JPH0334243Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0334243Y2 JPH0334243Y2 JP1986005018U JP501886U JPH0334243Y2 JP H0334243 Y2 JPH0334243 Y2 JP H0334243Y2 JP 1986005018 U JP1986005018 U JP 1986005018U JP 501886 U JP501886 U JP 501886U JP H0334243 Y2 JPH0334243 Y2 JP H0334243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- draft tube
- crystallization
- flow
- liquid
- bell mouth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 230000008025 crystallization Effects 0.000 claims description 15
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 14
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Landscapes
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は肥料、食品、薬品などの種々の有機
化学工業分野および無機化学工業分野において、
分離、精製、回収などのために広く用いられてい
る結晶化装置に関するものである。
化学工業分野および無機化学工業分野において、
分離、精製、回収などのために広く用いられてい
る結晶化装置に関するものである。
従来、この種の結晶化装置は一例をあげれば第
3図に示すような構造を有している。すなわち同
図において、1は結晶缶、2は加熱器であり、3
は遠心分離機である。そして結晶缶1には中央部
に立設されて、液を上昇させるドラフトチユーブ
4、このチユーブ4内の下方に設けられた撹拌機
5、セツトリング域(微粒子取出域)6を形成す
るバツフルプレート7、分級脚8、蒸発蒸気排出
口9などを有している。なお10は循環ポンプ、
11は取出しポンプ、12は補助ポンプ、13は
供給液供給管、14は結晶取出し口、15は加熱
蒸気供給管、16は循環管、17は循環回路、1
8はプロペラを示す。又前記ドラフトチユーブ4
は図示しない支柱により結晶缶1の缶壁に固定さ
れている。
3図に示すような構造を有している。すなわち同
図において、1は結晶缶、2は加熱器であり、3
は遠心分離機である。そして結晶缶1には中央部
に立設されて、液を上昇させるドラフトチユーブ
4、このチユーブ4内の下方に設けられた撹拌機
5、セツトリング域(微粒子取出域)6を形成す
るバツフルプレート7、分級脚8、蒸発蒸気排出
口9などを有している。なお10は循環ポンプ、
11は取出しポンプ、12は補助ポンプ、13は
供給液供給管、14は結晶取出し口、15は加熱
蒸気供給管、16は循環管、17は循環回路、1
8はプロペラを示す。又前記ドラフトチユーブ4
は図示しない支柱により結晶缶1の缶壁に固定さ
れている。
結晶を取出す液は供給管13から供給され、加
熱器2で加熱され、結晶缶1は送入される。次に
撹拌機5の作動により液はドラフトチユーブ4内
を上昇し、かつその外部を下降し、撹拌され、そ
の間前記排出口9からの液の蒸発と、撹拌の循環
により、又結晶相互の接触によつて成長した結晶
は分級脚8から取出される。成長しない小さい結
晶はセツトリング域6から取出され、加熱された
後再び結晶缶1に送入されるようになつている。
熱器2で加熱され、結晶缶1は送入される。次に
撹拌機5の作動により液はドラフトチユーブ4内
を上昇し、かつその外部を下降し、撹拌され、そ
の間前記排出口9からの液の蒸発と、撹拌の循環
により、又結晶相互の接触によつて成長した結晶
は分級脚8から取出される。成長しない小さい結
晶はセツトリング域6から取出され、加熱された
後再び結晶缶1に送入されるようになつている。
ところが上記結晶化装置の結晶缶1においては
次のような問題を有している。それは前記循環用
ドラフトチユーブ4の入口側は、円筒を軸方向と
直角に切断した形状であるため、この部分で第4
図に示すように循環液の流れの急激な方向転換に
よる剥離減少による損失水頭が大きく、そのため
大きな撹拌動力を必要とするものであつた。
次のような問題を有している。それは前記循環用
ドラフトチユーブ4の入口側は、円筒を軸方向と
直角に切断した形状であるため、この部分で第4
図に示すように循環液の流れの急激な方向転換に
よる剥離減少による損失水頭が大きく、そのため
大きな撹拌動力を必要とするものであつた。
本考案は、従来の技術にかかる問題に鑑み案出
されたもので、ドラフトチユーブの入口の流れを
整流し、その部分の損失水頭を小さくし、撹拌動
力を小さくした結晶化装置を提供するものであ
る。
されたもので、ドラフトチユーブの入口の流れを
整流し、その部分の損失水頭を小さくし、撹拌動
力を小さくした結晶化装置を提供するものであ
る。
上記目的を達成するために、本考案の結晶化装
置は、ドラフトチユーブを有し、該ドラフトチユ
ーブ中の液を上昇させる、プロペラを有する撹拌
機を設け、セツトリング域を形成するバツフルプ
レートを有する結晶缶を備えた結晶化装置におい
て、前記ドラフトチユーブの下端部外側に巻くよ
うに拡径してドーナツ状の円環部を形成するとと
もに、上端がドラフトチユーブ外径と当接し、下
端が上記円環部外面と接線方向に当接する截頭円
錐状の部材を配設して液流を整えるベルマウスを
設けたことを特徴とする。
置は、ドラフトチユーブを有し、該ドラフトチユ
ーブ中の液を上昇させる、プロペラを有する撹拌
機を設け、セツトリング域を形成するバツフルプ
レートを有する結晶缶を備えた結晶化装置におい
て、前記ドラフトチユーブの下端部外側に巻くよ
うに拡径してドーナツ状の円環部を形成するとと
もに、上端がドラフトチユーブ外径と当接し、下
端が上記円環部外面と接線方向に当接する截頭円
錐状の部材を配設して液流を整えるベルマウスを
設けたことを特徴とする。
以下本考案の一実施例を第1図について詳述す
る。
る。
第1図は、本考案の結晶化装置の一例を示す断
面立面図とフローシートを組合せた図面である。
面立面図とフローシートを組合せた図面である。
第1図において、1は結晶缶、2は加熱器、3
は遠心分離機、4はドラフトチユーブ、5は撹拌
機、6はセツトリング域(微粒子取出域)、7は
バツフルプレート、8は分級脚、9は蒸発蒸気排
出口、10は循環ポンプ、11は取出しポンプ、
12は補助ポンプ、13は供給液供給管、14は
結晶取出し口、15は加熱蒸気供給管、16は循
環管、17は循環回路、18はプロペラ、19は
ベルマウスである。
は遠心分離機、4はドラフトチユーブ、5は撹拌
機、6はセツトリング域(微粒子取出域)、7は
バツフルプレート、8は分級脚、9は蒸発蒸気排
出口、10は循環ポンプ、11は取出しポンプ、
12は補助ポンプ、13は供給液供給管、14は
結晶取出し口、15は加熱蒸気供給管、16は循
環管、17は循環回路、18はプロペラ、19は
ベルマウスである。
なお、本考案は結晶化装置において、ドラフト
チユーブ4の一部を改良したものであり、全体の
機器名称、機能については、従来の技術であるの
で、図面の符号は第3図と同一の部品について
は、同一の符号を用い説明は省略する。
チユーブ4の一部を改良したものであり、全体の
機器名称、機能については、従来の技術であるの
で、図面の符号は第3図と同一の部品について
は、同一の符号を用い説明は省略する。
前記ベルマウス19はドラフトチユーブ4の下
端部に取付けられている。
端部に取付けられている。
ベルマウス19の断面は、第2図に示す如くで
ある。第2図は第1図の“A”部の拡大図であ
る。第2図において、19aは円環部、19bは
截頭円錐状部材である。
ある。第2図は第1図の“A”部の拡大図であ
る。第2図において、19aは円環部、19bは
截頭円錐状部材である。
すなわち、円環部19aは、ドラフトチユーブ
4の下端部外側に巻くように拡径してドーナツ状
の円環部19aを形成するともに、上端がドラフ
トチユーブ4外径と当接し、下端が上記円環部1
9a外面と接線方向に当接する截頭円錐状の部材
19bを取付けたベルマウス19を設けている。
なお、円環部19aの径は、循環液がドラフトチ
ユーブ4の下部で流れの方向を転換する際、ドラ
フトチユーブ4で循環液の流れの剥離を起こさな
いような大きさにするのがよく、例えばドラフト
チユーブ4の直径が1400φmmのものについて、円
環部19aの直径はほぼ200φmmを採用して、よ
い結果が得られている。又截頭円錐部材19bと
ドラフトチユーブ4とのなす角αは、30゜程度で
よい結果を得られている。
4の下端部外側に巻くように拡径してドーナツ状
の円環部19aを形成するともに、上端がドラフ
トチユーブ4外径と当接し、下端が上記円環部1
9a外面と接線方向に当接する截頭円錐状の部材
19bを取付けたベルマウス19を設けている。
なお、円環部19aの径は、循環液がドラフトチ
ユーブ4の下部で流れの方向を転換する際、ドラ
フトチユーブ4で循環液の流れの剥離を起こさな
いような大きさにするのがよく、例えばドラフト
チユーブ4の直径が1400φmmのものについて、円
環部19aの直径はほぼ200φmmを採用して、よ
い結果が得られている。又截頭円錐部材19bと
ドラフトチユーブ4とのなす角αは、30゜程度で
よい結果を得られている。
次に作用を説明する。
第1図において、結晶缶1内の撹拌機5が作動
し、循環液はそれによりドラフトチユーブ4の内
側を上昇させられ、かつ外側を下降して、上下に
循環させられる。
し、循環液はそれによりドラフトチユーブ4の内
側を上昇させられ、かつ外側を下降して、上下に
循環させられる。
この場合、前記ドラフトチユーブ4の下端部外
側に巻くように拡径してドーナツ状の円環部19
aを形成するとともに、上端がドラフトチユーブ
4外径と当接し、下端が上記円環部19a外面と
接線方向に当接する截頭円錐状の部材19bを配
設して液流を整えるベルマウス19を設けたこと
により、循環液の流れ方向が下降流から上昇流と
急激な方向転換により循環液の流れの剥離現象が
なくなり、そのため撹拌動力が小さくなる。実機
における経験によれば、撹拌動力が約20%減少
し、撹拌動力を同一にした場合には、循環量が20
%増加した。
側に巻くように拡径してドーナツ状の円環部19
aを形成するとともに、上端がドラフトチユーブ
4外径と当接し、下端が上記円環部19a外面と
接線方向に当接する截頭円錐状の部材19bを配
設して液流を整えるベルマウス19を設けたこと
により、循環液の流れ方向が下降流から上昇流と
急激な方向転換により循環液の流れの剥離現象が
なくなり、そのため撹拌動力が小さくなる。実機
における経験によれば、撹拌動力が約20%減少
し、撹拌動力を同一にした場合には、循環量が20
%増加した。
以上要するに本考案には以下の効果がある。ド
ラフトチユーブ入口の流れの方向転換がゆるやか
になるようなベルマウスを設けたので、損失水頭
が小さくなり、撹拌機の動力が減少する。
ラフトチユーブ入口の流れの方向転換がゆるやか
になるようなベルマウスを設けたので、損失水頭
が小さくなり、撹拌機の動力が減少する。
第1図は本考案の結晶化装置の一例を示す断面
立面図とフローシートを組合せた図面、第2図
は、第1図の“A”部の拡大図、第3図は従来の
結晶化装置の一例を示す断面立面図とフローシー
トを組合せた図、第4図は、従来のドラフトチユ
ーブに於ける循環液の流れの状態図である。 第1ないし第2図において、1……結晶缶、4
……ドラフトチユーブ、5……撹拌機、6……セ
ツトリング域、19……ベルマウス。
立面図とフローシートを組合せた図面、第2図
は、第1図の“A”部の拡大図、第3図は従来の
結晶化装置の一例を示す断面立面図とフローシー
トを組合せた図、第4図は、従来のドラフトチユ
ーブに於ける循環液の流れの状態図である。 第1ないし第2図において、1……結晶缶、4
……ドラフトチユーブ、5……撹拌機、6……セ
ツトリング域、19……ベルマウス。
Claims (1)
- ドラフトチユーブを有し、該ドラフトチユーブ
中の液を上昇させる、プロペラを有する撹拌機を
設け、セツトリング域を形成するバツフルプレー
トを有する結晶缶を備えた結晶化装置において、
前記ドラフトチユーブの下端部外側に巻くように
拡径してドーナツ状の円環部を形成するととも
に、上端がドラフトチユーブ外径と当接し、下端
が上記円環部外面と接線方向に当接する截頭円錐
状の部材を配設して液流を整えるベルマウスを設
けたことを特徴とする結晶化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986005018U JPH0334243Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986005018U JPH0334243Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118504U JPS62118504U (ja) | 1987-07-28 |
JPH0334243Y2 true JPH0334243Y2 (ja) | 1991-07-19 |
Family
ID=30786210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986005018U Expired JPH0334243Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0334243Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9143672B2 (en) | 1997-12-04 | 2015-09-22 | Axis Ab | Device for sending image data from camera to CCTV network |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54142863A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-07 | Morinaga Eng Kk | Waste water disposal method and waste water disposal plant |
JPS57132592A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-16 | Ebara Infilco Co Ltd | Method and device for biological treatment of organic waste water |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP1986005018U patent/JPH0334243Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54142863A (en) * | 1978-04-28 | 1979-11-07 | Morinaga Eng Kk | Waste water disposal method and waste water disposal plant |
JPS57132592A (en) * | 1981-02-10 | 1982-08-16 | Ebara Infilco Co Ltd | Method and device for biological treatment of organic waste water |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9143672B2 (en) | 1997-12-04 | 2015-09-22 | Axis Ab | Device for sending image data from camera to CCTV network |
US9621778B2 (en) | 1997-12-04 | 2017-04-11 | Axis Ab | Device for sending image data from camera to CCTV network |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62118504U (ja) | 1987-07-28 |
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