JPH0332658A - 肝切除手術用マーキング針 - Google Patents

肝切除手術用マーキング針

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JPH0332658A
JPH0332658A JP1166790A JP16679089A JPH0332658A JP H0332658 A JPH0332658 A JP H0332658A JP 1166790 A JP1166790 A JP 1166790A JP 16679089 A JP16679089 A JP 16679089A JP H0332658 A JPH0332658 A JP H0332658A
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liver
stopper tube
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puncture needle
tip
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Motohide Shimazu
元秀 島津
Yukitaka Tanda
丹田 幸孝
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Sumitomo Bakelite Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、肝臓癌等の手術の場合に、必要最小限の肝切
除を効率良く確実に行うための肝切離予定線のマーキン
グ針に関するものである。
〔従来の技術〕
手術後の肝機能障害や合併症を小さく抑えるため、必要
最小限の肝切除を効率よく確実に行うことは手術手技上
重要であるが、あらかじめ設定した切離予定線に沿って
正確に切離を進めることは必ずしも容易ではない、特に
、切離が進むにつれ、超音波画像によるガイドも種々の
技術的制約により画像が乱れたりして困難となり、深部
において図らずも断端に腫瘍が露出する結果となること
は熟練した術者においても少なからず経験するところで
ある。また一方、肝細胞癌に対しては担癌区域を脈管支
配に基づいて系統的に切除する方法が提唱されているが
、腫瘍は必ずしも区域内に限局セず、境界に存在するこ
ともあり、肝機能障害を抑え、かつ切除領域の脈管を根
部で処理するためには、腫瘍から一定の距離の切離予定
線に脈管支配を考慮した立体的な目印を置き、それに沿
って切離を進める方が安全・確実である。
従来、切離予定脈管の目印として色素で染色する方法や
円錐型金属片を用いる方法などが報告されているが、前
者は必ずしも明瞭な目印ではなく、特に肝機能が衰えて
いるとよく染まらず、出血で識別し難い等の欠点がある
。また、染色法は切離の目標点にはなるが、切離線その
もののメルクマークとはならない欠点がある。後者は器
具が特殊で普及していない難点がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的とするところは、肝臓癌の根治切除のため
の必要条件である腫瘍から肝切離面までの距離を一定以
上に保ちながら、必要最小限の肝切除を確実に効率良く
行うための立体的な肝切離予定線の目印となる簡便なマ
ーキング針を提供するにある。
閣以下の屈曲可能な金属製丸棒であって、先端部にはラ
セン状のネジ溝が設けられており、且つ先端より一定の
距離間隔の所に円周に沿ってリング状の浅い溝が設けら
れていて、該溝の所で屈曲を繰返して切断できる穿刺針
と、穿刺針の外径よりも若干大きな内径を有する柔軟な
プラスチック製チューブであって、一端にツバが設けら
れているストッパーチューブから構成され、ストッパー
チューブのツバ付先端が穿刺針の先端方向になるように
ストッパーチューブ内腔に穿刺針が収納されており、且
つストッパーチューブが穿刺針に沿ってスライド移動で
き、両者を一緒に折曲げることによってストッパーチュ
ーブを固定できることを特徴とする肝切除手術用マーキ
ング針である。
以下、本発明の実施例について、図面に基づいて説明す
る。
第1図は本発明の一実施例となる肝切除手術用マーキン
グ針を示す図で、い)は穿刺針の側面図、(C)はスト
ッパーチューブの側面図で、(a)は両者を組せた状態
を示す概要図である。即ち、ストッパーチューブ(6)
のツバ(7)が設けられている先端が穿刺針(2)の先
@(3)方向になるように、ストッパーチューブ(6)
の内腔に穿刺針(2)を収納し、ストッパーチューブ(
6)が必要に応じて軸方向にスライド移動できるように
構成されている。穿刺針(2)の先端(3)は肝臓を穿
刺できるように円錐形の針形状になっているが、針先そ
のものは手術者を傷つけないよう鈍な形に仕げられてい
る。また、先端部にはラセン状のネジ溝(4)が設けら
れており、これは肝臓を穿刺した時の穿刺針の抜は防止
の役割を果たし、肝臓表面から超音波診断装置で穿刺針
(2)の先端部分を鮮明に映し出す効果があり、さらに
表面が微細な凹凸状に荒らされていると画像が鮮明にな
り、位置確認が一層容易となる。また、穿刺針(2)に
は一定の距離間隔で円周に沿ってリング状溝(5)が数
個所設けられており、リング状溝(5)はこの個所で屈
曲を繰返して切断し、穿刺針(2)の長さを自由にti
節するためのものである。従って、リング状溝(5)は
巾が狭くて深い程、曲折し易いが、一方では針が容易に
折れては使用上不都合でもあり、溝の深さは浅い方が望
ましい。穿刺針(2)の材質としては、適度に曲げられ
る可塑性があり且つリング状溝(5)で屈曲を繰返すと
切断できる脆性のある金属である必要があり、これ等条
件を満す金属としてはアルミニウムやアルミニウム合金
等が望ましい。
また、ストッパーチューブ(6)は、後述するようにそ
の内腔に収納されている穿刺針(2)と−純に折曲げ可
能なものである必要があり、材質としては可撓性のある
軟質プラスチック或はゴムであることが望ましく、また
内部の穿刺針(2)を目視できる面からは透明であるこ
とが望ましい。
本発明の肝切除手術用マーキング針の使用方法を、第2
図により説明する。先ず、穿刺針(2)を必要な長さの
所のリング状711(5)の個所で屈曲を繰返して切断
した後、ストッパーチューブ(6)に挿入して、第1図
(a)に示すようにセットする。次に肝臓表面0■より
超音波診断装置で腫瘍(lυの位置を確認しながら、肝
切離予定線03)に合わせて穿刺針(2)を湾曲させて
穿刺する。穿刺針(2)の先端(3)が所定の位置に達
したことを超音波画像でF11認した後、ストッパーチ
ューブ(6)をスライドさせてツバ(7)を肝臓表面0
ωに押当てて、第2図に示すように後方部分の適当な所
、折り曲げ点(9)で、穿刺針(2)とストッパーチュ
ーブ(6)とを−緒に折曲げる。こうすることによって
、ストッパーチューブ(6)が穿刺針(2)に固定され
、スライド移動しなくなる。この状態では穿刺針(2)
が更に肝内部に深く穿刺されることはストッパーチュー
ブのツバ(7)で阻止され、穿刺針(2)が脱けること
は針先端部のラセンネジ溝(4)で防止され、定位置に
固定される。
肝臓点の切除手術では、再発を防ぐため腫瘍01)のま
わりIcm以上の正常組織を余分に切取らねばならない
が、機能を持った正常組織だけに、なるべく切除部分を
小さくすることが望ましく、また肝臓中の血管から癌が
広がる場合も多いので血管04の根元から切り取ること
が望ましい、この二律背反に近い難しい手術を、本発明
の肝切除手術用マーキング針を使用すれば最適の範囲で
切除を進めることができる特徴がある。即ち、腫瘍から
ICIの所の肝切離予定線を通って血管に到達するよう
に数本の肝切除手術用マーキング針を刺し、上述の方法
で固定する(第2図参照)、このマーキングとなる針に
沿って外側を切り取れば予定した部分を的確に切除でき
る利点がある。臨床的にも、肝硬度合併癌5例、胆管細
胞癌(再発切除)1例、移転性肝癌4例の計10例に使
用し、安全かつ正確な肝切除が施行できることを確認し
た。
〔発明の効果〕
本発明のマーキング針を使用すると、針が可塑性で屈曲
可能なので立体的に肝切離予定線を正確にマーキングで
き、且つ、穿刺後の位置が変動することがなく、その位
置を超音波画像装置で明瞭に確認できることができ、従
来のものに比べ使い易い利点がある。また、安全面では
針の先端は鈍でなめらかに仕上げられており、他端はス
トッパーチューブで覆われているので術者の指先や患者
の腹腔内蔵を傷つけることなく安全かつ正確に肝切離術
を施行でき、肝癌の根治切除に有効な補助用具である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる肝切除手術用マーキン
グ針を示す図で、(a)は穿刺針とストッパーチューブ
を組合せ状態を示す概要図、0))は穿刺針の側面図、
(C)はストッパーチューブの側面図である。また、第
2図は本発明の肝切除手術用マーキング針の使用方法を
説明するための図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端が鈍で円錐状になった直径4mm以下の屈曲
    可能な金属製丸棒であって、先端部にはラセン状のネジ
    溝が設けられており、且つ先端より一定の距離間隔の所
    に円周に沿ってリング状の浅い溝が設けられ、該リング
    状溝の所で屈曲を繰返して切断できる穿刺針と、穿刺針
    の外径よりも若干大きな内径を有する柔軟なプラスチッ
    ク製チューブであって、一端にツバが設けられているス
    トッパーチューブから構成され、ストッパーチューブの
    ツバ付先端が穿刺針の先端方向になるようにストッパー
    チューブ内腔に穿刺針が収納されており、且つストッパ
    ーチューブが穿刺針に沿ってスライド移動でき、両者を
    一緒に折曲げることによってストッパーチューブを固定
    できることを特徴とする肝切除手術用マーキング針。
JP1166790A 1989-06-30 1989-06-30 肝切除手術用マーキング針 Expired - Fee Related JP2653517B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011255036A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Matsuda Ika Kogyo Kk 手術用マーカー
JP2015107343A (ja) * 2009-09-02 2015-06-11 サーキュライト・インコーポレーテッド 同軸経中隔ガイドワイヤおよび針アセンブリ
CN104783842A (zh) * 2015-04-10 2015-07-22 山东大学 一种新型减阻表面纹理活检针
CN104825212A (zh) * 2015-05-18 2015-08-12 山东大学 一种带有螺旋状微织构的医用穿刺针及其制备方法

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JP2011255036A (ja) * 2010-06-10 2011-12-22 Matsuda Ika Kogyo Kk 手術用マーカー
CN104783842A (zh) * 2015-04-10 2015-07-22 山东大学 一种新型减阻表面纹理活检针
CN104825212A (zh) * 2015-05-18 2015-08-12 山东大学 一种带有螺旋状微织构的医用穿刺针及其制备方法

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