JPH0335857Y2 - - Google Patents

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JPH0335857Y2
JPH0335857Y2 JP1985021502U JP2150285U JPH0335857Y2 JP H0335857 Y2 JPH0335857 Y2 JP H0335857Y2 JP 1985021502 U JP1985021502 U JP 1985021502U JP 2150285 U JP2150285 U JP 2150285U JP H0335857 Y2 JPH0335857 Y2 JP H0335857Y2
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engine
compressor
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temperature
regulator
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、エンジンで駆動されるコンプレツサ
において、エンジンの始動後、所定の時間、自動
的に低速で暖機運転を行うエンジン駆動型コンプ
レツサの自動暖機運転装置に関する。
「従来の技術」 一般に、この種のコンプレツサ本体は、エンジ
ンの始動後、エンジン水温が所定値に達するま
で、低速で暖機運転をする必要がある。従来の暖
機運転装置は、第3図に示す如く、エンジン1で
駆動されるコンプレツサ本体2にリリーフバルブ
3を介して、エンジンガバナ4の作動を制御する
スピードレギユレータ5と、容量レギユレータ6
とが接続され、かつコンプレツサ本体2と容量レ
ギユレータ6との間にソレノイドバルブ7が介在
されている。ソレノイドバルブ7は、感温センサ
ー8でエンジン1の冷却水の温度を電気的にピツ
クアツプし、該冷却水の温度が所定値に達する
と、コンパレータ等より成る電気的制御回路9に
より前記ソレノイドバルブ7を閉塞すべく制御さ
れるようになつている。コンプレツサ本体2は、
圧縮機やレシーバタンク等から成り、具体的に
は、レシーバタンクに前記の如くスピードレギユ
レータ5や容量レギユレータ6が接続されるもの
である。そして、エンジン1の始動後、冷却水の
温度が予め設定した値に達するまでは、ソレノイ
ドバルブ7を開放状態にしておき、コンプレツサ
本体2の圧力、つまり動作信号としての圧力がソ
レノイドバルブ7を介してスピードレギユレータ
5と容量レギユレータ6とに供与され、この結
果、エンジンガバナ4を低速側に傾倒させてエン
ジン1を低速運転にすると共に、コンプレツサ本
体2の圧縮機の吸気口を閉塞して軽負荷とし、こ
の状態で暖機運転をする。容量レギユレータ6に
おいて、暖機運転時は、制御用のエアがオリフイ
ス6aを介して吸気側に流入するようになつてい
て、ソレノイドバルブ7の流量特性はもとよりオ
リフイス6aの径によつて暖機運転時の制御特性
つまり回転数に対するエア圧が設定されるように
なつている。この暖機運転により、エンジン1の
冷却水が設定値に達すると、感温センサー8によ
り電気的制御回路9を介してソレノイドバルブ7
を閉塞し、以後コンプレツサ本体2の、特にレシ
ーバタンクの圧力値に応じてリリーフバルブ3が
スピードレギユレータ5と容量レギユレータ6の
動作を制御し、つまりリリーフバルブ3の設定圧
力に対する流量特性によりスピードレギユレータ
5を介してエンジンガバナ4の傾倒動作を制御
し、又容量レギユレータ6を介して圧縮機の吸気
口の開閉を制御するようになつている。従つて、
従来の暖機運転装置は、エンジン1の冷却水の水
温を感温センサー8でピツクアツプし、電気的制
御回路9を介してソレノイドバルブ7の開閉を制
御する形式であるために、部品点数が多く、コス
ト高になるなどの問題があつた。
「考案が解決しようとする課題」 そこで、本考案は上記事情に鑑み、バルブ自体
がエンジン水温に感応して開閉動作をして、この
開閉動作により自動的に所定の暖機運転をさせる
ことで、部品点数の削減とコストの低廉化とを図
り得るエンジン駆動型コンプレツサの自動暖機運
転装置を提供することを目的とする。
「考案が解決しようとする手段」 本考案は上記目的を達成するために、圧縮機及
びレシーバタンクより成るコンプレツサ本体にリ
リーフバルブを介してスピードレギユレータと容
量レギユレータとを接続したエンジン駆動型コン
プレツサにおいて、前記リリーフバルブに対し
て、エンジンブロツクに取り付けられると共にエ
ンジン水温に感応して前記レシーバタンク側と前
記スピートレギユレータおよび容量レギユレータ
側とを閉塞する感温バルブを並列に接続したエン
ジン駆動型コンプレツサの自動暖機運転装置を特
徴とするものである。
「実施例」 以下、本考案に係るエンジン駆動型コンプレツ
サの自動暖機運転装置の一実施例を図面に基づき
説明する。第1図において、第3図と同一部分は
同一符号を付して説明する。第1図において、2
は第3図のものと同様に圧縮機やレシーバタンク
などから成るコンプレツサ本体、3は、レシーバ
タンク内の圧力が所定値以上に、例えば7Kg/cm3
以上になると開放するリリーフバルブである。前
記コンプレツサ本体2のレシーバタンクと容量レ
ギユレータ6との間に感温バルブ10を接続す
る。つまり、感温バルブ10は、リリーフバルブ
3に対し並列に接続されるものである。感温バル
ブ10は、第2図に示す如くエンジンブロツク1
aに付設されるもので、シリンダー11の基部外
周に雄ねじ12を有して、エンジンブロツク1a
の適宜箇所に凹設して形成した雌ねじ1bに螺着
するようになつている。シリンダー11の基部に
は液媒収納キヤツプ13が水密的に装着され、液
媒収納キヤツプ13内にワツクス等の液媒14が
収納されている。シリンダー11には、液媒14
に押圧されて移動するピストン状の弁体15が内
装されている。弁体15の先端は細径な弁部15
aとしてある。シリンダー11の弁部にはそれぞ
れ弁孔16を備えた適数個の弁座17を介在させ
て口金18が螺着されており、口金18にホース
19が取り付け金具等の部材を用いて接続される
ようになつている。ホース19の他端はレシーバ
タンク側に接続されるものである。弁体15には
スプリング受け20が固設されており、該スプリ
ング受け20と弁座17との間にリターンスプリ
ング21が介在されている。一方、シリンダー1
1には前記弁孔16を介してホース19と連通自
在なホース取り付け孔22を有し、該ホース取り
付け孔22にホース23が取り付け金具等の部材
を用いて接続されるようになつている。ホース2
3の他端は、スピードレギユレータ5や容量レギ
ユレータ6の側に接続されるものである。
尚、第2図において、ホース19はスピードレ
ギユレータ5や容量レギユレータ6の側に接続す
ることもでき、又感温バルブ10に対する各ホー
ス19,23の接続形式は、エア洩れがなければ
如何なる形式であつてもよく、液媒14もワツク
スに限らないことはもとより、エンジンブロツク
1aに対する感温バルブ10の付設形式も螺着に
よる他各種の形式が採用できる。更に、第2図に
おいて、24はシーリングである。
上記構成のエンジン駆動型コンプレツサの自動
暖機運転装置は、まず、エンジン1の冷態時から
エンジン1を始動させれば、エンジン水温が液媒
14やリターンスプリング21により定まる設定
値に達していないので、弁体15がリターンスプ
リング21の弾性付勢により弁孔16を開孔させ
ている。一方、リリーフバルブ3は、コンプレツ
サ本体2のレシーバタンクの内圧がリリーフバル
ブ3の設定圧にまで達していないので閉塞した状
態にある。このため、レシーバタンクの内圧は、
感温バルブ10を介して、スピードレギユレータ
5及び容量レギユレータ6に供与される。この供
与によりスピードレギユレータ5がエンジンガバ
ナ4を低速側に傾倒させて、エンジン1を低速運
転にし、又容量レギユレータ6がコンプレツサ本
体2の圧縮機の吸気口を閉塞して軽負荷にし、こ
れにより暖機運転を行う。この暖機運転によりエ
ンジン水温が上昇し、つまりエンジンブロツク1
aの温度が上昇して所定値に達すると、感温バル
ブ10の液媒14が膨張するなどによりその圧力
が、リターンスプリング21の弾性付勢力より高
まり、この結果、液媒14の圧力が弁体15を押
圧し、弁体15の弁部15aが弁孔16に嵌入し
て、該弁孔16を閉塞する。従つて、感温バルブ
10は閉塞されるので、以後周知の如くリリーフ
バルブ3の設定圧に対する流量特性によりエンジ
ンガバナ4の傾倒動作及び圧縮機における吸気口
の開閉が制御される。つまり、コンプレツサ本体
2のレシーバタンクの内圧がリリーフバルブ3の
設定圧を超えると、該リリーフバルブ3が開放し
て、動作信号としての制御エアの圧力がスピード
レギユレータ5や容量レギユレータ6に供与され
て、エンジンガバナ4が低速側に傾倒し、又圧縮
機の吸気口が閉塞してエンジン1が低速運転され
る。又、サービスバルブを開放して圧縮空気を使
用するなどして、レシーバタンク内の圧力がリリ
ーフバルブ3の設定圧より低下すると、リリーフ
バルブ3が閉じ、この結果、スピードレギユレー
タ5に動作信号としての圧力が供与されないため
に、エンジンガバナ4が高速側に傾倒してエンジ
ン1を高速運転にし、かつ容量レギユレータ6に
より圧縮機の吸気口が開放して、レシーバタンク
の圧力がリリーフバルブ3の設定圧に達するまで
圧縮動作をする。
一方、感温バルブ10は、予め定めた設定値を
有して、この設定値をエンジン水温が超えると閉
塞するものであるから、エンジン始動前のエンジ
ン水温に応じて暖機運転時間が調節される結果と
なる。つまり、エンジン始動前のエンジン水温が
高い場合には、暖機運転時間が短かく、又エンジ
ン始動前のエンジン水温が低い場合には、暖機運
転時間が長く、従つて、寒暖の差に応じた暖機運
転が行われて、頗る便利である。更に、オリフイ
ス6aは上述の如く感温バルブ10の流量特性と
共に、暖機運転時の制御特性を定めており、この
ためオリフイス6aの径を機種に対応させて選定
すれば、各機種のコンプレツサに感温バルブ10
を共通使用できる。
「考案の効果」 以上の如く、本考案に係るエンジン駆動型コン
プレツサの自動暖機運転装置によれば、圧縮機及
びレシーバタンクより成るコンプレツサ本体にリ
リーフバルブを介してスピードレギユレータと容
量レギユレータを接続したエンジン駆動型コンプ
レツサにおいて、前記リリーフバルブに、エンジ
ン水温に感応して閉塞する感温バルブを並列に接
続したことから、感温バルブ自体がエンジン水温
を感知して暖機運転の制御動作が可能に開閉動作
をする結果、従来の如くコンパレータ等から成る
電気的制御回路を必要とせず、極めて部品点数が
少なくて済むと共に、コストも低廉化を図ること
ができるなど頗る便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るエンジン駆動型コンプレ
ツサの自動暖機運転装置の一実施例を示す構成
図、第2図は感温バルブの断面図、第3図は従来
のエンジン駆動型コンプレツサの暖機運転装置の
構成図である。 1……エンジン、2……コンプレツサ本体、3
……リリーフバルブ、4……エンジンガバナ、5
……スピードレギユレータ、6……容量レギユレ
ータ、10……感温バルブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮機及びレシーバタンクより成るコンプレツ
    サ本体にリリーフバルブを介してスピードレギユ
    レータと容量レギユレータとを接続したエンジン
    駆動型コンプレツサにおいて、前記リリーフバル
    ブに対して、エンジンブロツクに取り付けられる
    と共にエンジン水温に感応して前記レシーバタン
    ク側と前記スピードレギユレータおよび容量レギ
    ユレータ側とを閉塞する感温バルブを並列に接続
    したことを特徴とするエンジン駆動型コンプレツ
    サの自動暖機運転装置。
JP1985021502U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0335857Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985021502U JPH0335857Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JP1985021502U JPH0335857Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

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JPS61137861U JPS61137861U (ja) 1986-08-27
JPH0335857Y2 true JPH0335857Y2 (ja) 1991-07-30

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4995043A (ja) * 1973-01-17 1974-09-10
JPS5534298A (en) * 1978-08-31 1980-03-10 Bayer Ag Cationic dyestuff
JPS5879641A (ja) * 1981-11-07 1983-05-13 Denyo Kk エンジンコンプレッサの並行運転装置

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JPS61137861U (ja) 1986-08-27

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