JPH0332518A - 放電加工方法 - Google Patents

放電加工方法

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JPH0332518A
JPH0332518A JP16377589A JP16377589A JPH0332518A JP H0332518 A JPH0332518 A JP H0332518A JP 16377589 A JP16377589 A JP 16377589A JP 16377589 A JP16377589 A JP 16377589A JP H0332518 A JPH0332518 A JP H0332518A
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栄一 山田
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、放電加工により加工面を形成する放電加工方
法に関し、特に機械加工等により形成された加工面に対
して面合わせ加工を行なう場合に有用な放電加工方法に
関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来、
切削、研削等の機械加工により予め形成された加工面と
隣り合う平面又は同一面上の面を同一平面上に面合わせ
加工するのに放電加工によって行なう場合、ねらい値に
対して電極製作誤差と放電機械の熱変位等による誤差が
生じるため、機械加工面と放電加工面とに段差が生じた
りして加工面を一致させるのが困難であるという問題点
があった。
これを解消するのに、機械加工面と放電加工面の加工精
度を共に±20μに抑えても上限と下限で合わせて40
μの誤差が生じ、機械加工面と放電加工面とを手作業等
でつなげる作業を必要としていた。
又、放電加工面を機械加工面との段差を測定しながら少
しずつ加工して機械加工面に一致させるようにすると、
測定、再放電、再測定というように作業に手間がかかり
、加工時間の短縮化の支障になるという問題点もあった
本発明は、このような問題点を解消するためになされた
もので、放電加工面による面合わせ加工を確実に行なう
ことができる放電加工方法を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、本発明の放電加工方法は
、 機械加工面と同一面上に放電加工面を有する加工物の放
電加工方法において、隣合う加工面に対して放電加工に
より面合わせ加工をする放電加工方法において、 a;加工電極を前記機械加工面上方の放電開始位置に設
定して前記機械加工面の位置情報を入力し記憶する行程
と、 b;加工電極により前記放電加工面を放電加工するとと
もに加工位置情報を入力する行程と、C:前記機械加工
面の位置情報と前記加工位置情報を比較し、比較信号に
よって加工電極の加工を停止する行程とを含むことを特
徴とし、及び、機械加工面と同一面上に放電加工面を有
する加工物の放電加工方法において、 a;加工電極を前記機械加工面上に移動して放電火花を
発生させ、該火花の発生した加工電極の位置情報を記憶
する行程と、 b;前記加工電極を前記放電加工面上に移動して放電加
工を行なう行程と、 C;前記放電加工の途中において放電加工を中断し、前
記加工電極を前記機械加工面上に移動して加工電極を前
記機械加工面に移動し、再度火花発生を行なわせて該再
度の火花発生の加工電極の位置情報を読み取り前記記憶
した位置情報と書き換えを行なう行程と、 d;放電加工を再び被加工物の放電加工面の前記中断し
た加工位置に復帰して放電加工を再開する行程と、 e;前記書き換えた位置情報に放電電極が位置するまで
放電加工を行なう行程とを含むことを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、機械加工面にて最終仕上げ条件の放電
をさせて火花を発生させた電極位置を記憶させ、次に放
電加工面で放電加工を行ない、上記記憶した位置と一致
したところで停止させるために、放電を開始した時の電
流及び電圧を検知する検出器と検知後加工を停止し、そ
の位置を読み込んで記憶する回路を設けることにより上
記位置に合わせた放電加工を行なうことができる。
〔実施例] 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は、本発明の放電加工方法に用いられる装置の制
御系のブロック図である。
同図において、自動制御装置11は、コンピュータ数値
制御装置(以下、CNC装置と記す)12と、電源制御
装置(以下、EC装置と記す)13と、放電回路14と
、最終仕上条件検出手段15と、コントローラ装置とか
ら構成される装置 4は被加工物3が取付けられた加工テーブルであり、こ
の加工テーブル4には、加工テーブル4をX方向に移動
させるX方向駆動装置5と、加工テーブル4のX方向の
位置を検出するX方向位置検出装置6と、加工テーブル
4をY方向に移動させるY方向駆動装置7と、加工テー
ブル4のY方向の位置を検出するY方向位置検出装置8
とが接続されている。
1は電極2が設けられた加工ヘッドであり、この加工ヘ
ッド1には、加工ヘッド1をX方向に移動させる2方向
駆動装置9と、加工ヘッド1のX方向の位置を検出する
X方向位置検出装置10とが接続されている。
CNC装置12には、上記x、y、z方向駆動方向駆動
装置5及びX、Y、X方向位置検出装置6.8.10が
夫々接続され、このCNC装置から各x、y、z方向駆
動方向駆動装置5を作動させるための指令が送られると
ともに、各X、Y。
X方向位置検出装置6.8.10により検出された加工
ヘッド1及び加工テーブル4の現在位置に関する情報が
入力される。
電源側@EC装置13は、後述する最終仕上げ条件検出
手段15かもの信号15aを受けて放電回路14に制御
信号13aを出力する。
放電回路14は、前記制御信号13aを受けて放電電極
2と被加工物3の間に放電電圧を印加する。
コントローラ16は予め与えられた加工手段、送り量、
加工方向、電気条件等の加工情報をCNC12へ送って
加工工程をコントロールする。
第1実施例; 次に上記構成の放電加工装置による加工面の面わせ加工
についての第1実施例について第2図を参照しながら説
明する。
第2図は、機械加工面17に対して放電加工面18を面
合わせ加工する手順をステップa −b別に示したフロ
ーチャートである。
ステップa;先ず、被加工物の決められた原点(Xo 
、 310 、 Zo )から被加工物3上の放電加工
面3bまでの設計上の第1次位置情報(x +y、z)
をメモリM1に入力する。
次に、被加工物3の機械加工面3aの上方に、放電電極
を手動操作により第2図(a)の状態に移動し、この位
置の座標をx、y、z各軸の位置検出手段からの各軸の
座標(X2.3’a 、  22 )を2次位置情報と
してメモリM2に入力する。
ステップb、前記メモリM2への第2次位置情報の読み
込み終了によって例えば目盛りM2から信号m2をTI
B制@EC装置!13に入力して放電回路14によって
放電電極2と被加工物3の間に放電電圧を印加する。
前記メモリM8への読み込み終了に応じて、さらにZ軸
駆動手段9を作動させ加工ヘッド1を2軸方向に下降す
る。加工ヘッドlの2軸方向の下降によって放電電極2
と被加工物3の機械面3aとの距離は縮まり、第2図(
b)に示すように前記距離がある値に達すると、放電電
極2と機械加工面3a間に火花を発生する。この火花は
最終仕上条件検出手段15によって検出され、この火花
11DEc装置13に入力され、該手段13から放電停
止信号が放電回路14に入力され、火花の発生が停止さ
れる。又、検出手段15からはZ軸駆動手段9に駆動停
止信号15bが出力する。
前述の放電電極2の2軸方向の下降の停止後はZ軸位置
検出手段1O1X軸及びY軸位置検出手段によって放電
電極2の停止位置の第3次位置情報が(xa、ya+z
s)としてメモリM1に書き換え入力する。
ステラ10;次に、放電電極2を第2図(c)の被加工
物の放電加工面3b上の上方のメモリM、に入力され予
め決められた電極スタート位置(X4 + 3’4 +
 Za )にX−Y−Z軸駆動手段5.7.9によって
移動する。放電電極2のX・Y−Z軸の位置、検出信号
とメモリM、の位置情報が合致すると放電加工開始信号
がCNC装置12から出力する。
この放電加工開始信号は2軸駆動手段9を作動して放電
電極2を下降させる。前記放電加工開始14に放電開始
信号を送る。放電電極2の下降に伴い、被加工物の放電
加工面3bとの間の放電によって放電加工面3bの加工
が行なわれる。
ステップd;放電電極2の加工面3bへの加工中、X−
Y−Z軸の位置検出手段6.8.10からの加工中の現
在位置情報(Xs+3’s+Zs)はメモリM、に入力
され、さらにメモリMsの位置情報(X s + 3’
 s + Z s )は前記メモリM1に入力した第3
次位置情報(Xm+ yz+Zl と比較手段20によ
って比較動作が行なわれる。前記比較手段20によって
放電電極の加工位置が第3次位置情報と合致すると比較
信号2OAが比較手段20からZ軸駆動手段9、電源制
御EC装置13に入力してZ軸方向の送りの停止と、放
電電圧の印加の停止が行なわれる。
第2実施例; 第2実施例は第1実施例のステップCの放電加工工程中
の途中において放電電極2の減り具合を補正する行程を
加味した加工方法を示す。
第3図(a)において、ステップaは第1実施例のステ
ップaと同様に放電電極2の被加工物の機械加工面3a
上の2次位置情報(Xx+ yx+Z、〉をメモリM2
に入力する。
第3図(b)において、ステップbは第1実施例のステ
ップbと同様に最終仕上条件検出手段15によって前記
第1実施例に示した火花を検出し、第3次位置情報(X
s + 3’s 、 Zs )をメモリM、に書き携え
入力する。
第3図(C)において、ステップCは第1実施例と同様
に放電開始信号によってZ軸駆動手段9を作動して放電
電極2を下降して放電加工を行なう。
ステップC1;前記ステップCの放電加工行程において
、Z軸位置検出手段10の位置信号Z、が予め入力され
た加工中断位置情報Zゎ (Z、はメモリM、に入力設
定した位置中断情報)を比較する比較手段C,(第1図
参照)からの信号によってZ軸駆動手段9と電源制御E
C装置を介してZ軸移動と放電を停止する。同時に前記
比較信号によって放電電極を被加工物の機械加工面上に
移動する。
ステップC2(火花発生位置の再検出);ステップC1
で放電加工を2軸方向に再開する。放電電極と機械加工
面の距離が火花発生可能な距離になると火花が発生する
。この火花の発生を最終仕上条件検出手段15で検出し
、該検出手段15の検出信号によって放電電極のX−Y
−Z軸位置検出手段によって火花を発生した放電電極の
位置情報(Xs 、 ys 、 Zs )を読み取り、
この位置情報を位置修正情報として前記メモリM、に入
力して書き換えを行なわせる。
ステップC3(放電加工への復帰);前記ステップC2
で放電電極の位置修正情報を検出してメモリM、への書
き換えを終えた後に放電加工電極2を再び被加工物の放
電加工面3bの前記加工を中断した位置に復帰させる。
その後、放電加工を再開し、前記第1実施例のステップ
dの操作を行なう。
第3実施例; 更に、上記構成の放電加工装置による斜面上に形成され
たの加工面の面合わせ加工についてステップミルb別に
第4図のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップaの演算工程において、斜面の角度を予めコン
トローラ16に与えておいておくことにより機械加工面
17と放電加工面18のスパンをCNC装置12で移動
量として取り込み電極上昇補正量αまたは放電効果補正
量αとして次式%式%(1) 上記の求めた値からステップaの加工火花開始点位置(
最終仕上位置)を補正する。補正後の値が放電加工面出
の加工火花開始点位置となる。
また、第5図にαの正負が逆になる例を示す。
正負の判断としてはコントローラ16に予め正負を入力
しておくか、または移動時の座標値の増減によって自動
判別をとる。
〔発明の効果] 以上説明したように、本発明の放電加工方法によれば、
機械加工面に対して加工面が正確に一致した面合わせ加
工を放電加工により行なうことが可能となり、加工精度
が向上するだけでなく、従来の加工、測定を繰り返すよ
うな放電加工方法と異なり加工効率を向上させることが
できる。
また、本発明の放電加工方法によれば、連続的な自動放
電加工が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の放電加工方法に用いられる装置の制
御系のブロック図であり、第2図は、第1図の機械加工
面に対して放電加工面を面合わせ加工する第1実施例の
手順を示したフローチャートであり、第3図は、第2実
施例のフローチャートであり、第4図は、第3実施例の
フローチャー1・であり、第5図は、第3実施例におい
て行なわれる斜面状の加工面に対する放電加工の説明図
である。 1・・・加工ヘッド 2・・・電極 3・・・被加工物 ・・・加工テーブル ト・・自動制御装置 2・・・CNC装置 3・・・電源制御EC装置 4・・・放電加工装置 5・・・最終仕上条件検出手段 6・・・コントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)機械加工面と同一面上に放電加工面を有する加工
    物の放電加工方法において、隣合う加工面に対して放電
    加工により面合わせ加工をする放電加工方法において、 a;加工電極を前記機械加工面上方の放電開始位置に設
    定して前記機械加工面の位置情報を入力し記憶する行程
    と、 b;加工電極により前記放電加工面を放電加工するとと
    もに加工位置情報を入力する行程と、c;前記機械加工
    面の位置情報と前記加工位置情報を比較し、比較信号に
    よって加工電極の加工を停止する行程とを含むことを特
    徴とする放電加工方法。
  2. (2)機械加工面と同一面上に放電加工面を有する加工
    物の放電加工方法において、 a;加工電極を前記機械加工面上に移動して放電火花を
    発生させ、該火花の発生した加工電極の位置情報を記憶
    する行程と、 b;前記加工電極を前記放電加工面上に移動して放電加
    工を行なう行程と、 c;前記放電加工の途中において放電加工を中断し、前
    記加工電極を前記機械加工面上に移動して加工電極を前
    記機械加工面に移動し、再度火花発生を行なわせて該再
    度の火花発生の加工電極の位置情報を読み取り前記記憶
    した位置情報と書き換えを行なう行程と、 d;放電加工を再び被加工物の放電加工面の前記中断し
    た加工位置に復帰して放電加工を再開する行程と、 e;前記書き換えた位置情報に放電電極が位置するまで
    放電加工を行なう行程とを含むことを特徴とする放電加
    工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04315522A (ja) * 1991-04-16 1992-11-06 Mitsubishi Electric Corp 放電加工装置における位置決め方法及び装置
JPH058126A (ja) * 1991-07-04 1993-01-19 Mitsubishi Electric Corp 放電加工方法及びその装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55131440A (en) * 1979-03-29 1980-10-13 Charmilles Sa Ateliers Electric spark erosion working method

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