JP2522006Y2 - 泡風呂用のコントロールスイッチ - Google Patents

泡風呂用のコントロールスイッチ

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JP2522006Y2
JP2522006Y2 JP9162590U JP9162590U JP2522006Y2 JP 2522006 Y2 JP2522006 Y2 JP 2522006Y2 JP 9162590 U JP9162590 U JP 9162590U JP 9162590 U JP9162590 U JP 9162590U JP 2522006 Y2 JP2522006 Y2 JP 2522006Y2
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Japan
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bathtub
pipe
switch
knob
air introduction
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幸弘 井上
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Cleanup Corp
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  • Percussion Or Vibration Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は浴湯中にエアを噴出させるいわゆる泡風呂
装置の起動停止用及び泡量調節のためのコントロールス
イッチに関するものである。
[従来の技術]及び[考案が解決しようとする課題] 従来の泡風呂装置におけるコントロールスイッチは、
入浴中に操作できかつ取付の利便性を考慮して浴槽上縁
Fに取り付けることが多いが、スイッチが浴槽上縁Fに
突出することになるために隙間が生じないようにするた
めには専用の風呂蓋を用意しなければならず、一般に市
販されている汎用の蓋を用いることができなかった。
また、これを避けるために上縁Fから突出しないよう
に埋設するように取り付けると、気泡量調節のためのス
イッチでは回転つまみの操作に指先を差し込んでなさな
ければならず操作性が悪かった。
加えて、第5図に示すように起動停止用のスイッチS1
と気泡量調節のためのスイッチS2の二つのスイッチを設
けなければならないことになっていた。
気泡量の調節のための弁体と連結する回転スイッチは
空気導入管と接続しているので隙間から湯水が浸入して
も空気と共に浴槽内に入るので全く問題はないが、起動
停止用のスイッチは可動部分から湯水が浸入するため第
6図に示すように排水用のビニールチューブCを屋外に
出したり、または図示しないが、排水管に接続するよう
にしておく必要があり構成部品が増えてしまう欠点があ
った。
[課題を解決するための手段] そこで、この考案は上述の課題を解決するために創作
したもので、その要旨とするのは、浴槽の側壁に吸入口
と噴出口を設け、これらを配管にて接続し、途中にポン
プを設けると共に噴出口の近くに空気導入管を接続し、
浴槽内への湯水の噴出に伴なって気泡を浴槽内に噴出す
る泡風呂における浴槽の上縁に設けるコントロールスイ
ッチにおいて、二重管状としたスイッチ本体の、内管の
上部に起動停止用の押しボタンスイッチを水密に設け、
ボタンスイッチから続くコードはコード挿通管を通して
外出させ、外管胴部から空気導入管を接続するように
し、内管には弁体を螺合させ空気導入管への空気供給を
弁体により調整するように構成し、水槽の上縁部から緩
衝手段により突出するつまみは弁体とは独立して上下動
してポンプの起動停止用のボタンスイッチを押圧するよ
うにし、つまみの回転を弁体の回転に連動するように構
成してなることを特徴とするものである。
[実施例] 以下図面に示す実施例に即して説明する。
第4図はこの考案に係るコントロールスイッチSを備
えた泡風呂装置を設けた浴槽1を示すもので、浴槽1の
側壁に吸入口2と吐出口3を設け、これらを配管4にて
接続し、途中にポンプPを設けると共に吐出口3の近く
から空気導入管5を接続し、空気導入管5は浴槽1の上
縁Fに連通するようにスイッチ本体6に繋げるように
し、浴槽1内へのポンプPによる湯水の噴出に伴なって
空気導入管5にて空気を吸い込み浴槽1内に気泡をも噴
出するようにしてある。
スイッチ本体6は二重管状をなし、内管61下方には起
動停止用のボタンスイッチ15からのコードを通すコード
挿通管7を連結するようにしてあり、外管62胴部からは
二方向に噴出口の近くに至る空気導入管5を接続するよ
うにしてある。また内管61の外周にはおねじ部61a、周
溝61b、順次径を狭くした段部61c,61dを設けるようにし
てある。
このスイッチ本体6には浴槽1の上縁Fへの取り付け
のための鍔81を備えた取付管8をスイッチ本体6の外管
62の内周面にOリング9aを介在させて挿入し、スイッチ
本体6の外管62の周側部にネジ穴62aを設け、このネジ
穴62aから取り付けネジ10を締め付けるようにしてスイ
ッチ本体6に取付管8を固定するようにしてある。
この取付管8の外周にはおねじ部8aを設けてあり、鍔
81を浴槽1の上縁Fに掛止してパッキング11及びライナ
ー12を介在させて締付ナット13を締め付けて浴槽1の上
縁Fに取付管8を挟み付けスイッチ本体6を固定するよ
うにする。
取付管8の基底内周部にはDリング14を固定するよう
にしてある。
一方、スイッチ本体6の内管61には、起動停止用ボタ
ンスイッチ15と気泡量調節のための弁体16を一のつまみ
17により操作できるように縦方向に一連に構成するもの
である。
ポンプPの起動停止のためのボタンスイッチ15は座板
18を内管61の内段部61eに介して内管61を挿入し、ゴム
キャップ19を被せて防水するようにしてある。このゴム
キャップ19の下端は段部61dに当接することになる。
気泡量調整のための弁体16はDリング14に摺接するフ
ランジ161を備えた管体からなり、内周に設けためねじ
部16aを内管61のおねじ部61aに螺合させ接離させること
により空気量の調節をなすものである。また外周側の軸
方向にはスロット16bを設けるようにしてある。
スイッチ本体6の内管61の周溝61bにはOリング9bを
はめ弁体16の内面と摺接させ、弁体16と内管61との間の
シールをする。
浴槽1の上縁Fから突出するつまみ17は弁体16に被せ
るのであるが、内管61の段部61cに乗せたコイルバネ20
により常態では浴槽1の上縁Fから突出するようになっ
ておりコイルバネ20に抗してつまみ17を押圧することに
よりゴムキャップ19の上からボタンスイッチ15を押すこ
とになりポンプPを起動停止するようにしてある。なお
21はライナーでつまみ17の内面に置くバネ受けとなる。
また、つまみ17の周側に穿設した開口17aに丸キー22
をリング23にて止めて丸キー22を弁体16のスロット16b
に差し込みつまみ17と弁体16を連結するようにし、つま
み17は弁体16とは独立して上下にスライドする一方、つ
まみ17を回したときには同時に弁体16を回転させ、弁体
16のフランジ161とDリング14との隙間の間隔を調整
し、つまみ17の周側から取付管8の内周を通って空気導
入管5に連通させ、ポンプPにより吐出口3からの湯水
の噴出と同時に空気を引き込み浴槽1内に吐出すること
になる。
図示の実施例に限定されることなく浴槽1の上縁Fか
ら突出したつまみ17の押圧と回転が自在となり、押圧に
より起動停止スイッチが作動し、回転により弁体16が回
転して空気導入管5への供給空気量の調整ができれば足
りるものである。
[考案の効果] このような構成からなるコントロールスイッチSは常
態では浴槽1の上縁Fからつまみ17が突出しており、コ
イルバネ20などの緩衝体に抗して押圧するとゴムキャッ
プ19の上からボタンスイッチ15を押圧し、ポンプPを起
動あるいは停止させることになる。
また、つまみ17を回動させると弁体16をDリング14と
接離して浴槽の湯水中への導入空気量の調節ができるこ
とになるのである。
そこで、従来は別途設けていた起動停止スイッチと気
泡量調整スイッチが一体に構成できたので浴槽1の上縁
Fに一の取付穴を設ければ足りることになるばかりか、
起動停止スイッチに設けていた水抜きのための配管が不
用となるのである。
さらには、風呂蓋の重みによりつまみが沈み込むこと
になるので汎用の風呂蓋で隙間がなく蓋をすることがで
きることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るコントロールスイッチの断面
図、第2図は分解斜視図、第3図は側面図、第4図は泡
風呂の斜視図、第5図は従来のコントロールスイッチを
示す平面図、第6図は従来の起動スイッチの概略図であ
る。 1……浴槽、F……上縁 P……ポンプ 2……吸込口、3……吐出口 4……配管、5……空気導入管 6……スイッチ本体、7……コード挿通管 8……取付管 15……ボタンスイッチ、16……弁体 17……つまみ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】浴槽の側壁に吸入口と吐出口を設け、これ
    らを配管にて接続し、途中にポンプを設けると共に噴出
    口の近くに空気導入管を接続し、浴槽内への湯水の噴出
    に伴なって気泡を浴槽内に噴出する泡風呂における浴槽
    の上縁に設けるコントロールスイッチにおいて、二重管
    状としたスイッチ本体の、内管の上部に起動停止用の押
    しボタンスイッチを水密に設け、ボタンスイッチから続
    くコードはコード挿通管を通して外出させ、外管胴部か
    ら空気導入管を接続するようにし、内管には弁体を螺合
    させ空気導入管への空気供給を弁体により調整するよう
    に構成し、水槽の上縁部から緩衝手段により突出するつ
    まみは弁体とは独立して上下動してポンプの起動停止用
    のボタンスイッチを押圧するようにし、つまみの回転を
    弁体の回転に連動するように構成してなることを特徴と
    する泡風呂用のコントロールスイッチ。
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JPH0450036U JPH0450036U (ja) 1992-04-27
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