JPH022353Y2 - - Google Patents

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JPH022353Y2
JPH022353Y2 JP1982149011U JP14901182U JPH022353Y2 JP H022353 Y2 JPH022353 Y2 JP H022353Y2 JP 1982149011 U JP1982149011 U JP 1982149011U JP 14901182 U JP14901182 U JP 14901182U JP H022353 Y2 JPH022353 Y2 JP H022353Y2
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JP
Japan
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bathtub
outer casing
seat
jet
nozzle
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JP1982149011U
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JPS5953032U (ja
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は患部のマツサージ、温熱療法、機能訓
練に用いられる噴流浴槽に関する。
膝関節の痙縮の治療では膝関節を湯中に漬け
て、この膝関節に噴流湯を投与して温熱治療及び
マツサージをしながら屈伸することが望ましい。
即ち患部の筋が弛緩状態にある時に屈伸訓練をす
ると関節の可動域の拡大が効果的になせるのであ
る。
従来、噴流浴槽の側壁は垂直もしくは傾斜され
てなり、大腿部を支持して屈伸がなせる様に形成
した側壁あるいは支持具を備えたものは無かつた
のである。ゆえに患者は膝関節の屈伸の動作を座
姿勢ではなしがたく不安定で緊張した姿勢をとら
ざるを得ず治療に患者も施療者も多くの労力を要
していたのである。
そこで本考案は楽な姿勢で膝関節の効果的な機
能訓練、温熱治療を施すことができる噴流浴槽を
提供することを目的としている。
即ち、矩形の外筐2の内部に矩形の浴槽3を設
け、該浴槽3の底部には面状発熱体9を添設し、
前記外筐2の長手方向の一方面上には座席6を設
置し、座席6設置側の浴槽3上縁には浴槽3内へ
向つて下方に傾斜する支持台4を取着し、外筐2
の座席6設置部に対向する長手方向の他方部側壁
21には浴槽3内に向うノズル7の噴流向きを外
筐2の外部から変更操作する操作レバー30を設
け、該操作レバー30設置側の外筐2上面に立設
する支持棹31に操作盤8を設置してなる噴流浴
槽である。
前記支持棹31は逆U字形に形成され立設中途
部から座席6設置方向に屈曲延長されてなり、ま
た前記支持台4は方形に形成され、該支持台4は
その一辺を浴槽3上縁に回動可能に軸支されて該
浴槽3内へ向つて下方に傾斜される。該支持台4
の下面は浴槽3の一方側壁10に貫通設置された
進退可動な支持棒11で支持されてなるものであ
る。
以下本考案の具体的実施例を添付図面に従つて
詳述する。
キヤスター1によつて移動できるとともに所要
の場所で定置固定できる矩形の外筐2と、この外
筐2内の長手方向の略中央部に収容設置される矩
形の浴槽3と、この浴槽3内にあつて人体の大腿
を支持する支持台4と、外筐2の長手方向の一方
内部にあり浴槽3内の湯を吸入、圧縮するポンプ
5と、外筐2の一方上面に設ける座席6と、浴槽
3側壁に設けるノズル7と、各部の制御操作を行
う操作盤8と、浴槽3内の湯を加熱する面状発熱
体9とを主要構成要素として本装置は構成され
る。
浴槽3内の湯を適温に保つための加熱手段は浴
槽3の底部外面に添設する比較的薄く形成された
面状発熱体9でなる。
外筐2は平面視で長方形を呈し、その内部には
平面視で長方形を呈する浴槽3が設置される。該
浴槽3の長手方向の一方側壁10の上端には方形
の板状体でなる支持台4がその一辺両端を回動自
在に軸支されて浴槽3内に向い下方に傾斜して設
置される。支持台4の下面は浴槽3の一方側壁1
0に貫通設置される進退可動な支持棒11により
支持される。該支持棒11は一方側壁10の裏面
に取着したギアボツクス12に貫通包持され、該
ギアボツクス12の作動により進退動する如く構
成される。該ギアボツクス12にはモーター13
が連結されて一体的に構成される。
他の実施例として支持棒11の進退動を手動で
行う場合は、浴槽3の一方側壁10の裏面に貫通
された支持棒11を座席6設置側の外筐2の一方
側壁14の外面に設けたハンドルと該ハンドルに
連結して一方側壁14の内面に設けたメネジシヤ
フト及びオネジシヤフトとからなる伸縮機構で行
つてもよい。
また別の他の実施例として支持台4を傾斜方向
に伸縮、固定可能になして、患者の大腿の長さに
対応して伸縮調整する構成としてもよい。
座席6は外筐2の一方上面に設け、該座席6の
下方にはポンプ5が収容される。
浴槽3の底面には湯又は水の供給口15と排水
口16とが設置され、浴槽3の一方側壁10に対
向する他方側壁17には気泡が混入された湯を噴
流するノズル7が突設される。前記ポンプ5の吸
入口18はパイプ(図示省略)によつて排水口1
6に接続され、ポンプ5の吐出口19はパイプに
よつて後記する噴流排水切換バルブ20の入力口
に接続される。
ノズル7は第4図に示しており、同図面におけ
る外筐2の長手方向の他方側壁21と浴槽3の長
手方向の他方側壁17との間には適宜の空間を有
している。浴槽3の他方側壁17にはボール支持
体22が設けられ、該ボール支持体22はボール
23を回動自在に支承する支持面を有しており、
該支持面がノズル管体24に取付けられたボール
23を回動自在に支承してなる。
ノズル管体24の先端には、ノズル7が装着さ
れて、そのノズル7は浴槽3内に開口せられ、又
ノズル管体24の基端にはジヨイント25が接続
される。このジヨイント25には加圧湯を導くフ
レキシブルホース26が接続されている。該フレ
キシブルホース26の他端はノズル7の噴流を制
御するノズル切換バルブ27の出力口に接続され
ている。又ジヨイント25より適宜離れたノズル
管体24には一端が開口された空気吸入パイプ2
8が連通される。
更にジヨイント25には外筐2の他方側壁21
に開口された案内口29から外筐2外側に延出さ
れる操作レバー30が取付けられる。
操作レバー30設置側の外筐2上面には適宜高
さで上方に伸長する支持棹31が立設され、この
支持棹31の所要位置にポンプ5モーター13面
状発熱体9などをコントロールする操作盤8を設
置する。この支持棹31は立設中途部分が側面視
略へ字形に屈曲され、その屈曲延長部が座席6設
置側斜め上方に伸びて逆U字形に形成されてお
り、この支持棹31は患者に対するアシストバー
の役目をも果すようになされる。
外筐2の他方側壁21と浴槽3の他方側壁17
との間の下部には二個のノズル7,7の夫々の開
閉をなすノズル切換バルブ27が設置され、この
ノズル切換バルブ27を操作するノズル切換ツマ
ミ32が外筐2上面に設けられる。このノズル切
換バルブ27の入力口は噴流排水切換バルブ20
の出力口に連通され二個の出力口はフレキシブル
ホース26でノズル7,7のジヨイント25,2
5に連通される。
さらにノズル切換バルブ27の下方には噴流排
水切換バルブ20が設けられ、該噴流排水切換バ
ルブ20の入力口は前記ポンプ5の吐出口19に
連通される。この噴流排水切換バルブ20に二個
の出力口があつてこの二個の出力口の内一個の出
力口はノズル切換バルブ27の入力口に連通され
他の一個の出力口は排水端として開放される。
以上のように構成する本考案の装置の作用を以
下に述べる。
治療を始める際に患者は支持棹31につかまつ
て座席6に座し、患者の大腿部は支持台4で支え
られ、湯中に漬けられた患部に噴流湯が投与され
温熱治療及びマツサージが施される。踵は支持台
4の角度調節によつて浴槽3底面よりやや上位に
支えられて膝関節を支点に回動可能にされ膝関節
の可動域の拡大の訓練が行なわれる。治療が終了
すると患者は支持棹31につかまつて座席6から
降りる。
又、操作盤8、ノズル7の操作レバー30、噴
流排水切換バルブ20、ノズル切換ツマミ32が
腰掛姿勢にある患者に対面する側に集中して設置
されており、施療者はこれらの各種操作部を患者
ならびに患部の様子を看視しつつ操作するのであ
る。即ち操作盤8では面状発熱体9の通電とポン
プ5及びモーター13の駆動とを操作し、操作レ
バー30ではノズルの向きの変更を操作し、噴流
排水切換バルブ20ではポンプ5から吐出される
圧力湯を浴槽3内に噴流するか浴槽3外へ排水す
るかの選択操作をし、ノズル切換ツマミ32では
二個のノズル7,7の夫々の開閉を操作するので
ある。
面状発熱体9により浴槽3内の湯を加熱して湯
温を調節し、ポンプ5の回転によつて浴槽3内の
湯を取り込み加圧し、モーター13の駆動によつ
て支持台4の傾斜角度を変更調節し、操作レバー
30によつてノズル7の向きを操作し噴流湯を患
部に当てるのである。
本考案は以上のような構成と作用であるから次
に述べるような顕著な効果を発揮する。
イ 加熱手段に薄い面状発熱体を用いて浴槽下方
の空間高さを低くしそれによつて浴槽の上縁高
さも低くした構成であるから、座席の高さは低
く患者が浴槽内に出入するのを楽に行わせるこ
とができる。
ロ 座席設置側の浴槽上縁には支持台を浴槽内に
向けて下方に取着し傾斜角度を自在に可変固定
される構成である為、足部が浴槽底面に接しな
いように支持台の傾斜角度を調整できるので患
者の下腿の長さや脚の変形等に対して多様に応
じて使うことができることとなり利用範囲を広
げたのである。
ハ 支持台に載置される大腿の下部、膝部、下腿
部及び足部は湯の中にあるとともに噴流湯が投
与される構成であるため、患部の筋を弛緩させ
た楽な座位姿勢で的確な噴流湯の投与を受けな
がら膝関節の屈伸訓練ができるのである。よつ
て温熱治療とマツサージと機能訓練とが同時に
行なわれることとなり訓練効果を上げると同時
に治療に要する時間も短縮され有利となつた。
ニ ノズルの向きの変更操作は患者に対面する側
において外筐の外部から操作レバーによつて行
なう構成であるから、施療者は患部に対する気
泡混入湯の噴流向きを看視しながら的確かつ容
易に変更操作ができ、しかも施療者は変更操作
時に手を濡らすことなく便利になせることとな
つた。
ホ ポンプの断続や支持台の角度及び湯泡の調節
等を行う操作盤は操作レバー側の高い位置に設
置した構成であるから、患者の状態を確認しな
がら実施することができ、しかも各種操作は腰
曲りの無理な姿勢をとることなく容易に実施で
きる。
ヘ 操作盤を設置する支持棹が逆U字形に形成さ
れ、この支持棹が外筐上面から所定長は直立状
に立ち上がつてその後座席3向に屈曲して延長
した構造であるから、患者は下肢部を浴槽内に
出入する際障害とならず手摺として利用でき安
全に楽に動作できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による実施例装置の一部切欠き
斜視図、第2図は同装置の全体平面図、第3図は
同じく全体側面図、第4図はノズルを示す部分図
である。 2……外筐、3……浴槽、4……支持台、6…
…座席、7……ノズル、8……操作盤、10……
一方側壁、11……支持棒、30……操作レバ
ー、31……支持棹。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 矩形の外筐2の内部に矩形の浴槽3を設け、
    該浴槽3の底部には面状発熱体9を添設し、前
    記外筐2の長手方向の上面一方には座席6を設
    置し、座席6設置側の浴槽3上縁には浴槽3内
    へ向つて下方に傾斜する支持台4を取着し、外
    筐2の座席6設置部に対向する長手方向の他方
    側壁21には浴槽3内に向うノズル7の噴流向
    きを変更操作する操作レバー30を設け、該操
    作レバー30設置側の外筐2上面には操作盤8
    を設置した支持棹31を立設してなり、前記支
    持台4は方形に形成され、該支持台4はその一
    辺が浴槽3上縁に回動可能に軸支されて浴槽3
    内へ向つて下方に傾斜し、その傾斜角度は変更
    及び固定される噴流浴槽。 (2) 支持棹31は逆U字形に形成され立設中途部
    から座席6設置方向に屈曲延長されてなる実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載の噴流浴槽。
JP14901182U 1982-09-28 1982-09-28 噴流浴槽 Granted JPS5953032U (ja)

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JP14901182U JPS5953032U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 噴流浴槽

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JP14901182U JPS5953032U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 噴流浴槽

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Publication Number Publication Date
JPS5953032U JPS5953032U (ja) 1984-04-07
JPH022353Y2 true JPH022353Y2 (ja) 1990-01-19

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JP14901182U Granted JPS5953032U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 噴流浴槽

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JPH0335324Y2 (ja) * 1986-07-24 1991-07-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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