JPH0334076Y2 - - Google Patents

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JPH0334076Y2
JPH0334076Y2 JP15464888U JP15464888U JPH0334076Y2 JP H0334076 Y2 JPH0334076 Y2 JP H0334076Y2 JP 15464888 U JP15464888 U JP 15464888U JP 15464888 U JP15464888 U JP 15464888U JP H0334076 Y2 JPH0334076 Y2 JP H0334076Y2
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plunger
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socket
mounting
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はプランジヤ摺動型のソケツトに関し、
シヤーシへの取付部を改良し直管けい光ランプ等
の被装着部品の着脱時に発生する大きなモーメン
ト力に最大限対抗して、取付部の破損防止ならび
に取付の安定性を図つたものである。
従来の技術 従来、直管けい光ランプを装着するのに用いら
れていたプランジヤ摺動型のソケツトは、実公昭
56−42949号、実公昭58−27515号公報に記載のも
のが知られている。
前者はソケツトの背面をシヤーシに取付ける構
成をもち、後者はおそらくソケツトボデイ側面に
形成した長手方向の一対のスリツトに差し込まれ
る介在物を介してシヤーシに取付ける構成であ
る。
考案が解決しようとする課題 前者においては、ソケツトの取付けが堅固であ
るが、ソケツトの側面でシヤーシに取付けできな
いため、取付条件に制約があり、外観的な面から
もあまり好ましくはなかつた。後者においては、
シヤーシへの取付状態で直管けい光ランプを着脱
しようとする際に発生するプランジヤ摺動型ソケ
ツト特有の大きなモーメント力に対抗しうるかど
うか不明であつた。
そこで、本考案では、ソケツトに設けられる取
付部を根本的に改良し、ソケツトをその側面でシ
ヤーシに取付けできるようにして外観上の問題を
まず解決し、さらに直管けい光ランプ等の被装着
部品の着脱時に発生する大きなモーメント力に最
大限対抗できるようにして、取付部の破損防止な
らびに取付の安定性を得ようとするものである。
課題を解決するための手段 本考案は次のような構成によつて前述の課題を
解決できる。
すなわち、本考案のソケツトは、プランジヤ
と、このプランジヤを摺動自在に挿通するボデイ
と、このボデイの側面に設けられたシヤーシへの
取付部とを備え、前記取付部は前記プランジヤの
突出方向において前記ボデイの端部近傍に設けら
れ、前記突出方向とは反対方向において前記ボデ
イの端部近傍には前記シヤーシに係合する回り止
め部が設けられる。
作 用 従つて、本考案によれば、ソケツトのプランジ
ヤに対し被装着部品を着脱しようとする際(プラ
ンジヤに対して斜めに着脱される)に発生する大
きなモーメント力は、ボデイにおいてプランジヤ
先端に最も近い部位に取付部が設けられているこ
とから、この取付部を基点として作用するモーメ
ント力の回動半径が極小となることによつて、極
小化できる。このことによつて、被装着部品の不
用意な着脱作業にも取付部が破損するおそれがな
い。また、ボデイに設けた回り止め部は取付部と
は反対寄りに、すなわち、プランジヤ先端から最
も離れた部位にあるため、取付部を中心としてソ
ケツトの後部がシヤーシと平行な面内で回るよう
に振られようとするモーメント力に対して最大限
に対抗でき、ソケツトの取付安定性が万全にな
る。
実施例 次に本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
この実施例のソケツト1は、合成樹脂製のプラ
ンジヤ5と、このプランジヤ5を挿通するプラン
ジヤ5の断面形状と同様な開口のプランジヤ挿通
孔7によつてプランジヤ5を摺動自在に挿通する
合成樹脂製のボデイ4と、このボデイ4の側面に
設けられシヤーシ25への取付部、例えば、ナツ
ト26およびナツト保持溝20とを備え、前記取
付部はプランジヤ5の突出方向においてボデイ4
の端部近傍に設けられ、前記突出方向とは反対方
向においてボデイ4の端部近傍にはシヤーシ25
の例えば孔27に係合する例えば突起からなる回
り止め部21が設けられる。
そして、ナツト26にはシヤーシ25のビス孔
を通じてボス28が螺合されて、ソケツト1がシ
ヤーシ25に取付けられる。
さらに、プランジヤ5の中間部外側に摺動方向
に設けた凹入部24の外側部において、ボデイ4
に前記取付部が設けられ、この取付部を設けても
ボデイ4の幅が不必要に大きくならないよう配慮
されている。
この実施例の他の構成部分を説明すれば、直管
けい光ランプ3等の被装着部品の一対の接触ピン
14は、プランジヤ5に設けた一対の接触ピン差
込孔22に差し込まれる。そして、凹入部24は
一対の接触ピン差込孔22の中間部外側において
設けられる。
プランジヤ5の後部9は前部8より大径を成
し、後部9と前部8との間は傾斜面11を成し、
この傾斜面11はプランジヤ5が最も突出した状
態でプランジヤ挿通孔7の孔縁後面(やはり傾斜
面を成す)に当接する。導電ピン13は頭部が大
径を成し、これより小径の胴部の周囲に導電性の
コイル状のバネ6の一端がはめ合わされる。バネ
6の一端および導電ピン13はプランジヤ5の背
面から内部に挿入されて導電ピン13が接触ピン
差込孔22内に臨み、直管けい光ランプ3の非装
着時にプランジヤ5の前端から抜け出ないように
構成される。端子16は蓋12に形成したピン1
7に各各はまり込んで保持され、バネ6の他端は
ピン17の周囲にはめ合わされ、蓋12をビス1
9でボデイ4の背面に取付けることによつて、バ
ネ6は端子16を基点として導電ピン13を前方
に付勢し、導電ピン13によつてプランジヤ5は
前方に付勢される。リード線18は端子16に接
続されており、蓋12の側面から外部に導出され
ている。導電路は導電ピン13−バネ6−端子1
6−リード線18となる。
なお、導電ピン13がなくてもバネ6の径を適
宜設定することにより、バネ6と接触ピン14と
の接触は可能である。また、バネ6はプランジヤ
5の内部に通されているが、例えば、バネ6の外
径が相当大きくあり、プランジヤ5の後部9の後
面に当接する構成でもよく、この場合は、例え
ば、導電ピン13はプランジヤ5に固定されてお
り、固定した導電ピン13から外部へリード線を
引き出し、導電はバネ6を介さずに行つてもよ
い。要するに、バネ6は任意の部分でプランジヤ
5を付勢してあればよく、また、導電手段につい
ても任意である。
上述した構成において、直管けい光ランプ3を
装着するには、直管けい光ランプ3をやや斜めに
手で持つて接触ピン14をプランジヤ5の接触ピ
ン差込孔22に差し入れ、直管けい光ランプ3を
プランジヤ5がバネ6の付勢方向に逆らつて、ス
ライドするように充分に押し込む。そして、ソケ
ツト1と対になる図示しないソケツトに対し、直
管けい光ランプ3の他端が装着されるように同様
の装着手順をふみ、直管けい光ランプ3の両端を
各々ソケツトに対して装着すると、第3図に示す
ようになる。そして、直管けい光ランプ3を取り
外す手順は、装着手順の逆に行えばよいが、この
時に直管けい光ランプ3を荒つぽく取り外すと、
プランジヤ5がボデイ4に最も押し込まれた位置
から一気に前方に向かつてバネ6による反発力で
戻り、プランジヤ5の後部9がボデイ4のプラン
ジヤ挿通孔7の周辺に衝突することがあり、その
際の力によつてプランジヤ挿通孔7の周辺あるい
はプランジヤ5の後部9が破損しやすいおそれが
あつたのが、プランジヤ挿通孔7の周辺の後面に
傾斜面を設け、プランジヤ5の後部9の前面にも
傾斜面11を設けたために、前記衝突力がプラン
ジヤ5の付勢方向とこの方向に直角な方向とに分
散し、ボデイ4ないしはプランジヤ5が破損しに
くくなる。また、傾斜面の分だけボデイ4のプラ
ンジヤ挿通孔7の周辺肉厚とプランジヤ5の後部
9の肉厚を各々厚くすることにより、やはり、そ
れらの破損を著しく防止できる。
以上示した実施例によれば、ソケツト1のプラ
ンジヤ5に対して直管けい光ランプ3を着脱する
際(プランジヤ5に対してやや斜めに着脱され
る)に発生するモーメント力M(第3図の矢印方
向)を極小化できる。すなわち、ボデイ4におい
てプランジヤ5先端に最も近い部位にビス28が
螺合されたナツト26からなる取付部が設けられ
ているため、この取付部を基点として作用するモ
ーメント力Mの回動半径が極小となるからであ
り、これによつて、直管けい光ランプ3の不用意
な着脱作業にも前記取付部が破損するおそれがな
い。また、ボデイ4に設けた回り止め部21は前
記取付部とは反対寄りに、すなわち、プランジヤ
5の先端から最も離れた部位にあるため、直管け
い光ランプ3を着脱する際に前記取付部を中心と
して、ソケツト1の後部がシヤーシ25と平行な
面内で回るように振られようとするモーメント6
に対して、最大限対抗でき、ソケツト1の取付安
定性が万全となる。
また、プランジヤ5の凹入部24の外側部にお
いて、ボデイ4に前記取付部を設けることによつ
て、ボデイ4の幅を不必要に大きく形成する必要
がなくなり、ソケツト1の小型化に貢献し、細径
の直管けい光ランプ3とのデザインマツチングを
良好化できる。
なお、ナツト26およびナツト保持溝20を設
けない場合は、ボデイ4の同等の部位にビス28
が螺合されるビス螺合穴を直接形成してもよく、
また、突起からなる回り止め部21のかわりにボ
デイ4の同等部位に係合穴を設け、この係合穴に
対してシヤーシ25から孔27のかわりに突出さ
せた係合突起を挿入係合させてもよく、取付部な
らびに回り止め部の構成を適宜変更実施するのは
自明である。
考案の効果 以上詳述した通り本考案によれば、プランジヤ
摺動型のソケツトにおいて、ボデイのシヤーシに
対する取付部はプランジヤ先端に最も近い部位に
配せられるため、被装着部品の着脱の際に発生す
るモーメント力の回動半径を極小化できるから、
モーメント力を極小化でき、取付部の破損のおそ
れがないという効果を奏し、さらに、ボデイに設
けたシヤーシに対する回り止め部は前記取付部と
は反対寄りに、すなわち、プランジヤ先端から最
も遠い部位にあるため、被装着部品の着脱時に前
記取付部を中心として、ソケツトの後部がシヤー
シと平行な面内で回るように振られようとするモ
ーメント力に対して最大限に対抗できるから、ソ
ケツトの取付安定性が万全に成される効果を奏す
るところとなる。
このように本考案は、プランジヤ摺動型ソケツ
トにおいて被装着部品の着脱時に発生する特有の
モーメント力に最大限に対抗でき、ソケツトの破
損防止ならびに取付安定性効果を最大限に発揮し
うるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による組立斜視図、
第2図は同分解斜視図、第3図は同取付時一部破
断側面図である。 1……ソケツト、4……ボデイ、5……プラン
ジヤ、20……ナツト保持溝、21……回り止め
部、24……凹入部、25……シヤーシ、26…
…ナツト、27……孔、28……ビス。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プランジヤと、このプランジヤを摺動自在に
    挿通するボデイと、このボデイの側面に設けら
    れたシヤーシへの取付部とを備え、前記取付部
    は前記プランジヤの突出方向において前記ボデ
    イの端部近傍に設けられ、前記突出方向とは反
    対方向において前記ボデイの端部近傍には前記
    シヤーシに係合する回り止め部が設けられたこ
    とを特徴とするソケツト。 (2) 前記取付部はボデイに設けたナツトおよびナ
    ツト保持溝であり、前記ナツトにはシヤーシの
    ビス孔を通じてビスが螺合され、回り止め部は
    前記シヤーシの孔に係合される突起である実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のソケツト。 (3) プランジヤの中間部外側に摺動方向に設けた
    凹入部の外側部において、ボデイに取付部が設
    けられた実用新案登録請求の範囲第1項または
    第2項記載のソケツト。
JP15464888U 1988-11-28 1988-11-28 Expired JPH0334076Y2 (ja)

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JPH01121288U JPH01121288U (ja) 1989-08-17
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