JPH0335083Y2 - - Google Patents

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JPH0335083Y2
JPH0335083Y2 JP1984082193U JP8219384U JPH0335083Y2 JP H0335083 Y2 JPH0335083 Y2 JP H0335083Y2 JP 1984082193 U JP1984082193 U JP 1984082193U JP 8219384 U JP8219384 U JP 8219384U JP H0335083 Y2 JPH0335083 Y2 JP H0335083Y2
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JP
Japan
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machine
rope
pruning
trunk
weight body
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JP1984082193U
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JPS60194961U (ja
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、幹の所定高さで停止せしめた本機を
下降せしめるための枝打ち機の本機下降構造に関
するものである。
(ロ) 従来技術 従来、枝打ち機は、下降装置を連動すべきロー
プ等長尺物の先端に下降装置を連動連結すると共
にロープ基端は自由端として、同ロープを下降装
置に懸垂支持せしめていた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 従つて、従来の枝打ち機においては、幹を螺旋
状に旋回して上昇せしめる際に、ロープが幹に巻
付いて、本機が上昇途中で停止するため、本機上
昇の際、操作者が、本機の動きに合わせて幹の周
囲を回りながらロープの巻付を防止せねばなら
ず、操作が面倒であると共に、切断して落下して
きた枝が操作者に当り危険性があつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案では、本機に連設したリールにロープを
巻取自在に収納し、同ロープ先端に下降装置を連
動連結すると共に、ロープ中途部に重り体を摺動
自在に挿通し、かつ同重り体は、本機停止の際に
作動する脱落装置に着脱自在に装着することによ
り、本機を所望高さで停止せしめて際に、重り体
がリールからロープを引出しながら落下しうるよ
う構成して、操作が簡単で、安全性の高い本機下
降構造を提供せんとするものである。
(ホ) 作用 本考案によれば、本機を幹に沿つて螺旋状に旋
回せしめつつ上昇せしめて枝打ち作業を行う際に
もロープが本機上昇の際に支障となることはな
く、操作者が本機の旋回に合わせて幹の周囲を回
りながらロープ巻付を防止する必要がなくなり、、
操作が容易となると共に、操作者の安全が確保で
きるものである。
また、枝打ち作業を停止すべく本機が所望高さ
で停止した際には、脱落装置が作動して重り体が
リールからロープを引出しながら落下し、同ロー
プを地上の操作者が手元位置で操作して下降装置
を作動せしめ、本機を下降せしめることが可能と
なる。
(ヘ) 効果 本考案は、上記のように構成したのでロープが
本機上昇の際に支障となることがないため、操作
が容易となると共に、操作者の安全が確保できる
という効果を奏する。
また、本考案は、下降装置に連動連結するロー
プの中途部に重り体を摺動自在に挿通したもので
あるから、本機の上昇が停止したときにロープを
確実に引出すことができるものである。
(ト) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
Aは枝打ち機を示しており、この枝打ち機Aは本
体フレーム1上下にそれぞれ左右に駆動輪2を配
設すると共に、補助フレーム3上下にそれぞれ横
三列にキヤスター式の転動輪4を配設し、また両
フレーム1,3を摺動自在の連結杆5介して相互
に近接自在に相対して連結し、引張スプリング6
を介して、両フレーム1,3を相互に相対近接自
在に付勢しており、同付勢力にて、駆動輪2と転
動輪4との間に幹Bを挟圧せしめることにより、
幹Bに装着支持せしめるものである。また本体フ
レーム1の背面略中央部にエンジン7を装着する
と共に、本体フレーム位置の上部に減速ギヤボツ
クス8を装着し、エンジン7の動力を減速ギヤボ
ツクス8を介し駆動輪2に伝達し、幹Bを螺旋状
に旋回しつつ上昇し、本体フレーム1の上端部に
配設したチエンソー9で幹Bの枝bを切断して、
枝打ち作業を行いうるよう構成し、かつ、タイマ
ー等により、本機が所定高さに到達した際に、エ
ンジン7の作動を停止せしめ、本機の上昇を停止
させるべく構成している。また、本体フレーム1
の内側方に幹B表面に圧接すべき圧接ローラ10
を設けており、同ローラ10の圧接を介して、本
体フレーム1を引張スプリング6の付勢に抗して
幹Bから離反せしめて、駆動輪2を幹B表面から
離反せしめることにより、本機を自重により幹B
に沿つて、降下せしめるべく構成している。
即ち、本体フレーム1に同フレーム1と幹B表
面との間隔Sより長手のローラアーム11の下端
を枢支16し、同枢支16を中心としたローラア
ーム11の回動を介して圧接ローラ10を幹B表
面に圧接するものであり、ローラアーム11の回
動操作はカムレバー12を介してロープ13の引
張操作にて行われるべく構成している。
また同ロープ13基端は、本体フレーム1背面
に固着したリール14に巻回自在に収納しうるよ
う構成されていると共に、ロープ13の先端はロ
ーラアーム11を連動するためのカムレバー12
に連結している。またロープ13中途部には、本
体フレーム1に着脱自在に装着した重り体15を
移動自在に挿通せしめており、重り体15の脱落
落下にて、ロープ13をリール14から引出しつ
つ、降下しせめ、作業者の手元位置にロープ13
を到達せしめるべく構成している。
かかる重り体15の脱落構造は次の通りであ
る。即ち、駆動輪2の連動は、ギヤケース17内
においてエンジン出力軸18から連動軸19を介
して行われているものであり、同連動軸19先端
周側にステー20を介してふりこ21中途部を枢
支22している。かかるふりこ21は先端に押圧
突起23を形成すると共に、同突起23を外側方
向に付勢すべく押圧バネ24を配設しており、連
動軸19回転時には、ふりこ21基端が遠心力に
て枢支22を中心に回動し、押圧突起23を押圧
バネ24に抗して内側方に移行せしめると共に、
連動軸19の停止の際には、押圧突起23を押圧
バネ24にて外側方に移行せしめるべく構成して
いる。
また、ギヤケース17の外側方に設けたフラン
ジ部25にガイド板26を連設固定し、同ガイド
板26の上部に設けたガイド孔27に、脱落装置
28を摺動自在に装着している。かかる脱落装置
28は、ガイド孔27に摺動自在に挿貫した摺動
管29の基端に前記押圧突起23の外側方移行に
て押圧される受圧面30を連設すると共に、摺動
管29の先端に後述する係止体31と係合すべき
係合板32を上下昇降回動自在に枢支しており、
また同脱落装置28は押圧バネ24を介して重り
体15方向に付勢しており、連動軸19回転時に
は、押圧バネ43て内側方に摺動移動すると共
に、連動軸19停止時には、押圧バネ43に抗し
て押圧突起23により外側方へ摺動移動すべく構
成している。また、フランジ部25にガイドピン
33を固設し、同ピン33に重り体15を係止す
べき係止体31を摺動自在に挿貫せしめており、
同係止体31は、ガイド板26中途部に相対せし
めると共に、押圧バネ42を介して、ガイド板2
6方向に付勢せしめている。また係合板32の下
側縁に、ノコ刃状の係合溝34を形成しており、
同溝34は、垂直な係止縁35上端から前方下り
傾斜状のすべり傾斜縁36を有して先鋭状に形成
していると共に、係止体31の中途部上部に係合
溝34と係合する係合爪37を突設しており、同
爪37を係合溝34に係合せしめて脱落装置28
を外側方に摺動せしめた際に、係止縁35にて爪
37を介して係止体31を外側方に摺動移動せし
めるべく構成している。かかる係止体31の内側
端には、重り体15に設けた縦長の係止孔38を
挿貫せしめて、重り体15を懸吊支持しうるよう
構成すると共に、フランジ部25に重り体15と
係合爪37との間に位置してストツパーピン39
を連設して係止体31を外側方に移行せしめた際
に重り体15がストツパーピン39にて、移行を
停止せしめられ、係止体31から重り体15が脱
落しうるよう構成している。また、重り体15の
下部にはロープ13の中途部を摺動自在に挿通す
る挿通孔40を形成している。
尚、図中41はガイド板26の下端部を内側方
に折曲形成したガイド部である。
本考案の実施例は上記のように構成されている
ものであり、枝打ち作業を行う場合には、まず、
本機を幹Bに装着し、ロープ13をリール14に
巻取つた状態で重り体15を係止体31に懸吊支
持せしめるものであり、エンジン7の作動により
ふりこ21が遠心力にて回動し、ふりこ21先端
の押圧突起23が、内側方に移行し、押圧バネ4
3の付勢力にて脱落装置28が内側方に移行する
ものであり、この際、係合板32はすべり傾斜面
36にて係止爪37に係止されることなく上下に
昇降回動して、移行が支障なく行われるものであ
る。かかる状態において、駆動輪2にて、本機を
幹Bに上昇せしめつつ、チエンソー9にて枝打ち
を行うものであるが、タイマー等により本機が所
定高さに到達した際に、エンジン7と共に、連動
19が停止する。同状態では、ふりこ21の遠心
力作用が解除され、押圧スプリング24にて、押
圧突起23が外側方へ移行して受圧面30を押圧
し、脱落装置28が外側方へ移行し、係合溝34
の係止縁35にて、係止体31が押圧バネ43に
抗して外側方に移行し、この際、係止体31に懸
吊されている重り体15がストツパーピン39に
て外側方への移行を阻止され、同重り体15が係
止体31から脱落するものである。
かかる重り体15の脱落により、ロープ13が
リール14から引出されつつ、重り体15と共
に、地表に降下し、作業者は、ロープ13の手元
位置で操作できることになる。
次に操作者はロープ13中途部を下方に引下げ
ることにより、カムレバー12を介して、ローラ
アーム11を回動せしめ、圧接ローラ10の幹B
表面への圧接にて駆動輪2を幹B表面から離反せ
しめ、キヤスターにて下向きとなつた転動輪4と
圧接ローラ10とにより、本機をガイドしつつ、
本機の自重にて、本機引下し作業が行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の全体側面図、第2図は
同平面図、第3図は要部縦断面図である。 A……枝打ち機、2……駆動輪、9……チエン
ソー、13……ロープ、14……リール、15…
…重り体、28……脱落装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本機に駆動輪2及びチエンソー9を設け、駆動
    輪2の駆動により幹Bを螺旋状に旋回して上昇し
    ながらチエンソー9で枝切断を行うべく構成する
    と共に、枝打ち終了後、本機を下降せしめるため
    の下降装置を有した枝打ち機において、本機に連
    設したリール14に、下降装置を操作するための
    ロープ13を巻取自在に収納し、同ロープ13先
    端を下降装置に連動連結すると共に、ロープ13
    の中途部に重り体15を摺動自在に挿通し、かつ
    同重り体15を、本機の上昇停止の際に作動する
    脱落装置28に着脱自在に装着することにより、
    本機を所望高さで停止せしめた際に、重り体15
    がリール14からロープ13を引出しながら落下
    しうるよう構成してなる枝打ち機の本機下降装
    置。
JP8219384U 1984-06-01 1984-06-01 枝打ち機の本機下降構造 Granted JPS60194961U (ja)

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JPS60194961U JPS60194961U (ja) 1985-12-25
JPH0335083Y2 true JPH0335083Y2 (ja) 1991-07-25

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JPS5851823A (ja) * 1981-09-18 1983-03-26 堀 韶三 枝打機における引下し機構
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