.e.96% 実施例 6 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち水酸化ナトリウム
6.4gを加え1時間撹拌した。これを10℃に冷却
下、L(−)−2−(p−クロルベンゼンスルホニ
ルオキシ)乳酸エチル11.7g[〔α〕20 D
22.5゜CHCl3;C=1.67%]を滴下し2時間撹拌し
た。得られた反応生成物を10℃に冷却下、塩化水
素ガスを導入して系内を酸性としたあと1.5時間
撹拌した。減圧下エタノールを留去した。残渣に
水50mlを加えベンゼンで抽出した。ベンゼン層を
5%炭酸水素ナトリウム溶液にて洗浄後、水洗、
乾燥し、ベンゼンを留去した。残渣をクロロホル
ムを用いたシリカゲルカラムクロマトグラフイー
により精製して目的物質D(+)−2−(4−ヒド
ロキシフエノキシ)プロピオン酸エチルを無色液
体として6.0g得た。
〔α〕25 D+41.5゜CHCl3;C=1.27%,e.e.91% 実施例 7 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち水酸化ナトリウム
6.4gを加え1時間撹拌した。これを10℃に冷却
下、L(−)−2−(ベンゼンスルホニルオキシ)
乳酸エチル10.3g[〔α〕20 D−37.9゜CHCl3;C=
1.71%]を滴下し2時間撹拌した。得られた反応
生成物を10℃に冷却下、塩化水素ガスを導入して
系内を酸性としたあと2.0時間撹拌した。減圧下
エタノールを留去した。残渣に水50mlを加えベン
ゼンで抽出した。ベンゼン層を5%炭酸水素ナト
リウム溶液にて洗浄後、水洗、乾燥し、ベンゼン
を留去した。残渣をクロロホルムを用いたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにより精製して目
的物質D(+)−2−(4−ヒドロキシフエノキシ)
プロピオン酸エチルを無色液体として5.9g得た。
〔α〕25 D+37.0゜CHCl3;C=1.59%,e.e.81% 実施例 8 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち水酸化ナトリウム
6.4gを加え、1時間撹拌した。ついで30℃に維
持しつつL(−)−2−(メタンスルホニルオキシ)
乳酸エチル7.84g[〔α〕20 D−54.5゜CHCl3;C=
1.76%]を滴下し1時間撹拌した。得られた反応
生成物に30℃で塩化水素ガスを導入して系内を酸
性としたあと1時間撹拌した。減圧下エタノール
を留去し水50mlを加えベンゼンで抽出した。ベン
ゼン層を5%炭酸水素ナトリウム溶液にて洗浄
後、水洗、乾燥し、ベンゼンを留去した。残渣を
クロロホルムを用いたシリカゲルカラムクロマト
グラフイーにより精製して目的物質D(+)−2−
(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸エチ
ルを無色液体として5.9g得た。
〔α〕25 D+31.0゜CHCl3;C=1.55%,e.e.68% 実施例 9 水酸化ナトリウム1.6gおよび水35mlを仕込み、
撹拌下、20℃にてL(−)−2−(メタンスルホニ
ルオキシ)乳酸エチル7.84g[〔α〕20 D
54.5゜CHCl3;C=1.76%]を滴下し30分撹拌し
た。水を減圧留去後、エタノール45ml、ついで撹
拌下水酸化ナトリウム4.8gを加えた。系内を窒
素置換したのちエタノール25mlに溶解したハイド
ロキノン4.4gを30℃にて加え2.5時間撹拌した。
得られた反応生成物に10℃で塩化水素ガスを導入
して系内を酸性としたあと、常圧下エタノールを
留去した。再度エタノール20ml、ベンゼン50mlを
加え常圧下溶媒留去し、残渣に水50mlを加えトル
エンで抽出した。トルエン層を5%炭酸水素ナト
リウム溶液にて洗浄後、水洗、乾燥し、トルエン
を留去した。残渣をクロロホルムを用いたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにより精製して目
的物質D(+)−2−(4−ヒドロキシフエノキシ)
プロピオン酸エチルを無色液体として6.0g得た。
〔α〕25 D+44.8゜CHCl3;C=1.57%,e.e.98% ミクロ減圧蒸溜により本発明化合物の沸点を測
定した結果、135〜137℃/1mmHgであつた。
実施例 10 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち水酸化ナトリウム
6.4gを加え、1時間撹拌した。ついで30℃に維
持しつつL(−)−2−(ベンジルスルホニルオキ
シ)乳酸エチル10.9g[〔α〕20 D−18.2゜CHCl3;C
=1.73%]を滴下し1時間撹拌した。得られた反
応生成物に30℃で塩化水素ガスを導入して系内を
酸性としたあと1.5時間撹拌した。減圧下エタノ
ールを留去し水50mlを加えベンゼンで抽出した。
ベンゼン層を5%炭酸水素ナトリウム溶液にて洗
浄後、水洗、乾燥し、ベンゼンを留去した。残渣
をクロロホルムを用いたシリカゲルカラムクロマ
トグラフイーにより精製して目的物質D(+)−2
−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸エ
チルを無色液体として5.8g得た。
〔α〕25 D+32.0゜CHCl3;C=1.39%,e.e.70% 実施例 11 水酸化ナトリウム0.8gおよびエタノール17.5
mlを仕込み、撹拌下、5℃にてL(−)−2−(p
−トルエンスルホニルオキシ)乳酸エチル5.44g
[〔α〕20 D−35.7゜CHCl3;C=1.55%]を滴下した。
液体クロマトグラフイー(ヌクレオシル5Cl8;
CH3CN/H2O=1)にて反応を追跡した結果、
エステル基はただちに加水分解されてL(−)−2
−(p−トルエンスルホニルオキシ)乳酸ナトリ
ウム塩となつていることを示した。5℃にて15分
撹拌後5℃を維持しつつ塩化水素ガスを導入して
系内を酸性としたあと、徐々に昇温、常圧下エタ
ノールを留去した。再度、エタノール17.5mlおよ
びベンゼン50mlを加え常圧蒸溜を行い、ベンゼン
で抽出した。ベンゼン層を5%炭酸水素ナトリウ
ム溶液にて洗浄後、水洗、乾燥し、ベンゼンを留
去した。残渣を減圧蒸溜してL(−)−2−(p−
トルエンスルホニルオキシ)乳酸エチル5.05gを
回収した。光学純度の測定結果はほとんどラセミ
化がおこつていないことを示した。
沸点155〜157℃/0.1mmHg 旋光度〔α〕20 D−34.0゜CHCl3;C=1.52%, e.e.95% 他方、50℃にてL(−)−2−(p−トルエンス
ルホニルオキシ)乳酸エチルを滴下した場合に
は、得られた回収品の旋光度は〔α〕20 D
19.5゜CHCl3;C=1.56%と低く、光学純度はe.
e.55%であつた。
次に、エタノール溶媒のかわりに水溶媒を用い
10℃、20℃、30℃にてそれぞれL(−)−2−(p
−トルエンスルホニルオキシ)乳酸エチルを加水
分解しL(−)−2−(p−トルエンスルホニルオ
キシ)乳酸ナトリウムとした。これらの反応液を
減圧下水を留去したあとエタノールを加え酸性条
件下エステル化した。回収L(−)−2−(p−ト
ルエンスルホニルオキシ)乳酸エチルはほとんど
ラセミ化しておらず、水溶液系を用いた場合には
温度による影響があまりないことを示した。
実施例 12 ハイドロキノン4.4gおよびエタノール67.5ml
を仕込み、窒素置換したのち金属ナトリウム3.68
gを加え、金属ナトリウムが完全に溶解するまで
撹拌した。ついで10℃に冷却しつつL(−)−2−
(p−トルエンスルホニルオキシ)乳酸エチル
10.9g[〔α〕20 D−35.7゜CHCl3;C=1.55%]を滴
下し1時間撹拌した。得られた反応生成物に酢酸
を加え系内を酸性としたあと無機物等を濾別分離
して得られた濾液のエタノールを減圧留去した。
ついで水25mlを加えベンゼンで抽出した。ベンゼ
ン層を5%炭酸水素ナトリウム溶液にて洗浄後、
水洗、乾燥し、ベンゼンを留去した。残渣をクロ
ロホルムを用いたシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーにより精製して目的物質D(+)−2−(4
−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸エチルを
無色液体として4.5g得た。
〔α〕25 D+1.6゜CHCl3;C=1.71%,e.e.4% 実施例 13 ハイドロキノン4.4gを仕込み窒素置換したの
ち水30mlを加え、撹拌下水酸化ナトリウム3.2g
を加えた。ハイドロキノンは完全に溶解して均一
溶液となつた。トルエンを加え、共沸脱水により
系内の水を除去し、ついで無水トルエンを用いて
加熱留去を行つた。次ぎに、無水エタノール67.5
mlを加え均一溶液とし30℃にてL(−)−2−(p
−トルエンスルホニルオキシ)乳酸エチル10.9g
[〔α〕20 D−35.7゜CHCl3;C=1.55%]を滴下し1時
間撹拌した。得られた反応生成物に酢酸を加え系
内を酸性としたあと無機物等を濾別分離して得ら
れた濾液のエタノールを減圧留去した。これをベ
ンゼンに溶解し、ベンゼン層を5%炭酸水素ナト
リウム溶液にて洗浄後、水洗、乾燥し、ベンゼン
を留去した。残渣をクロロホルムを用いたシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにより精製して目
的物質D(+)−2−(4−ヒドロキシフエノキシ)
プロピオン酸エチルを無色液体として5.5g得た。
〔α〕25 D+9.2゜CHCl3;C=1.53%,e.e.20% 参考例 2,6−ジクロロキノキザリン3.98g、D(+)
−2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン
酸エチル{〔α〕25 D+41.7゜CHCl3;C=1.35%}4.2
g、炭酸カリウム2.76gアセトニトリル20gを混
合した。これを撹拌しながら6時間還流させたの
ち減圧下に溶媒留去した。残渣にトルエン100ml
および水50mlを加えて抽出した。トルエン層をと
り、水50mlで2回洗浄後溶媒留去して淡黄色固体
7.4gを得た。これをクロロホルムを用いたシリ
カゲルカラムクロマトグラフイーにより精製して
目的物質D(+)−2−〔4−(6−クロル−2−キ
ノキザリルオキシ)フエノキシ〕プロピオン酸エ
チル6.5gを無色結晶として得た。
収率87%。
〔α〕20 D+33.2゜CHCl3;C=1.20% シフト試薬を用いたNMR分析による光学純度
は91%e.e.であつた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハイドロキノンまたはハイドロキノンのアル
    カリ金属塩と、 一般式〔〕 (式中、Xはp−トルエンスルホニル基、メタ
    ンスルホニル基、ベンジルスルホニル基、p−ク
    ロルベンゼンスルホニル基またはベンゼンスルホ
    ニル基を示し、R1は水素原子または低級アルキ
    ル基を示し、R2は水素原子、アルキル基または
    アルカリ金属カチオンを示す) で表される化合物あるいはその光学活性体とを塩
    基の存在下に縮合させることを特徴とする2−
    (4−ヒドロキシフエノキシ)アルカン酸または
    そのエステルもしくはアルカリ金属塩、またはそ
    れらの光学活性体の製造方法。 2 一般式〔〕のR1が低級アルキルである特
    許請求の範囲第1項記載の2−(4−ヒドロキシ
    フエノキシ)アルカン酸のアルカリ金属塩の製造
    方法。 3 一般式〔〕のR2がアルカリ金属カチオン
    であり、不活性溶媒中で縮合させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4 一般式〔〕のR2が低級アルキルであり、
    脱水した不活性溶媒中で縮合させることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5 一般式〔〕のR1が低級アルキルであり、
    同一系内で酸性触媒の存在下に低級アルコールで
    エステル化することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の製造方法。 6 一般式〔〕が光学活性2−(p−トルエン
    スルホニルオキシ)乳酸ナトリウムまたはカリウ
    ムである特許請求の範囲第1項記載のD(+)−2
    −(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸ま
    たはそのエステルもしくはアルカリ金属塩の製造
    方法。 7 一般式〔〕が光学活性2−(p−クロルベ
    ンゼンスルホニルオキシ)乳酸ナトリウムまたは
    カリウムである特許請求の範囲第1項記載のD
    (+)−2−(4−ヒドロキシフエノキシ)プロピ
    オン酸またはそのエステルもしくはアルカリ金属
    塩の製造方法。 8 一般式〔〕が光学活性2−(ベンゼンスル
    ホニルオキシ)乳酸ナトリウムまたはカリウムで
    ある特許請求の範囲第1項記載のD(+)−2−
    (4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸また
    はそのエステルもしくはアルカリ金属塩の製造方
    法。 9 一般式〔〕が光学活性2−(メタンスルホ
    ニルオキシ)乳酸ナトリウムまたはカリウムであ
    る特許請求の範囲第1項記載のD(+)−2−(4
    −ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸またはそ
    のエステルもしくはアルカリ金属塩の製造方法。 10 一般式〔〕が光学活性2−(ベンジルス
    ルホニルオキシ)乳酸ナトリウムまたはカリウム
    である特許請求の範囲第1項記載のD(+)−2−
    (4−ヒドロキシフエノキシ)プロピオン酸また
    はそのエステルもしくはアルカリ金属塩の製造方
    法。
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