JP2012125550A - 経皮的進入装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】血管の進入口にスポンジを直接配置して出血を低減させる。血管穿刺方法、特に動脈穿刺処置を提供する。最大脈動ラインを確認して皮膚に小さな切り口を形成する。切開−開創ツール100を用いて皮膚から血管へのチャネルを形成する。広げたフィンガを介して血管を調べる。閉鎖手段/移送手段400に取り付けられた管状アクセス導管300が血管上に載置されるまで該導管を挿入する。切開−開創ツールを除去し、導管から閉鎖手段を除去して、導管を適所に残す。次いで針ガイドを導管内に通して血管に接触させる。動脈の動脈壁に対して針を進行させてその管腔内に入れる。穿刺部位に対して導管を用いてスポンジを位置決めし穿刺部位に押圧して出血を低減させることができる。
【選択図】図2
Description
1.血管に対する経皮進入を行うための装置であって、
切開手段、導管、閉鎖手段、及び針案内手段を備えており、
前記切開手段が、
第1の平面内に配置された2つのアームと、
該アームの一端におけるフィンガグリップ及びサムグリップと、
前記第1の平面に対して所定角度をなす第2の平面内に配置された一対の切開用フィンガと、
前記アームを結合し、前記フィンガグリップ及びサムグリップが互いに向かって移動された際に前記切開用フィンガを広げることを可能にする、回動手段と、
前記切開用フィンガの互いに隣接する表面上に形成されたテーパ付けされた通路とを含み、
前記切開用フィンガ上の前記テーパ付けされた通路が互いに協働して、該切開用フィンガを広げた際に円筒形状の通路を形成し、
前記導管が、
末端及び基端を有する円筒形状の管と、
針案内手段として作用するよう該導管の円筒壁の内面に形成された長手方向溝と、
前記切開用フィンガの前記テーパ付けされた通路により形成される前記円筒形状の通路と協働して、該切開用フィンガにより形成される該円筒形状の通路内での該導管のスライド運動を可能にするよう構成された、該導管の外壁の直径と、
前記切開手段の前記アームが配置される前記第1の平面とほぼ平行になるように、前記切開用フィンガが配置された前記第2の平面の角度と相補的な所定角度をなして形成された、該導管の前記末端とを含み、
前記閉鎖手段が、
細長い中間セクションと、
該中間セクションの端部の少なくとも一方に形成された端部セクションと、
前記導管の内壁に対して摩擦を伴ってスライドする関係で該導管内に係合するよう構成された該閉鎖手段の端部セクションと、
該閉鎖手段の各端部セクションの一端に形成された端部表面と、
前記末端と位置合わせするよう所定角度をなして形成され配置された長円形状を有する各端部表面と、
前記切開用フィンガの前記協働するテーパ付けされた通路により形成される前記円筒形状の通路を前記細長い中間セクションが通過することが可能となるよう構成された該細長い中間セクションとを含み、
前記針案内手段が、
末端及び基端を有する中央セクションで結合される2つのウィングと、
前記導管の長さよりも長く、該導管内での該針案内手段の協働のために構成された、前記ウィングの長さと、
血管上に位置して該血管を捕捉するよう構成された別々のポイントを形成するための形状を有する該針案内手段の前記末端における前記ウィングの端部と、
前記ウィングの一方に結合されて、該針案内手段の長手軸から離れる方向に延びる、該針案内手段の基端におけるハンドルと、
前記中央セクションの長さにわたって延びて針案内手段として作用する溝とを含む、
血管に対する経皮進入を行うための装置。
2.血管に対する経皮進入を行うための装置であって、
切開手段、導管、閉鎖手段、及び針案内手段を備えており、
前記切開手段が、
2つのアームと、
一対の切開用フィンガと、
前記アームを結合して前記切開用フィンガを広げることを可能にする回動手段と、
前記切開用フィンガの互いに隣接する表面上に形成されたテーパ付けされた通路とを含み、
前記切開用フィンガを広げた際に互いに協働して円筒形状の通路を形成する該切開用フィンガ上のテーパ付けされた通路とを含み、
前記導管が、
末端及び基端を有する円筒形状の管と、
前記切開用フィンガの前記テーパ付けされた通路により形成される前記円筒形状の通路と協働して、該切開用フィンガにより形成される該円筒形状の通路内での該導管のスライド運動を可能にするよう構成された、該導管の外壁の直径とを含み、
前記閉鎖手段が、
細長い中間セクションと、
該中間セクションの端部の少なくとも一方に形成された端部セクションと、
前記導管の内壁に対して摩擦を伴ってスライドする関係で該導管内に係合するよう構成された該閉鎖手段の端部セクションと、
該閉鎖手段の各端部セクションの一端に形成された端部表面とを含み、
前記針案内手段が、
末端及び基端を有する中央セクションで結合される2つのウィングと、
前記導管の長さよりも長く、該導管内での該針案内手段の協働のために構成された、前記ウィングの長さと、
前記中央セクションの長さにわたって延びて針案内手段として作用する溝とを含む、
血管に対する経皮進入を行うための装置。
3.前記切開手段が、第1の平面内に配置された2つのアームを有しており、
該アームの一端にフィンガグリップ及びサムグリップが配設され、
前記一対の切開用フィンガが、前記第1の平面に対して所定角度をなす第2の平面内に配置された前記アームの他方の端部から延びており、
前記回動手段が、前記フィンガグリップ及びサムグリップが互いに向かって移動される際に前記切開用フィンガが開くことが可能になるよう前記アームを結合する、前項2に記載の装置。
4.前記切開手段が、第1の平面内に配置された2つのアームを有しており、
該アームの一端にフィンガグリップ及びサムグリップが配設され、
前記一対の切開用フィンガが、前記第1の平面に対して所定角度をなす第2の平面内に配置された前記アームの他方の端部から延びており、
前記導管が、円筒形状の管を有しており、
該円筒形状の壁の内面に長手方向溝が形成されており、
前記切開手段の前記アームが配置される前記第1の平面とほぼ平行になるように、前記切開用フィンガが配置された前記第2の平面の角度に対して相補的な角度で、該導管の前記末端が形成されている、前項2に記載の装置。
5.前記閉鎖手段が、該閉鎖手段の少なくとも一方の端部に形成された端部表面を有しており、
各端部表面が、前記導管の末端と位置合わせするよう所定角度をなして形成され配置された長円形状を有しており、
前記細長い中間セクションが、前記切開用フィンガの前記協働するテーパ付けされた通路により形成される前記円筒形状の通路を通過することが可能となるよう構成されている、前項2に記載の装置。
6.前記針案内手段が、
血管上に位置して該血管を捕捉するよう構成された別々のポイントを形成するための形状を有する該針案内手段の前記末端における前記ウィングの端部と、
前記ウィングの一方に結合されて、該針案内手段の長手軸から離れる方向に延びる、該針案内手段の基端におけるハンドルと
を有している、前項2に記載の装置。
7.切開手段であって、
第1の平面内に配置された2つのアームと、
該アームの一端におけるフィンガグリップ及びサムグリップと、
人差し指の端部のためのウェルを含む指受容手段と、
前記第1の平面に対して所定角度をなす第2の平面内に配置された前記アームの他端から延びる一対の切開用フィンガと、
前記アームを結合し、前記フィンガグリップ及びサムグリップが互いに向かって移動された際に前記切開用フィンガを広げることを可能にする、回動手段と、
前記切開用フィンガの互いに隣接する表面上に形成されたテーパ付けされた通路と、
前記切開用フィンガが広げられた際に、互いに協働して円筒形状の通路を形成する、該切開用フィンガ上の前記テーパ付けされた通路と、
該通路を介して前記切開用フィンガの一端を見ることを可能にするよう形成された前記円筒形状の通路と、
上部及び底部を有する直線的な縁部で終端する、前記切開用フィンガの各端部と、
前記切開用フィンガの端部が平坦に位置することが可能となるよう前記第2の平面の角度と相補的な湾曲した角度に形成された前記直線的な縁部と、
前記切開用フィンガの端部に向かってテーパ付けされた該切開用フィンガ、及び前記上部から前記底部へとテーパ付けされた前記直線的な縁部と、
組織内に突き通された前記切開用フィンガの先端を示すための指示を有する該切開用フィンガの前記上部と、
前記フィンガグリップ、前記サムグリップ、及び前記切開用フィンガの配置時に該切開用フィンガの先端を妨げなく見ることが可能となるよう視線から移動された第3の指のための指受容手段と、
該切開手段の使用時における手の人間工学的な快適性を向上させると共に、手の最大グリップ力にとって最適な距離に親指以外の指及び親指を位置決めするように、前記切開用フィンガが閉じられた際に互いに隔置された関係になる、前記フィンガグリップ及び前記サムグリップと
を含む、切開手段。
8.切開手段であって、
第1の平面内に配置された2つのアームと、
該アームの一端におけるフィンガグリップ及びサムグリップと、
前記第1の平面に対して所定角度をなす第2の平面内に配置された前記アームの他端から延びる一対の切開用フィンガと、
前記アームの一方に配設された第3の指のための指受容手段であって、親指と2つの隔置された親指以外の指との間の協働を可能にして、前記切開用フィンガの端部に下方及び前方への力を加えることを可能にし、及び該切開手段をその使用時に安定化させる、指受容手段と、
前記アームを結合し、前記フィンガグリップ及びサムグリップが互いに向かって移動された際に前記切開用フィンガを広げることを可能にする、回動手段と
を含む、切開手段。
9.人差し指の端部のためのウェルを含む第3の指のための指受容手段を含む、前項8に記載の装置。
10.前記切開用フィンガの互いに隣接する表面上に形成されたテーパ付けされた通路を有する前記切開用フィンガと、
前記切開用フィンガが広げられた際に、互いに協働して円筒形状の通路を形成する、該切開用フィンガ上の前記テーパ付けされた通路と、
該通路を介して前記切開用フィンガの一端を見ることを可能にするよう形成された前記円筒形状の通路と
を含む、前項8に記載の装置。
11.前記切開用フィンガの前記端部の各々が、上部及び底部を有する直線的な縁部で終端しており、
前記直線的な縁部が、前記切開用フィンガの端部が平坦に位置することが可能となるよう前記第2の平面の角度と相補的な湾曲した角度に形成されている、
前項8に記載の装置。
12.前記切開用フィンガの前記端部の各々が、上部及び底部を有する直線的な縁部で終端しており、
該切開用フィンガが、該切開用フィンガの端部に向かってテーパ付けされ、及び、前記直線的な縁部が、前記上部から前記底部へとテーパ付けされている、
前項8に記載の装置。
13.前記切開用フィンガの前記端部の各々が、上部及び底部を有する直線的な縁部で終端しており、
該切開用フィンガの前記上部が、組織内に突き通された該切開用フィンガの先端を示すための指示を有している、
前項11に記載の装置。
14.前記切開用フィンガの前記端部の各々が、上部及び底部を有する直線的な縁部で終端しており、
前記直線的な縁部の各々が、前記切開用フィンガの端部が平坦に位置することが可能となるよう前記第2の平面の角度と相補的な湾曲した角度に形成されている、
前項10に記載の装置。
15.前記切開用フィンガの各々が、該切開用フィンガの端部に向かってテーパ付けされ、及び、前記直線的な縁部が、前記上部から前記底部へとテーパ付けされている、前項14に記載の装置。
16.該切開用フィンガの前記上部が、組織内に突き通された該切開用フィンガの先端を示すための指示を有している、前項10に記載の装置。
17.前記フィンガグリップ、前記サムグリップ、及び前記切開用フィンガの配置時に該切開用フィンガの先端を妨げなく見ることが可能となるよう視線から移動された第3の指のための指受容手段を含む、前項10に記載の装置。
18.前記切開手段の使用時における手の人間工学的な快適性を向上させると共に、手の最大グリップ力にとって最適な距離に親指以外の指及び親指を位置決めするように、前記切開用フィンガが閉じられた際に互いに隔置された関係に配置される、前記フィンガグリップ及び前記サムグリップを含む、前項8に記載の装置。
19.血管への経皮進入を行う際に使用するための導管であって、
末端及び基端を有する円筒形状の管と、
該導管の円筒壁の内面に形成された針ガイド溝と、
対応するリブを有する針ガイドと協働して該針ガイドを該導管内に位置決めするよう構成された前記針ガイド溝と、
該針ガイド溝の他方の側部に形成され、該導管を軸方向の開口を有する円筒内に位置決めする、リブと、
切開用ツールにより形成される円筒形状の通路内での該導管のスライド運動を可能にするよう構成された、該導管の外壁の直径と、
該導管の端部が比較的水平になることを可能にすると共に該導管が経皮進入角度をなすように所定角度に形成された、該導管の前記末端と、
血管の表面を探し出して該血管上に該導管の端部を位置決めするための該導管の先端の切り欠きを含む、該導管の前記末端と、
該導管の向きの視覚及び触感による決定のために該導管の基端に配置された指示と
を含む導管。
20.前記円筒壁の内面に形成された針ガイド溝と、
対応するリブを有する針ガイドと協働して該針ガイドを該導管内に位置決めするよう構成された前記針ガイド溝と
を含む、前項19に記載の装置。
21.前記針ガイド溝の他方の側部に形成され、前記導管を軸方向の開口を有する円筒内に位置決めする、リブを含む、前項19に記載の装置。
22.経皮進入口内に配置された際に前記導管の向きの視覚及び触感による決定を行うために該導管の前記基端に配置された指示を含む、前項20に記載の装置。
23.血管上への前記導管の位置決めを容易にするよう構成された該導管の前記末端における切り欠き部分を含む、前項22に記載の装置。
24.血管への経皮進入を行う際に導管と共に使用される閉鎖手段であって、
細長い中間セクションと、
該中間セクションの端部の各々に形成された端部セクションとを含み、
該2つの端部セクションが、互いに異なる長さを有しており、
該2つの端部セクションが、周囲の異なる導管又は鞘と係合するよう構成された異なる直径を有しており、
該閉鎖手段の該端部セクションの各々が、前記導管の内壁と摩擦を伴ってスライドする関係で該導管内に係合するよう構成されており、
該閉鎖手段の該端部セクションの少なくとも1つが、円筒形状を有しており、
該閉鎖手段の該端部セクションの各々に端部表面が形成され、
該端部表面の少なくとも1つが、長円形状を有しており、及び経皮進入角度と相補的な角度で配置され、
該端部表面の少なくとも1つが、前記長円形状の長手軸に沿って湾曲して形成され、該閉鎖手段の該湾曲した端部表面の、血管の湾曲した表面上への載置を容易にし、
前記端部セクションの少なくとも1つが、該閉鎖手段をそれと協働する導管又は鞘に位置合わせするよう構成された位置決めリブを有しており、
前記閉鎖手段の少なくとも1つの端部セクションが、周囲の導管又は鞘と協働して該閉鎖手段とその周囲の導管又は鞘との間の摩擦を高めるよう構成された該端部セクションから弾性的に突出する弾性部材を有しており、
導管又は鞘からの前記閉鎖手段の除去を容易にする部分的なショルダを該閉鎖手段の少なくとも1つの端部セクションに含み、
前記導管の除去を補助するために該導管の軸方向の端部へのアクセスを可能にする平坦なセクションを、前記中間セクションの少なくとも1つの端部における前記部分的なショルダから変位した位置に含む、
閉鎖手段。
25.血管への経皮進入を行う際に導管と共に使用される閉鎖手段であって、
細長い中間セクションと、
該中間セクションの前記端部の少なくとも1つに形成された端部セクションとを含み、
該閉鎖手段の該端部セクションの少なくとも1つが、円筒形状を有しており、
該閉鎖手段の該端部セクションの各々の端部の少なくとも1つに端部表面が形成され、
該端部表面の少なくとも1つが、長円形状を有しており、及び経皮進入角度と相補的な角度で配置され、
該端部表面の少なくとも1つが、前記長円形状の長手軸に沿って湾曲して形成され、血管の湾曲した表面上に対する該閉鎖手段の該湾曲した端部表面の載置を容易にするよう構成されている、
閉鎖手段。
26.前記中間セクションの端部の各々に形成された端部セクションを含み、
該2つの端部セクションが、周囲の異なる導管又は鞘と係合するよう構成された互いに異なる直径を有しており、
該閉鎖手段の該端部セクションの各々が、前記導管又は鞘の内壁と摩擦を伴ってスライドする関係で該導管内に係合するよう構成されている、
前項25に記載の装置。
27.前記端部セクションの少なくとも1つが、該閉鎖手段をそれと協働する導管又は鞘に位置合わせするよう構成された位置決めリブを有している、前項25に記載の装置。
28.前記閉鎖手段の少なくとも1つの端部セクションが、周囲の導管又は鞘と協働して該閉鎖手段とその周囲の導管又は鞘との間の摩擦を高めるよう構成された該端部セクションから弾性的に突出する弾性部材を有している、前項25に記載の装置。
29.導管又は鞘からの前記閉鎖手段の除去を容易にする部分的なショルダを該閉鎖手段の少なくとも1つの端部セクションに含む、前項25に記載の装置。
30.前記導管の除去を補助するために該導管の軸方向の端部へのアクセスを可能にする平坦なセクションを、少なくとも1つの中間セクション上の前記部分的なショルダから変位した位置に含む、前項25に記載の装置。
31.血管への経皮進入を行う際に使用するよう構成された針案内手段であって、
末端及び基端を有する中央セクションで結合された2つのウィングと、
前記導管の長さよりも長く、該導管内で該針案内手段と協働するよう構成された、前記ウィングの長さと、
血管上に位置して該血管を捕捉するよう構成された別々のポイントを形成するための形状を有する該針案内手段の前記末端における前記ウィングの端部と、
前記ウィングの一方に結合されて、該針案内手段の長手軸から離れる方向に延びる、該針案内手段の基端におけるハンドルと、
ユーザによる把持を容易にする該ハンドルに形成されたビーズ状の面と、
前記中央セクションの長さにわたって延びて針案内手段として作用する溝と、
導管内に形成された溝中に針を位置決めし、及び前記針案内手段を導管と位置決めするための、前記溝の反対側に形成されたリブと、
前記針案内手段をそれと協働する鞘又は導管に対して位置決めするために前記針案内手段上に形成された停止部と、
前記針案内手段を形成する光透過性材料と、
前記針案内手段に光を伝達して該針案内手段と該針案内手段の端部における領域との照明を行うために前記針案内手段の前記ハンドル上に設けられた光源接続手段と、
経皮進入角度とほぼ相補的な角度で載置される前記ウィングの前記末端と
を含む、針案内手段。
32.血管への経皮進入を行う際に使用するよう構成された針案内手段であって、
末端及び基端を有する中央セクションで結合された2つのウィングと、
前記導管の長さよりも長く、該導管内で該針案内手段と協働するよう構成された、前記ウィングの長さと、
血管上に位置して該血管を捕捉するよう構成された別々のポイントを形成するための形状を有する該針案内手段の前記末端における前記ウィングの端部と、
前記中央セクションの長さにわたって延びて針案内手段として作用する溝と、
経皮進入角度とほぼ相補的な角度で載置される前記ウィングの前記末端と
を含む、針案内手段。
33.前記導管の長さよりも長く、該導管内で該針案内手段と協働するよう構成された、前記ウィングの長さを含む、前項32に記載の装置。
34.前記ウィングの一方に結合されて、該針案内手段の長手軸から離れる方向に延びる、該針案内手段の基端におけるハンドルを含む、前項32に記載の装置。
35.導管内に形成された溝中に針を位置決めし、及び前記針案内手段を導管と位置決めするための、前記溝の反対側に形成されたリブを含む、前項32に記載の装置。
36.前記針案内手段をそれと協働する鞘又は導管に対して位置決めする、前記針案内手段上に形成された停止部を含む、前項32に記載の装置。
37.前記針案内手段を構成する光透過性材料と、
前記針案内手段に光を伝達して該針案内手段と該針案内手段の端部における領域との照明を行うために前記針案内手段の前記ハンドル上に設けられた光源接続手段と
を含む、前項32に記載の装置。
38.血液系に対する経皮進入を行うための方法であって、
皮膚に切り口を形成し、
該皮膚の切り口に切開ツールを挿入し、
穿刺すべき血管の存在が確認されるまで該切開ツールの切開用フィンガを広げることにより組織を切開し、
導管及び閉鎖手段を、前記切開用フィンガ間に形成される円筒形状の通路を介して血管の上部に位置して該血管を捕捉するよう挿入し、
該閉鎖手段を該導管から分離させ、
該閉鎖手段を該導管外へスライドさせ、
該導管内に針を挿入して血管と接触させ、
該針を用いて該血管を穿刺する、
という各ステップを有する、血液系に対する経皮進入を行うための方法。
39.前記導管内に針案内手段を挿入して前記針の案内を行うステップを有する、前項38に記載の方法。
40.前記針案内手段に光源を付加して該針案内手段の端部の照明を行うステップを有する、前項39に記載の方法。
41.前記穿刺された血管内にガイドワイヤを挿入し、
前記針を除去する、
という各ステップを有する、前項40に記載の方法。
42.血液系に対する経皮進入を行うための方法であって、
皮膚に切り口を形成し、
該皮膚の切り口に切開ツールを挿入し、
該切開ツールの切開用フィンガが協働することにより形成される円筒形状の通路を介して切開すべき組織を目視し、
穿刺すべき血管の視覚化が達成されるまで前記切開用フィンガを広げることにより組織を切開する、
という各ステップを有する、血液系に対する経皮進入を行うための方法。
43.穿刺すべき血管の視覚化が達成されるまで前記切開用フィンガを広げることにより組織を切開する前記ステップが、直接的な視覚化により行われる、前項42に記載の方法。
44.穿刺すべき血管の視覚化が達成されるまで前記切開用フィンガを広げることにより組織を切開する前記ステップが、間接的な視覚化すなわち触診により行われる、前項43に記載の方法。
45.血管を針で穿刺するステップを有する、前項44に記載の方法。
46.血液系に対する経皮進入を行うための方法であって、
皮膚に切り口を形成し、
該皮膚の切り口に切開ツールを挿入し、
該切開ツールの切開用フィンガが協働することにより形成される円筒形状の通路を介して切開すべき組織を目視し、
穿刺すべき血管の視覚化が達成されるまで前記切開用フィンガを広げることにより組織を切開し、
閉鎖手段上に取り付けられた導管を前記円筒形状の通路内に挿入し、
該導管及び閉鎖手段の端部を血管上に載置することにより該導管及び閉鎖手段を用いて血管を捕捉し、
前記導管を皮膚に固定し、
前記切開ツールを前記導管から分離させ、
該切開ツールを前記導管の上方にスライドさせ、
前記閉鎖手段を前記導管外へスライドさせると共に前記切開ツールの前記切開用フィンガを広げて該切開ツールを該閉鎖手段から除去し、
前記導管内にプローブを挿入して血管の場所を確認し、
該血管を照明し、
針を前記円筒形状の通路を介して前記血管の中央ポイントへと移動させ、
該針を針案内手段の案内経路に沿って移動させ、
該針を用いて該血管を穿刺する、
という各ステップを有する、血液系に対する経皮進入を行うための方法。
47.前記血管を照明する前記ステップが、前記切開用フィンガを広げることにより形成される視界経路を介して下方に光を照らすステップを含む、前項46に記載の方法。
48.前記血管を照明する前記ステップが、前記導管に光源を取り付けるステップを含む、前項46に記載の方法。
49.前記血管を照明する前記ステップが、針ガイドに光源を取り付けるステップを含む、前項46に記載の方法。
50.案内経路に沿って前記針を移動させる前記ステップが、前記導管内に形成された案内経路に沿って前記針を移動させるステップを含む、前項46に記載の方法。
51.案内経路に沿って前記針を移動させる前記ステップが、前記導管内に針案内手段を配置し、次いで該針案内手段における案内経路に沿って前記針を移動させる、という各ステップを含む、前項46に記載の方法。
52.穿刺された血管内にガイドワイヤを挿入し、
該穿刺された血管から前記針を除去する、
という各ステップを含む、前項46に記載の方法。
53.身体内の可視要素に対する経皮進入を行うための方法であって、
皮膚に切り口を形成し、
該皮膚の切り口に切開ツールを挿入し、
身体内の到達すべき要素の存在を確認するまで前記切開ツールの前記切開用フィンガを広げることにより組織を切開し、
前記切開ツールの前記切開用フィンガを介して導管を挿入し、
前記切り口から前記切開ツールを引き出して前記導管を適所に残す、
という各ステップを有する、身体内の要素に対する経皮進入を行うための方法。
54.身体内の可視要素に対する経皮進入を行うための方法であって、
皮膚に切り口を形成し、
該皮膚の切り口に切開ツールを挿入し、
該切開ツールの切開用フィンガが協働することにより形成される円筒形状の通路を介して切開すべき組織を目視し、
該身体の要素の視覚化が達成されるまで前記切開用フィンガを広げることにより組織を切開し、
前記切開ツールの前記目視を行う通路を介して到達すべき領域内へ導管を挿入する、
という各ステップを有する、身体内の要素に対する経皮進入を行うための方法。
55.手持ち式の器具であって、
第1の平面内に配置された2つのアームであって、その各々が近端部(near end)及び遠端部(far end)を有している、2つのアームと、
該アームの一方の端部の前記近端部に設けられたサムグリップと、
該アームの他方の前記近端部に設けられた少なくとも1本の指のためのグリップと、
該アームを結合し、前記少なくとも1本の指のためのグリップと前記サムグリップとが互いに向かって移動した際に該2つのアームの遠端部が広がることを可能にする、回動手段と、
前記アームの一方に配設された別の指のための指受容手段であって、親指と、その他の指と、少なくとも1本の指のための前記グリップ内の指とが協働して、該アームの動きを含めた器具の使用時に該器具を安定化させることを可能にする、指受容手段と
を備えている、手持ち式の器具。
56.別の指のための前記指受容手段が、人差し指の端部のためのウェルからなる、前項55に記載の装置。
57.人差し指のための前記ウェルが、前記アームの近端部と前記回動手段との間で該アームに配置されている、前項56に記載の装置。
58.前記サムグリップ及び少なくとも1本の指のための前記グリップが、前記アームの遠端部が閉じた位置に配置された際に前記指受容手段から変位する、前項57に記載の装置。
59.該手持ち式の器具の使用時におけるその人間工学的な快適性を向上させるように、前記アームの前記遠端部が閉じた際に前記フィンガグリップ及び前記サムグリップが隔置された関係となる、前項58に記載の装置。
60.前記アームの前記近端部におけるサムグリップ、及び他方の組をなす前記アームの前記近端部における少なくとも1本の指のためのグリップが、前記アームの近端部により形成される角度を二等分するラインからの前記回動手段の明瞭な視界が可能となるように前記2つのアームの少なくとも一方を曲げることが可能となるように位置決めされている、前項56に記載の方法。
61.血管に対する経皮進入を行うための装置であって、
切開手段、導管、及び閉鎖手段を備えており、
前記切開手段が、
2つのアームと、
一対の切開用フィンガと、
前記アームを結合して前記切開用フィンガを広げることを可能にする回動手段と、
前記切開用フィンガを広げた際に互いに協働して円筒形状の通路を形成する該切開用フィンガ上のテーパ付けされた通路とを含み、
前記導管が、
末端及び基端を有する円筒形状の管と、
前記切開用フィンガの前記テーパ付けされた通路により形成される前記円筒形状の通路と協働して、該切開用フィンガにより形成される該円筒形状の通路内での該導管のスライド運動を可能にするよう構成された、該導管の外壁の直径とを含み、
前記閉鎖手段が、
細長い中間セクションと、
該中間セクションの端部の少なくとも一方に形成された端部セクションと、
前記導管の内壁に対して摩擦を伴ってスライドする関係で該導管内に係合するよう構成された該閉鎖手段の端部セクションと、
該閉鎖手段の各端部セクションの端部に形成された端部表面と、
前記導管内に係合するよう構成されたスポンジと、
前記導管の長さよりも長く延びると共に該導管内に係合する大きさを有するスポンジ押圧手段とを含む、
血管に対する経皮進入を行うための装置。
62.前記スポンジが、円形または長円形の形状を有する、前項61に記載の装置。
63.前記スポンジが、生体再吸収可能な材料から形成される、前項61に記載の装置。
64.前記スポンジが、不織材料から形成される、前項61に記載の装置。
65.前記スポンジをその適用部位からリモートで除去するための回収手段を該スポンジが有している、前項61に記載の装置。
66.前記スポンジに結合されると共に前記導管の長さを超えて延びる縫合糸を含む回収手段を備えている、前項61に記載の装置。
67.血液系に対する経皮進入を行うための方法であって、
皮膚に切り口を形成し、
該皮膚の切り口に切開ツールを挿入し、
穿刺すべき血管の存在が確認されるまで該切開ツールの切開用フィンガを広げることにより組織を切開し、
導管及び閉鎖手段を、前記切開用フィンガ間に形成される円筒形状の通路を介して血管の上部に位置して該血管を捕捉するよう挿入し、
該閉鎖手段を該導管から分離させ、
該導管内に針を挿入して血管と接触させ、
該針を用いて該血管を穿刺し、
該穿刺された血管から前記針を除去し、
前記導管内にスポンジを配置し、
該導管を介して該スポンジに圧力を加えて、止血が達成されるまで出血を制限する、
という各ステップを有する、血液系に対する経皮進入を行うための方法。
68.前記スポンジをスポンジ押圧手段により穿刺部位に移動させるステップを含む、前項67に記載の方法。
69.前記導管を通って延びるスポンジ回収手段により穿刺部位から前記スポンジを回収するステップを含む、前項67に記載の方法。
70.前記スポンジを穿刺部位へ移動して該スポンジに圧力を加える前記ステップが、前記閉鎖手段により行われる、前項67に記載の方法。
71.血管の経皮穿刺による出血を制限するための装置であって、
導管、スポンジ、及びスポンジ押圧手段を含み、
該導管が、
円筒形状の管と、
該導管が経皮進入角度をなす際に該導管の端部が比較的水平に位置することを可能にする所定の角度をつけて形成された該導管の端部とを含み、
前記スポンジ押圧手段が、前記円筒形状の管の壁内に係合する大きさを有すると共に、血管の経皮進入部位に対して該スポンジ押圧手段が前記スポンジを前記導管の末端へと押圧することを可能にする該導管から延びる長さを有しており、
該スポンジ押圧手段が、経皮穿刺部位からの出血を制限するよう前記スポンジに圧力を加えるだけの十分に強力なものである、
血管の経皮穿刺による出血を制限するための装置。
72.前記導管の末端が、穿刺すべき血管と平行に位置する長円の長手軸における長円形状を有しており、
血管の湾曲した表面上への載置が容易となるように、前記長円の前記長手軸と直交する湾曲が前記末端に形成される、
前項71に記載の装置。
73.血管の表面を探し出すと共に前記導管の端部を該血管上に位置決めするための該導管の先端に位置する切り欠きを該導管の末端が有している、前項71に記載の装置。
74.前記導管の向きの視覚及び触感による決定を行うための指示が該導管の基端に配置されている、前項71に記載の装置。
75.前記スポンジに結合されると共に該スポンジを前記導管を介して除去する回収手段を含む、前項71に記載の装置。
76.前記スポンジに結合された前記回収手段が、前記導管の長さにわたって該導管から延びる縫合糸からなる、前項75に記載の装置。
77.前記スポンジが生体再吸収可能な材料からなる、前項75に記載の装置。
78.前記スポンジが不織材料からなる、前項77に記載の装置。
79.前記スポンジ押圧手段が閉鎖手段からなる、前項75に記載の装置。
80.血管の経皮穿刺による出血を制限するための方法であって、
経皮穿刺のために皮膚の切り口内に導管を配置し、
該導管の末端を血管の穿刺部位上に位置決めし、
該導管の末端により前記穿刺部位の周囲で血管の表面を接触させ、
穿刺部位で血管と接触した状態で前記末端における前記導管の内部にスポンジを位置決めし、
穿刺部位に対して前記スポンジを押圧して該穿刺部位からの出血を止め、
止血が達成されるまで前記導管内の前記スポンジ上の圧力を維持する、
という各ステップを含む、血管の経皮穿刺による出血を制限するための方法。
81.前記穿刺部位から前記スポンジを除去するステップを含む、前項80に記載の方法。
82.前記スポンジを除去する前記ステップが、該スポンジを収容している前記導管を穿刺部位から除去するステップを含む、前項81に記載の方法。
83.前記スポンジを除去する前記ステップが、該スポンジに取り付けられて前記導管の基端から延びる紐を引っ張るステップを含む、前項81に記載の方法。
84.前記スポンジを前記導管内の末端に位置決めする前記ステップが、該スポンジをスポンジ押圧手段により該導管の末端へと下方に押圧するステップを含む、前項80に記載の方法。
85.穿刺部位に対して前記スポンジを押圧する前記ステップが、前記導管内にあり血管上の穿刺部位と接触している前記スポンジに対して前記スポンジ押圧手段を押圧するステップを含む、前項80に記載の方法。
110,120 アーム
130,132 フィンガ
134,136 端部
138,140 先端
142,144 底部
152,154 テーパ付けされた円筒形状の通路
160 深さマーク
172 フィンガグリップ
182 サムグリップ
190 空間
192 人差し指安定化手段
193 人差し指ウェル
194 休止位置
196 前壁
200 バネ機構
204,206 凹状チャネル
210 ロックバー
211,213 穿孔
Claims (63)
- 第1及び第2のアームであって、その近傍に延びる第1及び第2のハンドルを有する、第1及び第2のアームと、該第1及び第2のアームを結合し、及び前記ハンドルの移動時に前記第1及び第2のアームが互いに相対的に移動することを可能にする、蝶番と、前記第1及び第2のアームの遠端部から遠位へと延びる第1及び第2のフィンガと、該フィンガの各々の表面であって、該フィンガが互いに当接する際に他方のフィンガの表面に対向して該表面と接触する、第1及び第2のフィンガの各表面と、該フィンガの長さに沿って延びる、該フィンガの各々の対向する前記表面における円形の溝とを備えた拡張器具であって、前記溝の各々が、一定の曲率半径を有し、及びその長さに沿って遠位へと小さくなる深さ及び円弧長を有しており、該拡張器具が、前記対向する表面が接触している当接位置から、前記フィンガが互いに離れるよう角度をなす拡張位置であって前記溝が協働して管状の構造体を受容するよう構成された円筒形状の通路を部分的に画定する拡張位置へと、前記フィンガを移動させることができるよう構成されている、拡張器具。
- 前記円筒形状の通路が、直円柱形状を有している、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記円筒形状の通路が、テーパ付けされた円筒形状の通路である、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記円形の溝がその長さ全体に沿って直線的な壁を有するように、前記円弧長が前記フィンガの長さに沿って遠位へと一定の割合で小さくなっている、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記フィンガの各々が、その遠端に向かって長手方向でテーパ付けされている、請求項4に記載の拡張器具。
- 前記フィンガの少なくとも一方が、該フィンガの遠端からの距離の指示子を備えた外側表面を有している、請求項4に記載の拡張器具。
- 前記フィンガが前記当接位置にある際に、該フィンガの遠端が協働して軸方向に閉鎖した遠端部を画定する、請求項4に記載の拡張器具。
- 前記フィンガの各々が、その遠端部に向かって長手方向でテーパ付けされている、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記円形の溝の各々が、その長さに沿って遠端へと一定の割合で小さくなる平均円弧長を有する、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記第1及び第2のアームを結合する前記蝶番が、該アームの遠端部に実質的に隣接して配設され、該第1及び第2のアームが第1の平面内に配置され、前記第1及び第2のフィンガが、前記第1の平面から一定の角度をなす第2の平面内に配置されると共に、前記蝶番に実質的に隣接する前記第1及び第2のアームの遠端部から遠位へと延びている、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記フィンガが互いに離れるよう角度をなしている際に前記円形の溝が円筒形状の管状の構造体を受容してしっかりと保持することが可能となるように該円形の溝が前記フィンガの長さの相当な部分に沿って延びている、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記フィンガが前記当接位置にある際に該フィンガの遠端部が協働して軸方向に閉鎖した遠端部を画定する、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記軸方向に閉鎖した遠端部が平滑断端である、請求項12に記載の拡張器具。
- 前記円形の溝が、前記フィンガの前記遠端部へと延びていない、請求項1に記載の拡張器具。
- 前記第1及び第2のハンドルが、第1の平面内に配置され、前記第1及び第2のフィンガが、該第1の平面から20〜80°の角度をなす第2の平面内に配置されている、請求項1に記載の拡張器具。
- 第1の平面内に配置された第1及び第2のアームであって、その近傍に延びる第1及び第2のハンドルを有する、第1及び第2のアームと、該第1及び第2のアームを結合し、該第1及び第2のアームの遠端部に実質的に隣接して配置され、及び前記ハンドルの移動時に前記第1及び第2のアームが互いに相対的に移動することを可能にする、蝶番と、前記第1の平面から一定の角度をなす第2の平面内に配置され、及び前記第1及び第2のアームの遠端部から遠位へと延びる、第1及び第2のフィンガと、該フィンガの各々の表面であって、該フィンガが互いに当接する際に他方のフィンガの表面に対向して該表面と接触する、第1及び第2のフィンガの各表面と、該フィンガの長さの相当な部分に沿って延びる、該フィンガの各々の対向する前記表面における円形の溝とを備えた拡張器具であって、前記溝の各々が、一定の曲率半径を有し、及びその長さに沿って遠位へと一定の割合で小さくなる深さ及び円弧長を有しており、該拡張器具が、前記対向する表面が接触している当接位置から、前記フィンガが互いに離れるよう角度をなす拡張位置であって、前記溝が協働して、前記円形の溝の長さに沿って前記フィンガ間に円筒形状の管状の構造体を受容し保持するよう構成された円筒形状の通路を部分的に画定する、拡張位置へと、前記フィンガを移動させることができるよう構成されている、拡張器具。
- 前記円筒形状の通路が、前記円形の溝の長さの相当な部分に沿って前記フィンガ間に管状の構造体を受容し保持する、請求項16に記載の拡張器具。
- 該拡張器具が、人体の解剖用器具である、請求項16に記載の拡張器具。
- 前記フィンガが前記当接位置にある際に、該フィンガの遠端部が協働して、軸方向に閉鎖した遠端部を画定する、請求項16に記載の拡張器具。
- 前記第2の平面が、前記第1の平面から20〜80°の角度をなしている、請求項16に記載の拡張器具。
- 前記円形の溝が、該円形の溝の長さ全体に沿って直線的な壁を有している、請求項16に記載の拡張器具。
- 前記第1のハンドルがフィンガグリップループからなり、前記第2のハンドルがサムグリップループからなり、前記第2の平面が前記第1の平面から20〜80°の角度をなし、前記第1のフィンガ及び前記第2のフィンガの各々がその遠端部に向かって長手方向でテーパ付けされており、前記第1及び第2のアームが、前記ハンドルと前記フィンガとの間に配設された前記蝶番によって移動可能な状態で結合されている、請求項16に記載の拡張器具。
- 第1の平面内に配置された第1及び第2のアームであって、該アームからその近傍に延びる第1及び第2のハンドルを有する、第1及び第2のアームと、該第1及び第2のアームを結合する蝶番であって、該アームの遠端部に実質的に隣接して配設されて、前記ハンドルの移動時に該アームが互いに相対的に移動することを可能にする、蝶番と、前記第1の平面から20〜80°の角度をなす第2の平面内に配置された第1及び第2の拡張フィンガであって、前記蝶番に実質的に隣接する前記第1及び第2のアームの遠端部から遠端部へと遠位に延びる、第1及び第2の拡張フィンガと、該拡張フィンガの各々の表面であって、該フィンガが互いに当接する際に他方の拡張フィンガの表面と対向して接触する、該拡張フィンガの各々の表面と、該フィンガの長さの相当な部分に沿って延びる、該フィンガの各々の前記対向する表面における円形の溝とを備えた拡張器具であって、前記円形の溝の各々が、一定の曲率半径と、その長さに沿って遠位へと一定の割合で小さくなる深さ及び円弧長とを有しており、該拡張器具が、前記対向する表面が接触している当接位置から、前記フィンガが互いに離れるよう角度をなす拡張位置であって、前記円形の溝が協働して、前記円形の溝の長さの相当な部分に沿って前記拡張フィンガ間に円筒形状の管状の構造体を受容してしっかりと保持するよう構成された円筒形状の通路を部分的に画定する拡張位置へと、前記拡張フィンガを移動させることができるよう構成されている、拡張器具。
- 第1の平面内に配置された第1及び第2のアームと、該第1のアームの近端におけるフィンガグリップループと、該第2のアームの近端におけるサムグリップループと、前記第1の平面から20〜80°の角度をなす第2の平面内に配置された一対の解剖用フィンガであって、該第1及び第2のアームの遠端部から遠位へとそれぞれ延び、該第1及び第2のアームから離れた遠端部をそれぞれ有する、解剖用フィンガとを備えた、解剖用器具であって、前記フィンガグリップループ及び前記サムグリップループが互いに相対的に移動した際に前記解剖用フィンガが互いに相対的に移動することが可能となるように前記第1及び第2のアームが移動可能な状態で結合されており、前記解剖用フィンガの遠端部の各々が、前記第1の平面と実質的に平行な平面内に配置された底部表面を有している、解剖用器具。
- 前記一対の解剖用フィンガの遠端部が、先端の尖った遠端部を共に画定する、請求項24に記載の解剖用器具。
- 前記一対の解剖用フィンガの遠端部が、軸方向に閉鎖した遠端部を共に画定する、請求項24に記載の解剖用器具。
- 前記軸方向に閉鎖した遠端部が平滑断端である、請求項26に記載の解剖用器具。
- 第1の平面内にそれぞれ配置された第1のアーム及び第2のアームと、該第1のアームの近端部からその近傍に延びる第1のハンドルと、前記第2のアームの近端部からその近傍に延びる第2のハンドルと、前記第1の平面から20〜80°の角度をなす第2の平面内にそれぞれ配置された第1の器具フィンガ及び第2の器具フィンガとを備えた拡張器具であって、前記第1の器具フィンガが、前記第1のアームの遠端部から遠位へと延び、及び該第1のアームから離れた第1の遠端部を有しており、前記第2の器具フィンガが、前記第2のアームの遠端部から遠位へと延び、及び該第2のアームから離れた第2の遠端部を有しており、該第1及び第2のアームが、前記第1のハンドル及び前記第2のハンドルが互いに相対的に移動した際に前記器具フィンガが互いに相対的に移動することが可能となるように移動可能な状態で結合されており、該器具フィンガのそれぞれの遠端部の各々が、前記第1の平面と実質的に平行な平面内に配置された底部表面を有している、拡張器具。
- 該拡張器具が、人体の解剖用器具である、請求項28に記載の拡張器具。
- 前記器具フィンガの遠端部が、軸方向に閉鎖した遠端部を共に画定する、請求項28に記載の拡張器具。
- 前記第1及び第2のアームが、前記一対のハンドルと前記一対の器具フィンガとの間に配設された回動軸によって移動可能な状態で結合されている、請求項28に記載の拡張器具。
- 前記第1のハンドルがフィンガグリップループからなり、前記第2のハンドルがサムグリップループからなり、前記第1及び第2のアームが、前記一対のハンドルと前記一対の器具フィンガとの間に配設された回動軸によって移動可能な状態で結合されており、前記器具フィンガの遠端部が、軸方向に閉鎖した遠端部を共に画定する、請求項28に記載の拡張器具。
- 人体内の血管その他の目標となる臓器にアクセスするための装置で使用するためのアクセス導管であって、細長い中空の管状の構造体を備えており、該中空の管状の構造体が、近端部と、遠端部に角度がついた開口を形成するよう該管状の構造体の長手軸に対して20〜80°の角度をなす該遠端部とを有し、及び内側表面に沿って長手方向の溝を有しており、該溝が、前記中空の管状の構造体の長手軸と平行であり、及び前記角度がついた開口へと延びている、アクセス導管。
- 前記中空の管状の構造体が、前記角度がついた開口の近端部から前記中空の管状の構造体の近端部へと長手方向に延びる下側表面を有しており、該下側表面に沿って前記溝が延びている、請求項33に記載のアクセス導管。
- 前記溝が、前記中空の管状の構造体の前記角度がついた開口の近端部で終端している、請求項33に記載のアクセス導管。
- 前記遠端部が、血管その他の目標となる臓器の表面に係合するよう構成された輪郭を有している、請求項33に記載のアクセス導管。
- 前記輪郭が、血管その他の目標となる臓器の外側表面と一致する、請求項36に記載のアクセス導管。
- 前記遠端部が、該アクセス導管がその意図する進入角度よりも大きい角度へと上昇された場合に血管その他の目標となる臓器の表面と一致して該血管又は臓器と係合し続けるようにえぐられた遠位端を備えている、請求項36に記載のアクセス導管。
- 前記長手方向の溝が、曲線をなす弧形状の断面を有している、請求項33に記載のアクセス導管。
- 前記長手方向の溝が、針と適合する大きさを有している、請求項33に記載のアクセス導管。
- 前記近端部が、光ファイバによる光源を取り付けるための接合部を有している、請求項33に記載のアクセス導管。
- 人体内の血管その他の目標となる臓器への経皮的なアクセスのための装置及び方法で使用するためのアクセス導管であって、細長い中空の管状の構造体を備えており、該中空の管状の構造体が、近端部と、遠端部に角度がついた開口を形成するよう該中空の管状の構造体の長手軸に対して20〜80°の角度をなす該遠端部とを有し、及び内側表面に沿って長手方向の溝を有しており、該長手方向の溝が、前記中空の管状の構造体の長手軸と平行であり、及び前記角度がついた開口の近端部へと延びており、前記遠端部が、血管その他の目標となる臓器の表面に係合するよう構成された輪郭を有している、アクセス導管。
- 前記輪郭が、血管その他の臓器の外側表面と一致する、請求項42に記載のアクセス導管。
- 前記遠端部が、該アクセス導管がその意図する進入角度よりも大きい角度へと上昇された場合に血管その他の目標となる臓器の表面と一致して該血管又は臓器と係合し続けるようにえぐられた遠位端を備えている、請求項42に記載のアクセス導管。
- 前記長手方向の溝が、針と適合する大きさを有している、請求項42に記載のアクセス導管。
- 前記近端部が、光ファイバによる光源を取り付けるための接合部を有している、請求項42に記載のアクセス導管。
- 人体内の血管その他の目標となる臓器への経皮的なアクセスのためのキットであって、
第1の平面内に配置された第1の器具アーム及び第2の器具アームと、該第1の器具アームの近端部におけるフィンガグリップループと、前記第2の器具アームの近端部におけるサムグリップループと、前記第1及び第2の器具アームの遠端部から遠位へとそれぞれ延びる第1及び第2の器具フィンガとを備えた拡張器具であって、前記フィンガグリップループ及び前記サムグリップループが互いに相対的に移動した際に前記第1及び第2の器具フィンガが互いに相対的に移動することが可能となるように前記第1及び第2の器具アームが移動可能な状態で結合されている、拡張器具と、
細長い中空の管状の構造体であって、近端部と、遠端部に角度がついた開口を形成するよう該管状の構造体の長手軸に対して20〜80°の角度をなす該遠端部と有し、及び内側表面に沿って長手方向の溝を有しており、該長手方向の溝が、前記中空の管状の構造体の長手軸と平行であり、及び前記角度がついた開口へと延びている、細長い中空の管状の構造体と
を備えている、人体内の血管その他の目標となる臓器への経皮的なアクセスのためのキット。 - 前記第1及び第2の器具フィンガが、前記第1の平面の下方へ20〜80°の第1の角度をなす第2の平面内に配置され、前記アクセス導管が、該第2の平面の前記角度と実質的に同一の角度をなす角度がついた開口を有している、請求項47に記載のキット。
- 前記器具フィンガの少なくとも一方が、該器具フィンガの遠端部からの距離の指示子を備えた外側表面を有しており、前記アクセス導管の遠位端から近端部まで測定した全長が、前記指示子に対応する距離よりも大きい、請求項47に記載のキット。
- 血管その他の目標となる臓器へと運ばれるべき細長い物体を更に含む、請求項47に記載のキット。
- 前記細長い物体が、血管その他の臓器を穿刺するための針であり、該針が、前記長手方向の溝内に適合し及び該溝に沿って進行される大きさを有している、請求項50に記載のキット。
- 前記細長い物体が、血管その他の目標となる臓器を照明するための光プローブであり、該光プローブが、前記長手方向の溝内に適合し及び該溝に沿って進行される大きさを有している、請求項50に記載のキット。
- 人体内の血管その他の目標となる臓器へ細長い器具を案内するためのキットであって、
細長い中空の管状の構造体を備えたアクセス導管であって、該中空の管状の構造体が、近端部と、遠端部に角度がついた開口を形成するよう該中空の管状の構造体の長手軸に対して20〜80°の角度をなす該遠端部とを有し、及び内側表面に沿って長手方向の溝を有しており、該長手方向の溝が、前記中空の管状の構造体の長手軸と平行であり、及び前記角度がついた開口へと延びている、アクセス導管と、
近端部及び遠端部を有する細長い器具であって、該遠端部が、前記アクセス導管の前記長手方向の溝内に適合する大きさを有する遠位端を有しており、該長手方向の溝が、前記細長い器具の前記遠位端を血管又は目標となる臓器へと案内することができるものである、細長い器具と
を備えている、人体内の血管その他の目標となる臓器へ細長い器具を案内するためのキット。 - 前記細長い器具が針である、請求項53に記載のキット。
- 前記細長い器具が光プローブである、請求項53に記載のキット。
- 人体内の血管その他の目標となる臓器に対する経皮的なアクセス及びその穿刺のためのキットであって、
第1の平面内に配置された第1の器具アーム及び第2の器具アームと、該第1の器具アームの近端部におけるフィンガグリップループと、前記第2の器具アームの近端部におけるサムグリップループと、前記第1及び第2の器具アームの前記遠端部から遠位へとそれぞれ延びる第1及び第2の器具フィンガとを備えた拡張器具であって、前記フィンガグリップループ及び前記サムグリップループが互いに相対的に移動した際に前記第1及び第2の器具フィンガが互いに相対的に移動することが可能となるように前記第1及び第2の器具アームが移動可能な状態で結合されている、拡張器具と、
細長い中空の管状の構造体を備えたアクセス導管であって、該中空の管状の構造体が、近端部と、遠端部に角度がついた開口を形成するよう該管状の構造体の長手軸に対して20〜80°の角度をなす該遠端部とを有し、及び内側表面に沿って長手方向の溝を有しており、該長手方向の溝が、前記中空の管状の構造体の長手軸と平行であり、及び前記角度がついた開口へと延びている、アクセス導管と
近端部及び遠端部を有する細長い器具であって、該遠端部が、前記アクセス導管の前記長手方向の溝内に適合する大きさを有する遠位端を有しており、該長手方向の溝が、前記細長い器具の前記遠位端を血管又は目標となる臓器へと案内することができるものである、細長い器具と
を備えている、人体内の血管その他の目標となる臓器に対する経皮的なアクセス及びその穿刺のためのキット。 - 前記長手方向の溝が、針に適合する大きさを有している、請求項56に記載のキット。
- 前記近端部が、光ファイバによる光源を取り付けるための接合部を有している、請求項56に記載のキット。
- 前記第1及び第2の器具フィンガが、前記第1の平面の下方に20〜80°の第1の角度をなす第2の平面内に配置されており、前記アクセス導管が、該第2の平面の前記角度と実質的に同一の角度をなす角度がついた開口を有している、請求項56に記載のキット。
- 前記器具フィンガの少なくとも一方が、該器具フィンガの遠端部からの距離の指示子を備えた外側表面を有しており、前記アクセス導管の遠位端からその近端部まで測定した全長が、前記指示子に対応する距離よりも大きい、請求項56に記載のキット。
- 前記細長い器具が針である、請求項56に記載のキット。
- 前記細長い器具が光プローブである、請求項56に記載のキット。
- 人体内へ管状部材を挿入するためのキットであって、
第1及び第2のアームであってその近傍に延びる第1及び第2のハンドルを有する第1及び第2のアームと、該第1及び第2のアームに結合された蝶番であって前記ハンドルの移動時に該アームが互いに相対的に移動することを可能にする蝶番と、前記第1及び第2のアームの遠端部から遠位へと延びる第1及び第2のフィンガと、該フィンガの各々の表面であって該フィンガが互いに当接する際に他方のフィンガの表面と対向して接触する該フィンガの各々の表面と、該フィンガの長さに沿って延びる、該フィンガの各々の前記対向する表面における円形の溝とを備えた拡張器具であって、該円形の溝の各々が、一定の曲率半径と、その長さに沿って遠位へと小さくなる深さ及び円弧長とを有しており、該拡張器具が、前記対向する表面が接触している当接位置から、前記フィンガが互いに離れるよう角度をなす拡張位置であって、前記円形の溝が協働して、管状の構造体を受容するよう構成された円筒形状の通路を部分的に画定する拡張位置へと、前記フィンガを移動させることができるよう構成されている、拡張器具と、
近端部及び遠端部を有する細長い管状の構造体と
を備えており、該管状の構造体の外径が、拡張位置にある際に前記器具フィンガにより形成される前記円筒形状の通路と一致する大きさを有する、
人体内へ管状部材を挿入するためのキット。
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