JPH0336584Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336584Y2 JPH0336584Y2 JP1986010803U JP1080386U JPH0336584Y2 JP H0336584 Y2 JPH0336584 Y2 JP H0336584Y2 JP 1986010803 U JP1986010803 U JP 1986010803U JP 1080386 U JP1080386 U JP 1080386U JP H0336584 Y2 JPH0336584 Y2 JP H0336584Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pinion
- torque
- fluid
- torque balance
- stopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 26
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
- Actuator (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、海上作業台を昇降させるラツクピ
ニオン式昇降装置を有する海洋構造物に関するも
のである。
ニオン式昇降装置を有する海洋構造物に関するも
のである。
従来この種の昇降装置を有する海洋構造物で
は、そのピニオンによる海上作業台の昇降動作終
了後に、海上作業台をストツパにより脚(コラ
ム)に固定して海上作業台の荷重をストツパに移
し、ピニオン駆動部の作動を停止してピニオンの
ブレーキも解放するものが一般に知られている。
は、そのピニオンによる海上作業台の昇降動作終
了後に、海上作業台をストツパにより脚(コラ
ム)に固定して海上作業台の荷重をストツパに移
し、ピニオン駆動部の作動を停止してピニオンの
ブレーキも解放するものが一般に知られている。
しかし脚(コラム)と海上作業台間の荷重はス
トツパのみによつて伝達されるので、波力のよう
に急に過大な外力が加わつた時に全てストツパへ
集中することとなり、極めて大きなストツパを備
えないと海上作業台の保持を十分に行えなくなる
ことがあつた。
トツパのみによつて伝達されるので、波力のよう
に急に過大な外力が加わつた時に全てストツパへ
集中することとなり、極めて大きなストツパを備
えないと海上作業台の保持を十分に行えなくなる
ことがあつた。
この考案は前述した事情に鑑みて創案されたも
ので、その目的は海洋構造物における海上作業台
を、急な過大外力が加わつても、確実に保持する
ことのできるラツクピニオン式昇降装置を有する
海洋構造物を提供することにある。
ので、その目的は海洋構造物における海上作業台
を、急な過大外力が加わつても、確実に保持する
ことのできるラツクピニオン式昇降装置を有する
海洋構造物を提供することにある。
この考案によれば、昇降用として備えられてい
る各ピニオンにもストツパと共に海上作業台保持
時の荷重が伝達されるようにして、各ピニオンで
も荷重を受けることとする。
る各ピニオンにもストツパと共に海上作業台保持
時の荷重が伝達されるようにして、各ピニオンで
も荷重を受けることとする。
そしてストツパおよび各ピニオンに荷重を分担
させるには、各ピニオンによる昇降脚のラツクへ
の噛み合いトルクを均一にするトルクバランス装
置、即ち各ピニオンの駆動部出力軸にトルクを附
加するように運動変換部を介して設けた流体シリ
ンダへの供給流体圧を調節することで行うように
する。
させるには、各ピニオンによる昇降脚のラツクへ
の噛み合いトルクを均一にするトルクバランス装
置、即ち各ピニオンの駆動部出力軸にトルクを附
加するように運動変換部を介して設けた流体シリ
ンダへの供給流体圧を調節することで行うように
する。
そのためラツクピニオン式昇降装置に、トルク
バランス装置と、ピニオン荷重を分担させる荷重
分担モードおよびトルクバランス装置における噛
み合いトルクの均一制御モードの両モード切換え
が可能であるトルクバランス装置への流体供給圧
調節装置とを備えたものである。
バランス装置と、ピニオン荷重を分担させる荷重
分担モードおよびトルクバランス装置における噛
み合いトルクの均一制御モードの両モード切換え
が可能であるトルクバランス装置への流体供給圧
調節装置とを備えたものである。
以下この考案を図示する実施例によつて説明す
る。
る。
海洋構造物の海上作業台1に設けられており、
昇降脚2へ設けたラツク3に噛合う複数のピニオ
ン4で海上作業台1を昇降させるラツクピニオン
式昇降装置5には、ストツパ6と、トルクバラン
ス装置7と、流体供給圧調節装置8が備えられて
いる。
昇降脚2へ設けたラツク3に噛合う複数のピニオ
ン4で海上作業台1を昇降させるラツクピニオン
式昇降装置5には、ストツパ6と、トルクバラン
ス装置7と、流体供給圧調節装置8が備えられて
いる。
トルクバランス装置7は、運動変換部9および
クラツチ10を介してピニオン4の駆動部11の
出力軸12にトルクを附加することが可能なピス
トンロツド13を有する流体シリンダ14とを有
し、該シリンダ14の作動制御を行つて各ピニオ
ン4……の噛合いトルクを均一にするようになつ
ている。
クラツチ10を介してピニオン4の駆動部11の
出力軸12にトルクを附加することが可能なピス
トンロツド13を有する流体シリンダ14とを有
し、該シリンダ14の作動制御を行つて各ピニオ
ン4……の噛合いトルクを均一にするようになつ
ている。
流体供給圧調節装置8は、ラツク3に係止させ
たストツパ6による海上作業台1の停止状態保持
時におけるラツク3へ噛合うピニオン4への荷重
分担モードと、トルクバランス装置7における噛
合いトルクの均一制御モードとの切換が可能に構
成されており、この両モードの切換えにより高圧
流体と低圧流体をトルクバランス装置7へ切換供
給するものである。
たストツパ6による海上作業台1の停止状態保持
時におけるラツク3へ噛合うピニオン4への荷重
分担モードと、トルクバランス装置7における噛
合いトルクの均一制御モードとの切換が可能に構
成されており、この両モードの切換えにより高圧
流体と低圧流体をトルクバランス装置7へ切換供
給するものである。
そしてこの実施例での流体供給量調節装置8
は、トルクバランス装置7へ流体を送る流体ポン
プ16と、この流体ポンプ16からの管路に設け
られて流体ポンプ16からの流体を前述した両モ
ードに対応する設定圧とするリリーフ部17とか
らなつている。このリリーフ部17は、荷重分担
モード設定弁18(高設定圧)と、トルクバラン
スモード設定弁19(低設定圧)と、この両設定
弁18,19への流体の送りを切換える切換弁2
0とからなつている。
は、トルクバランス装置7へ流体を送る流体ポン
プ16と、この流体ポンプ16からの管路に設け
られて流体ポンプ16からの流体を前述した両モ
ードに対応する設定圧とするリリーフ部17とか
らなつている。このリリーフ部17は、荷重分担
モード設定弁18(高設定圧)と、トルクバラン
スモード設定弁19(低設定圧)と、この両設定
弁18,19への流体の送りを切換える切換弁2
0とからなつている。
このような構成からなるラツクピニオン式昇降
装置5による海上作業台1の昇降および停止状態
保持は、次に述べるようにして行われる。
装置5による海上作業台1の昇降および停止状態
保持は、次に述べるようにして行われる。
まず海上作業台1を昇降させる時は、駆動部1
1によつて各ピニオン4……を駆動させて行う。
所定昇降位置に達したら駆動部11を停止し、ス
トツパ6を挿入することとなるが、この時各ピニ
オン4……のラツク3への噛合いトルクを均一に
しておく必要がある。
1によつて各ピニオン4……を駆動させて行う。
所定昇降位置に達したら駆動部11を停止し、ス
トツパ6を挿入することとなるが、この時各ピニ
オン4……のラツク3への噛合いトルクを均一に
しておく必要がある。
そのため流体供給圧調節装置8のリリーフ部1
7のトルクバランスモード設定弁19にすること
で、トルクバランスを行える流体圧を各シリンダ
ー14に均一にかけることができる。
7のトルクバランスモード設定弁19にすること
で、トルクバランスを行える流体圧を各シリンダ
ー14に均一にかけることができる。
次に海上作業台1の停止状態保持時には、スト
ツパ6をラツク3へ係止させると共に、切換弁2
0でリリーフ部17を荷重分担モード設定弁18
側に切換えるようにする。
ツパ6をラツク3へ係止させると共に、切換弁2
0でリリーフ部17を荷重分担モード設定弁18
側に切換えるようにする。
このことからトルクバランス装置7へ流れる流
体は、荷重分担モード流体圧に調節されたものと
なり、これが各ピニオン4……へ作用する。そし
てこの各ピニオン4……とストツパ部とで海上作
業台1の荷重を分担することになる。
体は、荷重分担モード流体圧に調節されたものと
なり、これが各ピニオン4……へ作用する。そし
てこの各ピニオン4……とストツパ部とで海上作
業台1の荷重を分担することになる。
この時に各ピニオン4……が分担する荷重は、
設定弁18の設定圧力により一定に保され、設定
圧力に相当する荷重を超えた分はストツパ6が分
担する。またこのストツパ6の分担荷重は、外力
の変化により絶えず変化することになる。
設定弁18の設定圧力により一定に保され、設定
圧力に相当する荷重を超えた分はストツパ6が分
担する。またこのストツパ6の分担荷重は、外力
の変化により絶えず変化することになる。
このようにして海上作業台1の昇降および停止
状態保持が行われる。
状態保持が行われる。
この考案は、以上のような構成からなり、次に
述べる効果を有する。
述べる効果を有する。
海上作業台の荷重を、昇降用のピニオンと、ス
トツパ部とで分担するようにしたことで、急に過
大な外力が加わつた時にもピニオンで荷重分担す
ることにより確実に対処できると共に、ストツパ
を従来型と比較して小型にすることができる。
トツパ部とで分担するようにしたことで、急に過
大な外力が加わつた時にもピニオンで荷重分担す
ることにより確実に対処できると共に、ストツパ
を従来型と比較して小型にすることができる。
また流体供給圧調節装置が設けられているため
に、トルクバランス装置による海上作業台昇降時
での各ピニオンのトルクバランス操作と、ピニオ
ンでの海上作業台の荷重分担操作とを容易に切換
えることができる。
に、トルクバランス装置による海上作業台昇降時
での各ピニオンのトルクバランス操作と、ピニオ
ンでの海上作業台の荷重分担操作とを容易に切換
えることができる。
図面は、この考案のラツクピニオン式昇降装置
を示す概略図である。 1……海上作業台、2……昇降脚、3……ラツ
ク、4……ピニオン、5……ラツクピニオン式昇
降装置、6……ストツパ、7……トルクバランス
装置、8……流体供給量調節装置、9……運動変
換部、10……クラツチ、11……駆動部、12
……出力軸、13……ピストンロツド、14……
流体シリンダ、16……流体ポンプ、17……リ
リーフ部、18……荷重分担モード設定弁、19
……トルクバランスモード設定弁、20……切換
弁。
を示す概略図である。 1……海上作業台、2……昇降脚、3……ラツ
ク、4……ピニオン、5……ラツクピニオン式昇
降装置、6……ストツパ、7……トルクバランス
装置、8……流体供給量調節装置、9……運動変
換部、10……クラツチ、11……駆動部、12
……出力軸、13……ピストンロツド、14……
流体シリンダ、16……流体ポンプ、17……リ
リーフ部、18……荷重分担モード設定弁、19
……トルクバランスモード設定弁、20……切換
弁。
Claims (1)
- 昇降脚へ設けたラツクに噛合う複数のピニオン
と、ラツクに係止させるストツパと、運動変換部
およびクラツチを介して前記ピニオンの駆動部出
力軸にトルクを附加することが可能な流体シリン
ダを設け、このシリンダの作動制御を行つて各ピ
ニオンの噛合いトルクを均一にするトルクバラン
ス装置が備えられていると共に、海上作業台の停
止状態保持時におけるラツクへ噛合うピニオンへ
の荷重分担モードと、前記トルクバランス装置に
おける噛合いトルクの均一制御モードとの両モー
ド切換可能なトルクバランス装置への流体供給圧
調節装置を備えたラツクピニオン式昇降装置を有
する海洋構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986010803U JPH0336584Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986010803U JPH0336584Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62125135U JPS62125135U (ja) | 1987-08-08 |
JPH0336584Y2 true JPH0336584Y2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=30797439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986010803U Expired JPH0336584Y2 (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336584Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545128A (en) * | 1978-09-22 | 1980-03-29 | Teac Co | Optical record signal reproducing method |
JPS5932614A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Nippon Denso Co Ltd | ラジエ−タシヤツタ自動制御装置 |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP1986010803U patent/JPH0336584Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545128A (en) * | 1978-09-22 | 1980-03-29 | Teac Co | Optical record signal reproducing method |
JPS5932614A (ja) * | 1982-08-18 | 1984-02-22 | Nippon Denso Co Ltd | ラジエ−タシヤツタ自動制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62125135U (ja) | 1987-08-08 |
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