JPH0335905B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0335905B2 JPH0335905B2 JP60199677A JP19967785A JPH0335905B2 JP H0335905 B2 JPH0335905 B2 JP H0335905B2 JP 60199677 A JP60199677 A JP 60199677A JP 19967785 A JP19967785 A JP 19967785A JP H0335905 B2 JPH0335905 B2 JP H0335905B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating material
- red
- sprayed
- white
- kamaboko
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 24
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 24
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 14
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 10
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 claims description 8
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 claims description 8
- 238000004040 coloring Methods 0.000 claims description 6
- 235000013372 meat Nutrition 0.000 claims description 6
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 5
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 claims description 4
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 11
- 239000010408 film Substances 0.000 description 6
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 5
- 235000019465 surimi Nutrition 0.000 description 4
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- 241000212749 Zesius chrysomallus Species 0.000 description 1
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fish Paste Products (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はかに肉風を装うかまぼこの着色法に関
するものである。 [従来の技術] 従来の着色法は繊維状の芯材に着色液をブラシ
等で塗布する方法が一般的である。特殊な手段と
しては着色すり身をスプレー塗布する方法がある
(特公昭53−31938号公報参照)。 ところが、いずれの方法も着色面の色調が全体
に均一でかに肉の実感に乏しい。 [発明が解決しようとする問題点] 本物のかに肉では表面の色調は決して均一でな
く、斑点状の模様が見られる。本発明はその実感
により近い色調を得ようとするものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係るかにかまぼこの着色法は、魚肉の
すり身を皮膜材とし、かまぼこ繊維を束ねた棒状
の芯材を、前記皮膜材の赤白2様のものを0.4〜
2.0Kg/cm2好ましくは1.0〜1.4Kg/cm2の低空気圧で
プラスチツクフイルム上に二重にスプレーした皮
膜層により包むことを特徴とするものである。 [作用] 上記手段によるときは、皮膜材であるすり身の
性質上、これを低圧スプレーすると群となり、斑
点模様が出現する。 [実施例] 以下図面を参照しながら本発明の実施例につい
て述べる。 第1図において、1はプラスチツクフイルム、
2は赤色皮膜材、3は白色皮膜材、4はかまぼこ
繊維の束からなる芯材である。 しかして、まずプラスチツクフイルム1の上に
赤色皮膜材2を帯状にスプレーガンによつてスプ
レーする。スプレーガンの口径は2.5mm、プラス
チツクフイルム1とスフレーガンとの距離を10cm
前後に保ち、スフレーガンに対するフイルムの相
対送り速度を10m/minとしたときの状態におい
て、空気圧0.4〜2.0Kg/cm2、好ましくは1.0〜1.4
Kg/cm2の低圧に調整してスプレーすると、大きめ
の粒状斑点ができる。次いで白色皮膜材3を赤に
すり身の帯の上に塗り重ねるようにスプレーす
る。 その際の空気圧は特に高低にこだわらないが、
低圧にしてやや粒径を大きくした方が斑点模様を
際立たせることができる。 次に二重スプレーした皮膜層の上に、かまぼこ
繊維を束ねた棒状の芯材4を載置し、第2図に示
すように巻き包んで第3図に示す如き製品を得
る。 こうして出来上がつた製品5の表面には斑点状
の模様6が形成されている。 第4図〜第6図は赤色皮膜材2と白色皮膜材3
のスプレー順を前述の逆にした同様工程図を示
す。 ちなみに第7図〜第9図は従来の単一スプレー
によるものを示す。 スプレーガンの口径2.5mmのものを用い、プラ
スチツクフイルムとスプレーガンとの距離を10cm
に保ち且つスプレーガンに対するプラスチツクフ
イルムの相対送り速度を10m/minとしたときの
空気圧と粒径との関係を表に示す。 [発明の効果] さてこの二重スプレーによつて着色した製品は
次のような特徴を有している。 (1) 従来の着色法に比べて斑点状の模様が変化に
富み、より本物らしい外観を呈する。 (2) 白いすり身のスプレー幅を芯材の周長と等し
いかやや広くすれば薄い皮膜が全体を被うので
芯材4の結着性が弱くても繊維がばらけること
はない。しかし赤色皮膜材の幅を芯材の周の半
分程度にすれば赤と白の調和が美しい製品が得
られる。 ところで、赤い皮膜材のみを低圧でスプレーし
た場合と二重スプレー法との違いについて説明す
る。 勿論、赤い皮膜材単独でも、斑点状の模様が得
られることは確かである。 しかし、皮膜材はスプレー可能な柔かい材料を
使用するので、包装等により外圧が掛かると、赤
い斑点はたやすく押し潰されて周囲に広がる。 その結果、隣り合つた斑点同志がくつつき合う
ので、もはや斑点状の模様は消滅し、全体が均一
な着色になつてしまう。 ところが、二重スプレー法によれば、一方の皮
膜材の斑点と斑点の間のすき間を、他方の皮膜材
が充填するので、外圧が掛かつても斑点が消滅す
ることはない。 第10図にその外圧による変化を示し、Aの状
態に外圧を加えるとBの如く連結するが、第11
図の二重スプレーではAからBに変化するも同色
の連続がなく斑点が保たれる。 さて、第1図、第2図の実施例では、フイルム
に皮膜材のスプレーを施したが、芯材に直接スプ
レーしてもよいし、同時に1箇所でスプレーして
もよい。 また、皮膜材としては、粘度や結着性の点で、
魚肉すり身が最も適しているが、他のゲル化物質
を公知のものから適宜選んで、皮膜材の一方また
は両方に使うことも出来る。 皮膜材の色は赤と白が最も好ましいが、赤と黄
色やだいだい色等との組合わせも、考えられる。 さて、本発明の骨子は以下の2点に要約され
る。 (1) 低圧スプレーによつて、斑点状の模様を形成
することが出来る。 (2) いつたん形成された斑点を外圧によつて消滅
させないために、二重スプレーが効果を発揮す
る。 【表】
するものである。 [従来の技術] 従来の着色法は繊維状の芯材に着色液をブラシ
等で塗布する方法が一般的である。特殊な手段と
しては着色すり身をスプレー塗布する方法がある
(特公昭53−31938号公報参照)。 ところが、いずれの方法も着色面の色調が全体
に均一でかに肉の実感に乏しい。 [発明が解決しようとする問題点] 本物のかに肉では表面の色調は決して均一でな
く、斑点状の模様が見られる。本発明はその実感
により近い色調を得ようとするものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係るかにかまぼこの着色法は、魚肉の
すり身を皮膜材とし、かまぼこ繊維を束ねた棒状
の芯材を、前記皮膜材の赤白2様のものを0.4〜
2.0Kg/cm2好ましくは1.0〜1.4Kg/cm2の低空気圧で
プラスチツクフイルム上に二重にスプレーした皮
膜層により包むことを特徴とするものである。 [作用] 上記手段によるときは、皮膜材であるすり身の
性質上、これを低圧スプレーすると群となり、斑
点模様が出現する。 [実施例] 以下図面を参照しながら本発明の実施例につい
て述べる。 第1図において、1はプラスチツクフイルム、
2は赤色皮膜材、3は白色皮膜材、4はかまぼこ
繊維の束からなる芯材である。 しかして、まずプラスチツクフイルム1の上に
赤色皮膜材2を帯状にスプレーガンによつてスプ
レーする。スプレーガンの口径は2.5mm、プラス
チツクフイルム1とスフレーガンとの距離を10cm
前後に保ち、スフレーガンに対するフイルムの相
対送り速度を10m/minとしたときの状態におい
て、空気圧0.4〜2.0Kg/cm2、好ましくは1.0〜1.4
Kg/cm2の低圧に調整してスプレーすると、大きめ
の粒状斑点ができる。次いで白色皮膜材3を赤に
すり身の帯の上に塗り重ねるようにスプレーす
る。 その際の空気圧は特に高低にこだわらないが、
低圧にしてやや粒径を大きくした方が斑点模様を
際立たせることができる。 次に二重スプレーした皮膜層の上に、かまぼこ
繊維を束ねた棒状の芯材4を載置し、第2図に示
すように巻き包んで第3図に示す如き製品を得
る。 こうして出来上がつた製品5の表面には斑点状
の模様6が形成されている。 第4図〜第6図は赤色皮膜材2と白色皮膜材3
のスプレー順を前述の逆にした同様工程図を示
す。 ちなみに第7図〜第9図は従来の単一スプレー
によるものを示す。 スプレーガンの口径2.5mmのものを用い、プラ
スチツクフイルムとスプレーガンとの距離を10cm
に保ち且つスプレーガンに対するプラスチツクフ
イルムの相対送り速度を10m/minとしたときの
空気圧と粒径との関係を表に示す。 [発明の効果] さてこの二重スプレーによつて着色した製品は
次のような特徴を有している。 (1) 従来の着色法に比べて斑点状の模様が変化に
富み、より本物らしい外観を呈する。 (2) 白いすり身のスプレー幅を芯材の周長と等し
いかやや広くすれば薄い皮膜が全体を被うので
芯材4の結着性が弱くても繊維がばらけること
はない。しかし赤色皮膜材の幅を芯材の周の半
分程度にすれば赤と白の調和が美しい製品が得
られる。 ところで、赤い皮膜材のみを低圧でスプレーし
た場合と二重スプレー法との違いについて説明す
る。 勿論、赤い皮膜材単独でも、斑点状の模様が得
られることは確かである。 しかし、皮膜材はスプレー可能な柔かい材料を
使用するので、包装等により外圧が掛かると、赤
い斑点はたやすく押し潰されて周囲に広がる。 その結果、隣り合つた斑点同志がくつつき合う
ので、もはや斑点状の模様は消滅し、全体が均一
な着色になつてしまう。 ところが、二重スプレー法によれば、一方の皮
膜材の斑点と斑点の間のすき間を、他方の皮膜材
が充填するので、外圧が掛かつても斑点が消滅す
ることはない。 第10図にその外圧による変化を示し、Aの状
態に外圧を加えるとBの如く連結するが、第11
図の二重スプレーではAからBに変化するも同色
の連続がなく斑点が保たれる。 さて、第1図、第2図の実施例では、フイルム
に皮膜材のスプレーを施したが、芯材に直接スプ
レーしてもよいし、同時に1箇所でスプレーして
もよい。 また、皮膜材としては、粘度や結着性の点で、
魚肉すり身が最も適しているが、他のゲル化物質
を公知のものから適宜選んで、皮膜材の一方また
は両方に使うことも出来る。 皮膜材の色は赤と白が最も好ましいが、赤と黄
色やだいだい色等との組合わせも、考えられる。 さて、本発明の骨子は以下の2点に要約され
る。 (1) 低圧スプレーによつて、斑点状の模様を形成
することが出来る。 (2) いつたん形成された斑点を外圧によつて消滅
させないために、二重スプレーが効果を発揮す
る。 【表】
第1図及び第2図は工程順の端面図であり、第
3図は製品の斜視図である。第4図〜第6図は第
1図〜第3図に相応するが、赤と白の皮膜材のス
プレー順を逆にしたものである。第7図〜第9図
は従来技術を示す図である。第10図及び第11
図は皮膜層の一部拡大図である。 1……プラスチツクフイルム、2……赤色皮膜
材、3……白色皮膜材、4……芯材、5……製
品、6……模様。
3図は製品の斜視図である。第4図〜第6図は第
1図〜第3図に相応するが、赤と白の皮膜材のス
プレー順を逆にしたものである。第7図〜第9図
は従来技術を示す図である。第10図及び第11
図は皮膜層の一部拡大図である。 1……プラスチツクフイルム、2……赤色皮膜
材、3……白色皮膜材、4……芯材、5……製
品、6……模様。
Claims (1)
- 1 魚肉のすり身を皮膜材とし、かまぼこ繊維を
束ねた棒状の芯材を前記皮膜材の赤白2様のもの
を0.4〜2.0Kg/cm2の空気圧でプラスチツクフイル
ム上に二重にスプレーした皮膜層で包むことを特
徴とするかにかまぼこの着色法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60199677A JPS6258970A (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | かにかまぼこの着色法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60199677A JPS6258970A (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | かにかまぼこの着色法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6258970A JPS6258970A (ja) | 1987-03-14 |
JPH0335905B2 true JPH0335905B2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=16411776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60199677A Granted JPS6258970A (ja) | 1985-09-09 | 1985-09-09 | かにかまぼこの着色法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6258970A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03240467A (ja) * | 1990-02-19 | 1991-10-25 | Sugiyo:Kk | かに脚肉様水産練製品及びその製造法 |
JP2007295823A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Yanagiya:Kk | カニ風味蒲鉾及びそのカニ風味蒲鉾の製造方法 |
-
1985
- 1985-09-09 JP JP60199677A patent/JPS6258970A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6258970A (ja) | 1987-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2357923A1 (en) | Coating process applying powder and suspension syrup | |
CA2265203A1 (en) | Animated food, food additive and method | |
AR002369A1 (es) | Proceso para producir un revestimiento superficialsobre un producto alimenticio y producto alimenti cio con dicho revestimiento | |
ID22590A (id) | Produk-produk tidak konduktif yang dilapisi dan metode pelapisannya | |
US4248816A (en) | Process for forming simulated marble and resulting product | |
US5275832A (en) | Edible product of fish meat paste simulating crab leg meat | |
JPH0335905B2 (ja) | ||
ID15940A (id) | Metode dan peralatan untuk membungkus produk dalam suatu pembungkus yang terbuat dari lembaran material. | |
CA2222180A1 (en) | Method of making corrosion-inhibitor-containing foam | |
CA2253397A1 (en) | Sugar coated products and process for preparing the same | |
EP0765744A3 (en) | A machine and process for formation of a continuous composite tape for the production of wrappings for food products, and the tape and wrapping thus obtained | |
JPH03186381A (ja) | 建材の化粧方法 | |
JPH0356175A (ja) | 艶差を有する表面化粧方法 | |
GB2323055B (en) | Methods of forming objects by depositing flowable material and objects formed thereby | |
JPH0323905A (ja) | 無機質板材の化粧方法 | |
JPS58518Y2 (ja) | 壁混入材 | |
JPS6249025B2 (ja) | ||
US5078933A (en) | Process for making grained and foamed plastic article | |
JP3168047B2 (ja) | 防水パンの表面柄付け方法 | |
JPH0365164A (ja) | かに足肉風かまぼこ及びその製造用すり身シートの製造方法 | |
JPH02175102A (ja) | コンクリート製品表面の模様形成方法 | |
JPS55144322A (en) | Production of composite wire | |
JPS5588884A (en) | Preparation of decorative board having crater-like solid pattern | |
JPH08258183A (ja) | 擬竹材 | |
JPS53130741A (en) | Method of coating structural material |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |