JPH0331990A - カップ自動販売機のカートリッジタンク式給水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はカップ自動販売機に用いられるカートリッジタ
ンク式給水装置に関する。

従来の技術 近年、カップ自動販売機の普及によう多種多様の飲料が
提供されるようになってきたが、カップ自動販売機を設
置、運営する場合には電源の他に水源が必要であるため
、設置される場所の水源の有無により止むなく設置を断
念せざるを得ないことがあった。

かかる課題に対しては、カートリッジタンクと呼ばれる
水タンクを別に準備して、この水タンクよりポンプにて
カップ自動販売機に送り込む給水装置が提案されてかり
、上記課題を解消するものとして使用されている。

このような給水装置は、例えば実開昭６９−２８７７４
号公報に示されてオ・シ、以下図面を参照しながら、従
来のカートリッジタンク式給水装置について説明する。

第２図は従来のカートリッジタンク式給水装置を示すも
ので、１はカップ自動販売機本体である。

２は給水口３よシ給水弁４を介して給水されるシヌター
ンで、内部の水位を検知するフロートスイッチ２ａが具
備されている。そして、このシスターン２からは給水配
管６によって第１のポンプ６の吸込口６ａに連結されて
いる。７は冷却プライン槽で、冷凍サイクルを形成する
冷凍機８によって常に冷却された冷却液７ａが充填され
ている。

９は冷水コイルで、前記冷却液７ａに浸漬されており、
一端は前記第１のポンプ６の吐出口６ｂに、他端は吐出
弁１０を経て注出ノズル１１に連結されている。筐た、
前記シスターン２からは製氷機給水配Ｔ？１２によって
製氷機１３に連結されている。以上のように構成された
カップ自動販売機本体１の給水口３にカートリッジタン
ク式給水装置１４が接続される。このカートリッジタン
ク式給水装置１４はカートリッジタンク１６と第２のポ
ンプ１６、及び殺菌が過フィルター１７の主要部品から
成り、前記カートリッジタンク１６に接続された着脱自
在継手１５＆より前記第２のポンプ１８の吸込口１６ａ
へ、吐出口１ｅｂよシ前記殺菌σｊ過フィルター１７の
入力側１７ａへ、そして出口側１７ｂが前記本体１の給
水口３へそれぞれ配管接続されている。

以上のように構成された従来例の動作を説明すると、先
ず水を入れたカートリッジタンク１６に着脱自在継手１
５ａを接続し、販売準備を完了する。

次に販売指令により第１のポンプ６が動作すると、シス
ターン２内の水は給水配管６→第１のポンプ６→冷却コ
イ／Ｉ／９→注出ノズ／ｌ／１１の経路でカップ（図示
せず）に必要量注出される。この時、シスターン２内の
水量が減るが、一定の水位に下がるとフロートスイッチ
２ａが動き、給水弁４と第２のポンプ１６に通電して前
記カートリッジタンク１６内の水をシスターン２に給水
する。そして、所定の水位に復帰すると通電を断ち、給
水を中止するものである。また、製氷機１３の運転によ
ってもシスターン２内の水を消費するが、この場合も同
様にしてシスターン２へ給水される。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、本体１に設けられ
た第１のポンプ６とカートリッジタンク式給水装置１４
に設けた第２のポンプ１６の２個が必要であるため、同
一電源より電力を供給した場合には商用電源の許容電流
を超過する危険性やカップ自動販売機とは別に別置形と
して接続するため、装置として大型になり設置場所が限
定される課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、第２のボンデ１６を必要とせ
ず従来カップ自販機内に設けられた第１のポンプｅのみ
で販売時の冷水吐出とカートリッジタンク１５からシス
ターン２への給水を行うことができるカートリッジタン
ク式給水装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のカートリッジタンク
式給水装置は、従来のカップ自動販売機内に設けられた
ポンプの吸込口と吐出口にそれぞれ第１の３方弁と第２
の３方弁を接続して構成するものである。

作　　　用 本発明は上記した構成によって、ポンプの吸込側に接続
されるシスターンとカートリッジタンクを第１の３方弁
で、また、前記ポンプの吐出側を経由して細菌が過フィ
ルターの出口側に接続されるシスターンと冷水コイルを
第２の３方弁でそれぞれ通電制御することにより、通常
の販売時にはポンプの吸込給水源としてシスターンから
給水されるとともにポンプの圧送光が冷水コイルに向け
て送水され、シスターンの水位低下による給水時にはポ
ンプの吸込給水源としてカートリッジタンクから給水さ
れるとともにポンプの圧送光がシスターンに向けて送水
されることによって１個のポンプで所望の目的が達せら
れるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。尚、従来と同−構成の部分についてはその詳細な説
明を省略する。

第１図は本発明の一実施例を示すもので、シスターン２
に接続された第１の給水配管１８は第１の３方弁１９の
常開ポー１−１９ａＫ接続されている。また、前記第１
の３方弁１９の常閉ポート１９ｂは吸入配管２０によっ
てカートリッジタンク１６の着脱自在継手１５ａに接続
されている。

そして前記第１の３方弁の共通ボー）１９ｃは第２の給
水配管２１によってポンプ６の吸込口６ａに接続されて
いる。２２は第３の給水配管で、ｎｊＪ記ポンプ６の吐
出口６ｂと細菌濾過フィルター１７の入口１７ａを接続
している。２３は第４の給水配管で、前記細菌濾過フィ
ルター１７の出口１７ｂと第２の３方弁２４の共通ボー
）２４ａを接続している。２６はシスターン送水管で、
前記第２の３方弁２４の常閉ポート２４ｂに接続され、
シスターン２に送水する配管である。そして、前記第２
の３方弁２４の常開ポー）２４Ｃは冷水コイル９の一端
に接続され、他端は従来例と同様に、吐出弁１０を介し
て吐出ノズ）ｖｌｌに接続されている。

ここで、前述した第１の３方弁１９と第２の３方弁２４
について詳しく説明すると、いずれの３方弁も電磁弁で
あり、衆知のように流体接続ポートを３箇所有し、共通
の流体出入口を共通ポートとして、通電しない時に前記
共通ポートと開路状態になるポートを常用ポート、共通
ポートと閉路状態になるポートを常閉ポートとそれぞれ
称した。

従って通電した場合には前述した開路と閉路はそれぞれ
逆の状態になり、共通ポートと常開ポートが閉路に、共
通ポートと常閉ポートが開路になるものである。

以上のように構成された一実施例の動作について同図に
もとづいて説明する。

先ず水を入れたカートリッジタンク１６に着脱自在継手
１６ａを接続する′ことで販売準備が完了する。

次に飲料販売時における動作を説明すると、販売指令に
よりポンプ６及び吐出弁１０に通電すると、シスターン
２内の水が第１の給水配管１８→第１の３方弁１９の常
開ポート１９ａ→第１の３方弁１９の共通ボー）１９ａ
→ポンプ６→細菌濾過フイルター１７→第２の３方弁２
４の共通ポート２４ａ→第２の３方弁２４の常開ポート
２４Ｃ→冷水コイ／Ｌ／９→吐出弁１ｏ→吐出ノズ／ｌ
／１１の経路でカップ（図示せず）冷却飲料水として注
出される。以上のようにして販売動作が販売指令毎に行
われると、シスターン２内の水が消費されて水位が低下
する。この時、前記シスターン２に具備されたフロート
ディッチ２ａが所定の水位以下に下がったことを検知し
て前記シスターン２に給水する。これらの動作は前記フ
ロートスイッチ２ａの動作によって第１の３方弁１９．
第２の３方弁２４及びボンデ６にそれぞれ通電されるこ
とで行われる。即ち、カートリッジタンク１６内の水が
着脱自在継手１５ａ→第１の３方弁１９の常閉ポート１
９ｂ→第１の３方弁１９の共通ポート１９Ｃ→ポンプｅ
→細菌濾過フイルター１７→第２の３方弁２４の共通ポ
ート２４ａ→第２の３方弁２４ｆ）常閉ポート２４ｂ→
シスターン送水管２６→シスターン２の経路で給水が行
われる。

尚、飲料販売の途中でシスターン２の水位が低下シフロ
ートスイッチ２ａが動作してシスターン２への給水に切
換ることで飲料吐出が途中で中断したシ、シスターン２
への給水途中で販売動作に切換らないように飲料販売中
であれば途中で前記フロートスイッチ２ａが動作しても
飲料販売動作が必要時間継続するように、また、シスタ
ーン２への給水動作中であれば前記フロートスイッチ２
ａが元の所定位置に復帰するまで販売動作をさせないよ
うに電気制御で誤動作を防ぐように構成されている。

ところで、本実施例ではカートリッジタンク１６と細菌
濾過フィルター１７を本体１内に内蔵した例を示したが
、それぞれの接続配管を給水口３のように本体１の外壁
まで導けば従来と同様本体１の外部に別置型としても使
用できることは勿論のことである。また、カートリッジ
タンク１６を使用しないで通常の上水道を使用したい場
合には細菌ｐ過フィルター１７を取外し、ポンプｅの吐
出口６ｂと第２の３方弁２４の共通ポート２４ａを別記
管部材で接続するとともに、着脱自在継手１５ａを離脱
してカートリッジタンク１５を取外せばよい。そして、
水道を給水口３に接続するととでこの目的が達成される
。

以上のように本実施例によれば、ポンプの吸込口と吐出
口にそれぞれ第１の３方弁と第２の３方弁を接続、通電
制御することにより、通常の販売時にはボンデの吸込給
水源としてシスターンから給水されるとともに、前記ポ
ンプの圧送光が冷水コイルに向けて送水され、シスター
ンの水位低下による給水時には前記ポンプの吸込給水源
としてカートリッジタンクから給水されるとともに、前
記ポンプの圧送光が前記シスターンに向けて送氷される
ことで従来カップ自動販売機内に具備されていたボンデ
を利用することでカートリッジタンク式給水装置が構成
可能になるので商用電源の許容電流を超過する危険性が
なくまた、カートリッジタンクだけをカップ自動販売機
に接続するだけでよいので装置として小型になり設置ヌ
ペーヌが極めて少なくてよい。

発明の効果 本発明は次のような効果を有する。

（１）製氷機の動作によるシスターン内の水の消費以外
は、第１．第２の３方弁の通電制御を変更することでカ
ートリッジタンク内の水を直接冷水として販売動作させ
ることができるため、従来方式よりもボンデの動作頻度
が少なく、電気使用量を削減できる。

（２）長時間の販売動作が行なわれなかった場合、シス
ターン内の水が外気と接触するために細菌が繁殖しゃす
くｉるが、シスターン−第１の３方弁→ポンプ→細菌濾
過フイルター→第２の３方弁→シスターン送水管→シヌ
ターンの順にサイクリングさせるべく第１の３方方、第
２の３方弁及びポンプを制御することにより、再び減菌
された水を製氷機に供給できる。

等の効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すカートリッジ式給水装
置とカップ自動販売機の略流体配管構成図、第２図は従
来の同構成図である。 ２・・・・・・シスターン、６・・・・・・ポンプ、９
・・・・・・冷水コイル１１６・・・・・・カートリッ
ジタンク、１７・・・・・・細菌が過フィルター　１９
・・・・・・第１の３方弁、２４・・・・・・第２の３
方弁、２６・・・・・・シスターン送水管。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 給水を一時貯水するシスターンと、このシスターンより
   給水を受けて圧送するポンプと、前記シスターンと前記
   ポンプの吸込口を接続する配管途中に介挿した第１の３
   方弁と、前記ポンプの吐出側と配管接続された細菌濾過
   フィルターと、この細菌濾過フィルターの出口側に配管
   接続された第２の３方弁と、この３方弁の常開ポートに
   接続された冷却コイルと、前記第２の３方弁の常閉ポー
   トより前記シスターンに向うシスターン送水管と、前記
   第１の３方弁の常閉ポートに配管接続されたカートリッ
   ジタンクとから成るカップ自動販売機のカートリッジタ
   ンク式給水装置。