JPH0334751B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0334751B2
JPH0334751B2 JP5955887A JP5955887A JPH0334751B2 JP H0334751 B2 JPH0334751 B2 JP H0334751B2 JP 5955887 A JP5955887 A JP 5955887A JP 5955887 A JP5955887 A JP 5955887A JP H0334751 B2 JPH0334751 B2 JP H0334751B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
trimmer
base
movable
fixed
Prior art date
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Expired
Application number
JP5955887A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63222789A (ja
Inventor
Fumihiro Kumano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP5955887A priority Critical patent/JPS63222789A/ja
Publication of JPS63222789A publication Critical patent/JPS63222789A/ja
Publication of JPH0334751B2 publication Critical patent/JPH0334751B2/ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は共に櫛歯状の固定刃とこの固定刃に摺
接する櫛歯状の可動刃とからなる電気かみそりの
トリマー刃に関するものである。
[背景技術] 外刃10と内刃11とからなる主刃の他に、共
に櫛歯状の固定刃20と可動刃21とからなるト
リマー刃を備えている電気かみそりにおいて、ト
リマー刃2の可動刃21に往復動力を伝達するに
あたつては、従来第10図に示すように、トリマ
ー刃2が装着される基板7で継手8を揺動自在に
支持し、上記内刃11の往復駆動用の駆動子6か
ら突設した係合ピン(図示せず)を継手8の下端
に係合させるとともに、継手8の上端を可動刃2
1に固着された係合座9に係合させることで行な
つている。ところがこの構造であると、駆動子6
の係合ピンと継手8との間に加えて、継手8と係
合座9との間でも動力の伝達ロスが生じてしまう
ものであり、このために駆動子6の振幅に対して
可動刃21の振幅を小さくせざるを得ず、トリマ
ー刃2に十分なカツト能力を発揮させることがで
きないという問題点を有している上に、部品点数
も多いことから、組立性も良くないという問題点
を有している。
[発明の目的] 本発明はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは可動刃に至る動力伝
達経路におけるロスが少なくて十分なカツト能力
を得られる上に、部品点数も少なくて組立性が良
好な電気かみそりのトリマー刃を提供するにあ
る。
[発明の開示] しかして本発明は、刃基台と、この刃基台に固
定された櫛歯状の固定刃と、固定刃に対して摺動
自在とされているとともに押さえばねで固定刃に
向けて付勢された櫛歯状の可動刃と、上記可動刃
に往復動力を伝達するトリマー駆動子とを備えた
ものにおいて、刃基台の一面側に固定刃と可動刃
と押さえばねと配設し、刃基台の他面側に弾性片
を介して刃基台に一体に形成されているとともに
一端を刃基台の一面側において上記可動刃に係合
させたトリマー駆動子を設けたことに特徴を有し
て、刃基台と一体に形成されているトリマー駆動
子で直接可動刃を駆動するようにしたものであ
る。
以下本発明を図示の往復式電気かみそりの実施
例に基づいて詳述すると、この電気かみそりは、
第2図及び第3図に示すように、モータ(図示せ
ず)を内蔵した本体5の上端に、主刃1における
外刃10と一対のトリマー刃2,2とが刃フレー
ム4を介して取り付けられたもので、各トリマー
刃2は、刃フレーム4の内壁面に装着される刃基
台24の上面に、固定刃20と可動刃21及び固
定刃20に可動刃21を押し付ける押さえばね2
3を順次配し、両端に刃基台24への取付用の弾
性フツク22a,22aを備えた押さえカバー2
2を被せて上記各部材20,21,23を刃基台
24に取り付けることで構成されている。固定刃
20や可動刃21は押さえカバー22を外すこと
で交換が可能となつている。
主刃1における外刃10は、薄い金属板で形成
されたもので、両端には夫々係合孔16が設けら
れており、矩形状の枠体として形成されている刃
フレーム4の内壁面から突設されている複数本の
フツク41,41を各係止孔16に係止すること
で、刃フレーム4に装着される。
トリマー刃2における刃基台24は、第4図及
び第5図に示すように、両端から下方に向けて一
対の取付片25,25を一体に突設するととも
に、中央にトリマー駆動子26を一体に備え、更
に各取付片25とトリマー駆動子26との間から
各一対の連結片28とフツク29を下方に向けて
一体に突設したもので、取付片25及び連結片2
8を刃フレーム4の内壁面に形成された取付溝4
2,43に夫々差し込むとともに、フツク29を
クリツク溝44に係止させることによつて、刃フ
レーム4の内側に装着される。
この時、押さえカバー22は外刃10の両側部
に覆い被さつて、外刃10の中央部のみが刃フレ
ーム4の上面開口に臨むようにする。また、各ト
リマー刃2における刃先は主刃1から遠ざかる方
向で且つやや上方に向けられた状態となるように
される。尚、刃フレーム4における取付溝42は
刃フレーム4から突設されたリブ45と刃フレー
ム4の内壁面との間に形成され、取付溝43は一
対のリブ46,46と上記外刃10の取付用のフ
ツク41との間の空間として形成され、更にクリ
ツク溝44はリブ46の一面に形成されている。
刃基台24におけるトリマー駆動子26は、刃
基台24に対して一対の薄肉の弾性片27,27
を介して一体に形成されているもので、主刃1の
内刃11を往復駆動する駆動子6から突設された
係合ピン60に下端が係合するとともに、刃基台
24の中央部に設けられた開口部を貫通して上方
に突出する上端が可動刃21に係合する。このた
めに、前記外刃10と共に主刃1を構成する内刃
11の往復駆動のための駆動子6が往復振動を行
なう時、可動刃21はトリマー駆動子26を介し
て同じく往復運動を行なう。可動刃21と係合ピ
ン60との間にはトリマー駆動子26が介在する
だけとなつているわけであり、またトリマー駆動
子26が刃基台24と一体に構成されているため
に、動力伝達のための専用部材を必要とせず、部
品数が少なくて組立性に優れたものとなつている
ものである。
この電気かみそりでは、上述したところから明
らかなように、外刃10及び一対のトリマー刃
2,2がいずれも刃フレーム4の内側に取り付け
られ、そして各トリマー刃2は刃フレーム4の内
壁面と、外刃10との間に位置する。このため
に、トリマー刃2が刃フレーム4の外側に取り付
けられたものに比して、外刃10の頂上部からト
リマー刃2の刃先までの距離Kが短くなつてお
り、第7図に示すように、外刃10の頂上部を肌
Sに当てる時、両トリマー刃2,2も共に肌Sに
接する。また、刃フレーム4の開口縁に形成され
た肌当たりガイド47の存在により、両トリマー
刃2,2及び外刃10の頂上部が同時に肌Sに接
触して、いずれの刃においても毛Hの切断を行な
える状態が確実に且つ容易に得られるようになつ
ている。
そしてこの状態で第7図中に矢印で示す方向に
電気かみそりを動かせば、長い毛Hはまずトリマ
ー刃2で切断されて短くされ、引き続いて主刃1
により更に切断されて短い剃り上がりを一度に得
ることができる。荒剃りと仕上げ剃りとを一度に
行なえるわけである。尚、一対のトリマー刃2,
2が主刃1の両側に対称に位置しているために、
逆方向に動かす時も同様に荒剃りと仕上げ剃りと
を一度に行なうことができる。各トリマー刃2の
刃先方向を主刃1から遠ざかる方向としてあるの
は、長い毛Hを固定刃2における櫛歯状となつて
いる刃先に導入して可動刃21との間で切断する
作業をスムーズなものとし、荒剃りの切断効率が
高くなるようにしているためである。
以上のように構成されたトリマー刃2は、第6
図に示すように、主刃1とほぼ同じ幅Wとしてお
くことが、トリマー刃2と主刃1との同時使用に
よる効果を高くする点で好ましい。
ところで、この電気かみそりでは、トリマー刃
2だけを肌Sに当てようとしても、前述のように
トリマー刃2と主刃1とが同時に肌Sに接する状
態が基本状態となるようにしていることから、肌
当りガイド47が邪魔をする。しかし、脚の長い
毛H、たとえば30mmほどの長さの毛Hを切断した
い時のように、トリマー刃2の単独使用を行なう
ことも考えられる。このために刃フレーム4に取
り付けられた一対のトリマー刃2のうち、一方の
トリマー刃2を刃フレーム4の内面に沿つてスラ
イド自在となるようにするとともに、刃フレーム
4の外面に配したスライド釦40から突設したピ
ン48,48を刃基台24の連結片28,28に
連結してある。
刃フレーム4に設けられた開口部の口縁にフツ
ク49を係止させることでスライド自在とされて
いるスライド釦40を上方へと操作すれば、第8
図に示すように、一方のトリマー刃2が大きく突
出し、第9図に示すように、トリマー刃2の単独
使用が可能となる。尚、このスライド自在とされ
ている方のトリマー刃2に設けられたフツク29
は、第5図に示すように、その上下スライドに応
じて、リブ46の一面に形成された2箇所のクリ
ツク溝44,44に係止するようになつており、
不用意にトリマー刃2が引つ込んでしまうことは
ない。
[発明の効果] 以上のように本発明においては、固定刃や可動
刃等が取り付けられる刃基台にトリマー駆動子を
一体に形成しているために、部品点数が少なくて
組立性を良好であり、そしてここにおけるトリマ
ー駆動子はその一端を直接可動刃に係合させてい
るために、駆動ロスが少なくて可動刃に十分な振
幅を与えることができ、高いカツト能力が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の横断面図、第2図は
同上を備えた電気かみそり全体を示す斜視図、第
3図は同上の斜視図、第4図は同上の分解斜視
図、第5図は同上の縦断面図、第6図は同上の平
面図、第7図及び第8図及び第9図は使用状態を
示す断面図、第10図は従来例の横断面図であつ
て、2はトリマー刃、20は固定刃、21は可動
刃、23は押さえばね、24は刃基台、26はト
リマー駆動子を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 刃基台と、この刃基台に固定された櫛歯状の
    固定刃と、固定刃に対して摺動自在とされている
    とともに押えばねで固定刃に向けて付勢された櫛
    歯状の可動刃と、上記可動刃に往復動力を伝達す
    るトリマー駆動子とを備えたものであつて、刃基
    台の一面側には固定刃と可動刃と押さえばねとが
    配設され、刃基台の他面側には弾性片を介して刃
    基台に一体に形成されているとともに一端を刃基
    台の一面側において上記可動刃に係合させたトリ
    マー駆動子が設けられていることを特徴とする電
    気かみそりのトリマー刃。 2 刃基台の一面に配された固定刃と可動刃と押
    さえばねは押さえカバーにて刃基台に着脱自在に
    取り付けられていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の電気かみそりのトリマー刃。 3 刃基台はこれを保持する刃フレームに対して
    スライド自在とされているとともに、刃フレーム
    に対するクリツク係止用の係止片を一体に備えて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の電気かみそりのトリマー刃。 4 刃基台はトリマー駆動子の可動刃との係合側
    の一端が貫通する開口部を中央部に備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気
    かみそりのトリマー刃。
JP5955887A 1987-03-13 1987-03-13 電気かみそりのトリマ−刃 Granted JPS63222789A (ja)

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JP5955887A JPS63222789A (ja) 1987-03-13 1987-03-13 電気かみそりのトリマ−刃

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JPS63222789A JPS63222789A (ja) 1988-09-16
JPH0334751B2 true JPH0334751B2 (ja) 1991-05-23

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