JPH0337057Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0337057Y2
JPH0337057Y2 JP1985041229U JP4122985U JPH0337057Y2 JP H0337057 Y2 JPH0337057 Y2 JP H0337057Y2 JP 1985041229 U JP1985041229 U JP 1985041229U JP 4122985 U JP4122985 U JP 4122985U JP H0337057 Y2 JPH0337057 Y2 JP H0337057Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode member
detection electrode
cylindrical case
tablet
stylus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985041229U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61160544U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985041229U priority Critical patent/JPH0337057Y2/ja
Publication of JPS61160544U publication Critical patent/JPS61160544U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0337057Y2 publication Critical patent/JPH0337057Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案を以下の順序で説明する。
A 産業上の利用分野 B 考案の概要 C 従来の技術 D 考案が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 H 考案の効果 A 産業上の利用分野 本考案は、複数の電極が配列されたタブレツト
板上に配されて、タブレツト板の電極に印加され
た電圧に応じた信号取出しをなす容量結合型スタ
イラスに関する。
B 考案の概要 本考案は、複数の電極が配列されてそれらに所
定の態様で電圧が印加されるタブレツト板上に配
されて、タブレツト板の電極に印加された電圧に
応じた出力信号を導出する容量結合型スタイラス
において、信号取出電極を内蔵した筒状ケース
に、その内部において信号取出電極と対向すると
ともに筒状ケースの外部に迄伸びる導電部を備え
た検出電極部材を収納し、この検出電極部材の筒
状ケース外に突出する部分を、筒状ケース外に露
出するものとされた導電部の一端部分とそれより
さらに外方に突出する絶縁体部とにより形成する
ことにより、信号導出動作中における検出電極部
材の先端部がタブレツト板に対して非接触とされ
た状態からタブレツト板に接触せしめられる状態
への移行もしくはその逆の移行に際して、その出
力信号に生じる不所望な変化を低減できるように
したものである。
C 従来の技術 タブレツト板上の位置がスタイラスで特定され
るとき、あるいは、タブレツト板上にスタイラス
で図形等が描かれるとき、タブレツト板上で特定
された位置、あるいは、タブレツト板上に描かれ
た図形等についてのデータが得られ、斯かるデー
タに基づいて表示装置上での図形表示や表示制御
がなされる図形処理装置において、位置や図形に
関する入力部を構成するタブレツト板及びスタイ
ラスを含む部分は、基本的には、タブレツト板上
に配されたスタイラスが、タブレツト板側からタ
ブレツト板上の位置に応じた信号を取り出すもの
とされる。このように、スタイラスがタブレツト
板側からタブレツト板上の位置に応じた信号を取
り出すことになる位置や図形に関する入力部とし
て、いくつかの異なる手法が用いられたものが提
案されているが、その1つに、静電的手法を用い
てスタイラスにタブレツト板側からの信号が得ら
れるようにしたものがある。
このような静電型のタブレツト板とスタイラス
との組合せにおいては、タブレツト板は、例え
ば、基板上に複数の細条電極が配列形成され、さ
らに、配列された細条電極を覆う絶縁体層が配さ
れた構成をとるものとされて、配列された細条電
極の夫々に所定の態様で電圧が印加されるように
なされる。そして、スタイラスは、タブレツト板
の複数の細条電極を覆う絶縁体層上に配される検
出電極を備えるものとされ、絶縁体層を挟んで対
向するタブレツト板の細条電極とスタイラスの検
出電極との間に形成される静電容量を通じて、タ
ブレツト板の細条電極に印加される電圧に応じた
電圧がスタイラスの検出電極に得られるようにさ
れ、このスタイラスの検出電極に得られる電圧に
基づく信号が出力信号として取り出される。
斯かる静電型のタブレツト板とスタイラスとの
組合せにおけるスタイラスとしては、第3図に示
される如くに構成された容量結合型スタイラスが
知られている。このスタイラスは、筒状ケース1
0を備えて構成され、筒状ケース10の一方の端
部は円錐状とされ、その先端には開口10aが形
成されている。筒状ケース10の内部には、絶縁
支持体12,13及び14が固定されており、こ
れらは夫々その中央部に貫通孔を有している。そ
して、絶縁支持板12,13及び14の夫々の中
央部を貫通する貫通孔内には、検出電極部材16
及びこの検出電極部材16に連結された絶縁ロツ
ド17が挿通せしめられていて、検出電極部材1
6の先端部は、筒状ケース10に設けられた開口
10aを通じて筒状ケース10外に突出してい
る。また、検出電極部材16との連結部とは反対
側の絶縁ロツド17の端部には、絶縁支持体14
の一端部に形成された凹部内に配された押釦スイ
ツチ18の可動部18aが当接している。この押
釦スイツチ18には、ばね部材19が内蔵されて
おり、このばね部材19によつて可動部18aが
絶縁ロツド17を押圧する方向に付勢されてい
る。
検出電極部材16には、絶縁支持体12と絶縁
支持体13との間の部分において、係止部材20
が取り付けられており、この係止部材20と絶縁
支持体12との間にコイルばね部材21が配され
ている。コイルばね部材21は、検出電極部材1
6及びこれに連結された絶縁ロツド17を押釦ス
イツチ18側に付勢しており、このコイルばね部
材21と押釦スイツチ18に内蔵されたばね部材
19との夫々の付勢力によつて、検出電極部材1
6及び絶縁ロツド17は、筒状ケース10内にお
いて、検出電極部材16の先端部が筒状ケース1
0に設けられた開口10aを通じて筒状ケース1
0外に突出するものとなる位置に保持されるとと
もに、コイルばね部材21の付勢力もしくは押釦
スイツチ18に内蔵されたばね部材19の付勢力
に抗して、その軸方向の移動、即ち、筒状ケース
10に対する進退動を行い得るようにされてい
る。
さらに、絶縁支持体13及び14には、検出電
極部材16を包囲する円筒状の信号取出電極部材
22が固着されており、検出電極部材16と信号
取出電極部材22との間に所定の静電容量が形成
されるようになされている。この信号取出電極部
材22はインピーダンス変換回路23の入力端に
接続され、インピーダンス変換回路23の出力端
は、取付基板24に半田付けされた押釦スイツチ
18の接続端子と共に、筒状ケース10の他方の
端部に係合せしめられたリード部材25を通じて
筒状ケース10の外部に導出されて、インピーダ
ンス変換回路23から得られる出力信号が、例え
ば、外部に配された信号処理部に供給される。な
お、押釦スイツチ18も、例えば、信号処理部に
接続され、その可動部18aが押圧されてオン状
態とされるとき、インピーダンス変換回路23か
ら得られる出力信号に基づいて信号処理部内で得
られるデータを有効化するものとされる。
このように構成されたスタイラスは、第3図に
示される如く、タブレツト板の外表面部を形成す
る、配列形成された複数の細条電極31を覆う絶
縁体層32上に、筒状ケース10から突出する検
出電極部材16の先端部が配されて用いられる。
そして、絶縁体層32を挟んで対向する検出電極
部材16とタブレツト板の細条電極31との間に
形成される静電容量を通じて、細条電極31に印
加された電圧に応じた電圧が検出電極部材16に
得られる。即ち、検出電極部材16による電圧検
出がなされるのである。この検出電極部材16に
より検出された電圧が、検出電極部材16からそ
れに容量結合された信号取出電極部材22に伝達
され、さらに、インピーダンス変換回路23に供
給されて、それに基づく出力信号がインピーダン
ス変換回路23の出力端から導出される。
斯かるスタイラスの実際の使用時においては、
スタイラスは、例えば、電圧検出状態にある検出
電極部材16の先端部がタブレツト板が外表面部
を形成する絶縁体層32の表面から僅かに離され
て接触しない状態とされて、絶縁体層32上を移
動せしめられ、検出電極部材16の先端部がタブ
レツト板上に所望の位置に到達したとき、検出電
極部材16の先端部が絶縁体層32の表面に接触
せしめられて絶縁体層32の表面を軽く押圧する
ようにされ、これにより検出電極部材16及び絶
縁ロツド17が筒状ケース10内に押し込まれて
押釦スイツチ18の可動部18aを押圧し、押釦
スイツチ18をオン状態とするようにされる。こ
のような操作により、検出電極部材16の先端部
がタブレツト板上の所望の位置に置かれたスタイ
ラスから得られる出力信号に基づいて、タブレツ
ト板上の所望の位置に関するデータが信号処理部
で得られるとともに、斯かるデータが信号処理部
内において有効なものとされる。
D 考案が解決しようとする問題点 上述の如くの容量結合型スタイラスが、タブレ
ツト板上に配されて使用される場合、例えば、タ
ブレツト板の絶縁体層32の表面に水分等が付着
して、絶縁体層32の表面抵抗が低下した状態と
なされていると、スタイラスの検出電極部材16
の先端部が絶縁体層32の表面に接触せしめられ
たときには、検出電極部材16の先端部に対する
絶縁が不充分となり、そのため、検出電極部材1
6の先端部が絶縁体層32の表面に接触せしめら
れたとき得られるスタイラスの出力信号は、検出
電極部材16の先端部が絶縁体層32の表面に接
触せしめられていない状態で得られるスタイラス
の出力信号とは、その波形及びレベルが異なつた
ものとなつてしまう。即ち、検出電極部材16の
先端部が絶縁体層32の表面に対して非接触とさ
れた状態から絶縁体層32の表面に接触せしめら
れる状態への移行あるいはその逆の移行に際し
て、スタイラスの出力信号に不所望な変化が生じ
ることになつてしまうのである。
従つて、上述の如く、スタイラスが、電圧検出
状態にある検出電極部材16の先端部がタブレツ
ト板の絶縁体層32の表面から僅かに離されて接
触しない状態とされて、絶縁体層32上を移動せ
しめられ、検出電極部材16の先端部がタブレツ
ト板上の所望の位置に到達したとき、内蔵する押
釦スイツチ18をオン状態にすべく、検出電極部
材16の先端部が絶縁体層32の表面に接触せし
められて絶縁体層32の表面を軽く押圧するよう
にされると、そのとき得られるスタイラスの出力
信号は、その直前におけるスタイラスの出力信号
とは波形及びレベルにおいて異なつた適正でない
ものとなつてしまい、その結果、押釦スイツチ1
8がオン状態とされることにより信号処理部内で
有効とされるデータが誤つたデータであることに
なる虞がある。
斯かる点に鑑み、本考案は、配列された複数の
電極を覆う絶縁体層で形成された外表面部を備
え、複数の電極に所定の態様で電圧に印加される
タブレツト板に対し、その検出電極部材の先端部
がタブレツト板の絶縁体層上に配されて用いら
れ、タブレツト板の電極に印加された電圧に応じ
た出力信号を導出するにあたり、信号導出動作中
における検出電極部材の先端部がタブレツト板の
絶縁体層に対して非接触とされた状態からタブレ
ツト板の絶縁体層に接触せしめられた状態への移
行あるいはその逆の移行に際して、その出力信号
に生じる不所望な変化を低減させることができる
容量結合型スタイラスを提供することを目的とす
る。
E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本考案に係る容量結
合型スタイラスは、一端に開口部を有する筒状ケ
ースと、この筒状ケース内に固定された信号取出
電極と、筒状ケース内の信号取出電極に対向する
位置から開口部を通じて筒状ケース外に迄伸びる
導電部を備えて筒状ケースに支持されるものとな
され、かつ、開口部から筒状ケース外に突出する
部分が、筒状ケース外に露出するものとされた導
電部の一端部分とそれよりさらに外方に突出する
絶縁体部とにより形成された検出電極部材とを備
えて構成される。
F 作用 上述の如の本考案に係る容量結合型スタイラス
においては、配列された複数の電極を覆う絶縁体
層を備え、複数の電極に所定の態様で電圧が印加
されるタブレツト板に対し、検出電極部材の先端
部がタブレツト板の絶縁体層上に配されて、タブ
レツト板の電極に印加された電圧に応じた出力信
号を導出すべく用いられるにあたり、たとえ、タ
ブレツト板の絶縁体層の表面抵抗が低下した状態
となされていても、検出電極部材の先端部は絶縁
体とされているので、そのタブレツト板の絶縁体
層への接触は、検出電極部材による電圧検出動作
に実質的影響を殆ど及ぼさない。従つて、信号導
出動作中において、検出電極部材の先端部がタブ
レツト板の絶縁体層に接触せしめられて得られる
出力信号と、検出電極部材の先端部がタブレツト
板の絶縁体層に接触せしめられていない状態で得
られる出力信号とは、実質的な相互差が低減され
たものとなる。
G 実施例 第1図は、本考案に係る容量結合型スタイラス
の一例を示す。この例は、第3図に示されるスタ
イラスと類似の構成とされた部分を有すものとさ
れており、第1図において、第3図に示される各
部に対応する部分は第3図と共通の符号が付され
て示されており、それらについての重複説明は省
略される。
この例においては、絶縁ロツド17′が、その
先端部が筒状ケース10の開口10aを通じて筒
状ケース10の外部に突出するようにされて、筒
状ケース10内における絶縁支持体12,13及
び14の夫々の貫通孔に挿通せしめられている。
そして、この絶縁ロツド17′の外周面には、筒
状ケース10内に固定された信号取出電極部材2
2に対向する位置から開口10aを通じて筒状ケ
ース10の外部に達するも絶縁ロツド17′の先
端部に到達しない位置に迄伸びる管状導電体層1
6Pが、プレイテイングにより設けられており、
これら絶縁ロツド17′と管状導電体層16Pと
が検出電極部材16″を形成している。この場合、
筒状ケース10の開口10aを通じて筒状ケース
10の外部に突出する絶縁ロツド17′の先端部
は管状導電体層16Pによつて覆われないように
されているので、検出電極部材16″の先端部は
絶縁体で形成されていることになる。即ち、検出
電極部材16″における筒状ケース10外に突出
する部分が、筒状ケース10外に露出するものと
された管状導電体層16Pの一端部分とそれより
さらに外方に突出する絶縁ロツド17′の先端部
とにより形成されていることになる。
絶縁ロツド17′の管状導電体層16Pが設け
られた部分には、絶縁支持体12と絶縁支持体1
3との間において、係止部材20が取り付けられ
ており、この係止部材20と絶縁支持体12との
間に、絶縁ロツド17′を押釦スイツチ18側に
付勢するコイルばね部材21が配されている。こ
れにより、検出電極部材16″は、筒状ケース1
0内において、絶縁ロツド17′の外周面に設け
られた管状導電体層16Pの端部及び絶縁ロツド
17′の管状導電体層16Pによつて覆われない
ようにされた先端部が、筒状ケース10に設けら
れた開口10aを通じて筒状ケース10外に突出
するものとなる位置に保持されるとともに、コイ
ルばね部材21の付勢力もしくは押釦スイツチ1
8に内蔵されたばね部材19の付勢力に抗して、
その軸方向の移動、即ち、筒状ケース10に対す
る進退動を行い得るようにされている。
そして、その他の部分は第4図に示されるスタ
イラスと同様に構成されている。
このように構成された第1図に示される例は、
第2図に示される如く、例えば、タブレツト板の
外表面部を形成する、配列形成された複数の細条
電極31を覆う絶縁体層32上に、筒状ケース1
0から突出する検出電極部材16″の先端部が配
されて用いられる。そして、タブレツト板の絶縁
体層32及びその上の空間を挟んで対向する検出
電極部材16″の管状導電体層16Pとタブレツ
ト板の細条電極31との間に形成される静電容量
を通じて、細条電極31に印加された電圧に応じ
た電圧が検出電極部材16″の管状導電体層16
Pに得られる。即ち、検出電極部材16″の管状
導電体層16Pによる電圧検出がなされるのであ
る。そして、検出電極部材16″の管状導電体層
16Pにより検出された電圧が、管状導電体層1
6Pからそれに容量結合された信号取出電極部材
22に伝達され、さらに、インピーダンス変換回
路23に供給されて、それに基づく出力信号がイ
ンピーダンス変換回路23の出力端から導出され
る。また、これに加えて、押釦スイツチ18の操
作に伴う動作が、第3図に示されるスタイラスの
場合と同様に行われる。
この例の場合、その信号導出動作時においてタ
ブレツト板の絶縁体層32に対して非接触状態も
しくは接触状態とされる検出電極部材16″の先
端部は、絶縁ロツド17′により形成されている
ので、実際に電圧検出を行う検出電極部材16″
の管状導電体層16Pは、常に、絶縁ロツド1
7′の先端部もしくは空間によりタブレツト板の
絶縁体層32から隔てられることになる。従つ
て、検出電極部材16″の先端部がタブレツト板
の絶縁体層に対して非接触状態にあるか接触状態
にあるかを、管状導電体層16Pによる電圧電極
動作に実質的な影響を殆ど及ぼさない。このた
め、たとえ、タブレツト板の絶縁体層32の表面
抵抗が低下した状態となされたもとで、検出電極
部材16″の先端部がタブレツト板の絶縁体層3
2に対して非接触とされた状態からタブレツト板
の絶縁体層32に接触せしめられる状態への移行
あるいはその逆の移行があつても、出力信号に生
じる不所望な変化は極めて小とされる。
なお、この例の場合、検出電極部材16″を形
成する管状導電体層16Pが、絶縁ロツド17′
の外周部にプレイテイングにより設けられるよう
にされているので、検出電極部材16″が容易に、
かつ、安価に得ることができるものとなる利点が
ある。
H 考案の効果 以上の説明から明らかな如く、本考案に係る容
量結合型スタイラスにおいては、配列された複数
の電極を覆う絶縁体層で形成された外表面部を備
え、複数の電極に所定の態様で電圧が印加される
タブレツト板に対し、その検出電極部材の先端部
がタブレツト板の絶縁体層上に配されて、タブレ
ツト板の電極に印加された電圧に応じた出力信号
を導出すべく用いられるにあたり、タブレツト板
の絶縁体層に対して非接触状態もしくは接触状態
とされる検出電極部材における筒状ケース外に突
出する部分が、筒状ケース外に露出するものとさ
れた導電部の一端部分とそれよりさらに外方の突
出する絶縁体層とにより形成されることにより、
タブレツト板の電極から実際に電圧検出を行う検
出電極部材の導電部を、常にタブレツト板の絶縁
体層から隔てられた状態におき、検出電極部材の
先端部がタブレツト板の絶縁体層に対して非接触
状態にあるか接触状態にあるかが、検出電極部材
の導電部による電圧検出動作に実質的な影響を殆
ど及ぼさないようにできる構成を、製造が容易で
製造コストを低減できるものとして得ることがで
きることになる。そして、たとえ、タブレツト板
の絶縁体層の表面抵抗が低下した状態となさてい
ても、検出電極部材の先端部がタブレツト板の絶
縁体層に対して非接触とされた状態からタブレツ
ト板の絶縁体層に接触せしめられる状態への移行
あるいはその逆の移行に起因して、出力信号に生
じる不所望な変化は極めて小とされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る容量結合型スタイラスの
一例を示す断面図、第2図は第1図に示される例
の使用状態の説明に供される部分拡大断面図、第
3図は従来の容量結合型スタイラスの構成及び使
用状態の説明に供される断面図である。 図中、10は筒状ケース、10aは開口、1
6″は検出電極部材、16Pは管状導電体層、1
7′は絶縁ロツド、22は信号取出電極部材であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端に開口部を有する筒状ケースと、該筒状ケ
    ース内に固定された信号取出電極と、上記筒状ケ
    ース内の上記信号取出電極に対向する位置から上
    記開口部を通じて上記筒状ケース外に迄伸びる導
    電部を有して上記筒状ケースにより支持された検
    出電極部材とを備え、 上記検出電極部材における上記筒状ケース外に
    突出する部分が、上記筒状ケース外に露出するも
    のとされた上記導電部の一端部分と該一端部分よ
    りさらに外方に突出する絶縁体部とにより形成さ
    れたことを特徴とする容量結合型スタイラス。
JP1985041229U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPH0337057Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985041229U JPH0337057Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985041229U JPH0337057Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61160544U JPS61160544U (ja) 1986-10-04
JPH0337057Y2 true JPH0337057Y2 (ja) 1991-08-06

Family

ID=30550859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985041229U Expired JPH0337057Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0337057Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344332Y2 (ja) * 1974-04-27 1978-10-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61160544U (ja) 1986-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4786764A (en) Digitizer stylus with pressure transducer
TWI808645B (zh) 電子筆
US20160313812A1 (en) Position indicating module and stylus pen
JPH01134366U (ja)
JP2734997B2 (ja) 圧電センサ
US20240103649A1 (en) Electronic pen and cartridge-type electronic pen main body including an conductive center electrode and a peripheral electrode
JPH0337057Y2 (ja)
JPH06129929A (ja) 圧力検出コンデンサおよび圧力検出座標指示器
CN112578461B (zh) 一种按键检测装置和电子设备
CN218975445U (zh) 一种屏蔽层及薄膜传感器结构
JP7171861B2 (ja) 電子ペン
JPS6028979Y2 (ja) 入力ペン
JPH04273316A (ja) タブレット装置
JPH0379728B2 (ja)
JPH0536507A (ja) 可変抵抗器
JPH0141237Y2 (ja)
JPH0736295Y2 (ja) 過電流検出センサ
JP2840844B2 (ja) 可変コンデンサ装置
JPS581951Y2 (ja) タツチコントロ−ル装置
JP2560744Y2 (ja) 静電容量型圧力センサ
JPS5955304U (ja) 電子レンジ用温度プロ−ブの接続装置
JPH08222069A (ja) 押しボタンスイッチ
JP3024268U (ja) スイッチ付ピンジャック
CN116481681A (zh) 压力传感器和耳机
JPH019341Y2 (ja)