JPH0332577Y2 - - Google Patents

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JPH0332577Y2
JPH0332577Y2 JP15630684U JP15630684U JPH0332577Y2 JP H0332577 Y2 JPH0332577 Y2 JP H0332577Y2 JP 15630684 U JP15630684 U JP 15630684U JP 15630684 U JP15630684 U JP 15630684U JP H0332577 Y2 JPH0332577 Y2 JP H0332577Y2
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JP
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door body
section
power
output shaft
lifting
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JP15630684U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水路に設置される制水用扉体の携帯式
引き上げ機に係り、動力部の動力により扉体を引
き上げるようにしたものである。
(考案の背景) 河川や農業用水路等の水路には、水位のせき上
げ等のために各種水門が設置される。この種水門
に設けられる制水用扉体としては、昇降式扉体や
回転式扉体等がある。従来かかる制水用扉体の引
き上げは、一般にもつぱら操作ハンドルの人力に
より手動的に操作することにより行われていたた
め多大な労力を要し、また迅速に扉体の引き上げ
作業を行えない等の欠点があつた。
(考案の概要) 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであつ
て、本考案は小型エンジン等の比較的小型の動力
部の動力を利用して、簡単に扉体を引き上げられ
るようにした簡易な携帯式制水用扉体の引き上げ
機を提供することを目的とする。このために本考
案は動力部に回転伝達部を介して減速部を連結
し、該減速部に扉体引き上げ用回転シヤフトに着
脱自在に連結される出力軸を設けるようにしたも
のであり、かくすることにより動力部や減速部を
重量バランスよく配列するとともに、大きな回転
力すなわち扉体の大きな引き上げ力が得られるよ
うにしたものである。さらには上記動力部と減速
部の間、すなわち重量バランスの良好な位置に握
り部を立設し、この握り部に上記動力部のアクセ
ル操作体を設けたものである。このように握り部
を構成することにより、該握り部を保持して上記
アクセル操作体を操作し、動力部を駆動させて手
軽に扉体を引き上げられるようにするとともに、
重量バランスの良好な位置に立設された上記握り
部を保持して簡単に持ち運びできるようにしたも
のである。殊に扉体引き上げ時に、扉体引き上げ
用回転シヤフトから出力軸に作用する反力によつ
て引き上げ機が浮き上るのを防止するために、上
記握り部を保持する手にて握り部を下方へ押えつ
けて、引き上げ機が浮き上るのを防止しながら、
上記アクセル操作体を操作しうるようにしたもの
である。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本考案の実施例の説
明を行う。
第1図は本考案に係る制水用扉体の携帯式引き
上げ機1を示すものであつて、2は動力部として
の小型エンジン、3はそのガソリンタンク、4は
起動用レバー、5は遠心クラツチである。6はエ
ンジン2から前方へまつすぐに突出する長管状の
回転伝達部であつて、その内部には上記遠心クラ
ツチ5に連結された回転軸7が収納されている。
8は回転伝達部6を介してエンジン2に連結され
た減速部であつて、箱型ボツクス9と、該ボツク
ス9内に収納されたウオームギヤ10,11等の
減速用ギヤから成つている。12,13はボツク
ス9の両側に突出する出力軸であつて、その先端
にはそれぞれ連結用ソケツト14,15が取り付
けられている。該ソケツト14,15は、これを
嵌合する回転シヤフト(後述)の大きさに対応し
て、自由に取り換えることができる。16は上記
回転伝達部6に立設された長管状握り部であつ
て、その上部には上記エンジン2の押圧式アクセ
ル操作体17が装着されている。18はその一端
をアクセル操作体17に接続され、その他端をエ
ンジン2内の開閉弁(図示せず)に接続されたコ
ードであり、アクセル操作体17を押圧すると、
エンジン2は駆動し、遠心クラツチ5が入つてそ
の回転は減速部8へ伝達される。本引き上げ機1
の取り扱いや持ち運びの便のために、握り部16
はエンジン2と減速部8の間の略重心点に立設さ
れており、握り部16を中心としてエンジン2側
の重量W1と減速部8側の重量W2は略々等し
い。第2図は本引き上げ機1により回転式扉体1
9を引き上げている様子を示すものであつて、2
0はシーブ、21はドラム、22はプーリ、23
は引き上げ用ワイヤ、24は扉体引き上げ用回転
シヤフトである。なお本実施例は、回転式扉体1
9を引き上げる場合を例にとつて説明するが、本
引き上げ機1は昇降式扉体等の他の形式の扉体の
引き上げ機としても適用できるものである。
本引き上げ機1は上記のような構成より成り、
河床25上に転倒した扉体19を引き上げるにあ
たつては、ソケツト14を回転シヤフト24に嵌
合し、握り部16の上部を手に保持してアクセル
操作体17を押圧する。するとエンジン2は回転
して遠心クラツチ5が入り、減速部8において減
速されて出力軸12はゆつくりと回転を始める。
すると回転シヤフト24は回転して扉体19はゆ
つくりと引き上げられる。本エンジン2は小型で
あるが減速部8において大巾に減速されているの
で、出力軸12の回転力はきわめて大きく、十分
に扉体19を引き上げることができる。ところで
第1図において出力軸12が実線矢印方向に回転
する場合、回転シヤフト24から出力軸12に作
用する反力により、本引き上げ機1は矢印a方向
に回転して浮き上ろうとする。またこれと反対に
出力軸12が破線矢印方向に回転する場合には、
同様にして矢印b方向に回転して浮き上ろうとす
る。しかしかかる浮上運動は、握り部16を保持
する手にて該握り部16を下方に押えつけること
により、これを簡単に阻止することができる。ま
たボツクス9の上面に足を乗せ、これを押えつけ
ることによつても、これを阻止することができ
る。扉体19の引き上げ作業が終了したならば、
ソケツト14を回転シヤフト24から切り離す。
なお本実施例のように減速部8の両側に出力軸1
2,13を設けることにより、回転シヤストの配
設位置や現場の条件等に応じて、ソケツト14,
15のうち何れか使用しやすい方のソケツト14
または15を回転シヤフト24に連結すればよ
い。本引き上げ機1は、握り部16を保持して運
搬されるが、握り部16はエンジン2と減速部8
の間の重量バランスのよい略重心点に立設されて
いるのできわめて持ち運びしやすいものである。
(考案の効果) 以上説明したように本考案に係る制水用扉体の
携帯式引き上げ機1は、動力部2と該動力部2に
回転伝達部6を介して連結された減速部8とを備
え、該減速部8に扉体引き上げ用回転シヤフト2
4に着脱自在に連結される出力軸12を設けると
ともに、上記動力部2と減速部8の間に握り部1
6を立設し、該握り部16に上記動力部2のアク
セル操作体17を配設して成るので、構成がきわ
めて簡単であり、握り部16を保持してアクセル
操作体17を操作することにより、簡単に扉体を
引き上げることができ、またその際出力軸12に
作用する反力により引き上げ機1が不要に浮上す
るのを、握り部16を保持する手にて下方へ押え
つけることにより防止することができる。さらに
は動力部2、回転伝達部6、減速部8、握り部1
6等をこれらの重量バランスを考慮して配列し、
握り部16が略重心点に位置するようにしている
ので、取り扱い性や運搬性もきわめて良好であ
り、手軽に携帯して現場を移動し、所定の扉体引
き上げ作業を能率よく行える等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は引き上げ機の斜視図、第2図は取り扱い中の
側面図である。 1……携帯式引き上げ機、2……動力部、6…
…回転伝達部、8……減速部、12……出力軸、
16……握り部、17……アクセル操作体、24
……扉体引き上げ用回転シヤフト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 動力部と、該動力部に回転伝達部を介して連
    結された減速部とを備え、該減速部に扉体引き
    上げ用回転シヤフトに着脱自在に連結される出
    力軸を設けるとともに、上記動力部と上記減速
    部の間に握り部を立設し、該握り部に上記動力
    部のアクセル操作体を配設したことを特徴とす
    る制水用扉体の携帯式引き上げ機。 (2) 上記出力軸を、上記減速部の両側に設けたこ
    とを特徴とする前記実用新案登録請求の範囲第
    1項に記載の制水用扉体の携帯式引き上げ機。
JP15630684U 1984-10-16 1984-10-16 Expired JPH0332577Y2 (ja)

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JP15630684U JPH0332577Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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JP15630684U JPH0332577Y2 (ja) 1984-10-16 1984-10-16

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Publication Number Publication Date
JPS6171620U JPS6171620U (ja) 1986-05-15
JPH0332577Y2 true JPH0332577Y2 (ja) 1991-07-10

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