JPH0335720A - 乗用草刈機の刈草排出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は乗用型及び歩行型動力草刈機の刈草排出装置
を利用分野とする。

〔従来技術〕

特開昭６４−ｉ、６５１７号公報において開示されてい
るように、カッターハウジングに放出口を設け、かつ縦
方向に回転軸が配置するブロワ−の下面に開口する吸込
口を前記カッターハウジング内に臨ませ、その放出口を
前記カッターハウジングの放出口に近接させてカッター
ハウジング外に臨ませるようにして、ブロワ−をカッタ
ーハウジングに設けた構成になっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記従来技術においてはブロワ−付き草刈装置とブロワ
−なし草刈装置の構成要素が各々専用化されてしまうた
めコスト高になったり、芝草の種頽に適した草刈装置を
構成され難かった。

〔課題を解決するための手段〕

この発明は前記問題点を解決するために、つぎの技術的
手段を講じた。即ち、車体の腹下側に吊持リンクを介し
て草刈装置を昇降自在に連結し、草刈装置のモアデツキ
の天井壁の前側部を前側壁に沿わせて上方へ突出させて
刈草排出路を形威し、この刈草排出路の排出口部に車体
に設けた刈草収容装置に連通ずる排出筒の下側取付口部
を連結した乗用草刈機において、前記排出口部より取入
口部を大きくし、排出口部と取入口部の連結によって両
者間に吸気口を設けた。

〔発明の作用〕

芝草の庭において、草刈装置を下降させるとともに車体
を走行させて草刈作業を行うと草刈装置の刈刃で刈られ
た刈草は刈刃の遠心力と刈刃の起こす風力とにより刈草
排出路に沿って排出口部へ放出されるとともに、下側取
入口部の吸気口から入る流入空気力によって加勢され、
排出筒を介して刈草収容装置へ排出案内される。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて、この発明の詳細な説明する。

まず、第１図乃至第４図及び第６図に示す第１実施例の
構成について説明する。ローントラクターの車体１の前
輪２・２と後輪３・３との間にはリンク４・４・とリン
ク５・５とが構成された吊持持リンク６の上部を機枠７
の左右両側に枢着し。

吊持リンク６の下部を草刈装［８のモアデツキ９の上部
に枢着され、図示されていないが、車体１に設けられた
リフト装置によって草刈装置８を昇降可能に構成してい
る。この草刈装置８のモアデツキ９は天井壁１０の外周
部に前側壁土１に連続した横後側壁１２を設けて刈取空
間部を形成している。天井壁１０には前棲壁１１に沿っ
て、上方への突出隆起の深さを左側から右側へ順次深め
るとともに、その隆起幅も左側から右側へ順次広める刈
草排出路１３を形成して、その右端に刈草排出口部１４
を設けている。この刈草排出口部１４の後方の天井壁土
Ｏには入力軸上５と長短の受動軸１６・１７を回転自在
に立設支持し、受動軸工６・１７の下端に刈刃１８・１
８を設け、入力軸１４及び受動軸１６・１７の上部には
入カニ段Ｖプーリー１９及び受動Ｖプーリー２０・２０
を設けるとともに、これらＶプーリー１９・２０・２０
にＶベルト２１を掛は渡している。モして刈草排出口部
１４へ圧力風を吹出すための風圧発生装置２２は第１実
施例として、受動軸１７の受動Ｖプーリー２０より上方
突出部に刈草排出路１２の背面に設けたケーシング２３
に内装されたファン２４を連動連結し、ケーシング２３
に刈草排出路１２の背面に沿って刈草排出口部１４まで
先細り状となる排風筒部２５を延設し、刈草排出口部１
４前側壁１１には前方へ支持軸２６を突出している。そ
して、この刈草排出口部１４には内側に刈草排出口部１
４より幅広な取付口部２７を形威し、後方へ屈曲した刈
草排出カバー２８の取付口部２７を上方より外嵌させる
とともに、前側縦長孔２８ａより支持軸２６を突出させ
、刈草排出カバー２８の取付部２８ｂの取付孔２８ｃ・
・・を刈草排出口部１４の取付ネジ１４ａ・１４ａに選
択的に嵌合して取付けることによって刈草排出口部１４
の前側及び後側に吸気口２９を設けられるよう構成して
いる。そして刈草排出基筒部２８の後端には車体１の後
部に連結された刈草収容袋［３０から前方へ延設された
排出筒３１の前端部を連結している。

そして、第５図で示された第２実施例の構成について説
明する。受動軸１７の受動Ｖプーリー２０より上方突出
部を天井壁１０に立設した支柱３２・３２で後側が支持
され、前側が刈草排出路１３の上方突出隆起天井部３３
の背面角部を下げて刈草排出口部１４まで延設された段
部３４に支持されたベースカバー３５の上方へ突出する
ように支持するとともに、この受動軸１７の上端にファ
ン３６を取付け１段部３４とファン３６を被う導風カバ
ー３７を隆起天井部３３に取付けて刈草排出口部１４ま
で風路３８を並設し、刈草排出口部１４に刈草排出カバ
ー２８の取付口部３９を外嵌して取付けている。導風カ
バー３７を取付けないで刈草排出口部１４に刈草排出カ
バー２８の取付口部３９を外嵌して取付けることによっ
て段部３４と取付口部３９との間に吸気口４０が形成さ
れる。なお、入カニ段Ｖプーリー１９には車体１の伝動
ケース４１に設けたＰＴＯ軸４２の出力Ｖプーリー４３
からＶベルト４４を介して動力伝達されるよう構成して
いる。

つぎに１作用について説明する。第１図乃至第４図の実
施例については、庭において短い芝草の草刈作業の場合
には、モアデツキ９の刈草排出口部１４には刈草排出カ
バー３９を前側に移動して前側に吸気口２９を設けた状
態で取付け、草刈装置８を下降及び駆動させるとともに
車体１を走行させると刈刃工８・工８で刈取られた刈草
は刈刃１８・１８の遠心力と発生した風力によって、刈
草排出路１３から刈草排出カバー２８へ排出されるが、
吸気口２９から空気力も加わって、この刈草を刈草排出
筒３１を介して刈草収容装置３０へ排出される。そして
、長くあるいは重い芝草の草刈作業を行なう場合には、
受動軸１７に風圧発生装置２２を取付け、刈草排出カバ
ー２８を後方へ移動して後側に設けられた吸気口２９に
排風筒部２５が臨むように取付けてから、草刈装置８を
下降及び駆動するとともに車体１を走行すると草刈装置
８の刈刃１８・１８で刈取られた刈草は刈刃１８・１８
・による遠心力及び風力で刈草排出路上３に沿って刈草
排出口部１４側へ送られ、刈草排出カバー２８で風圧発
生装置２２からの風力を受けて刈草排出筒３工を押上げ
られ刈草収容装置へ送られる。

〔発明の効果〕

この発明は車体の腹下側に品持リンクを介して草刈装置
を昇降自在に連結し、草刈装置のモアデツキの天井壁の
前側部を前側壁に沿わせて上方へ突出させて刈草排出路
を形成し、この刈草排出路の排出口部に車体に設けた刈
草収容装置に連通ずる排出筒の下側取付口部を連結した
動力草刈機において、前記排出口部より取入口部を大き
くし、排出口部と取入口部の連結によって両者間に吸気
口を設けたので、Ｘ刈装置で刈取られた刈草は吸気口か
ら入る風力の加勢を得てスムースに刈草収容装置へ送る
ことが可能となるし、また必要な時には容易に風圧発生
装置を設けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は第工実施例の草刈装置を示し、第１
図は分解図、第２図Ａは吸気口を設けた場合の平面図、
第２図Ｂは風圧発生装置を設けた場合の平面図、第３図
は概略の背面図、第４図は第２実施例の分解図、第５図
はその断面側面図、第６図は全体側図である。 主な符号の説明 ６・・・吊持リンク ９・・・モアデツキ １１・・・前側壁 １４・・・排出口部 ２５・・・排風筒部 １・・・車体 ８・・・草刈装置 ０・・・天井壁 ３・・・刈草排出路 ２・・・風圧発生装置 ７・３９・・・取付口部 ８・・・排出カバー 〇・・・刈草収容装置 ４・・・段部 ２９・４０・・・吸気口 ３３・・・隆起天井部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）車体の腹下側に吊持リンクを介して草刈装置を昇
   降自在に連結し、草刈装置のモアデッキの天井壁の前側
   部を前側壁に沿わせて上方へ突出させて刈草排出路を形
   成し、この刈草排出路の排出口部に車体に設けた刈草収
   容装置に連通する排出筒の下側取付口部を連結した乗用
   草刈機において、前記排出口部より取入口部を大きくし
   、排出口部と取入口部の連結によって両者間に吸気口を
   設けたことを特徴とする乗用草刈機の刈草排出装置。