JPH0331820Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0331820Y2 JPH0331820Y2 JP1984133748U JP13374884U JPH0331820Y2 JP H0331820 Y2 JPH0331820 Y2 JP H0331820Y2 JP 1984133748 U JP1984133748 U JP 1984133748U JP 13374884 U JP13374884 U JP 13374884U JP H0331820 Y2 JPH0331820 Y2 JP H0331820Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- switch
- case
- cylinder
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010292 electrical insulation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、車両のバツクドア、トランクリツド
等の扉を施錠及び解錠するスイツチ付シリンダ錠
に関するもので、特にはこれら扉に設けられたド
アスイツチと共働して該扉が正規の解錠手続を経
ずに解放されたとき報知器等を作動させるスイツ
チ付シリンダ錠に関する。
等の扉を施錠及び解錠するスイツチ付シリンダ錠
に関するもので、特にはこれら扉に設けられたド
アスイツチと共働して該扉が正規の解錠手続を経
ずに解放されたとき報知器等を作動させるスイツ
チ付シリンダ錠に関する。
従来、この種のスイツチ付シリンダ錠において
は、シリンダ錠の内部のロータに可動接点部を組
込んでこれを該ロータと連動して回転させ、一方
固定接点をシリンダケース内に取着している。然
しながら上記構成のものは接点部が導電性を有す
るシリンダケース及びロータに組込まれているた
めその絶縁構造が面倒であるという問題がある。
は、シリンダ錠の内部のロータに可動接点部を組
込んでこれを該ロータと連動して回転させ、一方
固定接点をシリンダケース内に取着している。然
しながら上記構成のものは接点部が導電性を有す
るシリンダケース及びロータに組込まれているた
めその絶縁構造が面倒であるという問題がある。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は電気絶縁構造を簡単化することがで
き、しかも全体が大形化することを極力防止する
ことができるスイツチ付シリンダ錠を提供するに
ある。
その目的は電気絶縁構造を簡単化することがで
き、しかも全体が大形化することを極力防止する
ことができるスイツチ付シリンダ錠を提供するに
ある。
本考案のスイツチ付シリンダ錠は、筒状のシリ
ンダケース内に一端部が該シリンダケースから突
出するように設けられたロータを、キーの挿入状
態で回動させることにより、前記ロータの一端部
に連結されたレバーを回動させて扉を施錠及び解
錠するものであつて、前記シリンダケースの外周
に設けられ固定コンタクトを有する円環状のスイ
ツチケースと、前記ロータの一端部の外周に前記
スイツチケースと対向するように回動可能に設け
られ前記レバーの基部に連結された円環状の回転
子と、この回転子に設けられ前記レバーの回動に
伴う該回転子の回動により前記固定コンタクトと
接離する可動コンタクトとから構成されるスイツ
チを設けた構成に特徴を有するものである。
ンダケース内に一端部が該シリンダケースから突
出するように設けられたロータを、キーの挿入状
態で回動させることにより、前記ロータの一端部
に連結されたレバーを回動させて扉を施錠及び解
錠するものであつて、前記シリンダケースの外周
に設けられ固定コンタクトを有する円環状のスイ
ツチケースと、前記ロータの一端部の外周に前記
スイツチケースと対向するように回動可能に設け
られ前記レバーの基部に連結された円環状の回転
子と、この回転子に設けられ前記レバーの回動に
伴う該回転子の回動により前記固定コンタクトと
接離する可動コンタクトとから構成されるスイツ
チを設けた構成に特徴を有するものである。
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。
明する。
１はシリンダ錠で、これはシリンダケース２の
内周部にロータ３が回転可能に挿入されており、
このロータ３に移動可能に複数個のロツクプレー
ト４が設けられている。これらのロツクプレート
４は常にはロータ３の外周部から突出するように
付勢されてロータ３の「LOCK」位置においてシ
リンダケース２の内周部に形成されたロツク溝２
ａに嵌入してロータ３がシリンダケース２に回動
不能にロツクされている。また、ロータ３のキー
孔３ａにキー５が挿入されたときロツクプレート
４の先端部がロータ３の外周部と面一状態を呈し
てロータ３とシリンダケース２とのロツクが解除
されてロータ３がキー５と共に回動可能になされ
ている。６はロータ３の端部に連結されたレバー
で、ロータ３に装着されたストツプリング３ｂに
よつて抜止状態になされ、ロータ３の回動に応じ
て回動されるようになつており、例えばレバー６
の先端部にバツクドア又はトランクリツドの施錠
及び解錠を行なうドアロツク装置がロツド（何れ
も図示せず）を介して連結されている。７はスイ
ツチで、以下これにつき説明する。８はシリンダ
ケース２の後端部にロータ３を囲繞するように取
着されたプラスチツク製の円環状のスイツチケー
スで、内底面に２個の固定コンタクト９ａが形成
されたプリント基板製のインシユレータ９が取着
されており、この固定コンタクト９ａ，９ａにス
イツチケース８を貫通したリード線１０，１１が
接続されている。１２は円環状の回転子であり、
これは、前記スイツチケース８の開放面を閉塞す
るように前記ロータ３の外周に嵌め込まれ、外周
部に形成された３個の係合爪１２ａがスイツチケ
ース８に係止することにより取付けられている。
このとき、回転子１２は、その内底面が前記スイ
ツチケース８の内底面に対向した状態で、該スイ
ツチケース８に対して回動可能とされている。１
３はこの回転子１２の底面部に設けられた突部
で、これがレバー６の基部に穿設された孔部６ａ
に嵌合により連結されている。１４はインシユレ
ータ９に対向して回転子１２の内底部に取着され
た可動コンタクトで、これの両端部がインシユレ
ータ９に摺接されている。そして、この可動コン
タクト１４はドアロツク装置が解錠状態のときに
両端部が接点９ａ，９ａに夫々接触してスイツチ
７がオンし、ロータ３によりレバー６が一方向に
回動されてドアロツク装置が施錠状態になされた
ときに少なくとも一端部が接点９ａから離反して
スイツチ７をオンするようになつている。また、
図示はしないが、バツクドア又はトランクリツド
の閉塞時にオフとなり開放時にオンとなるドアス
イツチが警報回路に接続されている。尚、１５は
スイツチケース８と回転子１２間に装着されたＯ
リングである。
内周部にロータ３が回転可能に挿入されており、
このロータ３に移動可能に複数個のロツクプレー
ト４が設けられている。これらのロツクプレート
４は常にはロータ３の外周部から突出するように
付勢されてロータ３の「LOCK」位置においてシ
リンダケース２の内周部に形成されたロツク溝２
ａに嵌入してロータ３がシリンダケース２に回動
不能にロツクされている。また、ロータ３のキー
孔３ａにキー５が挿入されたときロツクプレート
４の先端部がロータ３の外周部と面一状態を呈し
てロータ３とシリンダケース２とのロツクが解除
されてロータ３がキー５と共に回動可能になされ
ている。６はロータ３の端部に連結されたレバー
で、ロータ３に装着されたストツプリング３ｂに
よつて抜止状態になされ、ロータ３の回動に応じ
て回動されるようになつており、例えばレバー６
の先端部にバツクドア又はトランクリツドの施錠
及び解錠を行なうドアロツク装置がロツド（何れ
も図示せず）を介して連結されている。７はスイ
ツチで、以下これにつき説明する。８はシリンダ
ケース２の後端部にロータ３を囲繞するように取
着されたプラスチツク製の円環状のスイツチケー
スで、内底面に２個の固定コンタクト９ａが形成
されたプリント基板製のインシユレータ９が取着
されており、この固定コンタクト９ａ，９ａにス
イツチケース８を貫通したリード線１０，１１が
接続されている。１２は円環状の回転子であり、
これは、前記スイツチケース８の開放面を閉塞す
るように前記ロータ３の外周に嵌め込まれ、外周
部に形成された３個の係合爪１２ａがスイツチケ
ース８に係止することにより取付けられている。
このとき、回転子１２は、その内底面が前記スイ
ツチケース８の内底面に対向した状態で、該スイ
ツチケース８に対して回動可能とされている。１
３はこの回転子１２の底面部に設けられた突部
で、これがレバー６の基部に穿設された孔部６ａ
に嵌合により連結されている。１４はインシユレ
ータ９に対向して回転子１２の内底部に取着され
た可動コンタクトで、これの両端部がインシユレ
ータ９に摺接されている。そして、この可動コン
タクト１４はドアロツク装置が解錠状態のときに
両端部が接点９ａ，９ａに夫々接触してスイツチ
７がオンし、ロータ３によりレバー６が一方向に
回動されてドアロツク装置が施錠状態になされた
ときに少なくとも一端部が接点９ａから離反して
スイツチ７をオンするようになつている。また、
図示はしないが、バツクドア又はトランクリツド
の閉塞時にオフとなり開放時にオンとなるドアス
イツチが警報回路に接続されている。尚、１５は
スイツチケース８と回転子１２間に装着されたＯ
リングである。
つぎに上記構成の作用につき説明する。バツク
ドア又はトランクリツドが閉塞されてドアロツク
装置により施錠されているときにはスイツチ７は
オフしているが図示しないドアスイツチがオフさ
れているので、警報回路は作動しない。
ドア又はトランクリツドが閉塞されてドアロツク
装置により施錠されているときにはスイツチ７は
オフしているが図示しないドアスイツチがオフさ
れているので、警報回路は作動しない。
また、キー５をロータ３のキー孔３ａに挿入し
ロータ３を回動してシリンダ錠１を解錠状態にす
ると、スイツチ７がオンとなり、警報解除信号が
警報回路に送られこの状態でバツクドア又はトラ
ンクリツドが解放されてドアスイツチがオンされ
てもやはり警報器は作動しない。
ロータ３を回動してシリンダ錠１を解錠状態にす
ると、スイツチ７がオンとなり、警報解除信号が
警報回路に送られこの状態でバツクドア又はトラ
ンクリツドが解放されてドアスイツチがオンされ
てもやはり警報器は作動しない。
ところで、バツクドア又はトランクリツドが正
規の解錠手続を経ずに開放されたとき例えばドア
ロツク装置が破壊されてこじ開けられたような場
合にはロータ３は「LOCK」位置にあり、レバー
６が回動されずスイツチ７がオフ状態を維持して
いるから、バツクドア又はトランクリツドが開放
されてドアスイツチがオンされ警報信号が警報回
路に送られ警報器に電源が供給されて鳴動し、バ
ツクドア又はトランクリツドが不正に解放された
ことを報知する。
規の解錠手続を経ずに開放されたとき例えばドア
ロツク装置が破壊されてこじ開けられたような場
合にはロータ３は「LOCK」位置にあり、レバー
６が回動されずスイツチ７がオフ状態を維持して
いるから、バツクドア又はトランクリツドが開放
されてドアスイツチがオンされ警報信号が警報回
路に送られ警報器に電源が供給されて鳴動し、バ
ツクドア又はトランクリツドが不正に解放された
ことを報知する。
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、スイツチをシリンダケースの外周部位に設け
ることにより、電気絶縁構造の簡単化を図り得、
しかも、スイツチケース及び回転子をシリンダ錠
の外周に円環状に配置してスイツチをコンパクト
に構成するようにしたので、全体が大形化するこ
とを防止できるという優れた効果を奏するもので
ある。
ば、スイツチをシリンダケースの外周部位に設け
ることにより、電気絶縁構造の簡単化を図り得、
しかも、スイツチケース及び回転子をシリンダ錠
の外周に円環状に配置してスイツチをコンパクト
に構成するようにしたので、全体が大形化するこ
とを防止できるという優れた効果を奏するもので
ある。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第１図
は縦断面図、第２図はスイツチの分解斜視図であ
る。 図面中、１はシリンダ錠、２はシリンダケー
ス、３はロータ、５はキー、６はレバー、７はス
イツチ、８はスイツチケース、９ａは固定コンタ
クト、１２は回転子、１４は可動コンタクトを示
す。
は縦断面図、第２図はスイツチの分解斜視図であ
る。 図面中、１はシリンダ錠、２はシリンダケー
ス、３はロータ、５はキー、６はレバー、７はス
イツチ、８はスイツチケース、９ａは固定コンタ
クト、１２は回転子、１４は可動コンタクトを示
す。
Claims (1)
- 筒状のシリンダケース内に一端部が該シリンダ
ケースから突出するように設けられたロータを、
キーの挿入状態で回動させることにより、前記ロ
ータの一端部に連結されたレバーを回動させて扉
を施錠及び解錠するものであつて、前記シリンダ
ケースの外周に設けられ固定コンタクトを有する
円環状のスイツチケースと、前記ロータの一端部
の外周に前記スイツチケースと対向するように回
動可能に設けられ前記レバーの基部に連結された
円環状の回転子と、この回転子に設けられ前記レ
バーの回動に伴う該回転子の回動により前記固定
コンタクトと接離する可動コンタクトとから構成
されるスイツチを備えることを特徴とするスイツ
チ付シリンダ錠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984133748U JPH0331820Y2 (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984133748U JPH0331820Y2 (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149863U JPS6149863U (ja) | 1986-04-03 |
| JPH0331820Y2 true JPH0331820Y2 (ja) | 1991-07-05 |
Family
ID=30692281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984133748U Expired JPH0331820Y2 (ja) | 1984-09-03 | 1984-09-03 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0331820Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58176368A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-15 | 日産自動車株式会社 | シリンダ錠の操作検出構造 |
-
1984
- 1984-09-03 JP JP1984133748U patent/JPH0331820Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58176368A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-15 | 日産自動車株式会社 | シリンダ錠の操作検出構造 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6149863U (ja) | 1986-04-03 |
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