JPH033209A - ノイズフィルタ用インダクタ - Google Patents
ノイズフィルタ用インダクタInfo
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- JPH033209A JPH033209A JP13595489A JP13595489A JPH033209A JP H033209 A JPH033209 A JP H033209A JP 13595489 A JP13595489 A JP 13595489A JP 13595489 A JP13595489 A JP 13595489A JP H033209 A JPH033209 A JP H033209A
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- inductor
- noise filter
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Landscapes
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はノイズフィルタ用インダクタに関する。
[従来の技術1
ノイズフィルタの用途の1つにスイッチング電貯がある
。このスイッチング電源は、スイッチがオン、オフする
瞬間にスイッチ素子、整流素子配線インダクタンス等に
起因して電源(AC)ライン(1次側)に高周波ノイズ
を生じさせる。高周波ノイズをACラインに伝達させな
いために、通常はノイズフィルタが用いられる。
。このスイッチング電源は、スイッチがオン、オフする
瞬間にスイッチ素子、整流素子配線インダクタンス等に
起因して電源(AC)ライン(1次側)に高周波ノイズ
を生じさせる。高周波ノイズをACラインに伝達させな
いために、通常はノイズフィルタが用いられる。
このノイズフィルタは、高周波ノイズに対しては高イン
ピーダンスに、商用周波数に対しては低インピーダンス
にする必要があり、コンデンサやヂョークコイルを単独
または組合せて構成する。
ピーダンスに、商用周波数に対しては低インピーダンス
にする必要があり、コンデンサやヂョークコイルを単独
または組合せて構成する。
一方、スイッチング電源から発生するノイズの種類とし
ては、ノーマルモート(対称成分)とコモンモード(非
対称成分)とがあり、これらのノイズを低減させるため
に、例えば第5図のようなπ形フィルタが使用される。
ては、ノーマルモート(対称成分)とコモンモード(非
対称成分)とがあり、これらのノイズを低減させるため
に、例えば第5図のようなπ形フィルタが使用される。
6はスイッチング電源、7は同電源6の2次側の負荷、
8aおよび8bは開−rA6の1次側のコモンモード用
フィルタおよびノーマルモード用フィルタである。
8aおよび8bは開−rA6の1次側のコモンモード用
フィルタおよびノーマルモード用フィルタである。
[発明が解決しようとする課題]
上述のようなノイズフィルタにおいては、例えは500
に82前後の比較的低い周波数のノイズを除去するため
のノーマルモードチョークは、少くとも300μH以上
のインダクタンスを必要とするために巻線数を多くしな
ければならない。
に82前後の比較的低い周波数のノイズを除去するため
のノーマルモードチョークは、少くとも300μH以上
のインダクタンスを必要とするために巻線数を多くしな
ければならない。
また、コア材としては例えば鉄粉を圧縮成形したものか
らなるトロイダルコアまたはドラムコアを用いるが、ト
ロイダルコアは巻線に手間がかかり、巻線数が多くなる
と急速にコストアップするし、ドラムコアはリーケージ
インダクタンスが大きいし、レイアウトを制限するので
小型化が困難である。
らなるトロイダルコアまたはドラムコアを用いるが、ト
ロイダルコアは巻線に手間がかかり、巻線数が多くなる
と急速にコストアップするし、ドラムコアはリーケージ
インダクタンスが大きいし、レイアウトを制限するので
小型化が困難である。
本発明の目的は以上のような問題を解消したノイズフィ
ルタ用インダクタを提供することにある。
ルタ用インダクタを提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明は上記問題を解消するものであって、けい素鋼薄
板を積層してなる複数のコア材によってrA磁路を形成
し、コア材上に巻線したことを特徴とする。
板を積層してなる複数のコア材によってrA磁路を形成
し、コア材上に巻線したことを特徴とする。
[作 用]
本発明によれば上記構成によフてコア材が例えばl0K
)12〜500KH2の範囲のノイズに大きな損失を与
え、ノイズ減衰効率の大きいノイズフィルタが得られる
。
)12〜500KH2の範囲のノイズに大きな損失を与
え、ノイズ減衰効率の大きいノイズフィルタが得られる
。
[実施例]
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
例えばけい素鋼薄板を打抜いて得られる板材を積層して
第1図(a)〜(e)に示すような組合せ形状の閉磁路
を形成するコア材を構成する。(a)はEl形、(b)
はEE形、(C)はIll形、(d)はL形、(e)は
C形である。
第1図(a)〜(e)に示すような組合せ形状の閉磁路
を形成するコア材を構成する。(a)はEl形、(b)
はEE形、(C)はIll形、(d)はL形、(e)は
C形である。
このようなコア材は薄板をプレス等で打抜いて積層する
だけであるからきわめて簡単に製造でき、巻線もきわめ
て容易である。
だけであるからきわめて簡単に製造でき、巻線もきわめ
て容易である。
ついで具体的実験例について説明する。
コア用板材の材質:けい素鋼板(厚さ0.5mn+ )
S40(JIS) コア用板材(1枚)の形状およびサイズ:第2図(a)
に示す通り。
S40(JIS) コア用板材(1枚)の形状およびサイズ:第2図(a)
に示す通り。
ボビンの形状、サイズおよびコイル巻態様:第2図(b
) 、 (C) に示す通り。
) 、 (C) に示す通り。
以上のようなコア用板材(1枚)を13枚積層してコア
材を形成し、上記のボビンの各巻線部に0.35mmφ
の銅線(ウレタン被覆)を70ターンずつ巻線し、第3
図に示すように^−A′間のインダクタンスを1.9m
Hとした本発明ノーマルモードノイズフィルタ用インダ
クタを構成した。
材を形成し、上記のボビンの各巻線部に0.35mmφ
の銅線(ウレタン被覆)を70ターンずつ巻線し、第3
図に示すように^−A′間のインダクタンスを1.9m
Hとした本発明ノーマルモードノイズフィルタ用インダ
クタを構成した。
また、比較の目的で、フェライトコア(トーキン製、マ
ンガンフェライトμ40008)を使用した第3図と同
構成(同インダクタンス)の比較インダクタを作成した
。
ンガンフェライトμ40008)を使用した第3図と同
構成(同インダクタンス)の比較インダクタを作成した
。
ノイズ測定装置は第4図のように構成した。lは40W
蛍光灯2木からなる負荷、 2は上記本発明ノーマルモードノイズフィルタ用インダ
クタまたは比較インダクタを第5図のように1次側に組
込んだスイッチング周波数〜50にH2のスイッチング
電源装置(なお第5図中、CIは0.1 μF 、 C
2は0.68μFとした)、3はLCネットワークから
なるノイズ測定用の擬似電源回路、 4は同回路3からの被試験信号を人力するスペクトラム
アナライザ、5は同じくオシロスコープである。
蛍光灯2木からなる負荷、 2は上記本発明ノーマルモードノイズフィルタ用インダ
クタまたは比較インダクタを第5図のように1次側に組
込んだスイッチング周波数〜50にH2のスイッチング
電源装置(なお第5図中、CIは0.1 μF 、 C
2は0.68μFとした)、3はLCネットワークから
なるノイズ測定用の擬似電源回路、 4は同回路3からの被試験信号を人力するスペクトラム
アナライザ、5は同じくオシロスコープである。
以上のような構成で負荷1を駆動し、スイッチング電源
装置2の1次側のノーマルモードノイズの減衰状況を調
べ、第6図(a) 、 (b)に示すスペクトラムアナ
ライザ波形のような結果を得た。すなわち、第6図(a
)は比較インダクタ使用時、第6図(b)は本発明イン
ダクタ使用時であって、〜500X)Izの領域で本発
明が比較例に比べて30d[l程度ノイズ低減効果が優
れていることが明らかである。
装置2の1次側のノーマルモードノイズの減衰状況を調
べ、第6図(a) 、 (b)に示すスペクトラムアナ
ライザ波形のような結果を得た。すなわち、第6図(a
)は比較インダクタ使用時、第6図(b)は本発明イン
ダクタ使用時であって、〜500X)Izの領域で本発
明が比較例に比べて30d[l程度ノイズ低減効果が優
れていることが明らかである。
また、そのときのACライン上の電源電圧波形をオシロ
スコープで調べ、第7図(a)(比較インダクタ使用時
)、第7図(b)(本発明インダクタ使用時)の結果を
得た。電源波形上にのった高周波ノイズの波形が本発明
では比較例に比べてなめらかになっている(すなわち高
周波成分がよく減衰している)ことが明らかである。
スコープで調べ、第7図(a)(比較インダクタ使用時
)、第7図(b)(本発明インダクタ使用時)の結果を
得た。電源波形上にのった高周波ノイズの波形が本発明
では比較例に比べてなめらかになっている(すなわち高
周波成分がよく減衰している)ことが明らかである。
第1図(a)〜(e)は本発明にかかるコア材の形状を
示す図、 第2図(a)〜(C)は本発明実施例にかかるインダク
タの分解構成図、 第3図は同実施例の回路図、 第4図は試験装置の構成図、 第5図はノイズフィルタの回路図、 第6図(a) 、 (b)および第7図(a) 、 (
b)は信号彼当!0 形を示すCRT画 表す写真である。 [発明の効果1 以上のように、本発明によれば例えば500K)12以
下の男波数領域でも優れたノイズ低減効果の得られるノ
イズフィルタ用インダクタを簡単な製造工程で、かつ低
コストで提供することができる。 (a)Er形 (b)EE形 第 1図 (Q) (b) 1イ九=mm 第2図 第3図 (C) 第5図
示す図、 第2図(a)〜(C)は本発明実施例にかかるインダク
タの分解構成図、 第3図は同実施例の回路図、 第4図は試験装置の構成図、 第5図はノイズフィルタの回路図、 第6図(a) 、 (b)および第7図(a) 、 (
b)は信号彼当!0 形を示すCRT画 表す写真である。 [発明の効果1 以上のように、本発明によれば例えば500K)12以
下の男波数領域でも優れたノイズ低減効果の得られるノ
イズフィルタ用インダクタを簡単な製造工程で、かつ低
コストで提供することができる。 (a)Er形 (b)EE形 第 1図 (Q) (b) 1イ九=mm 第2図 第3図 (C) 第5図
Claims (1)
- 1)けい素鋼薄板を積層してなる複数のコア材によって
閉磁路を形成し、該コア材上に巻線したことを特徴とす
るノイズフィルタ用インダクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13595489A JPH033209A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | ノイズフィルタ用インダクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13595489A JPH033209A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | ノイズフィルタ用インダクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH033209A true JPH033209A (ja) | 1991-01-09 |
Family
ID=15163727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13595489A Pending JPH033209A (ja) | 1989-05-31 | 1989-05-31 | ノイズフィルタ用インダクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH033209A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010212275A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Fdk Corp | 低背型インダクタ |
JP2018152233A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 三菱電機株式会社 | 点灯装置、照明器具 |
EP3422374A1 (en) * | 2017-06-27 | 2019-01-02 | Yazaki Corporation | Noise filter and noise reduction unit |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4118445Y1 (ja) * | 1964-02-22 | 1966-08-27 |
-
1989
- 1989-05-31 JP JP13595489A patent/JPH033209A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4118445Y1 (ja) * | 1964-02-22 | 1966-08-27 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010212275A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Fdk Corp | 低背型インダクタ |
JP2018152233A (ja) * | 2017-03-13 | 2018-09-27 | 三菱電機株式会社 | 点灯装置、照明器具 |
EP3422374A1 (en) * | 2017-06-27 | 2019-01-02 | Yazaki Corporation | Noise filter and noise reduction unit |
US10395818B2 (en) | 2017-06-27 | 2019-08-27 | Yazaki Corporation | Noise filter and noise reduction unit |
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