JPH033322Y2 - - Google Patents

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JPH033322Y2
JPH033322Y2 JP1988115523U JP11552388U JPH033322Y2 JP H033322 Y2 JPH033322 Y2 JP H033322Y2 JP 1988115523 U JP1988115523 U JP 1988115523U JP 11552388 U JP11552388 U JP 11552388U JP H033322 Y2 JPH033322 Y2 JP H033322Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 (産業上の利用分野) 本考案は、浴槽の上縁面などに対して取り付け
られる気泡発生装置の操作部に関するものであ
る。
(従来の技術) 気泡発生装置は、浴槽内の湯中へ小さな気泡を
噴出することにより、該気泡の破裂に伴う超音波
を発生させ、超音波刺激による快適な入浴が楽し
めるようにしたものである。第4図に、従来の気
泡発生装置1を概略して示す。該気泡発生装置1
は、浴槽5の内面に開口した湯吸入口2aから噴
射口2bまでの間を当該浴槽5の外部で相互に接
続する湯移送管2と、該湯移送管2の中途部に介
設されたポンプ3と、前記湯移送管2に一方端4
aが接続され他方端4bが浴室内などへ開放され
た吸気管4とから成る。従つて、前記ポンプ3を
稼働させると、浴槽5内の湯は、湯吸入口2aか
ら湯移送管2内へ吸われ、該湯が噴射口2bから
浴槽5内へ噴出される際に、吸気管4から空気を
巻き込んでその噴出湯中へ気泡を混入されるよう
になつていた。
ところで、前記気泡発生装置1には、前記ポン
プ3を起動、停止させるため(以下、ポンプ起動
用という)の押釦操作部6や、浴槽5内へ噴出さ
れる気泡の量を調節するため(以下、泡量調節用
という)のダイヤル操作部7などの各種の操作部
が必要であつた。従来、これらの操作部は、浴槽
5における長手方向の上縁面5aに取り付けられ
ていた。
第7図は、従来における押釦操作部6の内部構
造を示した正面断面図である。該押釦操作部6
は、キヤツプ状をした釦6aを押圧すると、その
内部の蛇腹ポンプ6bが圧縮されて下方のパイプ
6cへ圧空を送り出すようになつていた。該パイ
プ6cは、第4図に示したように、ポンプ3に設
けられた空圧スイツチ3aに接続されていた。該
空圧スイツチ3aは、ダイヤフラムなど(図示省
略)を利用したものであつて、前記パイプ6cに
よつて送られる圧空により、ポンプ用電源の接点
(図示省略)を適宜切り替えるようになつていた。
このように、押釦操作部6は、直接的には電気接
点を備えていないから、該押釦操作部6が濡れて
も、漏電やシヨートの必配はない。一方、第6図
は、従来におけるダイヤル操作部7の構造を示し
た正面断面図である。該ダイヤル操作部7は、浴
槽上縁面5aへ取り付けられるハブ部材7fの中
底部7cに、前記吸気管4の開放端4bと連通関
係にある空気吸入孔7dが穿設されており、把持
回動用のダイヤル7aを回動させることにより、
該ダイヤル7aの回動軸7bに設けられた鍔部7
eが、前記ハブ部材7fの空気吸入孔7dを徐々
に閉塞又は開放するようになつていた。このよう
にして、前記吸気管4における開放端4bを開度
調節するものであつた。なお、気泡発生装置1の
機種によつては、浴槽5に対する湯移送管2の噴
出口2bを複数備えたものがあつたが、この種の
気泡発生装置1では、前記した操作部6,7の他
に、噴出口4bの選択スイツチ8などが設けられ
ることもあつた。
(考案が解決しようとする課題) 第4図に示した如き浴槽5は、その長手方向に
沿う上縁面5aが比較的幅広く形成されていた。
そのため、押釦操作部6、ダイヤル操作部7及び
選択スイツチ8などを一列状に配置することがで
きるものであつた。しかし、第5図に示す如く、
上縁面9aが幅狭く形成しれたタイプの浴槽9に
あつては、その長手方向に沿つた上縁面9aに前
記の各種操作部を取り付けることはできなかつ
た。そのため、浴槽上縁面9aにおける四隅部の
うち、入浴に邪魔とならない隅部を選んで押釦操
作部6やダイヤル操作部7を取り付けるようにし
なければならなかつた。従つて、各操作部の使い
分けが面倒となり、また紛らわしくなるばかりで
なく、それらの操作自体も不便であつた。しか
も、このような場合、設置スペースの関係で前記
選択スイツチ8や排水栓用離隔操作部(図示は省
略:いわゆるポツプアツプ式排水栓の操作部)な
どを配置することはできなかつた。
本考案は、上記の如き事情に鑑みてなされたも
のであつて、浴槽上縁面などが比較的狭く形成さ
れていた場合であつても、押釦操作部やダイヤル
操作部などを取り付けることが容易にでき、しか
も、それらの操作性を高めることができた、新規
な操作部を提供することを目的とする。
「考案の構成」 (課題を解決するための手段) 本案操作部の要旨とするところは、浴槽に対し
て設けられる気泡発生装置の操作部において、浴
槽の上縁面又はその近傍に取り付けられるハブ部
材と、該ハブ部材に回動可能に設けられるダイヤ
ル操作部と、該ダイヤル操作部の回動中央部を内
外に貫いて前記ハブ部材に昇降可能に設けられる
押釦操作部とより成り、前記ハブ部材には前記ダ
イヤル操作部との間に形成される吸気口開閉部を
介して前記気泡発生装置の吸気管が接続されてい
ると共に、前記押釦操作部との間に設けられる圧
空発生部を介して前記気泡発生装置の起動用空圧
スイツチへ至るパイプが接続されている点にあ
る。
(作用) 本案操作部は、押釦操作部が、ダイヤル操作部
の回動中央部に配置されたものであるから、該ダ
イヤル操作部を取り付けるためのスペースさえあ
れば、押釦操作部を取り付けるためのスペースは
実質的に不要となる。すなわち、浴槽上縁面など
が比較的狭く形成されていたような場合であつて
も、各種操作部の取り付けは容易となり、それら
の操作性も向上する。
(実施例) 以下本考案を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次の通りである。
第1図は、本案操作部を示す斜視図である。同
図によつて明らかなように、本案操作部は全体と
して段付き円筒状を呈する如く形成されており、
この外郭形状の中に二つの異なる操作部(10及
び11)が組み込まれている。その一つは、下段
側で比較的大径と成されたダイヤル操作部10で
あつて、該ダイヤル操作部10はその外周面に沿
つて回動し得るように設けられている。また他の
一つは、上段側で比較的小径と成された押釦操作
部11である。該押釦操作部11は、前記したダ
イヤル操作部10の回動中央部をその内外(図面
では上下)に貫いて設けられており、昇降が可能
とされている。すなわち、入浴中などにおいて、
浴槽5(第4図参照)の噴出口2bから気泡の混
入した湯を噴出させようとするときは、中央部の
押釦操作部11を押圧すればよく、また、この噴
出湯の中の気泡量を調節しようとするときは、前
記押釦操作部11の外周部を囲繞する如きダイヤ
ル操作部10を回動させればよい。
次に、押釦操作部11及びダイヤル操作部10
の具体的構造について説明する。第2図は、本案
操作部の正面断面図である。本案操作部は、前記
したダイヤル操作部10及び押釦操作部11が共
にハブ部材13により保持されて成るものであ
り、尚且つ、該ハブ部材13が浴槽の上縁面5a
やその近傍の板状体、壁体などを挟持することに
より、本案操作部もその取付状態が固定される。
該ハブ部材13の内部には、前記ダイヤル操作部
10との関連において吸気口開閉部が設けられ、
また前記押釦操作部11との関連において圧空発
生部が設けられている。以下、この点につき説明
する。
前記ダイヤル操作部10に対して設けられる吸
気口開閉部は、円環状をしたダイヤル10aの回
動に連れて上下動する空気量調節弁12をその中
核とする。該空気量調節弁12は、その下方側か
ら弁体12a、螺子部12b、スピンドル12
c、ピニオンギア12dのそれぞれが互いに回動
不能の状態で一軸上に結合されて成る。そして、
その下端側の螺子部12bが、前記ハブ部材13
内のホルダー部と螺合され、また上端側のピニオ
ンギア12dが、前記ダイヤル10aの内周面に
刻設されたラツク歯10cと噛合されている。そ
のため、前記ダイヤル10aを回動すれば、空気
量調節弁12自体も同方向へ回動しつつ上昇又は
下降する。これにより、前記ハブ部材13の底部
13aに接続された吸気管4の開放端4bが開度
調節されることとなる。
前記押釦操作部11に対して設けられる圧空発
生部は、有蓋円筒状をした釦11a内に収納され
た蛇腹ポンプ11bを中核とする。該蛇腹ポンプ
11bは、ハブ部材13の底部13bへ接続され
たパイプ6cを介して、気泡発生装置1(従来の
ものを示した第4図参照)のポンプ起動用空圧ス
イツチ3aと連通関係を有するように成つてい
る。従つて、前記釦11aを押圧することによ
り、その内部の蛇腹ポンプ11bが圧縮されるこ
ととなり、前記ポンプ3の空圧スイツチ3aへ制
御用圧空が送られる。
(別態様の検討) 第3図は、本案操作部における別態様の実施例
を示す正面断面図である。本実施例では、ダイヤ
ル10aの回動によつて吸気管4の開放端4bを
開度調節するための吸気口開閉部の構造におい
て、前記実施例と構造を異にする。すなわち、本
実施例では、ダイヤル10aが嵩高く形成されて
おり、その下方周面が、ハブ部材13に底部寄り
内周面に対して摺接するように関係付けられてい
る。そして、両者の摺接間で、ハブ部材13の底
部寄り内周面のみ又は双方の周面に穿設された空
気吸入孔14の開度を調節するようになつてい
る。本実施例では、空気吸入孔14が浴槽上縁面
5aの裏面側へ位置することとなるので、該空気
吸入孔14がゴミや水垢などによつて詰りを生じ
るのを防止することができる。なお、該空気吸入
孔14は、長孔状をしたものや複数個の小孔群よ
り成るものなど適宜である。また、押釦操作部1
0に対して設けられる圧空発生部においても、前
記実施例に示した如き蛇腹ポンプ11bに変え
て、ピストンを用いたものやダイヤフラムを用い
たものなどを設けることができる。
前記二つの実施例では、ダイヤル操作部10と
押釦操作部11とが同心円状を成す如く位置付け
られたものを示したが、これに限らず、両者が互
いに偏心した円の関係を成すものとしたり、ダイ
ヤル10aを楕円状又は四角形状のものとしたり
すると、泡量の混入度合が視覚を通じて確認でき
るものとなる。また、操作時に、それぞれの操作
部を間違えることがなくなる。このように、本案
操作部の構成及び形状は、実施の態様に応じて適
宜変更可能である。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案に係る気
泡発生装置の操作部によれば、ダイヤル操作部を
取り付けるためのスペースさえあれば、該ダイヤ
ル操作部はもとより、押釦操作部をも取り付ける
ことが可能となる。そのため、上縁面が比較的狭
い浴槽であつても、その操作性を害することな
く、双方の操作部を取り付けることができる。ま
た、ダイヤル操作部及び押釦操作部の配置を一箇
所にまとめることができるので、浴槽としての見
栄えを悪化させることもない。更に、従来におい
て、押釦操作部を取り付けるために要していたス
ペースが解放されることとなるから、この部分
に、従来にあつて取り付けが不可能とされていた
選択スイツチや排水栓用離隔操作部などを取り付
けることができるようになる等、幾多の優れた利
点を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本案操作部を示すものであ
つて、第1図は斜視図、第2図は正面断面図、第
3図は別態様を示す正面断面図、第4図乃至第7
図は従来の操作部を示すものであつて、第4図は
上縁面が広いタイプの浴槽に取り付けられたもの
の斜視図、第5図は上縁面が狭いタイプの浴槽に
取り付けられたものの斜視図、第6図は泡量調節
用のダイヤル操作部を示す正面断面図、第7図は
ポンプ起動用の押釦操作部を示す正面断面図であ
る。 1……気泡発生装置、2……湯移送管、2a…
…湯吸入口、2b……噴射口、3……ポンプ、3
a……空圧スイツチ、4……吸気管、4b……開
放端、5……浴槽、5a……上縁面、10……ダ
イヤル操作部、10a……ダイヤル、10b……
上面中央口、11……押釦操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽に対して設けられる気泡発生装置の操作部
    において、浴槽の上縁面又はその近傍に取り付け
    られるハブ部材と、該ハブ部材に回動可能に設け
    られるダイヤル操作部と、該ダイヤル操作部の回
    動中央部を内外に貫いて前記ハブ部材に昇降可能
    に設けられる押釦操作部とより成り、前記ハブ部
    材には前記ダイヤル操作部との間に形成される吸
    気口開閉部を介して前記気泡発生装置の吸気管が
    接続されていると共に、前記押釦操作部との間に
    設けられる圧空発生部を介して前記気泡発生装置
    の起動用空圧スイツチへ至るパイプが接続されて
    いることを特徴とする気泡発生装置の操作部。
JP1988115523U 1988-08-31 1988-08-31 Expired JPH033322Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59133218U (ja) * 1983-02-26 1984-09-06 東陶機器株式会社 気泡浴槽用空気開閉弁
JPS61163640U (ja) * 1985-03-29 1986-10-09

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