JPH0333542Y2 - - Google Patents

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JPH0333542Y2
JPH0333542Y2 JP5322587U JP5322587U JPH0333542Y2 JP H0333542 Y2 JPH0333542 Y2 JP H0333542Y2 JP 5322587 U JP5322587 U JP 5322587U JP 5322587 U JP5322587 U JP 5322587U JP H0333542 Y2 JPH0333542 Y2 JP H0333542Y2
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illuminance sensor
circuit
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illuminance
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両の照明灯を車外の照度に応じ
て自動的に点消灯制御することのできる車両用照
明灯自動制御装置に関し、特に照度センサの故障
時には照明灯を強制点灯することのできる車両用
照明灯自動制御装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、夜間走行及びトンネル通過等周囲が暗い
場合に車両照明灯を自動点消灯制御する技術が開
発されてきた。そして照度検出はほとんどの場
合、照度センサを用いたものであつた。該照度セ
ンサの出力レベルに応じて車両照明灯を点消灯せ
しめるのであるが、照度センサの故障時の出力レ
ベルと昼間照度に於ける出力レベルとが近似して
いた場合、夜間走行時にもかかわらず照度センサ
の故障によつて車両照明灯が消灯するという不具
合を招来する危険があつた。
そのため、特開昭59−134019号(以下「第1先
行技術」という。)公報や実開昭58−3340号(以
下「第2先行技術」という。)公報に開示される
技術が提案されていた。すなわち、受光センサの
故障は第1先行技術では受光センサの出力の変化
率に基づいて判断し、また、第2先行技術では照
度検出素子の抵抗値の変化範囲を越えたか否かに
基づいて伴断していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、第1先行技術に示されるごとく受光
センの出力の変化率に基づいて故障を判断する場
合、高度な演算能力を要求され、通常はマイクロ
コンピユータ等を必要とするものであつた。
又、第2先行技術に示されるごとく照度検出素
子の抵抗値の変化範囲を越えたか否かに基づいて
故障を判断する場合、照度検出素子の正常時に於
ける最大変化時の値と故障時の値とが近似してい
る様な場合には故障の誤検出をする可能性があ
り、制御回路の温度特性対策、電波障害対策の別
の問題点を解決する必要が生じ。制御回路を複雑
化し又、コストを上昇する可能性があつた。
すなわち、上述の第1先行技術及び第2先行技
術に示される技術によつて照度センサの故障を検
出する場合、複雑な回路が要求され、コストの上
昇を招くものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上述の問題点を解消するものであ
り、車外照度に応じた信号を出力する照度セン
と、該照度センサからの出力レベルに応じて車両
照明灯を点消灯制御する制御装置からなる車両用
照明灯自動制御装置に於いて、前記照度センサの
給電回路中に介設されたバイアス素子を有し、か
つ照度センサの出力部に接続された比較回路部を
有する車両用照明灯自動制御装置を提供するもの
である。
〔作用〕
上述の構成からなるこの考案は次のように作用
する。
すなわち、バイアス素子に照度センサに給電さ
れる電流が流れており、該給電電流によつてバイ
アス素子は電圧降下を生じる。
このバイアス素子の電圧降下分は照度センサの
出力レベルをシフトするよう作用する。そして、
照度センサに故障が発生した時、前記バイアス素
子に流れる電流は正常時に比べて大きく変化し、
その結果前記シフト値の変化によつて照度センサ
の出力レベルも正常時に比べて大きく変化する。
比較回路部は、大きく変化した照度センサの出力
レベルを検出し、車両照明灯を強制的に点灯する
よう作用する。
〔実施例〕
第1図は、この考案の好適な実施例を示す電気
回路図である。
第1図に於いて、1は照度センサ、2は車両照
明灯、3は制御回路、4はオートライトスイツ
チ、5はドアスイツチ、6はイグニツシヨンスイ
ツチ、及び7は直流電源である。
照度センサ1は、例えば車両インストルメント
パネル上面部に配設しフロントガラスを介して車
外照度を検出するセンサであり、フオトダイオー
ド11、受光アンプ12、バイアス抵抗13、及
び出力抵抗14とで回路構成されたものである。
前記バイアス抵抗13は、照度センサ1の断線
等の故障時と正常時との区別は照度センサ1の出
力レベルによつて検知するために受光アンプ12
のアース端子121と車体アース122との間に
介設されている。
そして、該バイアス抵抗13の作用によつて照
度センサ1が正常に作動している時には第1図の
A点の出力信号は第2図にa1で示す特性のごと
くレベルシフトされ、所定のレベル以上の出力が
導出され、又照度センサ1が断線等によつて故障
した時には受光アンプ12の消費電流が停止若し
くは低下し、その結果前記A点の信号は第2図に
a2で示す特性のごとくゼロレベル若しくは前記
所定レベル未満の出力が導出される。この出力レ
ベルの差異を後述する第5演算増巾器315によ
つて検知することにより、照度センサ1の正常及
び断線の区別が成される。
車両照明灯2は、テールランプやメーター類の
イルミラン等から成るスモールランプ21と、右
側ヘツドランプ22、左側ヘツドランプ23から
構成される。
制御回路3は、比較回路部31、遅延回路部3
2、出力回路部33、リセツト回路部34、給電
保持回路部35及び電圧レギユレータ36によつ
て構成されている。
比較回路部31は、前記照度センサ1の出力レ
ベルに応じて2値化信号を出力する回路であり、
当該実施例に於いては第1演算増巾器311ない
し第5演算増巾器315及び抵抗R1ないしR1
8によつて構成されている。
前記第1演算増巾器311は、反転増巾の機能
を有しており、照度センサ1からの出力信号を増
巾して後段の第2演算増巾器312ないし第4演
算増巾器314の各比較入力端子に入力してい
る。
前記第2演算増巾器312は、スモールランプ
21の点灯レベルを検出する機能を有しており、
抵抗R6とR7の分圧電圧によつて前記スモール
ランプ21の点灯信号レベルを設定している。
又、第3演算増巾器313は、右側及び左側へ
ツドランプ22,23の点灯信号レベルを検出す
る機能を有しており、抵抗R9とR7の分圧電圧
によつて前記スモールランプ21の点灯信号レベ
ルを設定している。
又、第4演算増巾器313は、右側及び左側ヘ
ツドランプ22,23の点灯信号レベルを検出す
る機能を有しており、抵抗R9とR10の分圧電
圧によつて前記右側、左側ヘツドランプ22,2
3を点灯信号レベルを設定している。
又、第4演算増巾器314は、前記右側、左側
ヘツドランプ22,23の点灯信号レベルより暗
い照度の信号レベルを検出する機能を有してお
り、抵抗R12とR13の分圧電圧によつて当該
信号レベルを設定している。当該4演算増巾器3
14は、車両のトンネル内への進入時等に於いて
速やかに右側、左側ヘツドランプ22,23を点
灯せしめるために後述するコンデンサC1を急速
充電する作用を行なう。
又、第5演算増巾器315は、前記照度センサ
1の故障を検出する機能を有しており、抵抗R1
6とR17の分圧電圧によつて第2図に示す故障
検出信号レベルVt1を設定している。そして、
前記照度センサ1が故障した時、照度センサ1の
バイアス抵抗13の作用によつて通常の照度では
有り得ない信号レベルの信号a2が第5演算増巾
器315に入力されると、第5演算増巾器315
は照度センサ1の故障を判断して出力回路部33
に“1”レベルの信号を導出し、スモールランプ
21及び右側、左側ヘツドランプ22,20,2
3を強制的に点灯する。
遅延回路部32は、第1・第2アンド回路32
1,322、ダイオードD1ないしD3、コンデ
ンサC1,C2、及び抵抗R19ないしR21に
よつて構成されている。
前記第1アンド回路321の入力端子にはコン
デンサC1と抵抗R19によつてCR回路が回路
構成されており、前記比較回路部31の第3演算
増巾器313が車両の陸橋下等の通過によつて例
えば第3図1に示す時間t1ないしt2に一時的に第
3図2のb1で示すごとく“1”レベルの信号を
導出することがあつても前記コンデンサC1によ
つて第3図3のb2で示すごとく吸収される。
したがつて、照度センサ1が陸橋下程度の一時
的な周囲の薄暗さにおける照度を一時的に受光し
たとしても、コンデンサC1の充電レベルが第1
アンド回路321の入力スレツシヨルド電圧Vt
2を越えない限り、第1アンド回路321第1図
のE点に右側、左側ヘツドランプ22,23の点
灯信号を出力しない。又、前記コンデンサC1は
夜間走行時における右側、左側ヘツドランプ2
2,23の誤消灯を防止する役割も担つている。
すなわち車両が夜間走行中に明るい街路灯等の
光を照度センサ1が受光した時、コンデンサC1
の放電時間中は右側、左側ヘツドランプ22,2
3の点灯を維持し、該ヘツドランプ22,23の
誤消灯を防止している。
又、昼間走行時に於いて照度センサ1がトンネ
ル内程度の暗い照度を受光した時には第4演算増
巾器314が作動し、第1図のD点に“1”レベ
ルの信号を出力し第3図3のb3で示すごとくコ
ンデンサC1のを急速充電する。このことによ
り、第1アンド回路321は第3図5のb4で示
すごとく時間t4に右側、左側ヘツドランプ22,
23の点灯信号に相当する信号をただちに出力す
る。
又、前記第2アンド回路322の入力端子には
コンデンサC2、抵抗R21、及びダイオードD
3によつてCR回路が回路構成されており、前記
コンデンサC1に於ける作用と同様に、夜間走高
行時におけるスモールランプ21の誤消灯を防止
している。
又、前記コンデンサC1には約100Ωの低抵抗
R20及びダイオードD2が回路接続されている
が、この回路接続によつて車両がトンネル等から
抜け出した時にコンデンサC1の充電電荷を第2
演算増巾器312を介して放電し、右側、左側ヘ
ツドランプ22,23の消灯が速やかに行なわれ
る。
なお、上記遅延回路部32はカウンター回路で
構成してもよい。
出力回路部33は、オートライトスイツチ4が
オン作用された時、前記遅延回路部32からの入
力によつてスモールランプ21及び右側、左側ヘ
ツドランプ22,23を点消灯駆動すると共に前
記第5演算増巾器315からの入力によつてスモ
ールランプ21及び右側、左側ヘツドランプ2
2,23を強制的に点灯する回路であり、トラン
ジスタT1ないしT3、抵抗R22ないしR2
7、及びリレー331ないし333によつて回路
構成されている。
リセツト回路部34は、オートライトスイツチ
4のオン作用時にワンシヨツトパルスによつて前
記第1演算増巾器311の基準入力端子をプルア
ツプし、出力を強制的にハイレベルにする回路で
あり、前記比較回路部31の第2ないし第4演算
増巾器312ないし314が抵抗R8、R11,
R14の作用によつてヒステリシス領域に入つて
いても、前記リセツト回路部34の作用によつて
リセツトされる。
当該リセツト回路部34は、アンド回路34
1、抵抗R28、R29、及びコンデンサC3に
よつて回路構成されている。
給電保持回路部35は、オア回路351、トラ
ンジスタT4、ダイオードD4、及び抵抗R30
ないしR34によつて回路構成されると共に、オ
ア回路351によつてドライバーがイグニツシヨ
ンスイツチ6をオフ作用しドアを開ける。(即ち、
ドアスイツチ5をオン作用する)まで前記遅延回
路部32の第1及び第2アンド回路321,32
2の一方の入力端子を“1”信号レベルに設定す
る。
又、給電保持回路部35は、ドライバーがイグ
ニツシヨンスイツチ6をオフ作用した後に於い
て、スモールランプ21がオフ作用するまでトラ
ンジスタT4によつて電圧レギユレータ36への
給電を保持しその後は給電を停止する。
電圧レギユレータ36は、回路中の+B端子及
び第1ないし第5演算増巾器(311〜315)、
受光アンプ12に接続され、定電圧は供給する回
路である。
オートライトスイツチ4は、例えば図示しない
ライテイングスイツチと集合して設けられたスイ
ツチであり、オン作用によつて照明灯の自動点消
灯モードに切換えられる。
尚、この考案は上述の実施例で明らかであるが
これに、限定されるものではなく、例えば、バイ
アス素子としてダイオードを用いて逆電圧に対す
る保護を有し又、所定の温度特性を有する温度補
償用抵抗等の素子を用いて照度センサの温度特性
を補償するように構成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案による車両用照明灯自動制御装置は、
上述の構成作用を有するので、照度センサの故障
を高度な演算能力を要求することなく、バイアス
素子を単に照度センサの給電回路を介設するだけ
で簡単に検出でき、又、照度センサの正常時の出
力信号レベルと故障時の出力信号レベルを大きく
変えることができ簡単な回路によつて故障を検出
でき、又、コストの上昇を招来することがない等
の多くの効果を奏する。更に、バイアス素子とし
てダイオードに用い場合は逆電圧に対する保護を
備えることができ、バイアス素子として所定の温
度特性を有する素子を用いた場合は照度センサの
温度補正を備えることができる等の派生的効果も
示現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の好適な実施例を示す電気
回路図である。第2図は、第1図に示すA点の信
号レベル特性図であり、照度変化に対するA点信
号レベルの関係を示した特性図である。第3図1
ないし5は、第1図に示すA点ないしE点のタイ
ムチヤートを示した特性図であり、第3図1はA
点信号レベル、第3図2はB点信号レベル、第3
図3はC点信号レベル、第3図4はD点信号レベ
ル、及び第3図5はE点信号レベルの各々の時間
に対する特性図である。 1……照度センサ、2……車両照明灯、13…
…バイアス抵抗、31……比較回路部、32……
遅延回路部、33……出力回路部、34……リセ
ツト回路部、35……給電保持回路部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車外照度に応じた信号を出力する照度センサ
    と、該照度センサからの出力レベルに応じて車両
    照明灯を点消灯制御する制御装置からなる車両用
    照明灯自動制御装置に於いて、前記照度センサの
    給電回路中に介設されたバイアス素子を有し、か
    つ照度センサの出力部に接続された比較回路部を
    有すると共に、比較回路部はバイアス素子による
    照度センサの故障時の出力を検出して車両照明灯
    を強制点灯するよう構成したことを特徴とする車
    両用照明灯自動制御装置。
JP5322587U 1987-04-08 1987-04-08 Expired JPH0333542Y2 (ja)

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JP5322587U JPH0333542Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

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JP5322587U JPH0333542Y2 (ja) 1987-04-08 1987-04-08

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JPS63159340U JPS63159340U (ja) 1988-10-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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