JPH0333159A - 紫外線により硬化可能なアクリル機能性ポリジオルガノシロキサン含有組成物 - Google Patents

紫外線により硬化可能なアクリル機能性ポリジオルガノシロキサン含有組成物

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JPH0333159A
JPH0333159A JP2092389A JP9238990A JPH0333159A JP H0333159 A JPH0333159 A JP H0333159A JP 2092389 A JP2092389 A JP 2092389A JP 9238990 A JP9238990 A JP 9238990A JP H0333159 A JPH0333159 A JP H0333159A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、紫外線により硬化可能なアクリル機能性ポリ
ジオルガノシロキサン類を含有してなる組成物に関する
電気及び電子デバイスはしばしば、保護コーティング又
はカプセル封じ材料で不利な化学的、機械的及び熱的環
境から保護される。シリコーン類は、有用な熱安定性、
低温特性及び電気的性質を有するため、上記の如き用途
で用いる場合に有利な性質を提供することが知られてい
る。ワイヤボンデイド集積回路(IC)又はプリント配
線板のような電子デバイスを被覆するのに有用であるか
もしれないそれらは、エラストマー性で且つゲル様の材
料であって衝撃、振動及び熱応力に対する保護を提供す
ることができる。ポリオルガノシロキサン系の組成物は
、保護特性のために、電気及び電子デバイスのコーティ
ング組成物及びカプセル封し組成物として使用するのに
望ましい。
本発明の目的は、ゲル様の性質を有し且つ前もって決め
られた硬さを有する組成物を提供することである。未硬
化組成物の粘度及び硬化した組成物の硬さを独立に制御
する手段を提供することも、本発明の目的である。
本発明は、アクリル機能性ポリジオルガノシロキサン類
のブレンドと、紫外線を照射された場合にそのブレンド
を硬化させるための光増感系とを含んでなる組成物であ
って、上記のブレンドが、(A)−数式 %式% のアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサ
ン4〜90モル%、 (B)−数式 %式% のモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロ
キサン9〜50モル%、並びに (C)式 %式% の無機能性ポリジオルガノシロキサ70〜65モル%、 であり、ここで上記の式中のRはアルキル基、アノール
基及びフン素化アルキル基からなる群よりであり、ここ
で上記の式中のRは、R1ヒドロキシル基及びフッ素化
アルキル基からなる群より独立に選ばれ、Yはケイ素−
炭素結合を介してケイ素原子に結合したアクリル官能基
であって、このアクリル官能基は、次式、すなわち 又は次式、 すなわち (これらの式中のRrrは水素原子又はメチル基であり
、Zは二価の酸素又は−N(R1)−であり、R2はメ
チル基であり、Zは二価の酸素又は−N(R2)−であ
り、R3は1〜4の炭素原子を1基当りに有する二価の
炭化水素基であり、R1は二価の炭化水素基又はエーテ
ル結合を含有している二価の炭化水素基又はエーテル結
合を有し、モしてnは30〜3.000であって、上記
のモル百分率の基準は全ブレンドを100モル%とする
ものであり、そして当該ブレンドのポリジオルガノシロ
キサン類が20〜95%の末端ブロック基をアクリル官
能性として提供し、5〜80%の末端ブロック基を無機
能性として提供する量で存在している組成物に関する。
本発明はまた、未硬化i!Jl放物の粘度と硬化した組
成物の硬さとを独立に制御する方法であって、(A)−
数式 %式% のアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサ
ン4〜90モル%と、(B) −数式%式% のモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロ
キサン9〜50モル%と、(C)式%式% の無機能性ポリジオルガフ2049フ0〜65%とのブ
レンドであって、ここで上記の式中のRはアルキル基、
アリール基及びフッ素化アルキル基からなる群よりであ
り、ここで上記の式中のRは、アリール基及びフッ素化
アルキル基からなる群より独立に選ばれ、Yはケイ素−
炭素結合を介してケイ素原子に結合したアクリル官能基
であって、このアクリル官能基は、次式、すなわ′ら′
ら 又は次式、すなわち (これらの式中のR IIは水素原子又はメチル基であ
り、Zは二価の酸素又は−N(R2)−であり、R2は
メチル基であり、Zは二価の酸素又は−N(R2)−で
あり、R3は1〜4の炭素原子を1基当りに有する二価
の炭化水素基であり、R4は二価の炭化水素基又はエー
テル結合を含有している二価の炭化水素基又はエーテル
結合を有し、そしてnは30〜3、000であり、上記
のモル百分率の基準は全ブレンドを100モル%とする
ものであり、そして当該ブレンドのポリジオルガノシロ
キサン類が20〜95%の末端ブロック基をアクリル官
能性として提供し、5〜80%の末端ブロック基を無機
能性として提供する量で存在しているものを作り、上記
のポリジオルガノシロキサン類について無アクリル官能
性末端ブロック基の量及びアクリル官能性末端ブロック
基の量とnの値とを、ポリジオルガノシロキサン類のブ
レンドと光増感系とを含んでなる未硬化組成物について
は予め定められた粘度の値を、また紫外線への暴露によ
り硬化した組成物については予め定められた硬さを提供
するように変え、当該組成物に照射して末端ブロック基
及びnの値の選択により予め定められた硬さの値を有す
る硬化物質を得ることを含む方法に関する。
本発明の組成物は、アクリル機能性ポリジオルガノシロ
キサンのブレンド及び紫外線を照射された場合にこのブ
レンドを硬化させるための光増感系である。アクリル機
能性ポリジオルガノシロキサンは、(A)各末端シロキ
サン単位に一つのアクリル官能性のあるアクリル機能性
末端ブロックポリジオルガノシロキサン4〜90モル%
と、(B)アクリル官能性を一つ有する一つの末端ブロ
ックシロキサン単位と官能性のないトリメチルシロキシ
単位のようなもう一つの末端ブロックシロキサン単位と
を有するモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガ
ノシロキサン9〜50モル%と、そして(C)無機能性
ポリジオルガフ9049フ0〜65 アクリル官能性は、多くの種類であることができ、そし
て本発明の目的上は、「アクリル官能性」又は「アクリ
ル機能性」なる語はアクリレート基(CHz=CHCO
OC−) 、メタクリレート基(CH2=C(CHs)
COOC  ) 、N−アルキル−N−アクリルアミド
基(CI!=C0N(R”)−)及びN−アルキル−N
−メタクリルアミド基(CH2=C(CH3)CON(
R”)−)に関連している。アクリル官能基の例には、
アクリロキシアルキル官能基、メタクリロキシアルキル
官能基、アクリルアミドアルキル官能基及びメタクリル
アミドアルキル官能基が含まれる。種々のポリオルガノ
シロキサンにおけるこれらの種類のアクリル官能基は、
当該技術分野では公知であって、記載された多(の方法
により作ることができる。本発明の個々のブレンドは独
特であって、紫外線への暴露に′より硬化しそして微細
なワイヤボンドのような微細さを有する電子デバイスを
コーティング又はカプセル封じするのに有用である組成
物のために独特な利点を提供する。
(A)のアクリル機能性ポリジオルガノシロキサンは、
1分子当りに二つの、すなわち末端シロキサン単位又は
末端ブロックシロキサン単位−つにつき一つのアクリル
官能性を有するものであって、次に掲げる一般式を有す
る。
YR’ zsio(R2SiO)nsiR’ zY上式
中のY、R,R’及びnは上で定義されている。(A)
のこれらのアクリル機能性ポリジオルガノシロキサンは
、Rが一価の基、例を挙げると、メチル基、エチル基、
プロピル基、ブチル基及びシクロヘキシル基のようなア
ルキル基や、フェニル基、2−フェニルエチル基及びベ
ンジル基のようなアリール基や、あるいは3,3.3−
1−リフルオロプロピル基、2−(ペルフルオロエチル
)エチル基及び2−(ペルフルオロブチル)エチル基の
ようなでフッ素化アルキル基、といったようなものであ
るシロキサンであることができる。各R′は、ヒドロキ
シル基、Rで表される基又は、ケイ素原子に結合したフ
ッ素化アルキル基、例えば、メトキシ基、エトキシ基、
イソプロポキシ基、ブトキシ基及びイソブトキシ基によ
り例示されるアルコキシ基のようなもの、もしくはイソ
プロペノキシ基、アセトアミド基及びケトキシモ基の如
き他の非腐食性のフッ素化アルキル基、より独立に選ば
れる。(A)のアクリル機能性ポリジオルガノシロキサ
ンは、nの値が30〜3,000の範囲、好ましくは5
0〜1 、000の範囲であるような重合度を有するこ
とができ、この場合に、好ましいジオルガノシロキサン
単位はジメチルシロキサン単位、フェニルメチルシロキ
サン単位、ジフェニルシロキサン単位及びメチル−(3
,3,3−)リフルオロプロピル)シロキサン単位から
なる群より選ばれる。(A)のアクリル官能基Yは、ケ
イ素−炭素結合を介してポリジオルガノシロキサン分子
の末端のケイ素原子に結合し、そして次式、すなわち又
は次式、 すなわち を有し、これらの式において、Rrrは水素原子又はメ
チル基であり、Zは二価の酸素又は式−N(R”)−〇
二価の基であり、R2は水素原子又は、炭素原子数1〜
4個のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、te
r t−ブチル基の如きもの、である。R3は、1基当
りに1−4の炭素原子を有する二価の炭化水素基であっ
て、例えばメチレン基、エチレン基、ブチレン基、ヘキ
シレン基、プロピレン基、デシレン基、−06H4CH
CJ  CHGHz−のようなものであり、好ましいR
3は1基当りに2〜6個の炭素原子を有するもの、例え
ばエチレン基、プロピレン基、イソプロピレン基、ブチ
レン基、イソブチレン基、ter を−ブチレン基、ペ
ブチレン基及びヘキシレン基のようなものである。R1
は、二価の炭化水素基又はエーテル結合を含有している
二価の炭化水素基である。Roの例には、二価の炭化水
素基としてはメチレン基、エチレン基、プロピレン基、
ブチレン基、ヘキシレン基、デシレン基、 l1l C11゜ −C1hC1I□CI+−が含まれ、またエーテル結合
を含有している二価の炭化水素基としては次に掲げるも
のが含まれる。
−C)(2G)(2−0−C)(2G)(2−−(CH
2CH20)3−CH2CH2−−(CH2CH2CH
20)2−CH2CH2CH2−−(CH2CH2O)
8− CH2CH2−−(CH2CH2CH2CH20
)7.8−cH2cH2cH2cH2−−(CHz C
M2O)2− CH2CH2−Yが二価の酸素原子であ
る(A)のアクリル機能性ポリジオルガノシロキサンは
、当該技術分野において公知であって、多数の方法によ
り調製することができる。(A)は、ヒドロキシル基で
末端をブロックされたポリジオルガノシロキサンとヒド
ロキシル基を反応して(A)を生成するフッ素化アルキ
ル官能基を有するアクリロキシアルキルシランとの反応
により調製することができる、末端をアクリロキシアル
キル基でブロックされたポリジオルガノシロキサンであ
ることができる。
そのようなアクリロキシアルキル機能性重合体は、次に
掲げる一般式を有しよう。
上式中のR9は、1基当りに1〜4個の炭素原子を有す
るアルキル基である。この方法により調製される(A)
は、好ましくは、アルキルが好ましくはプロピレン又は
イソブチレンであるγ−アクリロキシアルキルジメトキ
シシロキシ単位で末端ブロックされるものである。(A
)のこれらのポリジオルガノシロキサンは、例えば、触
媒作用を及ぼす量のアルコール性水酸化カリウムか又は
テトライソプロピルチクネートのような有機ヂタネート
の如き触媒の存在下でヒドロキシル基に末端をブロック
されたポリジオルガノシロキサンと、T−アクリロキシ
プロピルトリメトキシシラン又はT−アクリロキシイソ
ブチルトリメトキシシランのようなシランとを混合して
、調製することができる。この処理を行う間は重合防止
剤を用いることが推奨され、そしてそれにはフェノチア
ジンやp−メトキシフェノールのような化合物を含める
ことができる。完全な反応を保証するためには、理論量
よりやや過剰の、例えば10重量%過剰のシランが推奨
される。上記の成分は混合され、そして化学量論的量の
メタノール(この例示された方法では)を除去するため
に加熱される。化学量論的量のアルコールを除去後、結
果として得られる混合物をKOHを使用する場合には酢
酸で中和する。結果として得られる、このプロセスで得
られたポリジオルガノシロキサンは、過剰のシランを使
っているためいくらかの未反応シランを含有しているこ
とがある。そのような過剰は通常は20重量%未溝の範
囲であるから、本発明の組成物は、このプロセスの生成
物の重量を基準として例えば5〜15重量%のような、
過剰のシランを含むことがある。(A)のこのようなア
クリル機能性ポリジオルガノシロキサンは、シロキサン
類と触媒として有機チタネートを使用するそれらの調製
とを示す1981年9月22日発行の米国特許第429
0869号明細書にピゲオン(Pigeon)により記
載された方法によって調製することができる。1985
年7月9日発行のリーン(Lein)らの米国特許第4
528081号明細書は、ピゲオンにより記載されたの
と同じようなポリジオルガノシロキサンの調製を示す。
1987年10月13日発行のナコス(Nakos )
らの米国特許第4699802号明細書は、アルコキシ
基以外のフッ素化アルキル官能基例えばオキシム基、N
−アルキルアミド基及びイソプロペノキシ基の如きもの
を含有するアクリロキシアルキル機能性ポリジオルガノ
シロキサンを示す、 1985年3月5日発行のリン(
Lin)らの米国特許第4503208号明細書は、末
端をSiHでブロックされたポリジオルガノシロキサン
とプロパルギルアクリレート又はプロパルギルメタクリ
レートとを白金触媒のような付加触媒の存在下で反応さ
せて調製されるアクリル機能性ボリンオルガノシロキサ
ンを示す。この方法で調製されたアクリル機能性ポリジ
オルガノシロキサンは好ましくは、アルコキシ基のよう
なケイ素フッ素化アルキル基を含有せず、例えば末端を
2−メタクリロキシプロピルジメチルシロキシ単位でブ
ロックされたポリジオルガノシロキサンである。
(A)のアクリル機能性ポリジオルガノシロキサンは、
アクリル官能基がアクリルアミド基、殊にN−アルキル
−N−アクリルアミド基又はN−アルキル−N−メタク
リルアミドであるものであることができる。アクリル官
能性を有する(A)のアミドポリオルガノシロキサンは
、重合体鎖の末端ケイ素原子Si −C結合を介して結
合されたアクリルアミド官能基を二つ含有する。このポ
リオルガノシロキサンのケイ素原子に結合した残りの有
機基は、Rのために上で定義されており、好ましくはメ
チル基、フェニル基又は3 、3 、3−トリフルオロ
プロピル基である。これらのアクリルア逅ド機能性ポリ
ジオルガノシロキサンは、1986年8月26日発行の
バラプラス(Varapra th )の米国特許第4
608270号明細書により当該技術分野において公知
であって、このバラプラスの米国特許明細書は、鎖末端
にアクリルアミド官能性のあるポリオルガノシロキサン
の調製を示し、ここで有用な重合体ば第−及び第ニアミ
ン機能性ポリンオルガノシロキサンから製造される重合
体である。シロキサン単位としては、ジメチルシロキサ
ン単位、ジフェニルシロキサン単位、メチルフェニルシ
ロキサン単位、メチル−3,3,3−)リフルオロピロ
ピルシロキサン単位及び下式、すなわち、のアクリルア
ミド官能基(上式中のR2は炭素原子数1〜十個のメチ
ル基、エチル基、プロピル基又はブチル基のようなアル
キル基であり、R3は炭素原子数2〜6個のエチレン基
、プロピレン基、イソブチレン基及びヘキシレン基のよ
うな二価の炭化水素基又はエーテル結合を有するシロキ
サン単位を含めることができる。Rrrが水素である場
合には、アクリル官能基はアクリリル基であり、モして
R/1がメチル基である場合には、アクリル官能基はメ
タクリリル基である。下式の単位で末端をブロックされ
たポリジオルガノシロキサン類が好ましい。
(B)のモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガ
ノシロキサンは、特によく知られていないが、(A)の
アクリル機能性ポリジオルガノシロキサンを調製するの
に用いられる方法の多くにより調製することができる。
(B)のモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガ
ノシロキサンは、末端ブロック単位のうちの一部が有機
基がアルキル基、アリール基又はフルオロアルキル基で
あるトリオルガノシロキシ単位であり、そして末端ブロ
ック単位の残りがヒドロキシル基であるポリジオルガノ
シロキサンを最初に調製して製造される。デュプリー(
Dupree)はそのような重合体を示す。
(B)のモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガ
ノシロキサンは、適当な出発物質を選択していくつかの
方法により調製することができる。
(B)のポリジオルガノシロキサンを純粋な形で、すな
わち全部の分子が1個の無機能性末端ブロック基と1個
のアクリル官能性末端ブロック基とを有する形で調製す
るのは困難である。ポリジオルガノシロキサン類を調製
する経済的な方法の大部分は、平衡法の使用を必要とし
、そしてこれらの方法は分子種の統計学的分布を作り出
す。例えば、出発ポリジオルガノシロキサンが分子のう
ちの一部が1個のヒドロキシル末端ブロック基と例えば
トリメチルシロキシ単位のような1個の無機能性末端ブ
ロック基とを有するものである場合には、アクリル官能
性末端ブロック基がピゲオンの文献、リーンらの文献、
ナコスらの文献及びリンらの文献に記載されたような触
媒の存在下でシランをヒドロキシル基で末端のブロック
されたポリジオルガノシロキサンと反応させる方法によ
って作られるポリジオルガノシロキサン(B)の調製を
利用することができる。そのようなポリジオルガノシロ
キサン類は、1966年9月20日発行のデュプリーの
米国特許第3274145号明細書から公知であって、
この米国特許明細書は、分子のうちの一部が1個のヒド
ロキシル末端ブロック基を有するポリジオルガノシロキ
サンを示す。これらの末端をヒドロキシル基でブロック
されたポリジオルガノシロキサンは、分子のうちの一部
が2個のヒドロキシル末端ブロック基を有し、分子のう
ちの一部は1個のヒドロキシル末端ブロック基を有し、
そして1個の無機能性分子は2個の無機能性末端ブロッ
ク原子団(トリオルガノシロキシ単位)を有するような
分子分布を有する。重合体混合物中にある各種のポリジ
オルガノシロキサンの量は、それを調製するのに用いら
れる成分に依存する。例えば、トリオルガノシロキシ単
位前駆物質の量が出発成分中において低濃度である場合
には、二つのトリオルガノシロキシ単位で末端をブロッ
クされる分子の数は少なくなる。二つのトリオルガノシ
ロキシ単位を含有する分子の数は、トリオルガノシロキ
シ単位前駆物質が無機能性重合体末端のうちの50%を
供給する濃度に接近するにつれて急速に増加し、そして
それがその値を超えるよりはるかに急速に増加する。(
B)として用いられるポリジオルガノシロキサン類は、
1個のヒドロキシル末端ブロック基を有する所望数の分
子を供給する方法を選ぶことにより最もよく制御するこ
とができる。この場合、アクリル機能性末端ブロックポ
リジオルガノシロキサン(A)の分子数及び無機能性ポ
リジオルガノシロキサン(C)の数を変えて、様々なブ
レンドを作ることができる。デュプリーにより記載され
たようなヒドロキシル末端ブロック基を有するポリジオ
ルガノシロキサンから出発すれば、アクリル官能性/ア
ルコキシシランをこれらのポリジオルガノシロキサンと
例えば有機チタネートのような縮合触媒の存在下で反応
させてモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノ
シロキサン(B)を製造する方法を使用することができ
る。同様に、出発成分が何らかの無機能性末端ブロック
基を供給するための前駆物質を含むことを除き、(A)
のアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサ
ンを製造するために説明したような他の方法を使用して
、様々な種類のポリジオルガノシロキサン(B)を製造
することができる。そのような方法を使用することによ
って上述の範囲内の(A)、(B)及び(C)のモル百
分率の値を有する組成物を直接調製することが可能であ
る。
(C)の無機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサ
ンは、当該技術分野において周知であって、商業的に入
手することができる。これらの無機能性ポリジオルガノ
シロキサンはまた、平衡技術を使用する(B)のポリジ
オルガノシロキサンの製造方法によっても製造される。
先に述べたように、(A)、(B)及び(C)のモル百
分率は、(A)が4〜90モル%を与える量で存在し、
(B)が9〜50モル%を与える量で存在し、そして(
C)が0〜65モル%を与える量で存在するようなもの
である。(C)が0モル%であるブレンドを有する組成
物は、ジメチルシロキサン単位の環式三量体をアルキル
リチウムと重合させるリビングポリマー法のようなポリ
ジオルガノシロキサンを調製するための非平衡法を使用
する技術により調製される。そのような方法は、1個の
ヒドロキシル末端ブロック基と1個のトリオルガノシロ
キシ末端ブロック単位とを有するポリジオルガノシロキ
サン類を製造することができる。
本発明のブレンドは、(A)、(B)及び(C)から構
成されて、20〜95%の末端ブロック基をアクリル官
能性として提供しそして5〜80%の末端ブロック基を
無機能性として提供する。好ましいブレンドは、45〜
80%のアクリル官能性末端ブロック基と20〜55%
の無機能性末端ブロック基とを含有する。
(A)及び(B)のポリジオルガノシロキサンは、適当
な前駆物質を、すなわち、(A)を製造するためにはポ
リジオルガノシロキサンの両端にアミンのある、末端を
アくンでブロックされたポリジオルガノシロキサンを、
また(B)を製造するためには一端のみにアミンがあり
他端は無機能性である、末端をアミンでブロックされた
ポリジオルガノシロキサンを使用する場合には、マイケ
ル付加として知られる方法により製造することができる
。そのようなポリジオルガノシロキサンは、本発明のゲ
ル組成物を製造するために使用することができる。
1987年9月29日発行のり−らの米国特許第469
7026号明細書は、ジアクリレート又はジメタクリレ
ート機能性化合物の第ニアξン機能性ポリジオルガノシ
ロキサンとのマイケル付加により製造されるアクリル機
能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンを教示する
。リーらは、マイケル付加法を利用する重合体の調製を
示す。
マイケル付加法により調製されたアクリル機能性末端ブ
ロックポリジオルガノシロキサンは、次の一般単位式、
すなわち のアクリル機能性末端ブロックシロキサン単位(上式中
、R’  、R”  、R,R” 、R”及びZは先に
定義されており、X′はその加水分解された基が窒素原
子と塩を生成しないフッ素化アルキル基であり、aは0
.1又は2であり、bは0.1又は2であり、そしてa
+bは2である)を少なくとも1個有するものであって
、そのポリジオルガノシロキサン中に存在している反復
シロキサン単位は一般単位式R,5iO(この式のRは
先に定義されている)を有するものである。
(A)のポリジオルガノシロキサンについては、アクリ
ル機能性末端ブロック単位を含有している好ましいマイ
ケル付加ポリジオルガノシロキサンの一つのタイプは、
aがOであり、bが2であり、C11゜ Rがメチ)ty基T:あり、R3が−C1h  CHI
JIt−又は−C112−C1lz −CHt−テア’
)、R”b<)チル基であり、RITが水素原子であり
、Zが二価の酸素原子であり、R“が一般式−(C1h
)d−の二価の炭化水素基(式中のdは1〜6の整数)
であり、そして1分子当りに平均して30〜3 、00
0のジメチルシロキサン単位があるものである。
(B)のマイケル付加ポリジオルガノシロキサンについ
ては、これらの重合体は、それらが1個の末端をブロッ
クするトリオルガノシロキシ単位を1個有することと、
他の末端ブロック単位が下式の末端をブロックするアク
リル機能性シロキサン単位であることを除いて、(A)
について上に記載されたとおりであろう。
この式のR’  、R2、R,R″、R”  、X’ 
 、Z。
a及びbは、先に定義されている。
(A)及び(B)のアクリル機能性末端ブロックポリジ
オルガノシロキサンは、重合体末端ごとに1個の第一ア
ミン原子団又は第二アミン原子団のある末端ブロック単
位を有するアξノ機能性ポリジオルガノシロキサンを、
■分子当りに2個のアクリレート、メタクリレート、ア
クリルアミド又はメタクリルア稟ド原子団を有するアク
リル官能性化合物と均質混合して調製することができる
アξンポリジオルガノシロキサン及びアクリル化合物を
混合すると、アクリル機能性末端ブロックポリジオルガ
ノシロキサンを生成する反応が起こり、そしてアミン前
駆物質に応じて、それがアミン官能性を両端に有するか
それとも一端にのみ有するかが、(A)又は(B)のど
ちらのポリジオルガノシロキサンになるのかを決定する
。この反応は、マイケル型付加反応として知られる。こ
の反応は、室温で起こるけれども、多くの大量生産用途
のためにはどちらかと言えばゆっくりであって、例えば
、この反応は24時間はど又はそれ以上かかってアミン
のうちの40%のみをアクリル官能性に変えるだけであ
ることがある。
混合物を加熱すると反応速度が上昇し、70°Cでは8
0%はどのアミンをアクリル官能性に変えることができ
る。ioooCを超える温度は遊離基で開始される連鎖
反応のためアクリル官能性のかなりの損失を引き起こし
かねないので、混合物は100°Cより高い温度に加熱
すべきでない、p−メトキシフェノールのような遊離基
スカベンジャーは望まれない連鎖反応を防止するのに有
効であるが、これらのスカベンジャーは、それらを除去
しない限り、その使用中に最終のアクリル機能性末端ブ
ロックポリジオルガノシロキサンの反応性をも抑制する
。遊離基スカベンジャーを使うことができるとは言って
も、それらを使用すると高純度のアクリル機能性末端ブ
ロックポリジオルガノシロキサンを製造するのに費用を
追加することになろう。
最良の反応条件は、アルコールのような促進剤溶媒を使
って均質混合物を作るものである。好ましいアルコール
は、余りにも高い温度まで加熱しなくてはならないこと
なしに反応生成物から容易に取除くことのできるもので
ある。促進剤アルコールの例は、エタノール及びイソプ
ロパノールである。促進剤溶媒の使用は、反応速度を、
例えば90〜95%のアミンがアクリル官能性に転化さ
れるように、上昇させることができる。一番速い反応は
、促進剤溶媒を使用しそして混合物を25°Cより高<
  ioooCより低い温度まで加熱するものであろう
上述の方法は、分子に沿う位置にアクリル官能基が配置
されないうちにアクリル機能性末端ブロックポリジオル
ガノシロキサンを所望の構造形態で調製することができ
るという利点を提供する。
アミン機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンは
、アクリル官能性がそのポリジオルガノシロキサンを調
製するのに用いられる前駆物質に存在している場合より
も高い調製温度に耐えることができる。例えば、ポリ(
コージフェニルシロキサンーコージメチルシロキサン)
の調製は、シクロポリジメチルシロキサン及びシクロポ
リジフェニルシロキサンの混合物を150’Cの如く高
い温度に加熱すると同時に、アルカリ性の平衡触媒を必
要とする。ジメチルシロキサン単位、ジフェニルシロキ
サン単位及びアクリル官能性を有するシロキサン末端単
位を有する重合体の調製は、アクリル官能基を重合させ
ずに反応を切り抜けることはできないであろうし、それ
ゆえにこのタイプのアクリル機能性ポリジオルガノシロ
キサンを製造することはできないであろう。例えば、シ
クロポリジメチルシロキサン、シクロポリジフェニルシ
ロキサン、アルカリ性平衡触媒及びアミン含有シロキサ
ン前駆物質の混合物を使用して、アミン機能性末端ブロ
ックポリ(コージフェニルシロキサンーコージメチルシ
ロキサン)を製造できるであろうし、次いでこれをより
低温でアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロ
キサンに変えることができよう。アミン官能基は、アク
リル官能性よりもずっと容易にそのような反応を切り抜
けることができる。
アミン官能基は、第−又は第二のどちらかでよい。第一
アミン官能基は、第一アミン官能基よりもはるかにたや
すく反応する。このため、二官能性アクリル化合物は第
一アミンと簡単に反応し、残りのアミンの水素原子はア
クリル官能基と容易に反応しない。第一アミンと第二ア
ミンとの反応速度のこのような違いを、(A)又は(B
)のどちらかのアクリル機能性末端ブロックポリジオル
ガノシロキサンの調製に役立てるために利用することが
できる。二官能性化合物のアクリル基の一つが第一アミ
ンと反応後に、残りの第二アミンの水素と反応させるた
めに一官能性アクリル化合物を加えることによって反応
を停止させることができる。
アミン機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンと
二官能性アクリル化合物との反応は、反応混合物に一官
能性アクリル化合物を加えることにより停止させること
ができる。この−官能性アクリル化合物は、反応中に二
つの時点で加えることができる。アミン機能性末端ブロ
ックボリジオルガノシロキサン及び二官能性アクリル化
合物は混ぜ合わせることができ、そして反応を停止させ
たい時点で一官能性アクリル化合物が加えられる。
反応の開始時に一官能性アクリル化合物を加えることも
できるであろうが、これはア旦ンの水素原子、殊に第一
アミンの水素原子を消費する。−官能性アクリル化合物
は好ましくは、−官能性アクリル化合物が最終ケイ素化
合物のアクリル基の数を所望のものにしないように二官
能性アクリル化合物と競合しないように、反応開始後に
加えられる。
反応は、二官能性アクリル化合物とア旦ン機能性末端ブ
ロックポリジオルガノシロキサンとの反応が酸無水物を
加えることにより停止されるもう一つの方法で停止させ
ることもできる。酸無水物を使って反応を停止させるこ
とには、保存性に関して一官能性アクリル化合物を使用
するのと同じ利益があるけれども、酸無水物を使うこと
には、新しい化合物が生成される、すなわちアクリル機
能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンが下式の基
を有するものが生成されるという追加の利点がある。
1 =N−C−R” この式のRoは、−価の炭化水素基又は一般式−R’−
COOHの基であって、R3は先に定義されている。
ア業ン機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサン及
びアクリル官能性化合物の量は、2個の第一アミン水素
又は1個の第二アミン水素(この場合これらの第−及び
第二水素原子は二官能性アクリル化合物とのいずれの反
応が始まるよりも前である)当りにアクリル官能性化合
物が少なくとも1分子あるような量であるべきである。
アクリル官能性化合物の第一アミン水素に対する上述の
比は、第二アミン水素原子が反応しないということを意
味するのではなく、それらはよりゆっくりと反応しそし
て前述の方法により反応させないようにすることが容易
にできるということだけを意味する。
アξン機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンは
、鎖の末端に第−及び第ニアミン官能性のある当該技術
分野において公知のもののいずれでもよい。これらのア
ミン機能性ポリジオルガノシロキサンは、当該技術分野
で周知の方法により調製することができ、そして多くは
商業的に人手可能である。
末端をブロックされたポリジオルガノシロキサンを製造
するのに用いられるアミン官能性シランは、次に掲げる
一般式、すなわち で例示され1、この式におけるR’  、Rt 、R及
びX′は先に定義されており、モしてCは1.2又は3
である。X′の例を挙げると、アルコキシ基又はN、N
−ジアルキルアミノ基である。アルコキシ基の例は、メ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブトキシ基、2
−エチルヘキソキシ基、イソプロポキシ基、ヘキシロキ
シ基、2−メトキシエトキシ基、2−エトキシエトキシ
基である。
N、N−ジアルキルアミノ基の例は、ジメチルアミノ基
、ジエチルアミノ基及びジイソプロピルアミノ基である
。このようなシランの例は、T−アごノプロピルトリエ
トキシシラン、T〜アごノブチルエチルジエトキシシラ
ン、T−アミノプロビルエチルジェトキシシラン、γ−
ア主ノプロビルフェニルジエトキシシラン、δ−ア果ジ
ノブチルトリエトキシシラン1δ−アξノブチルメチル
ジェトキシシラン、δ−アくノブチルエチルジェトキシ
シラン、δ−アもノブチルフエニルジエトキシシラン、
γ−アミノイソブチルメチルジメトキシシラン、アミノ
メチルトリメトキシシラン、T−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、N−メチル−γ−アミノプロピルトリメ
トキシシラン、γ−アミノプロピルトリプロポキシシラ
ン、T−アミノプロピルトリ (メトキシエトキシ)シ
ラン、β−ア逅ノエチルトリエトキシシラン、T−アミ
ノブチルトリエトキシシラン、N−メチル−T−ア果ノ
ブロピルメチルジブトキシシラン、δ−アミノブチルト
リメトキシシラン、δ−アξノブチルジメチルメトキシ
シラン、β−ア果ノプロピルトリエトキシシラン、N−
ブチル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、及び
N−メチル−β−アミノプロビルトリエトキシシランで
ある。N。
N−ジアルキルアミノシランの例は、γ−ア亀ノプロピ
ルトリス(N、N−ジメチルアミノ)シラン及びT−ア
ミノプロピルトリス(N 、 N−ジエチルア逅))シ
ランである。これらのシランは、(A)又は(B)のア
クリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンを
製造するために使うことのできるアミン機能性末端ブロ
ックポリジオルガノシロキサンを供給するために、ポリ
ジオルガノシロキサンの末端をブロックするのに使用す
ることができる。
(A)のアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシ
ロキサンを製造するためのアミン機能性末端ブロックポ
リジオルガノシロキサンの例は、下記の式のシロキサン
であって、この式中のR3は先に定義されており、nは
30〜3.000くは50〜t 、 oooの平均値を
有する。
好まし くB)のアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシ
ロキサンを製造するためのアくン機能性末端ブロックポ
リジオルガノシロキサンは、下記の一般式を有するもの
であって、この式中のnは上で定義されており、一方の
Jはメチル基であって一方のJは−R’−Nl+□又は
−R3−NORである。
アクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサン
を製造するのに使用される二官能性アクリル化合物は、
商業的に入手可能であり、あるいは周知の方法で製造す
ることができる。二官能性アクリル化合物の例は、以下
に掲げるものを含めたジアクリレート類である。
1.6−ヘキサンジオールジアクリレート4−ブタンジ
オールジアクリレート エチレングリコールジアクリレート ジエチレングリコールジアクリレート テトラエチレングリコールジアクリレートトリプロピレ
ングリコールジアクリレートネオペンチルグリコールジ
アクリレート4−ブタンジオールジメタクリレート ポリ (ブタンジオール) ジアクリレート テトラエチレングリコールジメタクリレート1 3−ブチレンゲリコールジアクリレートトリエチレング
リコールジアクリレートトリイソプロピレングリコール
ジアクリレートポリエチレングリコールジアクリレート
CH2“CH−C−0 ([1:)12CH2υ)9−C−CH″CH2エトキ
シル化ビスフェノールAジアクリレートしH2聞 、N′ −へキサメチレンビスメタクリルアミ ド N、N’ 一イソバレリリデンビスメタクリルアミドN′ 一メチレンビスメタクリルア旦ド 二官能性アクリル化合物とアミン機能性末端ブロックポ
リジオルガノシロキサンとの反応を停止するのに用いら
れる一官能性アクリル化合物の例としては、エチルへキ
シルアクリレート、イソボルニルアクリレート、メチル
メタクリレート、n−ブチルアクリレート、エチルアク
リレート、メチルアクリレート、N、N’ −ジメチル
アクリルアミド及びエチルメタクリレートを挙げること
ができる。
反応を停止するのに用いることができ且つまた新しい化
合物を生成する酸無水物の例としては、無水酢酸、無水
プロピオン酸、無水酪酸、無水イソ吉草酸、無水カプロ
ン酸、無水パルミチン酸、無水ステアリン酸、無水コハ
ク酸及び無水グルタル酸を挙げることができる。
アクリル官能性を有するシラン類は、そのシランを上述
の縮合触媒の存在下で末端をヒドロキシル基でブロック
されたポリジオルガノシロキサンと反応させることによ
り(A)又は(B)のどちらかのアクリル機能性末端ブ
ロックポリジオルガノシロキサンを調製するのに使うこ
とができる。
そのようなシラン類は、下記の一般式のものであること
ができ、この式中のR3、R”  、R,X’R″、R
”、Z及びCは上で定義されている。
好ましくは、 3 は炭素原子数3〜lO個のアルキ レン基であり、Rはメチル基であり、X′はOR9であ
り、R″は水素であり、R1は二価の炭化水素基であり
、Zは二価の酸素原子であり、モしてaは3である。
本発明の組成物は、ポリジオルガノシロキサン(A)、
 (B)及び(C)のブレンドを、アクリル機能性末端
ブロックポリジオルガノシロキサンを硬化させてこわれ
やすい構成要素を有する電子デバイスをカプセル封じ及
び/又はコーティングするのに適した硬さ及びモジュラ
スを有するゲルを生成するのに有効な光開始剤を含んで
なる光増感系と共に含む。これらの組成物は、紫外線に
さらすことにより硬化させられる。光増感系は、光硬化
させるのに有効な例えばアミン類、とりわけ第三アミン
類のような他の成分を連鎖移動剤として含むことができ
る。そのほかの成分は当該技術分野において公知である
本発明のブレンドは、光開始剤と混ぜ合わせ、次いで紫
外線にさらしてシロキサンを架橋させることができる。
光開始剤は、所望の硬化をもたらすのに十分なだけの量
で使用される。光開始剤の例には、ベンゾインや、ベン
ゾインアルキルエーテル、例えばメチルベンゾインエー
テル、エチルベンゾインエーテル、イソプロピルベンゾ
インエーテル及びイソブチルベンゾインエーテルの如き
ものや、アセトフェノン誘導体、例えば、ジェトキシア
セトフェノンで例示されるジアルコキシアセトフェノン
、ジクロロアセトフェノン、トリクロロアセトフェノン
、α、α−ジメトキシーα−フェニルアセトフェノン、
1−ヒドロキシシクロへキシルフェニルケトン、2−ヒ
ドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オ
ン、メチルフェニルグリオキシレート、4−ベンゾイル
ベンジルトリメチルアンモニウムクロリドのようなもの
や、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(0
−エトキシカルボニルオキシム)のようなα−アシルオ
キシムエステル類や、アミン化合物及びアゾビス(イソ
ブチロニトリル)のような連鎖移動剤と一緒のベンゾフ
ェノンや、ベンジルケタール類並びにケトンア逅ン誘導
体が含まれる。ポリシラン類は、紫外線により硬化させ
られるべき組成物において有用である。ポリシラン光開
始剤は、線状の形状かあるいは環状の形状のどちらかで
鎖状に連結したケイ素原子の鎖を有するものである。こ
れらのポリシランは上記のブレンドに可溶性である。こ
れらのポリシランは、ウェスト(Wes t)により1
981年4月7日発行の米国特許第4260780号明
細書で定義されたフェニルメチルポリシラン類、バニー
 (Baney )らにより1982年2月9日発行の
米国特許第4314956号明細書で定義されたアミノ
化メチルポリシラン類、1981年6月30日発行の米
国特許第4276424号明細書のピーターソン(Pe
terson)らのメチルポリシラン類、及びウェスト
らにより1982年4月13日発行の米国特許第432
4901号明細書で定義されたポリシラスチレンでよい
これらの組成物において特に有用な光開始剤には、 C6H3−C(○)C:(C)13)2−OH。
及びベンゾインメチルエーテルが含まれる。
ブレンド及び光開始剤を含んでなる組成物は、貯蔵中は
適度に安定であるが、追加の保護のため及び異常な事態
に備えるためには、貯蔵安定剤を添加するのが有利であ
るかもしれない。これらの組成物は、アミン類、詳しく
言えばジイソプロピルアミノエタノール及びトリオクチ
ルアミンのような第三アくンを含めた貯蔵安定剤を含有
することができる。もう一つの粘度安定剤のタイプは、
遊離基スカベンジャーのタイプ、例えばp−メトキシフ
ェノール(ヒドロキノンのモノメチルエステルとしても
知られる)、カテコール、4−t−ブチルカテコール、
フェノチアジン、ヒドロキノン、2.6−ジーt−ブチ
ル−p−メチルフェノール及びN−フェニル−2−ナフ
チルアミンの如きものである。遊離基スカベンジャー粘
度安定剤は、組成物の重量を基準にして好ましくは0〜
1重量%の量で用いられる。遊離基スカベンジャーを使
う場合には、量は0.001〜0.1重量%のような少
量であるべきである。
本発明の組成物は、一部の用途について適当であるかも
しれない任意的な成分を含有することができるけれども
、組成物をこわれやすい電子デバイスのためのコーティ
ング、カプセル封し材料又はポツティングコンパウンド
として使用すべき場合には、未硬化粘度、硬化した物質
の硬さ、未硬化の及び硬化した両方の組成物の電気的性
質、腐食性といったような影響を評価すべきである。考
えられる任意的な成分の例には、界面活性剤、充填剤及
び樹脂のような強化剤、着色剤、熱安定剤並びに他の改
質剤が含まれる。
アクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサン
類のブレンドを使って作られる本発明の組成物は、繊細
な電子デバイスをコーティングし、カプセル封じし又は
ボッティングするのに適した未硬化粘度を有するように
することができ、それらはまた硬化して特定の用途によ
り必要とされる硬さを有するゲルになる。異なる粘度を
使って同し硬さを獲得することができ、従って、ゲル組
成物を様々な電子デバイスに適用するための幅広い範囲
の製造方法を提供することができる。それとは別に、同
じ粘度を維持しながら硬さを変えることができ、従って
、ゲル組成物を適用するための特定の製造方法があって
ゲルについての硬さの必要条件が変化する場合には、粘
度を維持して硬さを変化させることができる。未硬化の
ゲル組成物の粘度及びゲルの硬さ又はモジュラスは、互
いに独立して変えることができる。例えば、ブレンドの
所定の粘度においてポリジオルガノシロキサンの無機能
性末端ブロック単位の総量を変えて特定の硬さを与える
ことができ、あるいは、無機能性末端ブロック単位の総
量を一定に保って(A)(B)及び(C)のモル比を変
えることができ、又は、無機能性末端ブロック単位の総
量と(A)。
(B)及び(C)のモル比の両方の組み合わせを変える
ことができる。官能性のない重合体末端の原子団を増加
させると、一般に硬さが低下する。
本発明の組成物は、紫外線に暴露されると通常は数秒で
容易に硬化し、そしてそれらは、ポリジオルガノシロキ
サンを主成分とするため集積回路の保護に適している。
これらの組成物は、純度が優れ、湿分の吸収が少なく、
低温においても応力除去でき、優良な電気的性質を有し
、熱的に安定であり、そして苛酷な環境に抗して保護す
ることができる。粘度と硬さとを独立に変える本発明の
組成物の性質から、それらは、材料の適用の間に流動性
バリヤーが「その場で」生じることを伴うホトバリヤー
処理及び恒久保護コーティングのウェーハ段階での適用
を可能にするホトイメージング処理のために有用である
。これらの組成物は、保存安定性であって、ワンパッケ
ージ容器の製品として輸送することができる。これらの
m放物は、集積回路を保護するために用いることができ
、また例えば自動化された製造ラインのように急速処理
の必要とされる製造処理で用いることができる。
以下に掲げる例は、例示を目的として提供するものであ
って、特許請求の範囲に正確に示された本発明を限定す
るものと解釈すべきではない。下記の例においては、別
設の記述がない限りは、「部」は「重量部」を表し、粘
度は25゛Cで測定される。
粧−上 次に述べるようにして、ア主ノ機能性ポリジオルガノシ
ジシロキサアミノブレンドA)を調製した。すなわち、
温度計、窒素パージ手段、スターラー及び冷却器を備え
た22の三つロフラスコでもって、粘度が2センチスト
ークスであって下記の平均式を有する末端をトリメチル
シロキシ単位でブロックされたポリジメチルシロキサン
9.08g、下式のジシロキサン 21.58g 。
1分子当りに3〜6個のメチルフェニルシロキサン単位
を有するポリ(メチルフェニルシロキサン)環状物19
2.96 g、及び1分子当りに3〜6個のジメチルシ
ロキサン単位を有するポリ(ジメチルシロキサン)環状
¥!IJ1276.38gを混合した。その結果得られ
た混合物を、乾燥窒素でパージしなから150°Cで1
時間加熱し゛ζ上記成分を乾燥させ、次いで50°Cま
で冷却し、それから1.52gのカリウムシラル−ト及
び7.5gのジメチルホルムアミドを触媒として加えた
。この触媒入りの混合物を150°Cで20時間加熱し
、ドライアイスで30分間冷却、中和し、次いで圧力ろ
過した。混合物は、触媒反応後約3時間で粘稠になり、
次いで粘度は低下した。このことから、平衡に達する反
応は少なくとも4時間の反応時要を必要とすることが示
された。反応生成物をろ過した後に、5mm1gにおい
て170°Cでストリッピングした。結果として得られ
た重合体混合物は淡黄色の流体であり、これをここでは
アミノブレンドAと呼ぶことにし、そしてこれは次の平
均式を持っていた。
上式中のEBは、この重合体混合物における末端ブロッ
ク基を表す。この混合物は、計算された値によれば、下
式のア主ノ官能性末端ブロック基を二つ有する重合体分
子を56.25モル%、一つのEBが上に示したアミノ
官能基でありもう一つのEBがメチル基(無機能性)で
ある重合体分子を37.5モル%、そして末端をメチル
基(無機能性)でブロックされている重合体分子を6.
25モル%含有していた。平衡法により得られたブレン
ドのここに記載されるこのほかのモル百分率は、計算値
である。アミノブレンドAの末端ブロック基は、75%
がアミノ原子団であり25%がメチル基であった。
アクリルアミド機能性ポリジオルガノシロキサン(アク
リルアミドブレンドA)は、次のようにして調製された
。すなわち、スターラー、冷却器、温度計及び添加漏斗
を備えた31の三つロフラスコでもって、アミノブレン
ドA400g、塩化メチレン1200cc、2N水酸化
ナトリウム水溶液23.9cc、15重量%亜硝酸ナト
リウム水溶液20cc及び水356CCを混ぜ合わせた
。温度を約0°Cまで下げ、そして撹拌されたアミノブ
レンドA混合物に、6.8 ccの塩化メチレン中の3
.88cc (3,77g )の塩化アクリロイルを加
えた。添加を5〜10分以内に完了させ、そして温度を
室温まで温まるに任せながら反応を30分間継続した。
その結果得られた混合物を塩化メチレン溶液と水溶液と
に分離した。水溶液は、後の塩化メチレン層の3回の水
洗と一緒に廃棄した。塩化メチレン溶液を一晩冷凍室に
入れ、取出し、グラスウールによりろ過して氷を取除き
、次いで重合体10g当りIgの炭酸カルシウムを混ぜ
合わせて炭酸カルシウムで中和した。結果として得られ
た混合物を一晩かき混ぜ、圧力ろ過し、次いで回転式蒸
発器により10mmHg未満の圧力において40’Cま
での温度で塩化メチレンを除去した。
その結果得られた生成物は淡黄色の透き通った流体であ
って、これをここではアクリルアミドブレンドAと呼ぶ
ことにし、そしてこれは次に掲げる平均式(式(A))
を持っていた。
上式中のEB’は、この重合体混合物における末端ブロ
ック基を表す。この混合物は、計算された値によれば、
下式のアクリルアミド官能性末端ブロック基を二つ有す
る重合体分子を56.25モル%、一つのEB’が上に
示したアクリル官能基でありもう一つのEB’がメチル
基(無機能性)である重合体分子を37.5モル%、そ
して末端をメチル基(無機能性)でブロックされている
重合体分子を6.25モル%含有していた。アクリルア
ミドブレンドへの末端ブロック基は、75%がアクリル
アミド原子団であり25%がメチル基であった。アクリ
ルアくドブレンドAの粘度は、ASTM 01084B
に従って測定して1175センチポアズであり、分子量
は、Mlが38.228そしてM7が25.305であ
った。アクリルアミドブレンドAの揮発分は、150°
Cで2時間加熱した場合に6.79重量%であった。
ポリジオルガノシロキサンが平衡法で調製され、そして
官能性末端ブロック基及び無機能性末端ブロック基が存
在している場合には、ポリジオルガノシロキサン種の統
計学的分布が得られる。第1表には、平衡重合体につい
ての計算された分布が提示され、そして、同じ総数の無
官能性末端ブロック基を有するけれども両端に官能性原
子団を有する重合体を両端に無官能性原子団を有する重
合体と混ぜ合わせて得られた、二つの重合体の混合物と
比較される。平衡重合体系には、無機能性末端の総数が
同じである混合物に存在するよりも少量の無機能性重合
体が存在している。
アクリルアミドブレンドAと、光増感系として有効と考
えてもよい種々の化合物とから、組成物を作った。これ
らの化合物には、次に掲げるものが含められた。
P−1=2−ヒドロキシ−2−メチルフェニルプロパン
(ダロカー(Darocur、商標)1173) P−2=ジェトキシアセトフェノン P−3= (1−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニル
メタノン(イルガキュア(Irga−CLlrll!、
商標)184) P−4=ベンゾフエノン P−5=ジーt−ブチルペルオキシド P−6=P−1及びジイソプロピルア主ノエタノールの
50150重量比の混合物 これらの光増感系のそれぞれは、2重量%の量で使用し
たP−6を除いて、1重量%の量で使用した6重量質分
率は、アクリルアミドブレンドへの重量を基準とした。
組成物のそれぞれは、LCU 850A(米国カリフォ
ルニア州マウンテン・ビューのUVEXS社(UVEX
S Inc、)製)により、ライト・バグを使って約4
00mJ/c1flある1回の通過当り3秒間に設定さ
れた紫外線にさらすことによって、定められた期間硬化
させた。硬化した組成物の硬さは、硬化した物質の厚さ
0.25インチ(6,35mn+)の切断材を使用して
ショアー00ジュロメータ−スケールによりインストル
ーメントMFG社製装置を使って測定した。ジュロメー
タ−硬度は、最初に、オーブンでもって150″Cで2
0時間熱老化に、そして121”C及び15psi(1
,05kg/cd)の圧力のオートクレーブで20時間
後に測定された。色も、最初と熱老化後に、0が透明モ
して10が濃い黄色を示す尺度を使って観測された。そ
れらの結果を第2表に示す。
第 2 表 P−110453639 P−215423047 P−35414240 P−4>70    44    43     44
P−5>70 P−6,35414234 択−又 次に述べるようにして、アクリレート機能性末端ブロッ
クポリジオルガノシロキサンを調製した。
すなわち、粘度2センチストークスの末端をトリメチル
シロキシ単位でブロックされたポリジメチルシロキサン
2.96g、下式のアクリレート官能性シラン9.98
g、 1分子当りに3〜6個のメチル−3,3,3−)リフル
オロプロピルシロキサン単位のあるポリ(メヂルー3.
3.3−トリフルオロプロピルシロキサン)環状物72
.11g、  1分子当りに3〜6個のジメチルシロキ
サン単位のあるポリ(ジメチルシロキサン)環状物41
6.01 g、4−メトキシフェノールの10重量%ト
ルエン溶液0.25cc、水0.46g(理論の110
%)及びトリフルオロメタンスルホン酸0.5 ccを
、フラスコ中で混合した。この混合物を、定期的に真空
引きして副生メタノールを除去しながら4.75時間7
0″Cに加熱し、2gの炭酸カルシウムで中和し、そし
て−晩冷却した。生成物を圧力ろ過し、そして5mm1
1g未満において96°Cで回転式蒸発器により真空ス
トリッピングした。
生成物は、下記の平均式の、透き通った流体のアクリレ
ートブレンド八であった。
上式中のEB”は、この重合体混合物中の末端ブロック
基を表す。この混合物は、計算された値によれば、下式
のアクリロキシ官能性末端ブロック基を二つ有する重合
体分子を56.25モル%、OCH3 l CH2“CH−Cニー0−CH2−C)(−CH2−一
つのEB”が上に示したアクリロキシ官能基でありもう
一つのEB”がメチル基(無機能性)である重合体分子
を37.5モル%、そして末端をメチル基(無機能性)
でブロックされている重合体分子を6.25モル%含有
していた。アクリレートブレンドAの末端ブロック基は
、75%がアクリレート原子団であり25%がメチル基
であった。アクリレートブレンドAの粘度は740セン
チポアズであり、分子量は、M、が20.606そして
M、lが11 、792であった。アクリレートブレン
ドAの揮発分は、150°Cで2時間加熱した場合に9
.15重量%であった。
組成物を、それらのそれぞれをLCU 750八を30
回通過させてそれらに照射することを除いて、例1で説
明したように調製しそして試験を行った。結果は、第3
表に示されるとおりであった。
第3表 P−13532306 P−24533331S P−335283010 P−4>70 P−5>70 P−645221010 班−主 A0次のようにしてアξノ機能性末端ブロックポリンオ
ルガノシロキサンを3潤製した。すなわち、温度計、窒
素パージ手段、スターシー、冷却器及びバブル管を備え
た5Ilの三つロフラスコに、1分子当りに3〜6個の
メチルフェニルシロキサン単位を有するポリ(メチルフ
ェニルシロキサン)環状物449.75 g及び1分子
当りに3〜6個のジメチルシロキサン単位を有するポリ
(ジメチルシロキサン)環状物2905.34 gを入
れた。別の容器に、水酸化カリウム0.77g、水1.
18g、、18g、ジメチル基ルムアミド17度2セン
チストークスの末端をトリメデルシロキシ単位でブロッ
クされたポリジメチルシロキサン25.07 g及び次
式、すなわちのシラン1B、65gを上述の順序で撹拌
しながら入れて、上記のシランを加水分解した。この混
合物は、発熱し、黄色を発した。 30分後、この加水
分解混合物を、該容器を洗うのに用いた100gのポリ
(ジメチルシロキサン)環状物と一緒に上記の51フラ
スコの内容物に加えた。フラスコ内の混合物を155°
Cに加熱し、そしてこの温度を約18時間維持した。温
度を55°Cまで下げた後に、1.56ccのプロピオ
ン酸を加えた。−晩静置後、1.76gの炭酸水素ナト
リウムを加え、混合物を10+mai1g未満の圧力に
おいて170℃でストリッピングし、ろ過助剤としてス
ーパセル(Supercell)を35.4g加え、次
いでこの混合物を圧力ろ過した。その結果得られた生成
物は、かすかに黄色の透明流体であった。
このアミノ機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサ
ンは、次に掲げる平均式を持っていた。
上式中のEBは、この重合体混合物中の末端ブロック基
を表す。この混合物は、計算された値によれば、下式の
アミノ官能性末端ブロック基を二つ有する重合体分子を
25モル%、 一つのEBが上に示したアミノ官能基でありもう一つの
EBがメチル基(無機能性)である重合体分子を50モ
ル%、そして末端をメチル基(無機能性)でブロックさ
れている重合体分子を25モル%含有していた。このア
ミノ機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンをア
ミノブレンドBと称することにし、そしてこれの末端ブ
ロック基は、50%がアミノ原子団であり50%がメチ
ル基であった。アミノブレンドBは、B型粘度計により
1orps+でHAF# 3スピンドルを用いて測定し
た粘度が5.400センチポアズであって、アミン中和
当量(ANE)が28.730 g /eqであった。
次のようにして、アクリルアミド機能性末端ブロックポ
リジオルガノシロキサンを調製した。すなわち、127
5 gのア逅ノブレンドB、1275gのヘキサン及び
3.28gのナトリウムメトキシドをフラスコに入れた
。このフラスコ内容物を一2℃に冷却し、次いで50c
cのへキサン中の4.68ccの塩化アクリロイルを加
え、それから30分間反応させた。
測定された酸価は0.4564■−KOH/ gであっ
たから、細かく粉砕された1、16gのKOHを更に3
5分後に加えた。アリコートを取出し、ろ過し、そして
測定されたアミン中和当量は、アミノ官能性のアクリル
アミド官能性への転化が97.5%である1、160.
000g/eqであった。フラスコの内容物に、12.
75 gの炭酸水素ナトリウム、12.75 gの炭酸
カルシウム及び25.5gのスーパーセルを加え、晩か
き混ぜた。次いで内容物をろ過し、そして50ppmの
4−メトキシフェノール(10重量%トルエン溶液)及
び25ppmのフェノチアジン(5重量%トルエンスラ
リー)を加えてから、10 mm Hg未満において5
0℃で真空ストリッピングを行った。その結果得られた
生成物に12.75gのスーパーセルを加え、そして内
容物を一晩かき混ぜ、次いで圧力ろ過した。この生成物
をアクリルアξドプレンドBと呼ぶことにし、そしてこ
れらの粘度は12rpmでLV#3スピンドルで5.7
40センチポアズであり、またアミン中和当量は57%
転化率の66.817 g /eqであった。アクリル
アξドプレンドBの平均式は下記のとおりであった。
上式中のEB’は、この重合体混合物における末端ブロ
ック基を表す。この混合物は、重合体分子の6.25モ
ル%が下式のアクリルアミド官能性末端ブロック基を二
つ有し、 重合体分子の3765モル%が上に示されたアクリルア
ミド官能基である一つのEB’ とメチル基(無機能性
)であるもう一つのEB’ とを有し、そして重合体分
子の56.25モル%がメチル基(無機能性)で末端を
ブロックされている、重合体の推定混合物を有したであ
ろう、アクリルアミドブレンドBは、推定25%の末端
ブロック基をアクリルアミド原子団として、75%の末
端ブロック基をメチル基として有していた。
B、アミノブレンドCを、75%の末端ブロック基をア
ミノ原子団として与えそして25%の末端ブロック基を
メチル基として与えるように変えたことを除いて、上で
説明したように調製した。アミノブレンドCの平均式は
次に掲げるとおりであった。
この式中のEBは、この重合体混合物における末端ブロ
ック基を表す。この混合物は、計算された値によれば、
下式のアミノ官能性末端ブロック基を二つ有する重合体
分子を56.25モル%、一つのEBが上に示したアミ
ノ官能基でありもう一つのEBがメチル基(無機能性)
である重合体分子を37.5モル%、そして末端をメチ
ル基(無機能性)でブロックされた重合体分子を6.2
5モル%含有していた。アミノブレンドCの粘度は、B
型粘度計によりlQrpmでHAF# 3スピンドルを
用いて測定して8,840センチポアズであり、アミン
中和当量(へNE) は20 、020 g / eq
であった。
C,アミノブレンドDを、量を75%の末端ブロック基
をアミノ原子団として与えそして25%の末端ブロック
原子団をメチル基として与えるように変えたことを除い
て、上で説明したように調製した。アミノブレンドDは
、次に掲げる平均式を持っていた。
この式中のEBは、 この重合体混合物における末 端ブロック基を表す。この混合物は、言1算された値に
よれば、下式のアミノ官能性末端ブロック基を二つ有す
る重合体分子を56.25モル%、一つのEBが上に示
したアミノ官能基でありもう一つEBがメチル基(無a
能性)である重合体分子を37.5モル%、そして末端
がメチル基(無機能性)でブロックされている重合体分
子を6.25モル%含有していた。アミノブレンドDの
粘度は、B型粘度計により10rpmで1lAI’#3
スピンドルを用いて測定して2,700センチポアズで
あり、アミン中和当量(^NE)は11.450 g 
/eqであった。
00次のようにして、アクリル74無機能性末端ブロツ
ク基リジオルガノシロキサンを調製した。
すなわち、800 gのアミノブレンドC1800gの
アミノブレンドD、1600 gのヘキサン及び6.6
8gのナトリウムメトキシドを51の三つ口フラスコに
入れた。この混合物を0°Cまで冷却し、そして100
ccのヘキサン中の9.82ccの塩化アクリロイルを
6分以内に加え、そしてこの時点での混合物温度は一5
℃であった。約1.5時間後、1.1gのKOHを加え
た。その結果得られた混合物のアミン中和当量(ANE
)は、71.3%転化率に相当する50.762g/e
qであった。フラスコの内容物を1℃まで冷却し、更に
転化させるためナトリウムメトキシド2.32gを加え
、そして50ccのヘキサン中の塩化アクリロイル3.
33ccを10分にわたって加えた。
30分後に、2.41gのKOHを加え、その結果得ら
れた混合物をろ過して、97.4%収率分のアミン中和
当量565.000 g / eqの生成物を得た。次
いで、1重量%の炭酸水素ナトリウム、1重量%の炭酸
カルシウム及び2重量%のスーパーセルを加え、それか
らこの混合物をろ過して透明な生成物を得た。結果とし
て得られた生成物に、50ppmのメトキシフェノール
(10重量%トルエン溶液)及び25ppmのフェノチ
アジン(5重量%トルエンスラリー)を加えてから、1
0 mm Hg未満において50°Cで真空ストリッピ
ングを行った。次に、生成物を追加の1重量%の炭酸水
素ナトリウム、1重量%の炭酸カルシウム及び1重量%
のスーパーセルと共に一晩撹拌した。結果の生成物から
は、ろ過後に、10rpmでFIAF# 3スピンドル
を用いて測定した粘度5.320センチポアズのアクリ
ルアミドブレンドCが得られた。アクリルア果ドブレン
ドCのアミン中和当量(ANH)は、92.5%転化率
分だけの194.535g/eqであった。アクリルア
ミドブレンドCの末端ブロック基は、75%がアクリル
アミド官能基であり25%がメチル基であった。
E、アクリルアミドブレンドB及びアクリルアミドブレ
ンドCを、1重量%の(1−ヒドロキシシクロヘキシル
)フェニルメタノンとおのおの混ぜ合わせ、そして試料
を8フイート(2,44m)/mainで5回通過させ
ることによりLCJJ 750Aからの紫外線に暴露し
て、ライト・バグで測定して2.5J/cdの全照射v
A量を与えることによって硬化させた。結果として得ら
れた硬化試料は、ショアーOOスケールで測定したジュ
ロメータ−硬度がそれぞれ0未満及び45であった。ア
クリルアミドブレンドBの粘度は5470センチポアズ
であり、アクリルアミドブレンドCの粘度は5370セ
ンチポアズであった。これは、ジュロメータ−値(硬さ
)を独立に変えながら粘度を一定に保持することができ
ることを証明する。
班−土 アクリルアミド機能性末端ブロックポリジオルガノシロ
キサンを上で説明したように調製し、そして1重量%の
(1−ヒドロキシシクロヘキシル)フェニルメタノンを
加えて組成物を調製した。これらの組成物のおのおのを
、LCD 750Aの紫外線にさらして各試料を20回
、60秒通過させ、そして10.4J/cdの全照射量
を与えて硬化させた。各硬化試料についてジュロメータ
−硬度を測定した。
結果を第4表に示す。組成物Aは、全部の分子が両方の
末端ブロック基をアクリルアミド原子団として有し、す
なわち100%がアクリルアミド末端ブロック原子団で
ある式(A)のアクリルアミド機能性末端ブロックポリ
ジオルガノシロキサンで作られ、粘度は53.550セ
ンチポアズであった。組成物Bは、末端ブロック基の7
5%がアクリルアごド原子団でありそして末端ブロック
基の25%がメチル基である例1のアクリルアミドブレ
ンドAで作られた。組成物Cは、1分子当りのジメチル
シロキサン単位の平均数が276であって1分子当りの
メチルフェニルシロキサン単位の平均数が22であり、
そして全部の分子が両方の末端ブロック基をアクリルア
ミド原子団として有し、すなわち100%がアクリルア
ミド末端ブロック原子団であることを除いて、式(A)
により示されるアクリルアミド機能性末端ブロックポリ
ジオルガノシロキサンで作られ、粘度は51.500セ
ンチポアズであった。m放物りは、1分子当りのジメチ
ルシロキサン単位の平均数が276であって1分子当り
のメチルフェニルシロキサン単位の平均数が22である
ことを除いて、例1のアクリルアミドブレンドAについ
て説明されたアクリルアミドブレンドで作られ、粘度は
6,600センチポアズであった。
第 4 表 A    53.550     100B     
1.175      75C51,500100 D     6.600      75この例は、非
反応性の末端ブロック基を使用することによる硬さの減
少を証明する。組成@JA及びCを作るのに使用したア
クリルアミド機能性末端ブロックポリジオルガノシロキ
サンの高粘度は、重合体が末端シロキサン単位のみにア
クリルアミド官能性を有するならばジュロメータ−値は
低くなるであろうことを示唆しよう。粘度は分子量に関
係するので、鎖の長さが長くなればなるほど粘度は高く
なる。従って、組成物A及びCの重合体についての粘度
は組成物B及びDの重合体のそれより5倍以上高かった
ので、ジュロメータ−値は実質的により高くなることは
予想されなかったであろう。
桝−工 次のようにして、アξ無機能性末端ブロツク基リジオル
ガノシロキサンを調製した。すなわち、スターラー、温
度計、冷却器及び窒素パージ手段を備えた11の三つロ
フラスコでもって、粘度2センチポアズの末端をトリメ
チルシロキシ単位でブロックされたポリジメチルシロキ
サン3.55g。
下式のシラン7.93g、 1分子当りに3〜6個のメチル−3,3,3−)リフル
オロプロピルシロキサン単位を有するポリ(メチル−3
,3,3−)リフルオロプロピルシロキサン)環状物8
6.53 g、1分子当りに3〜6個のジメチルシロキ
サン単位を有するポリ(ジメチルシロキサン)環状物4
99.1 g、水0.5g(理論の100%)及びカリ
ウムシラル−ト1.2gを混ぜ合わせた。この混合物を
150°Cで約26時間加熱し、冷却し、二酸化炭素で
中和し、−晩装置し、圧力ろ過し、次いで10mm11
g未満において170’Cで真空ストリッピングを行っ
た。結果として得られた流体は、透明な流体であって、
これをアミノブレンドEと呼ぶことにし、そしてこれは
次に掲げる平均式を持っていた。
この式中のEBは、この重合体混合物における末端ブロ
ック基を表す。この混合物は、計算された値によれば、
下式のアミノ官能性末端ブロック基を二つ有する重合体
分子を56.25モル%、一つのEBが上に示したアミ
ノ官能基でありもう一つのEBがメチル基(無機能性)
である重合体分子を37.5モル%、そして末端をメチ
ル基(無機能性)でブロックされている重合体分子を6
.25モル%含有していた。アミノブレンドEの末端ブ
ロック基は、75%がアミノ官能性原子団であり、そし
て25%がメチル基(無機能性)であった。アミノブレ
ンドEは、B型粘度計により10rpmでHAF#3ス
ピンドルを用いて測定した粘度が1 、300センチポ
アズであり、分子量はM、が23,503、そしてM、
lが16,165であった。
例工の手順に従い、次に述べる量の成分を使って、アク
リルア果無機能性ポリジオルガノシロキサンを調製した
。すなわち使用した成分は、アミノブレンドE400g
、塩化メチレン1200cc、 2 N水酸化ナトリウ
ム溶液24.3cc、亜硝酸ナトリウムの15重量%溶
液20cc、水155.7cc及び塩化アクリロイル(
塩化メチレン6、9 cc中に3.82 g ) 3.
43ccであった。結果として得られた生成物は、淡黄
色のわずかに濁った流体であって、これをアクリルアe
ドブレンドDを呼ぶことにし、そしてこれは次に掲げる
平均式を持っていた。
上式中のEB”は、この重合体混合物における末端ブロ
ック基を表す。この混合物は、計算された値によれば、
下式のアクリルアミド官能性末端ブロック基を二つ有す
る重合体分子を56.25モル%、一つのEB”が上に
示したアクリルアミド官能基でありもう一つのEB”が
メチル基(無機能性)である重合体分子を37.5モル
%、そして末端をメチル基(無機能性)でブロックされ
ている重合体分子を6.25モル%含有していた。アク
リルアミドブレンドDの末端ブロック基は、75%がア
クリレート原子団であって25%がメチル基であった。
アクリルアミドブレンドDの粘度は1 、350センチ
ポアズであり、分子量はMwが23.749、M、が1
5.683であった。アクリルアミドブレンドDの揮発
分は、150°Cで2時間加熱した場合に3.42重量
%であった。
例1で説明したように組成物を調製し、そして試験を行
った。得られた結果を第5表に示す。
第5表 −I −2 −3 −4 −5 −6 2038 2538 1540 〉70 〉70 30   35 32     34 26     37 35     32 4 2 訪B 例1で説明したように、アミノ機能性末端ブロックポリ
ジオルガノシロキサンを1用型した。この場合に使用し
た成分は、粘度2センチストークスの末端をトリメデル
シロキシ単位でブロッークされたポリジメチルシロキサ
ン5.47g、下式のジシロキサン10.6 g 。
1分子当りに3〜6個のメチルフェニルシロキサン単位
を有するポリ(メチルフェニルシロキサン)環状物11
6.19g、1分子当りに3〜6個のジメチルシロキサ
ン単位を有するポリ(ジメチルシロキサン)環状物76
8.55 g 、カリウムシラル−ト0.92g及びジ
メチルホルムアミド4.52gであった。
生成物は、アミノ機能性末端ブロックポリジオルガノシ
ロキサンブレンドであった。これをアミノブレンドFと
称する。アミノブレンドFの粘度は8.500センチポ
アズであり、分子量はM、が41.884、M、lが2
9.513であった。
例1で説明したように、アクリルアミド機能性末端ブロ
ックポリジオルガノシロキサンを調製した。ここで使用
した成分は、アミノブレンドF400 g 、塩化メチ
レン1200cc、亜硝酸ナトリウムの15重量%水溶
液20cc、水酸化ナトリウムの2N水溶液12cc、
水368cc及び塩化アクリロイル(6,8ccの塩化
メチレン中に1.89g ) 1.71ccであった。
結果として得られた生成物は、黄色の透明流体であって
、これをアクリルアミドブレンドEと呼ぶことにし、そ
してこれは次の平均式を持っていた。
この式中のEB“は、この重合体混合物における末端ブ
ロック基を表す、この混合物は、計算された僅によれば
、下式のアクリルアミド官能性末端ブロック基を二つ有
する重合体分子を56.25モル%、 一つのEB”が上に示したアクリルアミド官能基であっ
てもう一つのEB”がメチル基(無機能性)である重合
体分子を37.5モル%、そして末端をメチル基(無機
能性)でブロックされている重合体分子を6.25モル
%含有していた。アクリルアミドブレンドEの末端ブロ
ック基は、75%がアクリルアくド官能基であり25%
がメチル基(無81能性)であった、アクリルアミドブ
レンドEの粘度は、B型粘度計よりlOrpmで1lA
F#3スピンドルを用いて測定して7,550センチポ
アズであり、そして分子量は、M、、が23.210で
ありM、1が14,864であった。アクリルア果ドブ
レンドEの揮発分は、1′50°Cで2時間加熱した場
合に6.87重量%であった。
P−1、P−2及びP−3の光開妬剤を1重量%含有す
る各組成物は、硬化してシジアーooスケールによるジ
ュロメータ−硬度がO未満のゲルになった。
皿−1 例3で説明したように、アミノ機能性末端ブロックポリ
ジオルガノシロキサンを調製した。ここで使用した成分
は、粘度2センチストークスの末端をトリメチルシロキ
シ単位でブロックされたポリジメチルシロキサン0.3
5部、下式のシラン0.79部、 1分子当りに3〜6個のメチルフェニルシロキサン単位
を有するポリ(メチルフェニルシロキサン)環状物12
.47部、1分子当りに3〜6個のジメチルシロキサン
単位を有するポリ(ジメチルシロキサン)環状物84.
8部、水0.05部(理論の100%)及び水酸化カリ
ウム0.012部、ジメチルホルムアミド0.49部、
プロピオン酸0.024部、炭酸水素ナトリウム0.0
26部、そしてスーパーセル0.98部であった。この
アミノ機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサンは
、粘度が2,000センチポアズであって、次の平均式
を持っていた。
この式中のEBは、この重合体混合物における末端ブロ
ック基を表す。この混合物は、計算された値によれば、
下式のアミノ官能性末端ブロック基を二つ有する重合体
分子を56.25モル%、一つのEBが上に示したアミ
ノ官能基でありもう一つのEBがメチル基(無機能性)
である重合体分子を37.5モル%、そして末端をメチ
ル基(無機能性)でブロックされている重合体分子を6
.25モル%含有していた。この重合体ブレンドをア旦
ノブレンドGと称し、そしてこれの末端ブロック原子団
は、75%がアミノ官能性原子団、25%がメチル基(
無機能性)であった。
例1で説明したように、アクリルアミド機能性末端ブロ
ックポリジオルガノシロキサンを調製した。その結果得
られたアクリルアミド機能性末端ブロックポリジオルガ
ノシロキサン(これをアクリルアミドブレンドFと呼ぶ
)は、粘度が約2.000センチポアズであって、次の
平均式を持っていた。
上式中のEB’ は、 この重合体混合物における末 端ブロック基を表す。この混合物は、計算された値によ
れば、下式のアクリルアミド官能性末端ブロック基を二
つ有する重合体分子を56.25モル%、一つのEB’
が上に示したアクリルアミド官能基でありもう一つのE
B’がメチル基(無機能性)である重合体分子を37.
5モル%、そして末端をメチル基(無機能性)でブロッ
クされている重合体分子を6.25モル%含有していた
。アクリルアミドブレンドFの末端ブロック基は、75
%がアクリルアミド原子団であって25%がメチル基(
無機能性)であった。
アクリルアミドブレンドF 98部、(1−ヒドロキシ
シクロヘキシル)フェニルメタノン1部及び熱安定性添
加剤1部を混ぜ合わせて、ゲル組成物を調製した。ゲル
組成物の未硬化試料についてナトリウム及びカリウムの
含有量を、フッ化水素酸で処理してシリカを除去した後
の酸洗浄ゲル組成物の炎光光度測定を使用して測定した
。ナトリウム及びカリウムの量は、それぞ2 ppm未
満であった。未硬化のゲル組成物は6ケ月より長い保存
寿命を有し、かくしてワンパッケージ組成物になると考
えられた。このゲル組成物の試験試料を、米国カリフォ
ルニア州マウンテン・ビューのUVEXS社製UVEX
Sモデル750A紫外線硬化ユニットに収められた中圧
水銀蒸気アークランプにより発せられる約2J/c11
1の照射量の紫外線にさらして硬化させた。この照射量
は、米国マサチューセッツ州ニューベリーボート(Ne
wburyport)のインターナショナル・ライト社
製IL 390ライト・バグを用いて測定された。ジュ
ロメータ−硬度は、ショアーOOスケールで30であっ
た。硬化した物質の試料は、室温で水中に24時間浸漬
後0.4重量%の増加を示した。ASTM D 150
で測定したところ、比誘電率は100抛で3.0であり
、100.0OOHzで3.0であった。
ASTM D 150で測定したところ、損失係数は1
00胞で0.006. 100.000抛で0.002
であった。示差走査熱量測定で測定したところ、ガラス
転移温度は一113°Cであって、融解転移温度はなか
った。熱安定性は、硬化したゲル組成物の試料を150
℃の強制空気炉に入れて測定された。このゲルのシヨア
ー00ジユロメータ一硬度は、この熱老化の1 、00
0時間後に15%より大きくは変化せず、これは良好な
性能と考えられた。オートクレーブ安定性は、硬化ゲル
組成物の試料を圧力2.1 kg / c4の121℃
のオートクレーブに入れて測定された。このゲルのショ
アー00ジュロメータ−硬度は、100時間オートクレ
ーブに暴露して15%より大きくは変化しなかった。
聞−1 次に述べるようにして、ゲル組成物を調製した。
すなわち、アクリルア主ドブレンド0490部、アクリ
ルアミドブレンドB210部、(l−ヒドロキシシクロ
ヘキシル)フェニルメタノン7部及び熱安定性添加剤7
部を容器で混合した。この容器を80℃で強制空気炉に
30分間入れ、次いでかき混ぜた。この手順を行って均
質混合物の得られるのを保証した。この混合物の粘度は
、10rpn+でHAF# 4スピンドルを用いて測定
して5,360センチポアズであった0次に、混合物の
試料を、硬化させるためCCU 750Aを使って様々
な照射量の紫外線にさらした。結果は、第6表に示され
るとおりであった。
同様にもう一つのゲル組成物を、アクリルアミドブレン
ドB 549.4部、(1−ヒドロキシシクロヘキシル
)フェニルメタノン5.49部及び熱安定性添加剤5.
49部を容器で混合して調製した。この混合物の粘度は
、10rpn+でHAF#4スピンドルを用いて測定し
て5.520センチポアズであった。次に、このゲル混
合物の試料を、硬化させるためLCD 750Aを使っ
て様々な照射量の紫外線にさらした。結果は、第6表に
示されるとおりであった。
第6表 0.5                 331、0
        27       421・5   
     32 2.0         32 2.5.        32”        47
5、0        32       47本 表
面には、この照射量では粘着性がなく、2、 OJ /
c+flの照射量では表面がごくわずかに粘着性であっ
た。
奥−エ 次のようにして、アミノ機能性末端ブロックポリジオル
ガノシロキサンを調製した。すなわち、冷却器、スター
ラー及び温度計を備えた5I!、の三つロフラスコに、
下式のシラン27.17 g 。
水2.85g、1分子当りに3〜6個のメチルフェニル
シロキサン単位を有するポリ(メチルフェニルシロキサ
ン)環状物378.79g、1分子当りに3〜6個のジ
メチルシロキサン単位を有するポリ(ジメチルシロキサ
ン)環状物2591.26 g 、及び0.425gの
K OHを入れた。結果として得られた混合物を24時
間150°Cで加熱し、70°Cまで冷却し、次いで1
.12gのプロピオン酸で中和した。この混合物を1.
5時間かき混ぜ、次いで10 mm tl g未満にお
いて170’Cでストリッピングした。ストリッピング
された混合物へ 1.27gの炭酸水素ナトリウム及び
30gのスーパーセルを加え、それから混合物を圧力ろ
過した。その結果得られたアミノ機能性末端ブロックポ
リジオルガノシロキサンブレンドのアミン中和当1 (
ANE)は15.660 g / eqであり、粘度は
32.145センチポアズであり、そして平均分子量は
M、が85,106、M7が29.880であった。こ
のアミノ機能性ブレンドをアミノブレンドHと称し、ま
たこれは次に掲げる平均式を有する。
上式中のEBは、この重合体混合物における末端ブロッ
ク基を表す。この混合物は、計算された値によれば、下
式のアミノ官能性末端ブロック基を二つ有する重合体分
子を56.25モル%、一つのEBが上に示したアミノ
官能基でありもう一つのEBがヒドロキシル基(無機能
性)である重合体分子を37.5モル%、そして末端を
ヒドロキシル基(無機能性)でブロックされている重合
体分子を6.25モル%含有していた。アミノブレンド
Hの末端ブロック原子団は、75%がアミノ官能基であ
って25%がヒドロキシル基(無機能性)であった。
次のようにして、アクリルアミド機能性末端ブロックポ
リジオルガノシロキサンを調製した。すなわち、アミノ
ブレンドH800g、塩化メチレン2400cc、水酸
化ナトリウムの2N水溶液32.2cc及び亜硝酸ナト
リウムの15%水溶液40ccを三つロフラスコに入れ
た。フラスコの内容物をO″Cに冷却し、そして5.0
9gの塩化メチレン中の5.09gの塩化アクリロイル
を10分間にわたって加えた。こ、の反応混合物を50
分間かき混ぜて、温度を室温まで上昇するに任せた。そ
の結果得られた混合物に、分離した相を形成させた。塩
化メチレン層を水で3回洗浄し、次いで一晩冷凍室に入
れた。氷の結晶を塩化メチレン溶液から分離し、溶液を
40gの炭酸カルシウムと共にかき混ぜ、次いで圧力ろ
過した。次に、結果として得られた生成物を回転式蒸発
器により10iinl!g未満において45°Cでスト
リッピングした。この生成物は、粘度が51,533セ
ンチポアズであって分子量がM、 = 105.276
及びM、1=35.424であるアクリルアミド機能性
末端ブロックポリジオルガノシロキサンブレンドであっ
た。
このアクリルアミド重合体ブレンドをアクリルアミドブ
レンドGと呼ぶことにし、そしてこれは、次に掲げる平
均式を持っていた。
上式中のEB’は、この重合体混合物における末端ブロ
ック基を表す。この混合物は、計算された値によれば、
下式のアクリルアミド官能性末端ブロック基を二つ有す
る重合体分子を56.25モル%、一つのEB’が上に
示したアクリルアミド官能基でありもう一つのEB’が
ヒドロキシル基(無機能性)である重合体分子を37.
5モル%、そして末端をヒドロキシル基(無機能性)で
ブロックされている重合体分子を6.25モル%含有し
ていた。アクリルアミドブレンドGの末端ブロック原子
団は、75%がアクリルア稟ド官能性原子団であって2
5%がヒドロキシル基(無機能性)であった。
アクリルアごドブレンドGを1重量%のP−3と混合し
て、アクリルアミドブレンドGからゲル組成物が作られ
る。
班−■ 次に掲げる式を有するアクリルアミド機能性末端ブロッ
クポリジオルガノシロキサンを調製した。
上式中のEB’ は、 この重合体混合物における末 端ブロック基を表す。この混合物は、計算された値によ
れば、下式のアクリルアミド官能性末端ブロック基を二
つ有する重合体分子を56.25モル%、一つのEB’
が上に示したアクリルアミド官能基でありもう一つのE
B’がメチル基(無機能性)である重合体分子を37.
5モル%、そして末端をヒドロキシル基(無機能性)で
ブロックされている重合体分子を6.25モル%含有し
ていた。このアクリルアミドブレンドの末端ブロック基
は、75%がアクリルアミド官能性基であって25%が
メチル基(無機能性)であった、この例については、こ
のアクリルアミドブレンドを重合体Aと呼ぶ。
重合体へを、重合体Bと呼ぶ粘度1.000センチポア
ズの末端をトリメチルシロキシ単位でブロックされたポ
リジメチルシロキサン及び(1−ヒドロキシシクロヘキ
シル)フェニルメタノンと混合して、組成物を調製した
。成分の量を変えて、無機能性末端ブロック基の総量を
第7表に示すように変えた。180ξル(4,572[
11111)の厚さの試料をLCD 750A”i’8
. OJ /ca(D照射ニサラLテ硬化すセてから、
各a酸物についてショアー00スケールによりジュロメ
ータ−硬度を測定した。秤量した試料をヘプタン中に1
6時間浸漬し、新しいヘプタンですすぎ洗いし、2時間
空気乾燥し、次いで強制空気炉でもって100°Cで2
時間乾燥させて、抽出用を測定した。損失重量を計算し
、そしてこれは第7表に示すとおりであった。
第7 表 無機能性末端の割合 立−X 且−N  30  % 50  %組成物成分
: 重合体A (g) 重合体B(’g) イルガキュア184(g) ジュロメータ−硬度 抽出用(%) 15.0   13.5 0.0    1.5 0.15   0.15 622 11.0   12.8 10.5 4.5 0.15 21.0 7.5 7.5 0.15 〈0 42.0 これは、両端に官能基を有するポリジオルガノシロキサ
ン及び両端に無機能性原子団を有するポリジオルガノシ
ロキサンを含有する混合物を使用するよりも、むしろ一
端を官能基で末端ブロックされたいくつかの分子を有す
るポリジオルガノシロキサンから作られた組成物を使用
することの有効なことを例示する。硬さは、無機能性末
端ブロック基の量が増加するにつれて低下するけれども
、抽出骨の量もやはり増加する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アクリル機能性ポリジオルガノシロキサン類のブレ
    ンドと、紫外線を照射された場合にそのブレンドを硬化
    させるための光増感系とを含んでなる組成物であって、
    上記のブレンドが、 (A)一般式 VR′_2SiO(R_2SiO)_nSiR′_2Y
    のアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサ
    ン4〜90モル%、 (B)一般式 R′_3SiO(R_2SiO)_nSiR′_2Yの
    モノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキ
    サン9〜50モル%、並びに (C)式 R′_3SiO(R_2SiO)_nSiR′_3の無
    機能性ポリジオルガノシロキサン0〜65モル%、 であり、ここで上記の式中のRはアルキル基、アリール
    基及びフッ素化アルキル基からなる群より選ばれる一価
    の基であり、各R′は、R、ヒドロキシル基及び加水分
    解可能な基からなる群より独立に選ばれ、Yはケイ素−
    炭素結合を介してケイ素原子に結合したアクリル官能基
    であって、このアクリル官能基は、次式、すなわち ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は次式、すなわち ▲数式、化学式、表等があります▼ (これらの式中のR″は水素原子又はメチル基であり、
    Zは二価の酸素又は−N(R^2)−であり、R^2は
    水素原子又は1〜4の炭素原子数のアルキル基であり、
    R^3は1〜10個の炭素原子を1基当りに有する二価
    の炭化水素基であり、R^*は二価の炭化水素基又はエ
    ーテル結合を含有している二価の炭化水素基である)を
    有し、そしてnは30〜3,000であって、上記のモ
    ル百分率の基準は全ブレンドを100モル%とするもの
    であり、そして当該ブレンドのポリジオルガノシロキサ
    ン類が20〜95%の末端ブロック基をアクリル官能性
    として提供し、5〜80%の末端ブロック基を無機能性
    として提供する量で存在している、上記の組成物。 2、Yが次式、すなわち ▲数式、化学式、表等があります▼ のアクリルアミド官能基であって、上式中のR^3が2
    〜6個の炭素原子を1基当りに有する二価の炭化水素基
    である、請求項1記載の組成物。 3、当該ブレンドの総重量を基準にして1〜60重量%
    の量で追加のポリジオルガノシロキサン(C)を更に含
    んでなる、請求項1記載の組成物。 4、当該ブレンドの総重量を基準にして1〜60重量%
    の量で追加のポリジオルガノシロキサン(C)を更に含
    んでなる、請求項2記載の組成物。 5、未硬化組成物の粘度と硬化した組成物の硬さとを独
    立に制御する方法であって、(A)一般式 YR′_2SiO(R_2SiO)_nSiR′_2Y
    のアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロキサ
    ン4〜90モル%と、(B)一般式 R′_3、SiO(R_2SiO)_nSiR′_2Y
    のモノアクリル機能性末端ブロックポリジオルガノシロ
    キサン9〜50モル%と、(C)式 R′_3SiO(R_2SiO)_nSiR′_3の無
    機能性ポリジオルガノシロキサン0〜65モル%とのブ
    レンドであって、ここで上記の式中のRはアルキル基、
    アリール基及びフッ素化アルキル基からなる群より選ば
    れる一価の基であり、各R′は、R、ヒドロキシル基及
    び加水分解可能な基からなる群より独立に選ばれ、Yは
    ケイ素−炭素結合を介してケイ素原子に結合したアクリ
    ル官能基であって、このアクリル官能基は、次式、すな
    わち ▲数式、化学式、表等があります▼ 又は次式、すなわち ▲数式、化学式、表等があります▼ (これらの式中のR″は水素原子又はメチル基であり、
    Zは二価の酸素又は−N(R^2)−であり、R^2は
    水素原子又は1〜4の炭素原子数のアルキル基であり、
    R^3は1〜10個の炭素原子を1基当りに有する二価
    の炭化水素基であり、R^*は二価の炭化水素基又はエ
    ーテル結合を含有している二価の炭化水素基である)を
    有し、そしてnは30〜3,000であり、上記のモル
    百分率の基準は全ブレンドを100モル%とするもので
    あり、そして当該ブレンドのポリジオルガノシロキサン
    類が20〜95%の末端ブロック基をアクリル官能性と
    して提供し、5〜80%の末端ブロック基を無機能性と
    して提供する量で存在しているものを作り、上記のポリ
    ジオルガノシロキサン類について無機能性末端ブロック
    基の量及びアクリル官能性末端ブロック基の量とnの値
    とを、ポリジオルガノシロキサン類のブレンドと光増感
    系とを含んでなる未硬化組成物については予め定められ
    た粘度の値を、また紫外線への暴露により硬化した組成
    物については予め定められた硬さを提供するように変え
    、当該組成物に照射して末端ブロック基及びnの値の選
    択により予め定められた硬さの値を有する硬化物質を得
    ることを含む、上記の方法。
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