JP3001076U - 創傷等のバンド包帯及びその分設バンド - Google Patents

創傷等のバンド包帯及びその分設バンド

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JP3001076U
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廣司 穂積
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廣司 穂積
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状に形成して貼着するバンド包帯及び分設
バンド。 【構成】 ガーゼバンドの一端上面に、リバノールもし
くは脱脂綿を止着し、他端に巾広の接着固定部を設けて
巾、長さを自在に構成した包帯バンド、又は適宜サイズ
のリバノール薬布等を切り取り溝で切り取り可能にガー
ゼバンド上に連設した分設バンドとする。ガーゼ本体に
はピンホールを設け接着剤処理もしくは未処理とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は創傷等のバンド包帯及びバンドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在創傷等のバンド薬としては、図11のように基材となるバンド1の上面中 央に創傷薬等を塗布した薬布2を接着しその上面に中央より両側に剥離する2つ 割りのカバー3と包装紙(図示省略)を被着しカバー3を剥離してバンド1及び 薬布2を露出させ人体の創傷部に接着し又は巻回して手当をするバンド薬が市販 されている。しかしこれらのバンド薬は規格サイズが一定で小さく基材は合成樹 脂製の薄いテープ状のバンドシート1に接着剤5を塗布して人体に止着するため 貼着部位が密着状に貼りついて微細孔4の通気性も十分でなく、又テープ状のシ ートが収縮性のため指や患部の締め付け感が強く、テープ貼着部皮膚が白く変色 する難点があり、肌に密着して剥がし難い問題もある。又病院等で使用する包帯 バンドは薬液を塗布したガーゼを患部に接着し、更に別の包帯で巻装し終端を切 り裂くとか、あるいはホック金具により止着する等の手当をしているので面倒で 手間が掛る等の難点がある。
【0003】
【本考案の解決すべき課題】
本考案は上述のバンド薬の難点及び機能と利用度の高い包帯バンド及びその分 設バンドを提供することを目的としたもので、又バンド薬に新規の機能を持たせ ることを課題とした。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達するための手段としては、滅菌及び接着処理もしくは接着剤を 塗布しない適宜巾及び長さのピンホールを穿設したガーゼバンドを設け、その始 端にリバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿を接着し、接着処理しない延設したカ ーゼバンドの終端に止着部を設けると共に、これらの各部上面に2つ割りした剥 離表紙を剥離可能に被着し、又はガーゼバンドの上面に取りつけるリバノールガ ーゼもしくは滅菌脱脂綿を分設するとか、もしくは切り取ってガーゼバンドとし て取りつける場合新規の構成を加えた創傷等のバンド包帯及びその分設バンドに 係るものである。
【0005】
【作用】
巻装したバンド包帯の剥離表紙を剥離して創傷患部にリバノールガーゼもしく は滅菌脱脂綿を当接し、その周囲をガーゼ本体の接着固定部で止着した上でガー ゼバンドを巻回すればバンドは患部に密着固定する。又巾広のガーゼバンド上に リバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿を連設し、バンド包帯の切り取り溝より切 り離して分設バンドとして患部に貼着すればリバノールガーゼ又は滅菌脱脂綿周 囲の接着面が患部周囲に密着する。その際指頭又は膝頭等の円頭部には図6の切 り取り溝を設けたガーゼバンドが患部に密接した被着作用を果す。ガーゼ本体に 設けたピンホールはガーゼと相俟って通気作用を助長する。ガーゼバンドの端縁 は端部に設けた接着面で止着させる。
【0006】
【実施例】
図面において図1、図2は本発明の第1実施例を示し、図3は第2の実施例、 図4、図5は第3の実施例、図6〜図10は第4の実施例を示す。以下各実施例 について図示説明する。
【0007】 先ず図1、図2の第1実施例について説明すれば、10は本考案のバンド包帯 で11は基材となるガーゼ本体、12はガーゼ本体上と接着面に設けたピンホー ルである。ガーゼの長さと巾寸法は用途に応じたサイズに作成する。指に巻回す る場合は巾4cm〜6cm、長さ10cm〜15cm程度とし、腕の場合の例は 巾5〜9cm、長さ20〜30cmの寸法に成形する。材質は滅菌処理した繊維 布、合成繊維等で構成し、通気性を保つため適宜のピンホールを設ける。13は ガーゼ本体の接着したリバノールガーゼ又は滅菌した脱脂綿布である。ガーゼ本 体には接着剤は塗布しないが、リバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿の周囲は接 着剤14を塗布した接着固定部15を巾広に設ける。16はガーゼ本体の終端に 設けたガーゼ本体の取着部で接着剤14を塗布する。17はガーゼ本体11に取 着したリバノールガーゼや止着部16の上面に剥離可能に被着する剥離表紙であ る。剥離表紙はガーゼ本体の長さ方向にセパレート溝18で2分して被着する。 使用に際しては剥離表紙を剥離してガーゼ本体11を露出させ、患部にリバノー ルガーゼもしくは滅菌脱脂綿を当接し接着固定部15で患部周囲を固定し、ガー ゼ本体を指や腕等に巻回し止着部16でガーゼ端縁を固着する。商品化する際は バンド包帯10の両面を包装紙で被着してもよい。(図示省略)。
【0008】 図3は第2実施例でガーゼ本体19の始端に両側に接着剤塗布面14、14を 設けてリバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿20を取りつけ、21は接着剤を塗 布しないバンド包帯のガーゼ本体部分である。22はバンド終端の接着剤を設け たバンドの止着部である。バンド包帯の上面には剥離表紙を取着する。(図示省 略)。
【0009】 図4、図5は第3実施例でバンド包帯10のガーゼ本体23を巾広のバンドサ イズとし、上面にリバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿22間に設けたバンド切 り取り溝でバンド包帯を20a、20b、20c‥‥各片に切り取り使用し、又 は連設した2〜3片のバンドを創傷部に被着使用する。27は接着剤14で処理 した巾広の接着面でバンドの接着固定性を昂める。なおバンド切り取り溝25で 切り取った個々のバンド包帯は、指頭や膝頭等の円頭部に使用する際は、被着し たバンドのガーゼ本体やリバノール脱脂綿部分に余分な皺や隙間が生ずるので、 図6〜図10の第4実施例で分設したバンド、例えば分設片20aについてリバ ノールと脱脂綿24を図6〜図9のように構成し、もしくは図10のように切り 溝26を設けておけば、その切り溝を切り裂き円頭部や屈伸部分に被着すれば患 部とその周囲に密着させることが可能となる。又切り溝の設定やリバノールガー ゼや脱脂綿は実施例に限定されず円形やその他十字形等適宜設計変更して実施す る。バンド包帯の巾、長さについても同様である。又図8〜図10についても平 面の創傷部分の被着は切り溝26を設けなくてもよい。
【0010】
【効果】
本考案は上述したバンド包帯で従来の傷バンド等に対し、基布をガーゼとし肌 当りがソフトでピンホールを設けたので通気性がよく、熱がこもらず患部以外の 皮膚を変色させる難点も解消される。本考案バンド包帯はリバノールガーゼ又は 消毒脱脂綿の周囲のガーゼ本体を巾広に形成し、接着剤を塗布してあるので接着 部でしっかり止着固定した上でリバノールガーゼや消毒脱脂綿を当接するのでガ ーゼ本体の止着性にすぐれている。又ガーゼ本体と薬布部分は一体に作られてい るので別個にガーゼや包帯を用意する必要がなく、そのまま即時巻回使用できる ので急を要する場合の常備バンド薬材として利用性が高い。更に本考案のバンド 包帯は薬液ガーゼや脱脂綿が患部よりずれたり外れたりするおそれもなく指頭や 膝頭部分の取りつけの難かしい場所にもフイットするように構成してあるので患 部の保護カバーに適し治癒作用を昂める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の斜視図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】第2実施例の全体図である。
【図4】第3実施例の一部断面図である。
【図5】第3実施例の中央断面図である。
【図6】第3実施例のバンド包帯を分離して指先等の円
頭部分に被着する第4実施例である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
【図8】バンド分設片の他の例
【図9】バンド分設片の他の例
【図10】バンド分設片の他の例
【図11】従来のきずバンドの全体図である。
【符号の説明】
10 バンド包帯 11 ガーゼ本体 12 ピンホール 13 リバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿 14 接着剤 15 接着固定部 16 止着部 22 止着部 17 剥離表紙 18 セパレート溝 19 ガーゼ本体 20 リバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿 24 リバノールガーゼもしくは滅菌脱脂綿 21 ガーゼ本体 23 ガーゼ本体 25 バンド切り取り溝 26 切り溝 27 接着面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に接着処理もしくは接着処理しない
    で設けた適宜巾及び長さの滅菌したガーゼ本体と、その
    始端上面に接着固定面を十分に設けて取り付けたリバノ
    ールガーゼ、もしくは滅菌脱脂綿と、ガーゼ本体及び接
    着面に設けたピンホールと、これらの上面に止着した剥
    離表紙とよりなることを特徴とする創傷等のバンド包
    帯。
  2. 【請求項2】 適宜巾及び長さの滅菌したガーゼ本体
    と、その上面に設けた接着面と、その接着面を周囲に十
    分に設け等間隔に取り付けたガーゼ本体上面のリバノー
    ルガーゼ、もしくは滅菌脱脂綿と、ガーゼ本体及び接着
    面に設けたピンホールと、ガーゼ本体に分設した前記リ
    バノールガーゼ、もしくは滅菌脱脂綿間に設けたバンド
    包帯の切り取り溝とよりなることを特徴とする創傷等の
    バンド包帯。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の滅菌したガーゼ本体に切
    り取り溝を設けて分設したリバノールガーゼ、もしくは
    滅菌脱脂綿において、分設したガーゼ本体とリバノール
    ガーゼ、もしくは滅菌脱脂綿との間に切り取り部もしく
    は切込溝を適宜跨設したことを特徴とする創傷のバンド
    包帯の分設バンド。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232196B2 (ja) * 1973-02-12 1977-08-19
JPS5735333B2 (ja) * 1975-06-24 1982-07-28
JPH0638948B2 (ja) * 1991-01-30 1994-05-25 郵政大臣 紙葉類区分装置

Patent Citations (3)

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