JPH0331991Y2 - - Google Patents

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JPH0331991Y2
JPH0331991Y2 JP10936082U JP10936082U JPH0331991Y2 JP H0331991 Y2 JPH0331991 Y2 JP H0331991Y2 JP 10936082 U JP10936082 U JP 10936082U JP 10936082 U JP10936082 U JP 10936082U JP H0331991 Y2 JPH0331991 Y2 JP H0331991Y2
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JP
Japan
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rescue bag
main body
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rescue
bag
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JP10936082U
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JPS5915070U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は救助袋用標識器具に関し、特に火災等
の災害時に用いる救助袋と併用して有効なもので
ある。
従来、救助袋としては、例えば特許第781922号
および実用新案登録第874927号等に開示の所謂ス
パイラル式の救助袋が用いられている。この救助
袋は円筒形の外装体とその中心部に設けた1本の
展張部材および滑降布とにより、滑降面の勾配が
33゜〜38゜となるように外装体内面と展張部材との
間に滑降布を縫着し、らせん状の滑降路を形成し
た袋本体を有し、滑降布は用布を2枚合せとし、
滑降路の軸となる展張部材への縫着部には連続し
たひだをとり、また外装体内面との縫着部には補
強布を用い降下の安全をはかるとともに連続した
ひだと緩勾配との相乗作用によつて一定した低降
下速度を有する構造としたものである。しかし
て、火災時には、救助袋を設置階から路上等の地
面に向けて垂直に投下し、以つて避難者が救助袋
の滑降路を降下するようになつている。
しかしながら、このような垂直降下式の救助袋
は設置階にのみ設置の旨がわかるだけであり、救
助袋の投下地点が地面上のどの地点に位置するの
か地上の者にとつては不明確である。これがた
め、救助袋の不意の使用時に、投下予定地点に車
が駐車してあつたり、通行人が存在していると、
火災等が発生して救助袋を用いようとしても路面
に向けて救助袋を投下することができず、緊急の
避難態勢が著しく損なわれる。
そこで、ペンキ等の塗料により地面に救助袋投
下地点を標示することが考えられるが、準備が大
掛りになり、かつその作業にも時間がかかり、ま
た標示に耐久性が乏しい欠点があつた。
本考案の目的は上述した従来の問題点に鑑み
て、救助袋の投下地点を地面上に予め標示してお
くことができるように適切に構成した簡便な救助
袋用標識器具を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本考案は、耐候
性弾性体により略々平板状に成形した本体と、本
体を地上や建物に固定する固定部材を具備し、本
体の表面には高所から視認性のよい模様に彩色し
た識別部と、救助袋の投下地点を高所から視認で
きるよう標示する第1標示部と、救助袋の設置階
を標示する第2標示部とを配置し、救助袋の投下
地点に、前記固定部材により固定するようにした
ことを特徴とするものである。
以下に図面を参照して本考案を説明する。
第1図AおよびBは本考案の1実施例を示し、
ここで、1は円盤形状の略々平板状をなす救助袋
用標識器具本体であり、その周縁部1Aにはアー
ルをつけておき、歩行者が本体1でつまずかない
ようにしておく。この本体1の材料としては耐候
性弾性体、例えば耐候性ゴム等を用いる。なお、
本体1の材料はかかる耐候性弾性体に限られるこ
となく、人が踏んでも滑りにくく、耐候性ならび
に耐久性を有するものであれば何でもよい。
本体1の上面2には塗料により視認性のよい縞
状模様、例えば黄色部3および黒色部4を縞状に
彩色して、所謂トラマークをつけると共に、救助
袋の降下地点を標示する標示部5および救助袋設
置階を標示する標示部6を、本体1の上面2に塗
料等により記入するか、もしくはそれらを標示す
る文字等を印刷した金属板、例えばステンレス製
薄膜を本体1の上面2に貼着する。
本体1には座ぐり孔7をあけ、この孔7には、
孔7に食い込んでワツシヤ12を取付けておき、
コンクリート等の舗装部8に予め埋込んであるナ
ツト9に、座ぐり孔7を介してスクリユーボルト
10を螺着し、以つて本体1を舗装部8に固定さ
せる。なお、地面が未舗装の場合には、ボルト1
0の代りに鉄製等の杭(図示せず)を座ぐり孔7
を介して地面に打ち込んで本体1を地面に固定さ
せる。
なお、本体1の塗装部3と4および標示部5と
6を螢光塗料により標示すれば夜間においても人
目につき易くなる。
更に加えて、第1図Bに点線で示すように、本
体1に耐候性保護被膜11を被着して耐候性性能
を一層向上させることができる。
以上説明してきたように、本考案によれば、救
助袋投下地点を標示する救助袋用標識器具を該当
地点に設置してその存在を高所からも視認できる
ように顕示することができて、救助袋の投下地点
を上方から認知でき、また、その地点を通行人が
避けて通るようになりまた、その地点に車を駐車
したり物品を載置する等して救助袋の投下を妨げ
るようなことがなくなる。従つて、いつたん火災
等が発生すれば標示階の人が救助袋によつて円滑
かつ迅速に緊急避難することができる。一方、救
助者は本考案救助袋用標識器具を直ちに確認でき
るので、避難者を迅速に救助することが容易とな
る。なお、本考案標識器具は建物の垂直壁等にも
取付け可能であり、それによつて、遠方からでも
容易に標示を確認できるようにすることもでき、
器具の使い勝手がよい。本考案によれば、本体は
割れたり破損しにくく耐久性に富み、かつ通行人
がその上で滑ることもない。しかもまた、避難者
は本体上に落ちてくることが多いが、その際に本
体はその弾性により避難者の落下のシヨツクをや
わらげるのにも役立つ。
また、標示を螢光塗料で行なうことにより夜間
の視認性を高めることもできる。加えて、本体に
耐候性保護被膜を被着しておくことにより、器具
の耐久性を一層高めることもできる。しかもま
た、本考案器具は製品化されている単体で取り扱
うことができ、従つて、どこにでも簡単に設置で
き、設置のために大掛りな準備をしておく必要が
なく簡便である。
以上のように本考案は火災等の災害時の避難者
救助に大きく貢献するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案救助袋用標識器具の一例を示
す平面図、第1図BはそのA−A線断面図であ
る。 1……本体、1A……周縁部、2……上面、3
……黄色部、4……黒色部、5,6……標示部、
7……座ぐり孔、8……舗装部、9……ナツト、
10……スクリユーボルト、11……耐候性保護
被膜、12……ワツシヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耐候性弾性体により略々平板状に成形した本体
    と、前記本体を地上や建物に固定する固定部材を
    具備し、前記本体の表面には高所から視認性のよ
    い模様に彩色した識別部と、救助袋の投下地点を
    高所から視認できるよう標示する第1標示部と、
    前記救助袋の設置階を標示する第2標示部とを配
    置し、前記救助袋の投下地点に、前記固定部材に
    より固定するようにしたことを特徴とする救助袋
    用標識器具。
JP10936082U 1982-07-21 1982-07-21 救助袋用標識器具 Granted JPS5915070U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10936082U JPS5915070U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 救助袋用標識器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10936082U JPS5915070U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 救助袋用標識器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5915070U JPS5915070U (ja) 1984-01-30
JPH0331991Y2 true JPH0331991Y2 (ja) 1991-07-08

Family

ID=30254780

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10936082U Granted JPS5915070U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 救助袋用標識器具

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JP (1) JPS5915070U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5915070U (ja) 1984-01-30

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