JPH0337059Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337059Y2 JPH0337059Y2 JP1985152263U JP15226385U JPH0337059Y2 JP H0337059 Y2 JPH0337059 Y2 JP H0337059Y2 JP 1985152263 U JP1985152263 U JP 1985152263U JP 15226385 U JP15226385 U JP 15226385U JP H0337059 Y2 JPH0337059 Y2 JP H0337059Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- lead
- substrate member
- substrate
- film member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 50
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 18
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 9
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- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 3
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、例えばCRT等の表示装置の画面上
に添設され、画像情報の表示位置に対応した位置
に設けられたスイツチ部を、指等で押圧すること
により、その画像情報の表示に対して信号を入力
するタツチ式入力装置に関するものである。
に添設され、画像情報の表示位置に対応した位置
に設けられたスイツチ部を、指等で押圧すること
により、その画像情報の表示に対して信号を入力
するタツチ式入力装置に関するものである。
従来のこの種のタツチ式入力装置としては例え
ば第3図乃至第5図に示すようなものがある。こ
れは上面に、短冊状をした複数の第1の透明導電
体(ITO膜)1が所定間隔で並設され、しかも透
明ガラス板等の剛性の高い絶縁性基板からなる基
板部材2と、下面に、短冊状をした複数の第2の
透明導電体(ITO膜)3が所定間隔で並設され、
しかも可撓弾性を有する透明な絶縁性フイルム部
材4とを、防水シール5を挟んで、双方の透明導
電体1と3とが互いに接触しないようなギヤツプ
を隔てて交叉状態に配置せしめたものであり、さ
らに上記絶縁性フイルム部材4の側方に延長形成
せしめた第1のリード引出部6の下面にパターン
形成せしめた第1の導電体リード7と、前記第1
の透明導電体1とは、トランスフア部材として銀
ペーストを印刷焼成せしめてなる焼結体8を介し
て電気的に接続されているものである。なお絶縁
性フイルム部材4の下面に施されている第2の透
明導電体3と、その絶縁性フイルム部材4の側方
に延出せしめた第2のリード引出部9の下面に、
銀ペーストの焼成によりパターン形成した第2の
導電体リード10とは、その第2の導電体リード
10の焼成時に電気的に接続されるものである。
11はリード7及び10に接続されるコネクタを
示す。
ば第3図乃至第5図に示すようなものがある。こ
れは上面に、短冊状をした複数の第1の透明導電
体(ITO膜)1が所定間隔で並設され、しかも透
明ガラス板等の剛性の高い絶縁性基板からなる基
板部材2と、下面に、短冊状をした複数の第2の
透明導電体(ITO膜)3が所定間隔で並設され、
しかも可撓弾性を有する透明な絶縁性フイルム部
材4とを、防水シール5を挟んで、双方の透明導
電体1と3とが互いに接触しないようなギヤツプ
を隔てて交叉状態に配置せしめたものであり、さ
らに上記絶縁性フイルム部材4の側方に延長形成
せしめた第1のリード引出部6の下面にパターン
形成せしめた第1の導電体リード7と、前記第1
の透明導電体1とは、トランスフア部材として銀
ペーストを印刷焼成せしめてなる焼結体8を介し
て電気的に接続されているものである。なお絶縁
性フイルム部材4の下面に施されている第2の透
明導電体3と、その絶縁性フイルム部材4の側方
に延出せしめた第2のリード引出部9の下面に、
銀ペーストの焼成によりパターン形成した第2の
導電体リード10とは、その第2の導電体リード
10の焼成時に電気的に接続されるものである。
11はリード7及び10に接続されるコネクタを
示す。
ところで、このような従来のタツチ式入力装置
における第1の透明導電体1と第1の導電体リー
ド7との電気的接続手段は、トランスフア部材と
して銀ペーストを焼成せしめて成る焼結体8を介
して接続しているものであるために、衝撃力等に
よつて弱いこの焼結体8は、外力等により破壊さ
れやすく、この破壊によつて電気的接続性が損な
われるといつた問題点があつた。
における第1の透明導電体1と第1の導電体リー
ド7との電気的接続手段は、トランスフア部材と
して銀ペーストを焼成せしめて成る焼結体8を介
して接続しているものであるために、衝撃力等に
よつて弱いこの焼結体8は、外力等により破壊さ
れやすく、この破壊によつて電気的接続性が損な
われるといつた問題点があつた。
本考案はかかる従来の問題点に着目してなされ
たもので上記透明導体1と導電体リード7とを電
気的に接続せしめているトランスフア部材を、従
来の焼結体にかえて、破壊的強度に優れた導電性
チツプ部材を使用して、耐衝撃性を高めると共
に、その導電性チツプ部材の周囲に、該チツプ材
と透明導体及び導電体リードとの接触を確保せし
めるための補強用接着剤を塗布せしめて、上記問
題点を解消することのできるタツチ式入力装置を
提供することを目的とするものである。
たもので上記透明導体1と導電体リード7とを電
気的に接続せしめているトランスフア部材を、従
来の焼結体にかえて、破壊的強度に優れた導電性
チツプ部材を使用して、耐衝撃性を高めると共
に、その導電性チツプ部材の周囲に、該チツプ材
と透明導体及び導電体リードとの接触を確保せし
めるための補強用接着剤を塗布せしめて、上記問
題点を解消することのできるタツチ式入力装置を
提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、本考案によるタツ
チ式入力装置は、剛性の高い絶縁性基板部材2
と、該基板部材2よりも大きく形成されかつ第1
のリード引出部6及び第2のリード引出部9を残
して該基板部材2の上に所定間隔をおいて対向配
置された可撓弾性を有する絶縁性フイルム部材4
とを備え、前記基板部材2の上面には、単数又は
複数からなる短冊状の第1の導電体1が形成され
ると共に、前記フイルム部材4の下面には、前記
第1の導電体1と互いに交差して交差部分でスイ
ツチ部を構成するように配列された単数又は複数
からなる第2の導電体3と、該第2の導電体3に
連続する第2の導電体用リード10と、前記第1
の導電体1と対向する第1の導電体用リード7と
が形成され、かつ、前記第1の導電体用リード7
と前記第2の導電体リード10の各端部は、前記
第1のリード引出部6及び第2のリード引出部9
に延設され、さらに前記第1の導電体1と前記第
1の導電体用リード7とは、トランスフア部材を
介して電気的に接続されてなるタツチ式入力装置
において、前記トランスフア部材は、前記基板部
材2と前記フイルム部材4との間の前記所定間隔
に相当する厚みを有し、かつ、上面および下面が
それぞれ面接触により前記第1の導電体用リード
7および前記第1の導電体1に電気的に接続され
る導電性チツプ部材8′からなると共に、前記基
板部材2と前記フイルム部材4とは前記導電性チ
ツプ部材8′の周りに介在させた接着剤12によ
り互いに接着されていることを特徴とするもので
ある。
チ式入力装置は、剛性の高い絶縁性基板部材2
と、該基板部材2よりも大きく形成されかつ第1
のリード引出部6及び第2のリード引出部9を残
して該基板部材2の上に所定間隔をおいて対向配
置された可撓弾性を有する絶縁性フイルム部材4
とを備え、前記基板部材2の上面には、単数又は
複数からなる短冊状の第1の導電体1が形成され
ると共に、前記フイルム部材4の下面には、前記
第1の導電体1と互いに交差して交差部分でスイ
ツチ部を構成するように配列された単数又は複数
からなる第2の導電体3と、該第2の導電体3に
連続する第2の導電体用リード10と、前記第1
の導電体1と対向する第1の導電体用リード7と
が形成され、かつ、前記第1の導電体用リード7
と前記第2の導電体リード10の各端部は、前記
第1のリード引出部6及び第2のリード引出部9
に延設され、さらに前記第1の導電体1と前記第
1の導電体用リード7とは、トランスフア部材を
介して電気的に接続されてなるタツチ式入力装置
において、前記トランスフア部材は、前記基板部
材2と前記フイルム部材4との間の前記所定間隔
に相当する厚みを有し、かつ、上面および下面が
それぞれ面接触により前記第1の導電体用リード
7および前記第1の導電体1に電気的に接続され
る導電性チツプ部材8′からなると共に、前記基
板部材2と前記フイルム部材4とは前記導電性チ
ツプ部材8′の周りに介在させた接着剤12によ
り互いに接着されていることを特徴とするもので
ある。
以下に本考案を第1図及び第2図に示す実施例
に基いて詳細に説明するが、本実施例における構
造と、従来例で示した構造との同一部分には、従
来例で引用した符号を付して、その同一構造部の
説明は省略する。
に基いて詳細に説明するが、本実施例における構
造と、従来例で示した構造との同一部分には、従
来例で引用した符号を付して、その同一構造部の
説明は省略する。
即ち本実施例におけるタツチ式入力装置におい
ては、第1の透明導電体1と、第1の導電体リー
ド7とを電気的に接続しているトランスフア部材
8を、基板部材2とフイルム部材4との間に形成
するギヤツプよりもやや厚く形成した導電性かつ
耐衝撃性のあるチツプ部材(例えばチツプ)8′
で形成すると共に、そのチツプ部材8′の周囲に、
基板部材2とフイルム4を接着する接着剤12を
介在せしめたものである。
ては、第1の透明導電体1と、第1の導電体リー
ド7とを電気的に接続しているトランスフア部材
8を、基板部材2とフイルム部材4との間に形成
するギヤツプよりもやや厚く形成した導電性かつ
耐衝撃性のあるチツプ部材(例えばチツプ)8′
で形成すると共に、そのチツプ部材8′の周囲に、
基板部材2とフイルム4を接着する接着剤12を
介在せしめたものである。
従つてこのトランスフア部材としてのチツプ部
材8′は、導電性かつ耐衝撃性を有するチツプ部
材で形成されていることから、従来のトランスフ
ア部材としての焼結体8′と比較して、衝撃力に
対する強度が増大し、耐久性が向上される。また
そのトランスフア部材としての導電性チツプ部材
8′の周囲に設けた接着剤12により、基板部材
2とフイルム部材4との接着力(吸引力)で、箔
部材8′と第1の導電体リード7及び第1の透明
導電体1との接圧力が高められ、これによつて電
気的接続の信頼性が向上される等の効果がある。
材8′は、導電性かつ耐衝撃性を有するチツプ部
材で形成されていることから、従来のトランスフ
ア部材としての焼結体8′と比較して、衝撃力に
対する強度が増大し、耐久性が向上される。また
そのトランスフア部材としての導電性チツプ部材
8′の周囲に設けた接着剤12により、基板部材
2とフイルム部材4との接着力(吸引力)で、箔
部材8′と第1の導電体リード7及び第1の透明
導電体1との接圧力が高められ、これによつて電
気的接続の信頼性が向上される等の効果がある。
従つてこのタツチ式入力装置によれば、トラン
スフア部材が導電性チツプ部材8′であるから、
従来のトランスフア部材としての焼成体8に比し
て衝撃強度が高められ、その結果耐久性が向上さ
れる。またチツプ部材の周囲に介在せしめた接着
剤による基板部材2とフイルム部材4との接着力
により、上記箔部材8′と第1の導電体1及び第
1の導電体リード7との電気的接圧力を確保し
て、電気的接続の信頼性を向上せしめることがで
きる等の効果を有するものである。
スフア部材が導電性チツプ部材8′であるから、
従来のトランスフア部材としての焼成体8に比し
て衝撃強度が高められ、その結果耐久性が向上さ
れる。またチツプ部材の周囲に介在せしめた接着
剤による基板部材2とフイルム部材4との接着力
により、上記箔部材8′と第1の導電体1及び第
1の導電体リード7との電気的接圧力を確保し
て、電気的接続の信頼性を向上せしめることがで
きる等の効果を有するものである。
第1図は本考案よりなるタツチ式入力装置の実
施例を示した平面図、第2図は第1図における
−線断面図、第3図はその従来例の平面図、第
4図は第3図における−線断面図、第5図は
第3図における−線断面図である。 8′……導電性チツプ部材、12……接着剤。
施例を示した平面図、第2図は第1図における
−線断面図、第3図はその従来例の平面図、第
4図は第3図における−線断面図、第5図は
第3図における−線断面図である。 8′……導電性チツプ部材、12……接着剤。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 剛性の高い絶縁性基板部材2と、該基板部材2
よりも大きく形成されかつ第1のリード引出部6
及び第2のリード引出部9を残して該基板部材2
の上に所定間隔をおいて対向配置された可撓弾性
を有する絶縁性フイルム部材4とを備え、前記基
板部材2の上面には、単数又は複数からなる短冊
状の第1の導電体1が形成されると共に、前記フ
イルム部材4の下面には、前記第1の導電体1と
互いに交差して交差部分でスイツチ部を構成する
ように配列された単数又は複数からなる第2の導
電体3と、該第2の導電体3に連続する第2の導
電体用リード10と、前記第1の導電体1と対向
する第1の導電体用リード7とが形成され、か
つ、前記第1の導電体用リード7と前記第2の導
電体用リード10の各端部は、前記第1のリード
引出部6及び第2のリード引出部9に延設され、
さらに前記第1の導電体1と前記第1の導電体用
リード7とは、トランスフア部材を介して電気的
に接続されてなるタツチ式入力装置において、 前記トランスフア部材は、前記基板部材2と前
記フイルム部材4との間の前記所定間隔に相当す
る厚みを有し、かつ、上面および下面がそれぞれ
面接触により前記第1の導電体用リード7および
前記第1の導電体1に電気的に接続される導電性
チツプ部材8′からなると共に、前記基板部材2
と前記フイルム部材4とは前記導電性チツプ部材
8′の周りに介在させた接着剤12により互いに
接着されていることを特徴とするタツチ式入力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985152263U JPH0337059Y2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985152263U JPH0337059Y2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262348U JPS6262348U (ja) | 1987-04-17 |
JPH0337059Y2 true JPH0337059Y2 (ja) | 1991-08-06 |
Family
ID=31070083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985152263U Expired JPH0337059Y2 (ja) | 1985-10-04 | 1985-10-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0337059Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5965478U (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-01 | スタンレー電気株式会社 | 熱圧着型コネクタ |
-
1985
- 1985-10-04 JP JP1985152263U patent/JPH0337059Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6262348U (ja) | 1987-04-17 |
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