JPH0337070A - 紫外線空気滅菌ダクトを使用する室内還流滅菌システム及び方法 - Google Patents

紫外線空気滅菌ダクトを使用する室内還流滅菌システム及び方法

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JPH0337070A
JPH0337070A JP1171936A JP17193689A JPH0337070A JP H0337070 A JPH0337070 A JP H0337070A JP 1171936 A JP1171936 A JP 1171936A JP 17193689 A JP17193689 A JP 17193689A JP H0337070 A JPH0337070 A JP H0337070A
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JP
Japan
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sterilization
air
duct
room
indoor
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JP1171936A
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Inventor
Hiroshi Yasui
浩 安井
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SANOU KK
Original Assignee
SANOU KK
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  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紫外線による空気滅菌ダクトを利用する室内
空気還流滅菌システムに関するものである。
〔発明の背景〕
医療関係の病室や診察室、研究機関、分析機関等におけ
る室内空気が外部から持ち込まれる細菌や内部で発生す
る細菌類で汚染されている事は周知の事実である。これ
らの室内空気の浄化は、−般に、換気による方法、フィ
ルタによる方法、紫外線ランプによる殺菌方法等によっ
ているのが実情である。しかし、換気では完全に除菌す
ることができないという基本的な欠点があり、またフィ
ルタによると除塵も同時に行うためフィルタの損耗が激
しく、ランニングコストが莫大となり、またフィルタの
大きさによっては、細菌が通過してしまい除菌できない
という欠点がある。さらに、紫外線ランプによる殺菌方
法は、比較的強力な殺菌力を発揮するとはいうものの、
従来の紫外線ランプによる方法では人間が在室している
間は点灯することができず、不在の時のみ点灯して殺菌
できるだけであるか7ら、常時滅菌する効果を上げるこ
とはできないという難点がある。
〔発明の目的〕
従って本発明は、これら従来の欠点及び難点を解消して
、紫外線を利用して常時有効な滅菌を行ない、在室者に
危害を及ぼすことのない、紫外線空気滅菌ダクトを使用
する室内空気還流滅菌システムを実現することを目的と
する。
〔発明の概要〕
この目的を遠戚するため1本発明は紫外線の殺菌力を最
大限に発揮できる遮蔽反射構造に設計された紫外線空気
滅菌ダクトを室壁に沿って設け、これに送風機を付設し
、且つ滅菌ダクトに通じる吸引ダクトは室内の下部に設
置して床に落下した細菌及び空気中に浮遊する細菌を機
械的に滅菌ダクト八吸引し、遮蔽されている滅菌ダクト
内で吸′引空気を紫外線により完全滅菌し、滅菌浄化さ
れた空気を上部より室内へ吹き出して還流させ、以って
室内空気を在室不在に拘らず常時wi環滅菌し除菌して
無菌化室とすることを可能ならしめるシステムを提供す
るものである。
〔実施例〕
本発明の室内空気還流滅菌システムは、第3図乃至第5
図に図示する通りのものであるが、まずこのシステムで
使用される紫外線空気滅菌ダクトの内部構造について、
第1図を参照して説明する。
本発明に係る紫外線空気滅菌ダクトは1円筒形、楕円筒
形、長方形等の横断面形状をなす遮蔽殻体1の内部に滅
菌ゾーン2を形成し、滅菌ゾーン2の内面は鏡面加工を
施して反射板3とし、この滅菌ゾーン2のはゾ中心に紫
外線ランプ4を配置して1両端を取付板5,6に支持さ
せる。一方の取付板5の側の滅菌ゾーン入口には取入管
7を接続し、取入管7の管@7aは後述する吸引ダクト
22の接続部とする。他方の取付板6の側の滅菌ゾーン
出口には゛吹出管8を接続し、その管端は吹出口9とし
て室内に向け開口させる。
取入管7の管端7a付近にファン10を、吹出管8の吹
出口9付近にファンtiを付設し、図面で矢印により示
す方向に空気を吸引するようにする。12は適宜の電源
部であり、13は室内側に面した操作スイッチ部である
。14は遮蔽殻体1の背面側に固着した取付板で、紫外
#I滅菌ダクトを後述のように室の壁面又は天井に取付
けるための手段である。
なお、送風機は第1図で10.11の2個を示しである
が、これに限らず1例えば第2図に示すようにファン1
1を1個だけ設けてもよい。なお。
第2図は、壁又は天井取付型の紫外線滅菌ダクトの変形
例で、床置き型として構成された。原理的には同形の紫
外線滅菌ダクトを例示する断面略図であり5図中同一性
号は第1図の構成部材と同一の部材を示している。異な
る点は、本体が床面上に載置され得る基台14’上に支
えられていること、ダ、クト接続部7aがなく代わりに
フィルタ7bが取付けられていること、操作スイッチ1
3′が吹出口9近くの上方位置にあることである。
第1図に示したような紫外線空気滅菌ダクトを使用する
本発明の室内空気還流滅菌システムの第1の実施例を第
3図に示す。外気に直接には開放していない室Rの壁W
の一方に紫外線空気滅菌ダクト20が取付けられる。そ
の内部構造は第1図に示したとおりのものである。滅菌
ダクト20は壁Wの比較的上部に取付けられ、壁の床面
に近い基部には室内空気の吸込口21が設置され、吸込
ダクト22により滅菌ダクト20の取入管7の管端7a
に接続されている。
紫外線滅菌ダクト20に内蔵した送風機(ファン10.
11)を作動させると、室内空気は矢印で示すように床
沿いに吸込口21に吸い込まれ、吸込ダクト22を経て
紫外線滅菌ダクト20の滅菌ゾーン2を通過せしめられ
る。この滅菌ゾーン2は、第1図に示したように強力な
殺菌効果をもつ紫外線オゾンレスランプ4を備えており
、且つダクト内面は反射板3に鏡面仕上げされていて紫
外線の有効値を高める構造となっているから、細菌を含
んだ空気がこの滅菌ゾーン2を通過する間に強力に滅菌
処理され、無菌空気となって天井近くの吹出口23より
矢印のように室内に向け吹出される。こうして、室内空
気は繰り返し紫外線滅菌ダクト20を経て還流すること
により無菌化されるが、実際的には例えば約1時間還流
を続けた後に室内がほり完全に無菌状態となるように設
計基準を定めることが好適である。設計基準に関しては
、細菌を紫外線により殺菌する場合、菌の種類により必
要殺菌量は異なる。そこで、殺菌箱νaを定め、この設
定殺菌線量以下の必要量で殺菌するよう設計基準を定め
るものとする。
こうして本発明によれば、室Rに人間その他の生物が在
る時でも、紫外線傷害を虞れることなく。
常時紫外線滅菌ダクトを稼働させて、室内空気を実質上
無菌化し、衛生的なりリーンルームの状態を保つことが
容易にできる。
第4図は還流滅菌システムの第2の実施例を示すもので
、基本的には第3図と同様な吸込口21、吸込デク1−
22、紫外線滅菌ダクト20が室Rの対向する壁Wに一
対として設置されている。吸込ダクト22は壁Wの中に
埋設されたものとして示されているが、第3図の場合と
同様に壁面上に露出させて配管してもよいことは勿論で
ある。第4図のような実施例は比較的広い室を無菌化す
る場合に有効であり、また所要滅菌量に応じて二対若し
くはそれ以上の滅菌ダクトを設置してもよく、さらに設
置場所は対向壁に限らず隣接壁面に並設してもよい。
第5図は、さらに他の実施例を示すもので、壁面Wの基
部に埋設した吸込口21に連接する吸込ダクト22を壁
直内に埋設し、天井Cの上を這わせて天井のはゾ中央に
取付けた紫外線滅菌ダクト20に接続する。紫外線滅菌
ダクト20は、第5図では全体が天井の下面に露出して
いるが、少むくともその吹出口23が室内に向け開口す
るように取付けてもよい。Dは出入口のドアである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、強力な紫外線滅
菌ランプを備えた滅菌ゾーンを遮蔽殻体で被覆して室の
壁面に取付け、室内空気を常時吸引しては無菌化して室
内へ吹き出させるようにしたから5人間が在室したま\
常時継続して紫外線滅菌ランプを作動させ室内空気を還
流させて衛生的な無菌状態に保つことができる。紫外I
iA滅菌ランプは強力な殺菌力をもち、あらゆる菌種に
対して消画効果を発揮することができる。紫外線による
殺菌は耐性菌を作ることがないから、この面でも安全で
あり、空気を還流させ無菌空気を吹出すので、より確実
且つ安全に安定しクリーンな空間を創出し得る効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用する紫外m滅菌ダクトの内部構造
を示す断面図、 第2図は第1図の変形例を示す断面図、第3図は本発明
に係る室内空気還流滅菌システムの第1の実施例を示す
略示断面図、 第4図は同しく第2の実施例の室内空気還流滅菌システ
ムを示す酩示断面図。 第5図はさらに他の実施例の室内空気還流滅菌システム
を示す略示断面図である。 〔主要符号〕 1・・・遮蔽殻体      2・・・滅菌ゾーン3・
・反射板      4・・紫外線滅菌ランプ7・・・
空気の取入管   9・・・空気の吹出口10.11・
・ファン 20・・・室内に取付けた紫外線滅菌ダクト21・・・
室内空気の吸込口 22・・・吸込ダクト23・・・滅
菌空気吹出口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、外気に直接には開放してない室を構成している壁の
    床面に近い基部より室内空気を吸引し、吸引した空気を
    室の壁に沿って天井方向へ搬送し、 室内上方において遮蔽された紫外線源を有する空気滅菌
    手段により搬送空気を滅菌したのち、室内へ向け上方よ
    り滅菌空気を吹き出し、 以って室内通気を閉じた循環経路により滅菌することを
    特徴とする、室内還流滅菌方法。 2、外気に直接には開放してない室の壁面基部に設けた
    室内空気の吸込口と、 該吸込口に連接して室内空気を上方へ搬送するよう前記
    壁沿いに設けた吸込ダクトと、 該吸込ダクトの上端に連接して室の天井付近に設置され
    、送風手段を内蔵する紫外線滅菌ダクトと、 室内上方に位置する前記紫外線滅菌ダクトからの空気吹
    出口とから成る室内還流滅菌システム。 3、前記吸込口及び吸込ダクトが室の壁面沿いに室内側
    に露出して設けられている請求項2に記載の室内還流滅
    菌システム。 4、前記吸込口及び吸込ダクトが室の壁面内に埋設され
    ている請求項2に記載の室内還流滅菌システム。 5、前記滅菌ダクトは室壁面の上方にその空気吹出口を
    室内下方へ向けて取付けられている請求項3又は4に記
    載の室内還流滅菌システム。 6、前記滅菌ダクトは室の天井にその空気吹出口を室内
    下方に向けて取付けられている請求項3又は4に記載の
    室内還流滅菌システム。 7、前記吸込口、吸込ダクト及び紫外線滅菌ダクトが室
    の対向した壁面に一対に設置されている請求項5又は6
    に記載の室内還流滅菌システム。 8、前記吸込口、吸込ダクト及び紫外線滅菌ダクトが室
    の壁面上に二対又はそれ以上設置されている請求項5又
    は6に記載の室内還流滅菌システム。 9、前記紫外線空気滅菌ダクトは、室内空気を取入れる
    取入管に続く滅菌ゾーンを有し、該滅菌ゾーンは外面を
    遮蔽殻体で被覆され、内面が反射板を形成し、該滅菌ゾ
    ーン内には紫外線滅菌ランプが設置され、滅菌ゾーンの
    出口は送風手段を介して室内への滅菌空気吹出口を形成
    している請求項2に記載の室内還流滅菌システム。
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