JPH0336347Y2 - - Google Patents

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JPH0336347Y2
JPH0336347Y2 JP1989051199U JP5119989U JPH0336347Y2 JP H0336347 Y2 JPH0336347 Y2 JP H0336347Y2 JP 1989051199 U JP1989051199 U JP 1989051199U JP 5119989 U JP5119989 U JP 5119989U JP H0336347 Y2 JPH0336347 Y2 JP H0336347Y2
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bathtub
hot water
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machine installation
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、温熱治療用の部分浴槽の改良に関す
る。
従来の技術 従来の噴流温湯の流動向きを往復回動させる装
置を浴槽内に有する浴槽装置としては特公昭41−
18758号がある。この公報に示される技術は、浴
槽の一側壁に治療用ノズルを設け、治療用ノズル
へ供給する加圧湯の一部を駆動用ノズルから噴流
しこの噴流圧力を回転力に変換し、さらに往復動
力に変換し、この往復動力で治療用ノズルを左右
に往復動させている。
考案が解決しようとする課題 従来技術として示した特公昭41−18758号の技
術では治療用ノズルを左右に往復動させる構成が
複雑で精密さが要求されるという難点があつた。
課題を解決するための手段 本考案は従来浴槽装置の難点を解消し噴流温湯
を簡易で堅牢な流動向きを変える回動手段によつ
て、治療用のノズルの配管の耐久性を向上し、さ
らに治療効果高めた浴槽装置の噴流変向ガイドを
提供することを目的としている。
即ち本考案は、浴槽装置2は浴槽3と機械設置
部4とからなり、機械設置部4内には浴槽3内の
温湯を吸入しさらに圧縮して浴槽3内に噴出する
循環ポンプ26を設け、循環ポンプ26で加圧さ
れた温湯を噴出するノズル19を浴槽3の一側壁
18に設け、機械設置部4から浴槽3内に向かつ
て吊下する垂直回動軸22と、該垂直回動軸22
を低速で往復回動させるクランク機構24及びギ
ヤードモータ23でなる駆動部25を機械設置部
4に設け、前記垂直回動軸22の下端にノズル1
9の直前に位置しノズル19から噴出する噴流温
湯を内部通過させこの噴流温湯の流動向きを変更
するガイド21を取着してなることを特徴とする
浴槽装置の噴流変向ガイドである。
作 用 本考案の作用を以下に述べる。
浴槽3に注いだ水をヒーター17への通電によ
り加熱する。水温が上昇して設定温度(例えば42
℃)に達するとその湯温を検出している温度セン
サ32の検出信号により電気回路部33が作動し
てヒーター17の通電電流を減じる。同時に電気
回路部33の作動により所定時間循環ポンプ26
あるいはリングブロア27を作動させ浴槽3内の
温湯を攪拌し湯温を均等化する。湯温均等化によ
り温度センサ32周辺の温度が下げればヒーター
17への通電電流が増し再度湯温を加熱する。こ
のようにして浴槽3内湯温の温度は均等な設定温
度になされて維持される。
温湯を満たした浴槽3の上面中央あるいは浴槽
3の長手縁上に座部9を位置せしめ、該座部9に
自転車に乗る様な姿勢で坐し、肘付き台5に肘を
付いて上半身を前傾姿勢となして両下肢あるいは
片下肢の患部を温湯内に漬けて水治療を行なう。
患部が膝関節の場合は第5図に示すように大腿を
やや前屈し膝関節より下方を後屈して膝関節を温
湯中に漬ける。前述の入浴姿勢において、上半身
を前傾しないで垂直位になすと大腿直筋が伸張さ
れて疲労し苦痛を感じるので上半身を前傾姿勢と
して自然で安楽な体位になす。
操作パネル30の各種照光式押釦スイツチ28
を操作し循環ポンプ26あるいはリングブロア2
7の作動によつて下肢患部に噴流投与、起泡投与
を適宜行ない、さらにヒーター17の通電によつ
て浴槽3内の温度を調節する。
またギヤードモータ23の作動によつてガイド
21は連続的に垂直軸芯回りに所定角度の範囲内
で首振り状に低速に往復動され、ノズル19から
の噴流温湯にはエアーパイプ20から吸い込んだ
空気が混入されており、この噴流温湯はガイド2
1を経由して噴流され噴流向きが連続的にゆつく
りと変向される。ギヤードモータ23の作動を停
止すればガイド21は適宜位置で停止される。浴
槽3内の噴流向きが変更されることにより浴槽3
内温湯の渦流向きも逆順交代が繰り返される。
膝関節より下方の患部を浴槽3内の温湯に漬け
て治療をする場合の治療姿勢としては、前述の様
に座部9に坐して自転車乗り姿勢でなすかあるい
は浴槽3周辺に別体の椅子を準備して患者はこの
椅子に坐して足患部を浴槽3内の温湯に漬けて治
療する。
実施例 以下図面にもとづいて本考案の実施例を詳述す
る。
下面にキヤスター1を取着した浴槽装置2は直
方体の浴槽3と機械設置部4とからなり機械設置
部4の上部には肘付き台が載設される。前記浴槽
3の一側壁上縁6の中央部には嵌合凹部7が設け
られ、該嵌合凹部7には回動自在かつ着脱自在に
逆L字型のアーム8が嵌合されている。嵌合凹部
7にはノブボルト10が浴槽装置2外側より螺着
され、アーム8の垂直辺は高さ調節可能にノブボ
ルト10で押圧固定される。該アーム8の露出側
先端には平面視略三角形の座部9が取着されてい
る。
前記浴槽3の底壁11適宜位置には浴槽3内の
温湯を取水する取水口12と浴槽3内の温湯を排
出する排出口13と圧縮空気を浴槽3内に導入す
る空気口15とが開けられている。前記浴槽3の
底壁11上には上面に圧縮空気を噴出する小穴1
6を多数有する気泡板14が載置され、気泡板1
4の下面に設ける開口部(図示省略)は空気口1
5に連通連結される。底壁11上面には浴槽3内
の温湯を加熱するヒーター17が取着されヒータ
ー17の真上方には保護用平板35が設けられ
る。
前記機械設置部4内及び機械設置部4方向の浴
槽3内には循環ポンプ26とノズル19をガイド
21と駆動部25とからなるノズル機構31が設
置されている。即ち機械設置部4方向の浴槽3の
一側壁18にはパイプでなるノズル19を設け、
該ノズル19の中途部からは内部連通するエアパ
イプ20が上方に向けて浴槽3内の温湯面より上
位に延出される。ノズル19の直前にはノズル1
9から噴流される噴流温湯を内部通過させこの噴
流温湯の流動向きを変更するガイド21が設けら
れる。機械設置部4内上方から浴槽3内に吊下し
て設けた垂直回動軸22の下端にはガイド21が
取着されており、前述のように該ガイド21はノ
ズル19直前に位置している。機械設置部4内上
方に設けたギヤードモータ23及びギヤードモー
タ23の回転運動を往復回動運動にかえるクラン
ク機構24からなる駆動部25によつて垂直回動
軸22は一定角度の範囲で往復回動される。
機械設置部4内下方には浴槽3内の温湯を吸
入・圧縮して硬管材で直結配管されるノズル19
に向けて吐出する循環ポンプ26が設置され、機
械設置部4内上方には大気を吸入・圧縮して空気
口15に向けて吐出するリングブロア27が設置
されている。
浴槽3の一側壁18内側下部には温湯を検出す
る温度センサ32が取着されており、該温度セン
サ32の検出信号及び操作パネル30の制御信号
と電源部34の電圧とを得てギヤードモータ2
3、ヒーター17、循環ポンプ26及びリングブ
ロア27の通電を制御する電気回路部33を、機
械設置部4外上部に載設され平面を有する肘付き
台5の内部に有し、該肘付き台5には各種照光式
押釦スイツチ28及び表示器29を配設した操作
パネル30が正面に止着される。
考案の効果 本考案の効果を以下に述べる。
本願考案は、循環ポンプからの圧力湯を噴出す
るノズルの直前に連続的に低速で往復回動するガ
イド及び駆動部を設けた為、噴流温湯は槽内に平
均して多方向に噴流されさらに浴槽に温湯の渦流
方向の交代が連続的にゆつくりと行なわれるので
ある。従つて一度の入浴で複数の部位及び多数患
者に気泡を含んだ噴流温湯の加圧付与、渦流温湯
付与によるマツサージ効果を与えることができる
という効果がある。
また本願考案は、浴槽装置の機械設置部から浴
槽内に向かつて吊下する垂直回動軸と、垂直回動
軸を低速で往復回動させるクランク機構及びギヤ
ードモータを有してなる駆動部を機械設置部に設
け、前記垂直回動軸の下端には浴槽の一側壁に固
定して設置したノズルの直前に位置しノズルから
噴出する噴流温湯を内部通過させこの噴流温湯の
流動向きを変更するガイドを取着してなる。
この構成によれば、噴流温湯の流動向きを往復
変更させて一度の入浴で複数部位に噴流温湯を付
与し効果的な治療を行うものにおいて、噴流温湯
の流動向きはガイドを回動させることにより変更
し、ノズルと循環ポンプとの間は硬管材で直結配
管するものであるから、配管部材とノズルの接続
部に枢着部材を設ける必要が無く、あるいは配管
部材を加撓物にする必要は無く、ゆえにこのノズ
ルへ加圧した温湯を付与する為の構成が極めて簡
単で、耐久性は頗る良好である。
また、ノズルを固定しておいてガイドを往復回
動して噴流温湯の流動向きを変更させる機構であ
るから、この回動機構の構成は水車を用いる従来
の構成に比して簡潔でありさらに特別な精密さを
要するということも無く、安定した往復回動を得
ることができ、安価にしかも堅牢に製作できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示しており、第1図は
右側部分断面図、第2図は平面図、第3図は第1
図A−A矢視図、第4図は全体斜視図、第5図は
使用状態を示す側面図、第6図は電気回路のブロ
ツク図である。 2……浴槽装置、3……浴槽、4……機械設置
部、5……肘付き台、6……一側壁上縁、7……
嵌合凹部、8……アーム、9……座部、18……
一側壁、19……ノズル、20……エアーパイ
プ、21……ガイド、22……垂直回動軸、23
……ギヤードモータ、24……クランク機構、2
5……駆動部、26……循環ポンプ、27……リ
ングブロア、31……ノズル機構、32……温度
センサ、33……電気回路部、11……底壁、1
7……ヒーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽3と機械設置部4とからなり、機械設置部
    4内には浴槽3内の温湯を吸入しさらに圧縮して
    浴槽3内に噴出する循環ポンプ26を設け、循環
    ポンプ26で加圧された温湯を噴出するノズル1
    9を浴槽3の一側壁18に設け、機械設置部4か
    ら浴槽3内に向かつて吊下する垂直回動軸22
    と、該垂直回動軸22を低速で往復回動させるク
    ランク機構24及びギヤードモータ23でなる駆
    動部25を機械設置部4に設けた浴槽装置2にお
    いて、前記垂直回動軸22の下端にノズル19の
    直前に位置しノズル19から一旦浴槽3内に噴出
    した噴流温湯を内部通過させこの噴流温湯の流動
    向きを変更するガイド21をノズル19とは別体
    に独立して設けたことを特徴とする浴槽装置の噴
    流変向ガイド。
JP1989051199U 1989-04-27 1989-04-27 Expired JPH0336347Y2 (ja)

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JPH01165033U JPH01165033U (ja) 1989-11-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5764334U (ja) * 1980-09-25 1982-04-16

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