JPH0335905B2 - - Google Patents

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JPH0335905B2
JPH0335905B2 JP60199677A JP19967785A JPH0335905B2 JP H0335905 B2 JPH0335905 B2 JP H0335905B2 JP 60199677 A JP60199677 A JP 60199677A JP 19967785 A JP19967785 A JP 19967785A JP H0335905 B2 JPH0335905 B2 JP H0335905B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating material
red
sprayed
white
kamaboko
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60199677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6258970A (ja
Inventor
Seiichi Oosaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOSAKI SUISAN KK
Original Assignee
OOSAKI SUISAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OOSAKI SUISAN KK filed Critical OOSAKI SUISAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はかに肉風を装うかまぼこの着色法に関
するものである。 [従来の技術] 従来の着色法は繊維状の芯材に着色液をブラシ
等で塗布する方法が一般的である。特殊な手段と
しては着色すり身をスプレー塗布する方法がある
(特公昭53−31938号公報参照)。 ところが、いずれの方法も着色面の色調が全体
に均一でかに肉の実感に乏しい。 [発明が解決しようとする問題点] 本物のかに肉では表面の色調は決して均一でな
く、斑点状の模様が見られる。本発明はその実感
により近い色調を得ようとするものである。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係るかにかまぼこの着色法は、魚肉の
すり身を皮膜材とし、かまぼこ繊維を束ねた棒状
の芯材を、前記皮膜材の赤白2様のものを0.4〜
2.0Kg/cm2好ましくは1.0〜1.4Kg/cm2の低空気圧で
プラスチツクフイルム上に二重にスプレーした皮
膜層により包むことを特徴とするものである。 [作用] 上記手段によるときは、皮膜材であるすり身の
性質上、これを低圧スプレーすると群となり、斑
点模様が出現する。 [実施例] 以下図面を参照しながら本発明の実施例につい
て述べる。 第1図において、1はプラスチツクフイルム、
2は赤色皮膜材、3は白色皮膜材、4はかまぼこ
繊維の束からなる芯材である。 しかして、まずプラスチツクフイルム1の上に
赤色皮膜材2を帯状にスプレーガンによつてスプ
レーする。スプレーガンの口径は2.5mm、プラス
チツクフイルム1とスフレーガンとの距離を10cm
前後に保ち、スフレーガンに対するフイルムの相
対送り速度を10m/minとしたときの状態におい
て、空気圧0.4〜2.0Kg/cm2、好ましくは1.0〜1.4
Kg/cm2の低圧に調整してスプレーすると、大きめ
の粒状斑点ができる。次いで白色皮膜材3を赤に
すり身の帯の上に塗り重ねるようにスプレーす
る。 その際の空気圧は特に高低にこだわらないが、
低圧にしてやや粒径を大きくした方が斑点模様を
際立たせることができる。 次に二重スプレーした皮膜層の上に、かまぼこ
繊維を束ねた棒状の芯材4を載置し、第2図に示
すように巻き包んで第3図に示す如き製品を得
る。 こうして出来上がつた製品5の表面には斑点状
の模様6が形成されている。 第4図〜第6図は赤色皮膜材2と白色皮膜材3
のスプレー順を前述の逆にした同様工程図を示
す。 ちなみに第7図〜第9図は従来の単一スプレー
によるものを示す。 スプレーガンの口径2.5mmのものを用い、プラ
スチツクフイルムとスプレーガンとの距離を10cm
に保ち且つスプレーガンに対するプラスチツクフ
イルムの相対送り速度を10m/minとしたときの
空気圧と粒径との関係を表に示す。 [発明の効果] さてこの二重スプレーによつて着色した製品は
次のような特徴を有している。 (1) 従来の着色法に比べて斑点状の模様が変化に
富み、より本物らしい外観を呈する。 (2) 白いすり身のスプレー幅を芯材の周長と等し
いかやや広くすれば薄い皮膜が全体を被うので
芯材4の結着性が弱くても繊維がばらけること
はない。しかし赤色皮膜材の幅を芯材の周の半
分程度にすれば赤と白の調和が美しい製品が得
られる。 ところで、赤い皮膜材のみを低圧でスプレーし
た場合と二重スプレー法との違いについて説明す
る。 勿論、赤い皮膜材単独でも、斑点状の模様が得
られることは確かである。 しかし、皮膜材はスプレー可能な柔かい材料を
使用するので、包装等により外圧が掛かると、赤
い斑点はたやすく押し潰されて周囲に広がる。 その結果、隣り合つた斑点同志がくつつき合う
ので、もはや斑点状の模様は消滅し、全体が均一
な着色になつてしまう。 ところが、二重スプレー法によれば、一方の皮
膜材の斑点と斑点の間のすき間を、他方の皮膜材
が充填するので、外圧が掛かつても斑点が消滅す
ることはない。 第10図にその外圧による変化を示し、Aの状
態に外圧を加えるとBの如く連結するが、第11
図の二重スプレーではAからBに変化するも同色
の連続がなく斑点が保たれる。 さて、第1図、第2図の実施例では、フイルム
に皮膜材のスプレーを施したが、芯材に直接スプ
レーしてもよいし、同時に1箇所でスプレーして
もよい。 また、皮膜材としては、粘度や結着性の点で、
魚肉すり身が最も適しているが、他のゲル化物質
を公知のものから適宜選んで、皮膜材の一方また
は両方に使うことも出来る。 皮膜材の色は赤と白が最も好ましいが、赤と黄
色やだいだい色等との組合わせも、考えられる。 さて、本発明の骨子は以下の2点に要約され
る。 (1) 低圧スプレーによつて、斑点状の模様を形成
することが出来る。 (2) いつたん形成された斑点を外圧によつて消滅
させないために、二重スプレーが効果を発揮す
る。 【表】
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は工程順の端面図であり、第
3図は製品の斜視図である。第4図〜第6図は第
1図〜第3図に相応するが、赤と白の皮膜材のス
プレー順を逆にしたものである。第7図〜第9図
は従来技術を示す図である。第10図及び第11
図は皮膜層の一部拡大図である。 1……プラスチツクフイルム、2……赤色皮膜
材、3……白色皮膜材、4……芯材、5……製
品、6……模様。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 魚肉のすり身を皮膜材とし、かまぼこ繊維を
    束ねた棒状の芯材を前記皮膜材の赤白2様のもの
    を0.4〜2.0Kg/cm2の空気圧でプラスチツクフイル
    ム上に二重にスプレーした皮膜層で包むことを特
    徴とするかにかまぼこの着色法。
JP60199677A 1985-09-09 1985-09-09 かにかまぼこの着色法 Granted JPS6258970A (ja)

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JP60199677A JPS6258970A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 かにかまぼこの着色法

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JPS6258970A JPS6258970A (ja) 1987-03-14
JPH0335905B2 true JPH0335905B2 (ja) 1991-05-29

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JP60199677A Granted JPS6258970A (ja) 1985-09-09 1985-09-09 かにかまぼこの着色法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03240467A (ja) * 1990-02-19 1991-10-25 Sugiyo:Kk かに脚肉様水産練製品及びその製造法
JP2007295823A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Yanagiya:Kk カニ風味蒲鉾及びそのカニ風味蒲鉾の製造方法

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JPS6258970A (ja) 1987-03-14

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