JPH0336500Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0336500Y2 JPH0336500Y2 JP10741286U JP10741286U JPH0336500Y2 JP H0336500 Y2 JPH0336500 Y2 JP H0336500Y2 JP 10741286 U JP10741286 U JP 10741286U JP 10741286 U JP10741286 U JP 10741286U JP H0336500 Y2 JPH0336500 Y2 JP H0336500Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drug
- support
- cut
- affected area
- shaped notch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Medicinal Preparation (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は痔の治療のために用いられる貼付剤
に関する。
に関する。
従来の痔疾治療には適宜の大きさに裁断したガ
ーゼ等の支持体の中央に薬剤を塗布し、薬剤を患
部に当ててテープ等で固定していた。
ーゼ等の支持体の中央に薬剤を塗布し、薬剤を患
部に当ててテープ等で固定していた。
支持体が平面であるため凹所にある肛門にぴつ
たり薬剤を付着させることが困難であり、薬剤の
量も部分的にその都度塗布するため過不足を生じ
薬効が一定しないし、又全面を接着するためのテ
ープ等でかぶれるおそれもあつた。
たり薬剤を付着させることが困難であり、薬剤の
量も部分的にその都度塗布するため過不足を生じ
薬効が一定しないし、又全面を接着するためのテ
ープ等でかぶれるおそれもあつた。
通気性の素材を実質的に円形に裁断した支持体
の周縁の一部にＶ字形の切欠を設けるとともに、
中央部に切目を設け、この支持体の一面に全面に
わたり薬剤を均等に塗布し、Ｖ字形の切欠部の両
側で支持体を合せて支持体の薬剤塗布面を円錐形
にできるようにすると共に、支持体の中央部に切
目を設けた。
の周縁の一部にＶ字形の切欠を設けるとともに、
中央部に切目を設け、この支持体の一面に全面に
わたり薬剤を均等に塗布し、Ｖ字形の切欠部の両
側で支持体を合せて支持体の薬剤塗布面を円錐形
にできるようにすると共に、支持体の中央部に切
目を設けた。
上述のように支持体の薬剤塗布面を円錐形にす
ることにより患部へすきまなく貼り付けることが
でき、又薬剤自体の粘着力で貼付することがで
き、又切目によりガスの通過が容易になつた。
ることにより患部へすきまなく貼り付けることが
でき、又薬剤自体の粘着力で貼付することがで
き、又切目によりガスの通過が容易になつた。
第１図乃至第３図においてこの考案の貼付剤の
支持体１はガーゼその他の通気性に富む素材から
なり円形又はそれに近い楕円形等、実質的に円形
になるように裁断されており、その周縁の一部に
はＶ字形の切欠２が設けられている。また中央部
にはスリツト即ち切目３が設けられている。切目
３の形状はガス（放屁）の圧力でガスが通過でき
る程度の大きさ形状なら何でもよく、ここでは十
字形に切られている。
支持体１はガーゼその他の通気性に富む素材から
なり円形又はそれに近い楕円形等、実質的に円形
になるように裁断されており、その周縁の一部に
はＶ字形の切欠２が設けられている。また中央部
にはスリツト即ち切目３が設けられている。切目
３の形状はガス（放屁）の圧力でガスが通過でき
る程度の大きさ形状なら何でもよく、ここでは十
字形に切られている。
支持体の一面、図では下面、には全面にわたり
均等な厚さに薬剤４が塗布され、薬剤面は周知の
ように剥離可能に貼着されたライナー台紙５によ
り被覆されている。薬剤４はテープ等を用いるこ
となく薬剤自体の貼着力で薬剤を塗布された支持
体１が患部に接着されるに足る粘着力を備えてい
ることが必要である。支持体１の他の面にはコー
トフイルム即ち保護フイルム６が剥離自在に貼着
されている。この保護フイルムは省略することも
できる。
均等な厚さに薬剤４が塗布され、薬剤面は周知の
ように剥離可能に貼着されたライナー台紙５によ
り被覆されている。薬剤４はテープ等を用いるこ
となく薬剤自体の貼着力で薬剤を塗布された支持
体１が患部に接着されるに足る粘着力を備えてい
ることが必要である。支持体１の他の面にはコー
トフイルム即ち保護フイルム６が剥離自在に貼着
されている。この保護フイルムは省略することも
できる。
この考案の貼付剤を製造するには、予め、支持
体１の素材の一面に薬剤４を均等に塗布し、それ
にライナー台紙５、要すれば保護フイルム６を重
ねた連続した中間製品を作り、ついで型抜き機に
より、ライナー台紙を残して実質的な円形の輪郭
とＶ字形切欠２、切目３を打抜いて打滓を除き、
更にライナー台紙５を所定形状に切断すればよ
い。
体１の素材の一面に薬剤４を均等に塗布し、それ
にライナー台紙５、要すれば保護フイルム６を重
ねた連続した中間製品を作り、ついで型抜き機に
より、ライナー台紙を残して実質的な円形の輪郭
とＶ字形切欠２、切目３を打抜いて打滓を除き、
更にライナー台紙５を所定形状に切断すればよ
い。
この貼付剤を使用するには、まず薬剤４の付着
した支持体１をライナー台紙５から外し、保護フ
イルム６を取り除いてから、第４図に示すように
薬剤４が外側になるようにしてＶ字形切欠２の両
側を重ねて薬剤により接着すると、薬剤４が露出
した円錐形が形成されるので円錐の頂点が肛門の
中央に当たるようにして、円錐形の内側から支持
体１を押し付けると薬剤の粘着力により肛門を中
心とする凹部の皮膚に薬剤の全面が接着され、テ
ープ等を必要とすることなく患部に貼着すること
ができる。
した支持体１をライナー台紙５から外し、保護フ
イルム６を取り除いてから、第４図に示すように
薬剤４が外側になるようにしてＶ字形切欠２の両
側を重ねて薬剤により接着すると、薬剤４が露出
した円錐形が形成されるので円錐の頂点が肛門の
中央に当たるようにして、円錐形の内側から支持
体１を押し付けると薬剤の粘着力により肛門を中
心とする凹部の皮膚に薬剤の全面が接着され、テ
ープ等を必要とすることなく患部に貼着すること
ができる。
この考案の貼付剤は上述の如く支持体の全面に
均等に薬剤が塗布されており、薬剤自体の粘着力
で患部に貼付されるので、患部を保護すると共
に、有効成分の吸収を高めることができる。また
テープなどで接着することにより生ずるかぶれを
生ずるおそれはない。
均等に薬剤が塗布されており、薬剤自体の粘着力
で患部に貼付されるので、患部を保護すると共
に、有効成分の吸収を高めることができる。また
テープなどで接着することにより生ずるかぶれを
生ずるおそれはない。
また円形の一部にＶ字形の切欠を設けることに
より、貼付したときに円錐形にできるので肛門等
の患部にぴつたりと接着できる。さらに中央部に
切目３が設けられているのでガスの排出を阻げる
ことはない。
より、貼付したときに円錐形にできるので肛門等
の患部にぴつたりと接着できる。さらに中央部に
切目３が設けられているのでガスの排出を阻げる
ことはない。
その外、支持体の全面に薬剤が塗布されている
ので容易に一定量の薬剤を適用することができ、
また全面の薬剤により患部に貼付されるので密封
効果により成分の吸収効果が向上する。また手を
汚さないで、貼付剤の粘着や除去が清潔で手軽に
できる。患部を保護保定することによる物理的な
効果がある、衣服や下着を汚さない、必要により
すぐに薬剤を取り除くことができ、拭取りの必要
な軟膏と比べて清潔である等々多くの効果を奏す
ることができる。
ので容易に一定量の薬剤を適用することができ、
また全面の薬剤により患部に貼付されるので密封
効果により成分の吸収効果が向上する。また手を
汚さないで、貼付剤の粘着や除去が清潔で手軽に
できる。患部を保護保定することによる物理的な
効果がある、衣服や下着を汚さない、必要により
すぐに薬剤を取り除くことができ、拭取りの必要
な軟膏と比べて清潔である等々多くの効果を奏す
ることができる。
第１図はこの考案の一実施例の平面図、第２図
は第１図のＡ−Ａ線における断面図で模式的に示
し、第３図は第１図のＢ−Ｂ線における同様な断
面図、第４図は使用状況を示す斜視図である。 １……支持体、２……Ｖ字形切欠、３……切
目、４……薬剤、５……ライナー台紙。
は第１図のＡ−Ａ線における断面図で模式的に示
し、第３図は第１図のＢ−Ｂ線における同様な断
面図、第４図は使用状況を示す斜視図である。 １……支持体、２……Ｖ字形切欠、３……切
目、４……薬剤、５……ライナー台紙。
Claims (1)
- 通気性の素材からなり、実質的に円形である支
持体の周縁の一部にＶ字形の切欠きを設けるとと
もに中央部に切目を設け、該支持体の一面の全面
にわたり薬剤を均等に塗布し、薬剤面にライナー
台紙を剥離自在に被覆してなる痔用貼付剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10741286U JPH0336500Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10741286U JPH0336500Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6314529U JPS6314529U (ja) | 1988-01-30 |
| JPH0336500Y2 true JPH0336500Y2 (ja) | 1991-08-02 |
Family
ID=30983670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10741286U Expired JPH0336500Y2 (ja) | 1986-07-15 | 1986-07-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0336500Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-07-15 JP JP10741286U patent/JPH0336500Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6314529U (ja) | 1988-01-30 |
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