JPS6272100A - 液体自動販売機の洗浄制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液体自動販売機の洗浄制御装置に関するもの
である。

従来の技術 従来、自動販売機の洗浄制御装置は例えば第３図及び第
４図に示すようになっていた。第３図及び第４図におい
て、１は水道水から給水貯留する水リザーバである。２
は水リザーバ１の水位を検知する水位検知装置である。

３は水道水を前記水リザーバ１に給水する給水弁である
。４は製氷機であり周知のようにエバポレータ、オーガ
（何れも図示しない）を内蔵した製氷部４ａと貯水室４
ｂから構成されている。６は前記水リザーバ１と前記製
氷機４を接続する製氷機水ラインである。６は前記水リ
ザーバ１内の水を冷水ライン７に給水する水ポンプであ
る。８は前記水リザーバ１と前記水ポンプ６を通り前記
冷水ライン７を結ぶ流水ラインである。９は前記製氷機
水ライン６に介挿された三方コックであり９ａ、９ｂ、
９ｃの３つのボートを有している。１０は前記三方フッ
ク９の一つの継手部９Ｃに接続した排水ラインである。

１１は炭酸ガスボンベ１２によシ加圧されるシロップタ
ンク、１３は前記炭酸ガスボンベ１２により加圧された
炭酸ガスと、前記冷水ポンプｅと冷水弁１４の動作によ
って給水されることにより炭酸水を製造貯留するカーボ
ネータタンクである。

また前記冷水弁１４は希釈水と前記カーボネータタンク
１３への給水の切替えを行ない、希釈水吐出量を制御す
る。１５は希釈水ノズル１６と前記冷水弁１４を結ぶ希
釈水ラインである。１Ｔは炭酸水の吐出量を制御する炭
酸水弁である。１８は炭酸水ノズル１９と前記炭酸水弁
１７を結ぶ炭酸水ラインである。２０はシロップ吐出量
を制御するシロップ弁である。２１はシロップノズル２
２と前記シロップ弁２ｏを結ぶシロップラインである。

２３は前記希釈水ノズル１６．炭酸水ノズル１９、シロ
ップノズル２２から吐出された飲料を受けるカップであ
る。２４は前記カップ２３が搬出されるベンドステージ
である。２６は排出バケツであり、前記排水ライン１０
と前記ペンドステージ２４からの排水を貯留する。２６
は前記冷水ライン７と前記カーボネータタンク１３を冷
却する冷却水槽である。２７は操作箱であり、シロップ
連続出しスイッチ２８ａ、希釈水連続出しスイッチ２８
ｂ、炭酸水連続出しスイッチ２８Ｇを備えている。

以上のように構成された液体自動販売機の洗浄制御装置
について以下その動作について説明する。

まず通常販売において、制御手段に販売指令が与えられ
ると、所定のプログラムに従ってシロップ弁２０が開い
てシロップがカップ２３へ供給される。そして商品の選
択に応じてほぼ同時に水ポンプ６が始動し、冷水弁１４
が希釈水ライン１５に切替わり希釈水がカップ２３へ供
給されるかまたは炭酸水弁１アが開いて炭酸水がカップ
２３へ供給されるかの少なくとも一方が行なわれる。

流水回路について通常の飲料販売待機時の流水回路内に
滞流した飲料を吐出洗浄することが可能となっている。

すなわち、前記水リザーバ１内の水道水は塩素成分を含
んでおり大気中の細菌の繁殖を防いでいるが、飲料販売
待機時間が長くなると、大気に接しているため前記水リ
ザーバ１内の水の塩素成分が低下し細菌の繁殖が促進さ
れる。また、前記シロップライン２１についても飲料販
売待機時間が長くなると、前記シロップノズル２２は大
気に接しておりこのシロップノズル２２かうａＥｌ［が
進入し、栄養分の多いシロップによって細菌の繁殖が促
進される。また、前記水リザーバ１→前記流水ライン８
−前記冷水ライン７−前記希釈水ライン１６についても
飲料販売待機時間が長くなると大気に接した前記希釈水
ノズル１６から塩素成分の低下した前記希釈水ライン１
６の水に細菌が進入し、前記冷水ライン７及び前記流水
ライン８に滞留した水は、前記水リザーバ１から進入し
た細菌の影響を受は細菌の繁殖が促進される。また前記
カーボネータタンク１３−炭酸水ラインについても飲料
販売待機時間が長くなると、前記炭酸水ノズル１９は大
気に接しておシ、この炭酸水ノズル１９から塩素成分の
低下した前記炭酸水ライン１８に滞留した水は、大気中
の細菌により繁殖が促進される。

そこで前記シロップライン２１に滞留したシロップを、
前記シロップ弁２ｏを開いて排出し、前記シロップタン
クから大気と接しない衛生的な飲料を供給し、また、前
記水リザーバ１−前記流水ライン８−前記冷水ライン７
−前記希釈水ライン１５に滞留した水を前記冷水弁１４
を開き同時に前記水ポンプを回わして排出し、適量の塩
素成分を含んだ水を供給し、また前記カーボネータタン
ク１３−炭酸水ライン１８に滞留した炭酸水を前記炭酸
水弁１７を開いて排出し、適量の塩素成分を含んだ水を
供給することにより洗浄を行なう。

この時、前記水リザーバ１−前記流水ライン８−前記冷
水ライン７→前記希釈水ライン１６と前記カーボネータ
タンク１３→前記炭酸水ライン１８と前記シロップライ
ン２１の少なくとも１つに滞留した飲料を排出し、衛生
的な飲料を供給することにより前記ラインの洗浄が行な
える。そして前記各ラインの飲料の排出は、第３図及び
第４図において操作箱２７に設けたシロップ連続出しス
イッチ２８ａ、希釈水連続出しスイッチ２８ｂ、炭酸水
連続出しスイッチ２８ｃの少なくとも１つを手動で操作
し、前記シロップ弁２０．前記希釈水弁１４．前記炭酸
水弁１７を任意時間放し、前記各ラインの少なくとも１
つを洗浄していた。この時、前記シロップ弁２ｏの動作
は前記シロップ連続出しスイッチ２８ａｆ、ＯＮすると
第１のリレー２９が励磁され第１の接点３２をＮＣ側か
らＮ。

側に引き前記シロップ弁２０が動作し開放される。

前記希釈水弁１４と水ポンプ６の動作は前記希釈水連続
出しスイッチ２８ｂをＯＮすると第２のリレー３０が励
磁され第２の接点３３をＮＣ側からＮｏ側に引き前記希
釈水弁１４が動作し開放されると共に前記水ポンプ６が
同時に動作する。また前記炭酸水連続出しスイッチ２８
ａをＯＮすると第３のリレー３１が励磁され第３の接点
３４をＮＣ側からＮｏ側に引き前記炭酸水弁１７が動作
し開放される。

発明が解決しようとする問題点 しかし、前記のような構成では水リザーバ１−流水ライ
ン８−冷水ライン７−希釈水ライン１６と、カーボネー
タタンク１３→炭酸水ライン１８と、シロップライン２
１の少なくとも一つの洗浄時に、操作箱２７のスイッチ
を手動で操作して滞留飲料を排出するため、前記スイッ
チの操作時間により各ラインに滞留した飲料が、スイッ
チ操作時間が短か過ぎると排出しきれず洗浄が不十分で
あったシ、逆にスイッチの操作時間が長すぎると販売飲
料の歩留りが悪くなる不都合や、操作に手間取るため定
期的な洗浄が十分に行なえないという問題を有していた
。

本発明は前記問題点に鑑み、洗浄時の各ラインに滞留し
た飲料の排出を設定に応じて任意曜日。

時刻に排出する事のできる液体自動販売機の洗浄制御装
置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 そして、前記問題点を解決する本発明の技術的な手段は
、週間タイマーと、前記設定手段と、前記設定手段によ
シ設定されたデータを記憶する前記記憶手段と前記週間
タイマーを比較する前記比較手段と、前記比較手段から
の信号により前記シロップ弁と前記冷水弁かつ水ポンプ
と前記炭酸水弁の少なくとも一つの動作、を制御する制
御手段より成るものである。

作　　用 本発明の洗浄制御装置は水リザーバ→流水ライン−冷水
ライン−希釈水ラインと、カーボネータタンク−炭酸水
ラインと、シロップラインの少なくとも一つのラインに
滞留した飲料をシロップ弁する事により、洗浄時に要す
るスイッチ操作時間を短縮し、常に各ラインそれぞれ一
定責の排出景を排出でき、衛生向上、飲料の歩留り向上
が計れ、また任意設定曜日９時刻に確実に前記ラインの
洗浄を行なうことができるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例の自動販売機の洗浄制御装置に
ついて、図面を参照しながら説明する。

本発明の一実施例の構成を第１図及び第２図に示すが従
来例と同一部分については同一符号を用い、その詳細な
説明を省略する。第２図において、３６は前記シロップ
弁２ｏと前記冷水弁１４と前記炭酸水弁１７の少なくと
も一つが動作する曜日と動作する時刻とを任意に設定す
る設定手段であり、前記設定手段３５よシ設定された時
刻及び曜日データは記憶手段３６に記憶される。３７は
時間を計数し、時刻及び曜日を計数する週間タイマーで
ある。３８は前記記憶手段３６の曜日データと時刻デー
タを前記週間タイマー３７と計数比較する比較手段であ
る。３９は前記記憶手段３６の時刻データ及び曜日デー
タと、前記週間タイマー３７の時刻及び曜日が一致する
ことにより前記比較手段３８から出た信号を受けて前記
シロップ弁２０、前記冷水弁１４．前記炭酸水弁１７の
少なくとも一つを制御する制御手段である。

以下第２図を用いてその動作を説明する。

通常販売動作は従来例と同様でありその説明を省略する
。前記水リザーバ１−前記流水ライン８→前記冷水ライ
ン７→前記希釈水ライン１６と、前記カーボネータタン
ク１３−前記炭酸水ライン１８と、前記シロップライン
２１の少なくとも一つの洗浄時には、まず前記設定手段
３６から、前記シロップ弁２０．前記冷水弁１４．前記
炭酸水弁１７の少なくとも一つＫついてその弁の動作さ
せる曜日１時刻が任意に設定される。次に前記設定手段
３６から設定された曜日１時刻の各設定データは記憶手
段３６１Ｃ記憶される。そして、前記比較手段３８にお
いて前記記憶手段３６と前記週間タイマー３７が計数比
較され、町３１手段３６の時刻データ及び曜日データと
前記週間タイマーの時刻及び曜日が同時に一致した時、
前記比較手段３８から出た信号を前記制御手段３９が受
け、一定時間通電することＫより、前記第１のリレー２
９と、前艷第２のリレー３０と、前記第３のリレー３１
の少なくとも一つを一定時間励磁させる。

これによシ前記第１の接点３２と前記第２の接点３３と
前記第３の接点３４の少なくとも一つをＮＣ側からＮｏ
側へ吸引し、前記シロップ弁２ｏと、前記冷水弁１４か
つγポンプ６と、前記炭酸水弁１７の少なくとも一つを
一定時間動作させ、前記水リザーバ１−前記流水ライン
８−前記冷水ライン７−前記希釈水ライン１６と、前記
カーボネータタンク１３→前記炭酸水ライン１８と、前
記シロップライン２１の少なくとも一つに滞留した飲料
を自動的に排出する。

以上のように定期的に各ラインの自動洗浄ができ、衛生
維持向上、飲料歩留り向上が計れる。

発明の効果 以上のように本発明は、水リザーバ−流水ライン−冷水
ライン−希釈水ラインと、カーボネータタンク−炭酸水
ラインと、シロップラインの少なくとも一つに滞留した
飲料をシロップ弁と冷水弁かつ水ポンプと炭酸水弁の少
なくとも一つが動作し任意曜日１時刻に自動的に一定量
排出する事により、洗浄時に要するスイッチ操作を排除
し、衛生維持向上、飲料の歩留り向上が計れ、また任意
設定曜日１時刻に確実に各ラインの洗浄を行なうことが
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における液体自動販売機の洗
浄装置の流水回路図、第２図は上記実施例における液体
自動販売機の洗浄装置のブロック図及び制御回路図、第
３図は従来例における液体自動販売機の洗浄装置の制御
回路図、第４図は同じ〈従来例における液体自動販売機
の洗浄装置の流水ライン、１１・・・・・・シロップタ
ンク、１３・・・・・・カーボネータタンク、１４・・
・・・・冷水弁、１５・・・・・・希釈水ライン、１７
・・・・・・炭酸水弁、１８・・・・・・炭酸水ライン
、２ｏ・・・・・・シロップ弁、２１・・・・・・シロ
ップライン、２３・・・・・・カップ、３５・・・・・
・設定手段、３６・・・・・・〜記憶手段、３７・・・
・・・週間タイマー、３８・・・・・・比較手段、３９
・・・・・・制御手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名７−
４ｙＫフイン　　　２１−−−シロップフィン第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水リザーバと、流水ラインと、前記水リザーバに貯留し
   た水を前記流水ラインを通り冷水ラインに送水する水ポ
   ンプと、炭酸水を生成、貯留するカーボネータタンクと
   、前記冷水ラインからの冷水をカップへ移送する希釈水
   ラインと、前記カーボネータタンク内の炭酸水をカップ
   へ移送する炭酸水ラインと、シロップタンクと、前記シ
   ロップタンク内のシロップをカップへ移送するシロップ
   ラインと、前記冷水ラインからの冷水を前記希釈水ライ
   ンと前記カーボネータタンクへの送水の切替え及び希釈
   水吐出量を制御する冷水弁と、前記炭酸水ライン中にあ
   って炭酸水吐出量を制御する炭酸水弁と、前記シロップ
   ライン中にあってシロップ吐出量を制御するシロップ弁
   と、時間を計数し、時刻及び曜日を計数する週間タイマ
   ーと、任意曜日、任意時刻を記憶する記憶手段と、前記
   記憶手段にシロップ弁と冷水弁かつ水ポンプと、炭酸水
   弁の水なくとも一つが動作する曜日と時刻を設定する設
   定手段と、前記週間タイマーと前記記憶手段の曜日デー
   タと時刻データをそれぞれ計数比較する比較手段と、前
   記記憶手段の時刻データ及び曜日データと前記週間タイ
   マーの時刻及び曜日が一致したことにより前記比較手段
   から出る信号を受けて、前記水リザーバ−前記流水ライ
   ン−前記希釈水ラインと、前記カーボネータタンク−前
   記炭酸水ラインと、前記シロップラインの少なくとも一
   つのラインに滞溜した飲料を任意曜日、任意時刻に自動
   的に一定量排出するために、前記シロップ弁と前記冷水
   弁かつ前記水ポンプと、前記炭酸水弁の少なくとも一つ
   の動作を制御する制御手段とより構成される液体自動販
   売機の洗浄制御装置。