JPH0336291A - 電解槽における電流漏洩の防止方法 - Google Patents

電解槽における電流漏洩の防止方法

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JPH0336291A
JPH0336291A JP16810589A JP16810589A JPH0336291A JP H0336291 A JPH0336291 A JP H0336291A JP 16810589 A JP16810589 A JP 16810589A JP 16810589 A JP16810589 A JP 16810589A JP H0336291 A JPH0336291 A JP H0336291A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
rolls
electrolytic
ground potential
electrolytic cell
Prior art date
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Pending
Application number
JP16810589A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Uragami
浦上 雅彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0336291A publication Critical patent/JPH0336291A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電解槽における電流の大地への漏洩による電
蝕、局部発熱を防止するための電流漏洩の防止方法に関
する。
〈従来の技術〉 ストリップをめっき処理したり電解処理するのに、通常
複数個の電解槽か用いられるか、その際、例えばめっき
電流の大地への漏洩は、セルの絶縁を強化することで防
止していたが、電気めっきにおいては電解液を扱うため
、めっき液の漏れがあるため絶縁の相持には頻繁なメン
テナンスを必要とするという問題かある。
〈発明が解決しようとする課題〉 J1電ロールと電極から成るストリップの電解槽におい
て、めっき電流がスl−リップの長さ方向に流れること
により、ストリップの長さ方向に電位が発生する。
ところで、ストリップは、通常めっきセクションの前後
にてアースロールにより大地に接地されているため、ス
トリップは電解槽内にて大地に対して電位を持つことに
なり、通電ロールおよび電極の絶縁が悪いとストリップ
に接している金属ロール(通電ロール、アースロール等
)と大地の間に電流が流れ、金属ロール、ベアリング等
の電蝕や漏洩電流による局部的な発熱等の問題が発生し
ている。
これに対し、多数の電解槽をシリーズに並べた連続処理
ラインにおける給電方法・装置について、いくつかの改
善技術が提案されている(例えば、実開昭59−153
380号公報参照)が前記漏電対策については未だ提案
されていない。
本発明は、上述した従来技術の欠点を解消するもので金
属ロールの対地電位を制御して電蝕、局部発熱を防止す
る電解槽における電流漏洩の防止方法を提供することを
目的としている。
く課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために本発明によれは、ストリップ
を通電ロールと電極を有する複数の電解槽に順次送給l
ノ”〔電解処理するに際し、前記各電解槽への電流配分
を調整することにより各電解槽の通電ロールの対地電位
を所定値以下にすることを特徴とする電解槽における電
流漏洩の防止方法が提供される。
前記各電解槽の通電ロールと電極の配置か、互いに隣接
する2槽の接続面に対して対称であるのが好ましい。
以下に本発明を6何図面に基つきさらに詳細に説明する
第1図は、電解処理ラインに461・つる通板方向各部
の大地どの電位差(対地電位)の発生状況説明図である
互いに隣接する2槽の接続面に列して通電ロール1と電
極2を対称に配置した第1電解槽3aおよび第2電解槽
3bにおいて、電流は整流器4の陽極からブスバー5を
経て電極2−めっき液→スト99160通電ロール1→
ブスバー5を通り整流器2の陰極へ矢印のように流れる
このようにストリップ6の各点をD−C→BおよびE−
+F−4Gと電流が流わることにより、ストリップ6の
長さ方向に電位差が発生する(第1図参照)。 なお、
7はアースロールである。
また、第3電解槽3c以降も同様のくり返しとなるので
第1図では省略1ノである。
ここで、前記通電ロール1の電位が大地電位よりも高く
なれば、その通電ロール1から大地へ流れ出す電流か発
生し、電蝕、局部発熱等の不具合が生じる。
そこで、G点の電位について考えると第2?I!解槽3
bの整流器4の電流を増加させれば、E点に対してG点
の電位は整流器4の電流どストリップ6の抵抗の積て降
下しG点の対地電位は下がる。
このようにして、G点の対」也電位を測定し11がら第
2電解槽3bの電極2へ流す電流を整流器4により調整
することにより、G点の対地電位を所定値以下とするこ
とができる。
前記対地電位の所定値は、給電系の絶縁構造または、漏
電による腐食の実績などから経験的に決めることができ
る。
また、各通電ロール1の夕1地電位か均しくなるよう所
定値に調整してもよい。
なお、上記説明は、各電解槽の通電ロールと電極の配置
が互いに隣接する2′4Mの接続面に対して対称とした
がこのようにすると、ストリップの長さ方向に発生ずる
電位差が互いに逆方向になり打ち消されるので好ましい
また、電気めっき処理の場合には、ストリップへのめっ
き付着量は各電解槽のめっき電流の合計量を制御すれば
よいので、上記各通NOル1の対地電位の調整は各電解
槽のめっき電流の合計量か変らないように電流配分を調
整するのが好ましい。
前記めっき電流の許容変II]幅はめっき仕様(主とし
て成分)によって大きく異なり、一般的には単一成分の
場合の方が大きい。
つぎに、本発明の電流8 Mの防止方法を6槽の電解槽
を有すイラインに適用し各電解槽の電流を自動調整した
一実施例に・ついて第2図に基づき説明する。
各電解槽3a〜3fの通電ロール1と電極2の配置は、
互いに隣接する種間で対称とした。
前記各通電ロール1の対地電位は、予め所定の対地電位
が設定されているセル電流自動調整装置8に人力され、
設定値と比較される。
つぎに、前記セル電流自動調整装置8の判定により対地
電位が設定値を越える電解槽に対し、ラインの上流側ま
たは下流側から順次電解槽毎に設けられた整流器電流制
御装置9を介して、電流配分を調整し、各通電ロール1
の対地電位を所定値以下にすることができる。 なお、
電解槽の数は641に限定されるものではない。 また
、電気めっきラインに適用する場合は、上記セル電流自
動調整装置8に各電解槽の台別電流量制御系を付加して
やわはよい。
〈実施例〉 以下に本発明を実施例に基つき具体的に説明する。
(実施例1) 8槽の電解槽3a〜3hを第3図に示すように配設した
電気めっきラインにおい°C1板厚2mm、板幅1.6
00 m mの6W IFを通板速度で150 m /
 ’tJて下記条件て亜鉛めっきを行った。
めっき?夜 2nSO4−7f120  1 m o℃
各電解槽3a〜3hには、第2図に準じて整流器電流制
御装置9を配設置ノ、各電解槽の合訓電流量を80kA
に制イ卸しなから、予め各通電ロール1の対地電位の基
準値をI■に設定したセル′!l!流自動調整装置8を
用いて、ラインの上流側から順次電流配分を調整した。
その結果は、第1表および第3図の実線のとおりであっ
た。
(比較例) 整流器電流制御装置9およびセル電流自動調整装置8を
停止()たほかは実施例と同様にして同じ条件で亜鉛め
っきを行った。
その結果は、第1表および第3図の破線のとおりであっ
た。
比較例では、各電解槽の整流器電流は全て10kAで、
通電ロールの対地電位は最大12■であったが、実施例
1では、各電解槽の整流器電流が変化し、通電ロールの
対地電位は全て基準値として設定した1v以下となった
第 表 〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したように構成さゎているので、通
電ロール、アースロール等の金属ロールの対地電位を零
付近に制fffllすることかでき、金属ロールから大
地への電流漏洩はなくなり、金属ロールやベアリングの
電蝕電流は大巾に低減され金属ロールやベアリングの寿
命か延長できる。 また、漏洩電流による局部発熱も防
止でき火災等の危険が低減てきる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、電解処理ラインにおける通板方向各部の大地
どの電位差の発生状況説明図である。 第2図は、本発明の電流漏洩の防止方法を適用した一実
施例のシステム構成図である。 第3図は、めっきライン各部の本発明適用例および従来
例の対地電位の変化を示す図である。 符号の説明 1・・・通電ロール、 2・・・電極、 3a・・・第1電解オ曹、 3b・・・第2電解槽、 3c・・・第3i!解槽、 3d・・・第4N解槽、 3e・・・第5電解槽、 3f・・・第6電解槽、 3g・・・第7電解槽、 31〕・・・第8電解槽、 4・・・整流器、 5・・・ブスバー 6・・・ストリップ、 7・・・アースロール、 8・・・セル電流自動調整装置、 9・・・整流器電流制御装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ストリップを通電ロールと電極を有する複数の電
    解槽に順次送給して電解処理するに際し、前記各電解槽
    への電流配分を調整することにより各電解槽の通電ロー
    ルの対地電位を所定値以下にすることを特徴とする電解
    槽における電流漏洩の防止方法。
  2. (2)前記各電解槽の通電ロールと電極の配置が、互い
    に隣接する2槽の接続面に対して対称である請求項1記
    載の電解槽における電流漏洩の防止方法。
JP16810589A 1989-06-29 1989-06-29 電解槽における電流漏洩の防止方法 Pending JPH0336291A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04231500A (ja) * 1990-12-27 1992-08-20 Nkk Corp 電解表面処理装置
JPH05179500A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Nkk Corp 電解表面処理装置
WO2019181179A1 (ja) * 2018-03-22 2019-09-26 富山住友電工株式会社 めっき処理装置

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