JPH0332177A - 電荷結合素子の信号処理回路 - Google Patents
電荷結合素子の信号処理回路Info
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- JPH0332177A JPH0332177A JP1167561A JP16756189A JPH0332177A JP H0332177 A JPH0332177 A JP H0332177A JP 1167561 A JP1167561 A JP 1167561A JP 16756189 A JP16756189 A JP 16756189A JP H0332177 A JPH0332177 A JP H0332177A
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 title abstract 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 title abstract 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 title abstract 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 claims description 32
- 239000000284 extract Substances 0.000 abstract 1
- 230000000979 retarding effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000001444 catalytic combustion detection Methods 0.000 description 21
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002596 correlated effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 1
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 1
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- Picture Signal Circuits (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は電荷結合素子の信号処理回路に関する。
電荷結合素子(以後CCDと記する)の雑音源には固定
パターン雑音、暗電流によるショット雑音、リセット雑
音、出力増幅器雑音等がある。とりわけ、近年のCCD
固体撮像素子ではチップサイズが縮小化され、かつ多画
素化される傾向になるため、これらに伴う信号量の減少
に対処して、上述の雑音の低減が強く望まれている。
パターン雑音、暗電流によるショット雑音、リセット雑
音、出力増幅器雑音等がある。とりわけ、近年のCCD
固体撮像素子ではチップサイズが縮小化され、かつ多画
素化される傾向になるため、これらに伴う信号量の減少
に対処して、上述の雑音の低減が強く望まれている。
上述の雑音のうち、リセット雑音および出カ増遂
幅器雑音の低旙戊分を低減させるCCDの信号処理回路
として相関二重サンプリング回路(アイ・イー・イー・
イー・ジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サーキ
ット[I E E E Journal ofSol
id 5tate C1rcuits〕、第5C−9巻
、1号、第11〜第13ページ、1974年2月)や遅
延差雑音除去回路(テレビジョン学会誌、第39巻、1
2号、第1176〜第1181ページ、1985年12
月〉が知られている。これらのうち遅延差雑音除去回路
は、第4図に示すごとく、CCD101の出力端に接続
されたバッファ増幅器102と、このバッファ増幅器1
02からの出力信号を一定期間遅延させる遅延線103
と、バッファ増幅器102からの被遅延信号から遅延線
103からの遅延信号を減算する演算回路105と、演
算回路105からの出力信号の一定期間をゲートパルス
φ。で抜き出すゲート回路106と、このゲート回路1
06の出力部に接続されたローパスフィルタ107とで
構成されている。本遅延差雑音除去回路の動作を第5図
に示すタイミングチャートを使って説明する。まずCC
Dl0Iからの出力信号は、バッファ増幅器102を介
して演算回路105のプラス入力端子に印加されると同
時に、遅延線103にも印加される。ここで遅延線10
3の遅延時間rは、CCD出力信号の信号出力期間10
9と遅延信号のフィードスルー期間108とが一致する
ような長さに選ばれている。たとえば水平レジスタ部に
デュアルチャンネル構造を有する200万画素高精細度
CCDイメージセンサでは、水平レジスタ1本当たり3
7.125MHzのクロック周波数で動作しているため
、遅延時間τは13.5r+s近辺の値に選ばれている
。遅延線103でτだけ遅延された遅延信号は演算回路
105のマイナス入力端子に印加され、ここでCCD出
力信号と遅延信号との間の減算が行われる。
として相関二重サンプリング回路(アイ・イー・イー・
イー・ジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サーキ
ット[I E E E Journal ofSol
id 5tate C1rcuits〕、第5C−9巻
、1号、第11〜第13ページ、1974年2月)や遅
延差雑音除去回路(テレビジョン学会誌、第39巻、1
2号、第1176〜第1181ページ、1985年12
月〉が知られている。これらのうち遅延差雑音除去回路
は、第4図に示すごとく、CCD101の出力端に接続
されたバッファ増幅器102と、このバッファ増幅器1
02からの出力信号を一定期間遅延させる遅延線103
と、バッファ増幅器102からの被遅延信号から遅延線
103からの遅延信号を減算する演算回路105と、演
算回路105からの出力信号の一定期間をゲートパルス
φ。で抜き出すゲート回路106と、このゲート回路1
06の出力部に接続されたローパスフィルタ107とで
構成されている。本遅延差雑音除去回路の動作を第5図
に示すタイミングチャートを使って説明する。まずCC
Dl0Iからの出力信号は、バッファ増幅器102を介
して演算回路105のプラス入力端子に印加されると同
時に、遅延線103にも印加される。ここで遅延線10
3の遅延時間rは、CCD出力信号の信号出力期間10
9と遅延信号のフィードスルー期間108とが一致する
ような長さに選ばれている。たとえば水平レジスタ部に
デュアルチャンネル構造を有する200万画素高精細度
CCDイメージセンサでは、水平レジスタ1本当たり3
7.125MHzのクロック周波数で動作しているため
、遅延時間τは13.5r+s近辺の値に選ばれている
。遅延線103でτだけ遅延された遅延信号は演算回路
105のマイナス入力端子に印加され、ここでCCD出
力信号と遅延信号との間の減算が行われる。
次いでゲート回路106ではゲートパルスφGを使って
、信号出力期間109とフィードスルー期間108が重
なった期間t、〜t、の信号のみが抜き出される。最後
にローパスフィルタ107ではゲート回路104から出
力される信号を平均化して、通常の連続した映像信号に
変換する。以上の動作に従えば、本遅延差雑音除去回路
では信号出力レベルとフィードスルーレベルの電位差で
あられされるCCDの正確な出力信号情報のみが各クロ
ック周期ごとに出力されることになる。言い換えれば、
本遅延差雑音除去回路を用いることにヨリ、信号出力レ
ベルとフィードスルーレベルのクロック周期ごとのばら
つきの原因であるリセッ追 ト雑音や出力増幅器雑音の低肴戊分が低減できる。
、信号出力期間109とフィードスルー期間108が重
なった期間t、〜t、の信号のみが抜き出される。最後
にローパスフィルタ107ではゲート回路104から出
力される信号を平均化して、通常の連続した映像信号に
変換する。以上の動作に従えば、本遅延差雑音除去回路
では信号出力レベルとフィードスルーレベルの電位差で
あられされるCCDの正確な出力信号情報のみが各クロ
ック周期ごとに出力されることになる。言い換えれば、
本遅延差雑音除去回路を用いることにヨリ、信号出力レ
ベルとフィードスルーレベルのクロック周期ごとのばら
つきの原因であるリセッ追 ト雑音や出力増幅器雑音の低肴戊分が低減できる。
しかしながら上述した遅延差雑音除去回路は、リセット
雑音はほぼ完全に除去できるものの、出嬶 力場幅器雑音の低it分に対する雑音低減効果は十分と
は言えない。すなわち、遅延線103の遅延時間メ岳達
関数はPJ・hla。5゜5としたときの遅延差雑音除
去回路の伝達関数は、第6図に示すごとく、1sinπ
rfl=lsin(13,5xlO−’πf)1.
(fは入力周波数)で表されるため、たとえばf=IM
I(zにおける雑音低減効果は催か−27,5dB得ら
れるに過ぎない。とりわけMOS FETで構成され
たCCDの出力増幅器雑音では、IMHz以下の低周波
数域において周波数が低くなるに従いエネルギーの増大
する、いわゆるl/f雑音が支配的となり、かつ低い周
波数の雑音は視覚的に目に付き易いことから、低周波数
域でのこれら雑音の低減が強く望まれている。
雑音はほぼ完全に除去できるものの、出嬶 力場幅器雑音の低it分に対する雑音低減効果は十分と
は言えない。すなわち、遅延線103の遅延時間メ岳達
関数はPJ・hla。5゜5としたときの遅延差雑音除
去回路の伝達関数は、第6図に示すごとく、1sinπ
rfl=lsin(13,5xlO−’πf)1.
(fは入力周波数)で表されるため、たとえばf=IM
I(zにおける雑音低減効果は催か−27,5dB得ら
れるに過ぎない。とりわけMOS FETで構成され
たCCDの出力増幅器雑音では、IMHz以下の低周波
数域において周波数が低くなるに従いエネルギーの増大
する、いわゆるl/f雑音が支配的となり、かつ低い周
波数の雑音は視覚的に目に付き易いことから、低周波数
域でのこれら雑音の低減が強く望まれている。
本発明は上述した従来の欠点を除去したもので、その目
的とするところは雑音低減効果の大きいCCDの新しい
信号処理回路を提供することにある。
的とするところは雑音低減効果の大きいCCDの新しい
信号処理回路を提供することにある。
本発明によれば、電荷結合素子の出力部に接続されたバ
ッファ増幅器と、該バッファ増幅器からの被遅延信号に
そのフィードスルー期間の終点と1クロック前の信号出
力期間の終点とが一致するような遅延を与える第1の遅
延線と、前記バッファ増幅器からの被遅延信号にそのフ
ィードスルー期間と1クロック前のフィードスルー期間
とが一致するような遅延を与える第2の遅延線と、前記
第1の遅延線からの遅延信号から前記バッファ増幅器か
らの被遅延信号および前記第2の遅延線からの遅延信号
のそれぞれ半分の量を減算する演算回路と、該演算回路
の出力部に接続され、前記バッファ増幅器からの被遅延
信号のフィードスルー期間と前記第1の遅延線からの遅
延信号の信号出力期間および前記第2の遅延線からの遅
延信号のフィードスルー期間とが重なった期間の信号を
抜き出すゲート回路と、該ゲート回路の出力部に接続さ
れたローパスフィルタとを備えたことを特徴とする電荷
結合素子の信号処理回路が得られる。
ッファ増幅器と、該バッファ増幅器からの被遅延信号に
そのフィードスルー期間の終点と1クロック前の信号出
力期間の終点とが一致するような遅延を与える第1の遅
延線と、前記バッファ増幅器からの被遅延信号にそのフ
ィードスルー期間と1クロック前のフィードスルー期間
とが一致するような遅延を与える第2の遅延線と、前記
第1の遅延線からの遅延信号から前記バッファ増幅器か
らの被遅延信号および前記第2の遅延線からの遅延信号
のそれぞれ半分の量を減算する演算回路と、該演算回路
の出力部に接続され、前記バッファ増幅器からの被遅延
信号のフィードスルー期間と前記第1の遅延線からの遅
延信号の信号出力期間および前記第2の遅延線からの遅
延信号のフィードスルー期間とが重なった期間の信号を
抜き出すゲート回路と、該ゲート回路の出力部に接続さ
れたローパスフィルタとを備えたことを特徴とする電荷
結合素子の信号処理回路が得られる。
伝達関数のレスポンスが、低周波数域において従来例よ
り小さくなるため、CCD出力増幅器の1/f雑音等が
より効率良く除去できる。
り小さくなるため、CCD出力増幅器の1/f雑音等が
より効率良く除去できる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は本発明によるCCDの信号処理回路の一実施
例のブロック図であり、CCD1の出力端に接続された
バッファ増幅器2と、このバッファ増幅器2からの出力
信号(被遅延信号)をそれぞれ異なった期間だけ遅延さ
せる第1の遅延線3、第2の遅延線4と、第1の遅延線
3からの被遅延信号からバッファ増幅器2からの遅延信
号および第2の遅延線4からの遅延信号のそれぞれ半分
の量を減算する演算回路5と、演算回路5からの出力信
号の一定期間をゲートパルスφ。で抜き出すゲート回路
6と、このゲート回路6の出力部に接続されたローパス
フィルタ7とで構成されている。本遅延差雑音除去回路
の動作を第2図に示すタイミングチャートを使って説明
する。まずCCD1からの出力信号は、バッファ増幅器
2を介して演算回路5のマイナス入力端子に印加される
と同時に、第1.第2の遅延線3.4の両方にも印加さ
れる。ここで第1の遅延線3の遅延時間τ1は、CCD
出力信号のフィードスルー期間8の終点と第1の遅延回
路の出力信号(第1の遅延信号〉の信号出力期間9の終
点とが一致するような長さに選ばれている。また、第2
の遅延線4の遅延時間r2は、CCD出力信号のフィー
ドスルー期間8と第2の遅延線の出力信号(第2の遅延
信号)のフイ−ドスル一期間8Oとが一致するような長
さに選ばれている。たとえば、従来例と同様に水平レジ
スタ部にデュアルチャンネル構造を有する200万画素
高精細度CCDイメージセンサに本発明によるCCDの
信号処理回路を適用する場合には、水平レジスタ1本当
たり37.125MHzのクロック周波数で動作してい
るため、遅延時間rlは13.5 ns、遅延時間τは
26.9 ns近辺の値に選ぶのが妥当である。第1の
遅延線3でrlだけ遅延された第1の遅延信号は演算回
路5のプラス入力端子に、また第2の遅延線4でτ2だ
け遅延された第2の遅延信号は演算回路5のマイナス入
力端子にそれぞれ印加され、ここで第1の遅延信号から
CCD出力信号(被遅延信号)および第2の遅延信号の
それぞれ半分の量が減算される。次いでゲート回路6で
はゲートパルスφ。を使って、フィードスルー期間8と
信号出力期間9およびフイ−ドスル一期間8Oとが重な
った期間t、〜t2の信号のみが抜き出される。最後に
ローパスフィルタ7ではゲート回路6から出力される振
幅変調信号を通常の連続した映像信号に変換する。以上
の動作に従えば、本発明による信号処理回路では信号出
力レベルとフィードスルーレベルの電位差であられされ
るCCDの正確な出力信号情報のみが各クロック周期ご
とに出力されることになる。言い換えれば、本発明によ
る信号処理回路を用いることにより、信号出力レベルと
フィードスルーレベルのクロック周期ごとのばらつきの
原因であるリセット雑音や出力増幅器雑音の低域成分が
低減できる。また、第1の遅延線3の遅延時間rlを1
3.5ns、第2の遅延線4の遅延時間τ2を26.9
nsとしたときの伝達関数は、第3図に示すごとく、s
in” rrr f=s in’(13,5xlO−
’πf)、 (fは入力周波数)で表されるため、例
えばf=IM)tzにおいて−54,9dBもの雑音低
減効果が得られる。これは第4図に示した従来の遅延差
雑音除去回路に比べて27.4(IBも良好な値であり
、1MHz以下の低周波数域において支配的であるCC
D出力増幅器の1/f雑音を大幅に低減させることがで
きる。
。第1図は本発明によるCCDの信号処理回路の一実施
例のブロック図であり、CCD1の出力端に接続された
バッファ増幅器2と、このバッファ増幅器2からの出力
信号(被遅延信号)をそれぞれ異なった期間だけ遅延さ
せる第1の遅延線3、第2の遅延線4と、第1の遅延線
3からの被遅延信号からバッファ増幅器2からの遅延信
号および第2の遅延線4からの遅延信号のそれぞれ半分
の量を減算する演算回路5と、演算回路5からの出力信
号の一定期間をゲートパルスφ。で抜き出すゲート回路
6と、このゲート回路6の出力部に接続されたローパス
フィルタ7とで構成されている。本遅延差雑音除去回路
の動作を第2図に示すタイミングチャートを使って説明
する。まずCCD1からの出力信号は、バッファ増幅器
2を介して演算回路5のマイナス入力端子に印加される
と同時に、第1.第2の遅延線3.4の両方にも印加さ
れる。ここで第1の遅延線3の遅延時間τ1は、CCD
出力信号のフィードスルー期間8の終点と第1の遅延回
路の出力信号(第1の遅延信号〉の信号出力期間9の終
点とが一致するような長さに選ばれている。また、第2
の遅延線4の遅延時間r2は、CCD出力信号のフィー
ドスルー期間8と第2の遅延線の出力信号(第2の遅延
信号)のフイ−ドスル一期間8Oとが一致するような長
さに選ばれている。たとえば、従来例と同様に水平レジ
スタ部にデュアルチャンネル構造を有する200万画素
高精細度CCDイメージセンサに本発明によるCCDの
信号処理回路を適用する場合には、水平レジスタ1本当
たり37.125MHzのクロック周波数で動作してい
るため、遅延時間rlは13.5 ns、遅延時間τは
26.9 ns近辺の値に選ぶのが妥当である。第1の
遅延線3でrlだけ遅延された第1の遅延信号は演算回
路5のプラス入力端子に、また第2の遅延線4でτ2だ
け遅延された第2の遅延信号は演算回路5のマイナス入
力端子にそれぞれ印加され、ここで第1の遅延信号から
CCD出力信号(被遅延信号)および第2の遅延信号の
それぞれ半分の量が減算される。次いでゲート回路6で
はゲートパルスφ。を使って、フィードスルー期間8と
信号出力期間9およびフイ−ドスル一期間8Oとが重な
った期間t、〜t2の信号のみが抜き出される。最後に
ローパスフィルタ7ではゲート回路6から出力される振
幅変調信号を通常の連続した映像信号に変換する。以上
の動作に従えば、本発明による信号処理回路では信号出
力レベルとフィードスルーレベルの電位差であられされ
るCCDの正確な出力信号情報のみが各クロック周期ご
とに出力されることになる。言い換えれば、本発明によ
る信号処理回路を用いることにより、信号出力レベルと
フィードスルーレベルのクロック周期ごとのばらつきの
原因であるリセット雑音や出力増幅器雑音の低域成分が
低減できる。また、第1の遅延線3の遅延時間rlを1
3.5ns、第2の遅延線4の遅延時間τ2を26.9
nsとしたときの伝達関数は、第3図に示すごとく、s
in” rrr f=s in’(13,5xlO−
’πf)、 (fは入力周波数)で表されるため、例
えばf=IM)tzにおいて−54,9dBもの雑音低
減効果が得られる。これは第4図に示した従来の遅延差
雑音除去回路に比べて27.4(IBも良好な値であり
、1MHz以下の低周波数域において支配的であるCC
D出力増幅器の1/f雑音を大幅に低減させることがで
きる。
以上述べたように、本発明によれば、CCD出力信号を
2種類の遅延線を使って遅延させ、かつ、これらと被遅
延信号との間の演算を行うことにより、伝達関数の低周
波数域でのレスポンスを従来例より飛躍的に小さくする
ことでき、CCD出力増幅器の1/f雑音等の低周波雑
音成分を効率良く除去できるという効果がある。
2種類の遅延線を使って遅延させ、かつ、これらと被遅
延信号との間の演算を行うことにより、伝達関数の低周
波数域でのレスポンスを従来例より飛躍的に小さくする
ことでき、CCD出力増幅器の1/f雑音等の低周波雑
音成分を効率良く除去できるという効果がある。
第1図は本発明の一実施例の信号処理回路を示すブロッ
ク図、第2図は本発明の一実施例の動作を説明するため
のタイミングチャート、第3図は本発明の一実施例の伝
達関数を示す特性図、第4図は従来の遅延差雑音除去回
路を示すブロック図、第5図は従来の遅延差雑音除去回
路の動作を説明するためのタイミングチャート、第6図
は従来の遅延差雑音除去回路の伝達関数を示す特性図で
ある。 1.101・・・・・・CCD12. 102・・・・
・・バッファ〒=プ増幅器、3・・・・・・第1の遅延
線、103・・・・・・遅延線、4・・・・・・第2の
遅延線、5.105・・・・・・演算回路、 6゜ 06・・・・・・ゲート回路、 7゜ 0 7・・・…ローパスフィルタ。
ク図、第2図は本発明の一実施例の動作を説明するため
のタイミングチャート、第3図は本発明の一実施例の伝
達関数を示す特性図、第4図は従来の遅延差雑音除去回
路を示すブロック図、第5図は従来の遅延差雑音除去回
路の動作を説明するためのタイミングチャート、第6図
は従来の遅延差雑音除去回路の伝達関数を示す特性図で
ある。 1.101・・・・・・CCD12. 102・・・・
・・バッファ〒=プ増幅器、3・・・・・・第1の遅延
線、103・・・・・・遅延線、4・・・・・・第2の
遅延線、5.105・・・・・・演算回路、 6゜ 06・・・・・・ゲート回路、 7゜ 0 7・・・…ローパスフィルタ。
Claims (1)
- 電荷結合素子の出力部に接続されたバッファ増幅器と、
該バッファ増幅器からの被遅延信号にそのフィードスル
ー期間の終点と1クロック前の信号出力期間の終点とが
一致するような遅延を与える第1の遅延線と、前記バッ
ファ増幅器からの被遅延信号にそのフィードスルー期間
と1クロック前のフィードスルー期間とが一致するよう
な遅延を与える第2の遅延線と、前記第1の遅延線から
の遅延信号から前記バッファ増幅器からの被遅延信号お
よび前記第2の遅延線からの遅延信号のそれぞれ半分の
量を減算する演算回路と、該演算回路の出力部に接続さ
れ、前記バッファ増幅器からの被遅延信号のフィードス
ルー期間と前記第1の遅延線からの遅延信号の信号出力
期間および前記第2の遅延線からの遅延信号のフィード
スルー期間とが重なった期間の信号を抜き出すゲート回
路と、該ゲート回路の出力部に接続されたローパスフィ
ルタとを備えたことを特徴とする電荷結合素子の信号処
理回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1167561A JP2522394B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 電荷結合素子の信号処理回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1167561A JP2522394B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 電荷結合素子の信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0332177A true JPH0332177A (ja) | 1991-02-12 |
JP2522394B2 JP2522394B2 (ja) | 1996-08-07 |
Family
ID=15852011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1167561A Expired - Lifetime JP2522394B2 (ja) | 1989-06-28 | 1989-06-28 | 電荷結合素子の信号処理回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522394B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-28 JP JP1167561A patent/JP2522394B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2522394B2 (ja) | 1996-08-07 |
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