JPH0335622Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0335622Y2 JPH0335622Y2 JP1986084124U JP8412486U JPH0335622Y2 JP H0335622 Y2 JPH0335622 Y2 JP H0335622Y2 JP 1986084124 U JP1986084124 U JP 1986084124U JP 8412486 U JP8412486 U JP 8412486U JP H0335622 Y2 JPH0335622 Y2 JP H0335622Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- roller
- shaft
- frame
- rollers
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims 2
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、バツテリフオークリフトにおいて
バツテリ又はフオークリフト車体の点検、整備の
ため、或いは放電した使用済みのバツテリと充電
したバツテリとを交換するためのバツテリ引出し
装置に関するものである。
バツテリ又はフオークリフト車体の点検、整備の
ため、或いは放電した使用済みのバツテリと充電
したバツテリとを交換するためのバツテリ引出し
装置に関するものである。
(従来の技術)
従来この種のバツテリ引出し装置としては第3
図a,b,cおよび第4図に示したようなものが
ある。
図a,b,cおよび第4図に示したようなものが
ある。
第3図aは側面図、第3図bは第3図aのA−
Aに沿う断面図でバツテリ収納状態と引出し状態
(二点鎖線)とを示す。第3図cは、第3図aの
B方向からみたバツテリの収納状態と引出された
状態を図解的に示したものである。第4図はロー
ラ取付の詳細を示す。
Aに沿う断面図でバツテリ収納状態と引出し状態
(二点鎖線)とを示す。第3図cは、第3図aの
B方向からみたバツテリの収納状態と引出された
状態を図解的に示したものである。第4図はロー
ラ取付の詳細を示す。
これらの図においてaはローラ、bはフレー
ム、cはバツテリで収納状態にあるもの、c′は引
出し状態にあるバツテリ、dはシヤフト、eは軸
受を示す。
ム、cはバツテリで収納状態にあるもの、c′は引
出し状態にあるバツテリ、dはシヤフト、eは軸
受を示す。
ローラaがバツテリフオークリフトのバツテリ
収納部の底に引出し方向に転動できるように装着
されていて、バツテリ又はフオークリフト車体点
検装備のため、或いは放電した使用済みバツテリ
と充電したバツテリとを交換するための引出し装
置を形成している。
収納部の底に引出し方向に転動できるように装着
されていて、バツテリ又はフオークリフト車体点
検装備のため、或いは放電した使用済みバツテリ
と充電したバツテリとを交換するための引出し装
置を形成している。
そして第4図に示すように、フレームbにロー
ラ軸(シヤフト)dが固定されているため第3図
cに示すように矢印Qの方向のみしか軽く動かせ
ない。
ラ軸(シヤフト)dが固定されているため第3図
cに示すように矢印Qの方向のみしか軽く動かせ
ない。
また実開昭60−90762号公報に記載されたバツ
テリ車体取付装置は本出願人が開発したもので、
車体を構成する一対の横材間に亘つて一対のバツ
テリベツドを架設し、該ベツドにローラを回転自
在に設けてバツテリをローラに沿つて押し込み引
出し自在としたものである。
テリ車体取付装置は本出願人が開発したもので、
車体を構成する一対の横材間に亘つて一対のバツ
テリベツドを架設し、該ベツドにローラを回転自
在に設けてバツテリをローラに沿つて押し込み引
出し自在としたものである。
しかし乍らこのバツテリ引出し装置も上記第3
図a,b,c及び第4図に示したものと同様に、
一つの方向(矢印Qに相当する)にのみしか動か
すことができない。
図a,b,c及び第4図に示したものと同様に、
一つの方向(矢印Qに相当する)にのみしか動か
すことができない。
(考案が解決しようとする問題点)
上述のように従来のものではフレームにローラ
軸が固定されているので、第3図cの矢印Qの方
向にしか軽く動かすことが出来ない。
軸が固定されているので、第3図cの矢印Qの方
向にしか軽く動かすことが出来ない。
しかるに実際のバツテリ引出しや押込み作業で
は矢印P、矢印Rの方向に動かし、フレームとバ
ツテリとの隙間を調整したり、またバツテリの角
部が引かかつた場合に逃がす動きをさせないとス
ムースにバツテリを動かせないものであり、した
がつて上記従来技術のように矢印Qの方向にしか
動かせない構造のものでは甚だ不都合なことにな
る。
は矢印P、矢印Rの方向に動かし、フレームとバ
ツテリとの隙間を調整したり、またバツテリの角
部が引かかつた場合に逃がす動きをさせないとス
ムースにバツテリを動かせないものであり、した
がつて上記従来技術のように矢印Qの方向にしか
動かせない構造のものでは甚だ不都合なことにな
る。
この考案は上記不具合点を解決することをその
目的とする。
目的とする。
(問題点を解決するための手段及び作用)
この考案は、上記問題点に鑑みなされたもので
あつて、バツテリフオークリフトのバツテリ収納
底部のフレームにバツテリ引出し及び押し込み用
の複数個のローラを備えたバツテリ引出し装置に
おいて、バツテリの引出し方向Q並びに該方向と
やや傾斜した方向P、Rにもローラシヤフトが動
き得るように、該ローラシヤフトの径より僅かに
広い巾を有する凹溝を引出し方向Qに対して直角
方向に上記フレームに設け、上記バツテリの各引
出し方向Q、P、Rにローラが回動し得るように
上記凹溝間に上記ローラシヤフトを嵌合して構成
したもので、このように構成することにより、シ
ヤフトが凹溝の中で摺動又は転動可能となり、バ
ツテリの引出し方向(Q方向)以外のこれとやや
傾斜した方向(P方向、R方向)の動きにもシヤ
フトが動くことによつてローラの転動方向を略同
一とし、一層軽くスムースに引出し及び押し込み
作業を行うことができる。
あつて、バツテリフオークリフトのバツテリ収納
底部のフレームにバツテリ引出し及び押し込み用
の複数個のローラを備えたバツテリ引出し装置に
おいて、バツテリの引出し方向Q並びに該方向と
やや傾斜した方向P、Rにもローラシヤフトが動
き得るように、該ローラシヤフトの径より僅かに
広い巾を有する凹溝を引出し方向Qに対して直角
方向に上記フレームに設け、上記バツテリの各引
出し方向Q、P、Rにローラが回動し得るように
上記凹溝間に上記ローラシヤフトを嵌合して構成
したもので、このように構成することにより、シ
ヤフトが凹溝の中で摺動又は転動可能となり、バ
ツテリの引出し方向(Q方向)以外のこれとやや
傾斜した方向(P方向、R方向)の動きにもシヤ
フトが動くことによつてローラの転動方向を略同
一とし、一層軽くスムースに引出し及び押し込み
作業を行うことができる。
(実施例)
つぎにこの考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図aはこの考案の一実施例を図解的に示
し、第1図b及び第1図cは第1図aのもののロ
ーラ取付部の断面を図解的に示した部分図であつ
て、第1図bはローラ中央部、第1図cはシヤフ
ト支持部を示す。
し、第1図b及び第1図cは第1図aのもののロ
ーラ取付部の断面を図解的に示した部分図であつ
て、第1図bはローラ中央部、第1図cはシヤフ
ト支持部を示す。
第1図a,b,cを参照して、1はバツテリ収
納部のフレーム、2はローラ、3はシヤフト、4
は軸受である。5はバツテリ引出し方向Qに対し
直角をなす方向にフレーム1に設けた凹溝であ
り、ローラ2を支持するシヤフト3を支承する。
凹溝5はシヤフト3の径よりも僅かに幅を広くと
つてあり(第1図cの隙間6を参照)、シヤフト
3は凹溝5の中で摺動または転動する。
納部のフレーム、2はローラ、3はシヤフト、4
は軸受である。5はバツテリ引出し方向Qに対し
直角をなす方向にフレーム1に設けた凹溝であ
り、ローラ2を支持するシヤフト3を支承する。
凹溝5はシヤフト3の径よりも僅かに幅を広くと
つてあり(第1図cの隙間6を参照)、シヤフト
3は凹溝5の中で摺動または転動する。
この考案の実施例のものでは、第3図cに示し
た矢印P、Rの方向への動きにもシヤフトが動く
ためローラの転動方向は略同一となり、従来のも
のに比べて軽くスムースに引出しや押し込みが出
来、重量の大きいバツテリが軽く押し引きできる
ので甚だ好都合である。
た矢印P、Rの方向への動きにもシヤフトが動く
ためローラの転動方向は略同一となり、従来のも
のに比べて軽くスムースに引出しや押し込みが出
来、重量の大きいバツテリが軽く押し引きできる
ので甚だ好都合である。
またローラが破損した場合の交換も、従来のよ
うにシヤフトをフレームに固定せずに、フレーム
の凹溝に隙間をもたせて嵌め込んでいるだけなの
で、上方に持ち上げることで容易に交換できる。
うにシヤフトをフレームに固定せずに、フレーム
の凹溝に隙間をもたせて嵌め込んでいるだけなの
で、上方に持ち上げることで容易に交換できる。
第2図はローラの取付けの別の実施例を示し、
第1図aと同様な構成要素には同じ数字の符号を
用いてダツシユを付けて示した。
第1図aと同様な構成要素には同じ数字の符号を
用いてダツシユを付けて示した。
なお以上の説明では1つのシヤフトに1つのロ
ーラをつけた事例を示したが、1つのシヤフトに
複数個のローラ設けてもよいことは勿論で、また
軸受とローラとを一体としたものを用いても差支
ない。
ーラをつけた事例を示したが、1つのシヤフトに
複数個のローラ設けてもよいことは勿論で、また
軸受とローラとを一体としたものを用いても差支
ない。
(考案の効果)
この考案は以上詳述したようにして成るので、
バツテリの引出し方向以外の方向である、引出し
方向とやや傾斜した方向にバツテリを動かしても
シヤフトが動くためにローラ転動方向がほぼ同一
となつて重量の重いバツテリを軽く且つスムース
に引出し、押込みできるものである。従つてフレ
ームとバツテリとの隙間を調整したり、バツテリ
の角部が引かかつた場合にも簡単に逃がす動きが
出来るのでスムースにバツテリを動かすことがで
きる。
バツテリの引出し方向以外の方向である、引出し
方向とやや傾斜した方向にバツテリを動かしても
シヤフトが動くためにローラ転動方向がほぼ同一
となつて重量の重いバツテリを軽く且つスムース
に引出し、押込みできるものである。従つてフレ
ームとバツテリとの隙間を調整したり、バツテリ
の角部が引かかつた場合にも簡単に逃がす動きが
出来るのでスムースにバツテリを動かすことがで
きる。
またシヤフトをフレームに固定せずに、フレー
ムの凹溝に隙間をもたせて嵌め込んでいるだけな
ので、上方にローラシヤフトを持ち上げることに
よつて、ローラが破損した場合の交換もきわめて
容易に行うことができるメリツトを有する。
ムの凹溝に隙間をもたせて嵌め込んでいるだけな
ので、上方にローラシヤフトを持ち上げることに
よつて、ローラが破損した場合の交換もきわめて
容易に行うことができるメリツトを有する。
第1図aはこの考案の一実施例の要部を図解的
に示したもので、第1図b及び第1図cは第1図
aのローラ取付部の断面を図解的に示す部分図
で、第1図bはローラ中央部、第1図cはシヤフ
ト支持部である。第2図は他の実施例の概略図、
第3図a,b,c及び第4図は従来装置で、第3
図aは側面図、第3図bは第3図aのA−A断
面、第3図cは同じくB方向の矢視図で要部を図
解的に示した。第4図はローラ取付の詳細を示
す。 1……フレーム、2……ローラ、3……シヤフ
ト、4……軸受、5……凹溝、6……隙間。
に示したもので、第1図b及び第1図cは第1図
aのローラ取付部の断面を図解的に示す部分図
で、第1図bはローラ中央部、第1図cはシヤフ
ト支持部である。第2図は他の実施例の概略図、
第3図a,b,c及び第4図は従来装置で、第3
図aは側面図、第3図bは第3図aのA−A断
面、第3図cは同じくB方向の矢視図で要部を図
解的に示した。第4図はローラ取付の詳細を示
す。 1……フレーム、2……ローラ、3……シヤフ
ト、4……軸受、5……凹溝、6……隙間。
Claims (1)
- バツテリフオークリフトのバツテリ収納部のフ
レームにバツテリ引出し・押込み用の複数個のロ
ーラを設けたバツテリ引出し装置において、バツ
テリの引出し方向Q、並びに該方向Qとやや傾斜
した方向P、Rにもローラシヤフトが動き得るよ
うに、該ローラシヤフトの径より僅かに広い巾を
有する凹溝を引出し方向Qに対して直角方向に上
記フレームに設け、上記バツテリの各引出し方向
Q、P、Rにローラが回動し得るように上記凹溝
間に上記ローラシヤフトを嵌合したことを特徴と
する、バツテリ引出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986084124U JPH0335622Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986084124U JPH0335622Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62195523U JPS62195523U (ja) | 1987-12-12 |
JPH0335622Y2 true JPH0335622Y2 (ja) | 1991-07-29 |
Family
ID=30938339
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986084124U Expired JPH0335622Y2 (ja) | 1986-06-04 | 1986-06-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0335622Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005075062A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Nippon Yusoki Co Ltd | バッテリ式荷役車両の車体構造 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5883312U (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-06 | オ−クラ輸送機株式会社 | 搬送装置 |
JPS6090762U (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-21 | 小松フオークリフト株式会社 | バツテリの車体取付装置 |
-
1986
- 1986-06-04 JP JP1986084124U patent/JPH0335622Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005075062A (ja) * | 2003-08-29 | 2005-03-24 | Nippon Yusoki Co Ltd | バッテリ式荷役車両の車体構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62195523U (ja) | 1987-12-12 |
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