JPH0331768Y2 - - Google Patents

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JPH0331768Y2
JPH0331768Y2 JP1984135283U JP13528384U JPH0331768Y2 JP H0331768 Y2 JPH0331768 Y2 JP H0331768Y2 JP 1984135283 U JP1984135283 U JP 1984135283U JP 13528384 U JP13528384 U JP 13528384U JP H0331768 Y2 JPH0331768 Y2 JP H0331768Y2
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JP
Japan
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corrugated
flat
concavo
bent
flat portion
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JP1984135283U
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JPS6149819U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は各種の簡易建築物の屋根材や側壁材あ
るいは間仕切り材等に汎用されているプラスチツ
ク波板、詳しくは波板の波形横断方向に折り曲げ
容易なプラスチツク波板に関するものである。
(ロ) 従来の技術 周知の通りプラスチツク波板は軽量であり耐侯
性、機械的強度、透光性に優れ、安価であつて施
工が容易なことから各種の建築物の屋根材や側壁
材あるいは仕切り材等が広く使用されている。こ
のプラスチツク波板は通常長方形をなしその長手
方向に山部および谷部が延びているため、幅方向
に折り曲げることは比較的容易であるが長手方向
に折り曲げることは至難であり、したがつて例え
ば屋根材として使用する場合棟の部分に使用でき
ず、棟の部分は金属薄板等の別の材料で構成しな
ければならないばかりでなく、棟を金属薄板で構
成した場合には、波板と金属薄板との重合部に隙
間が生じ、その隙間のシール施工を必要とする。
この不都合を改善するため、実開昭55−157925
号公報に見られるように波板の中間部分の幅方向
に平板部を設けたプラスチツク波板が提案されて
いる。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、上記刊行物に記載された波板
は、該波板を波形の横断方向に屈曲できるという
長所を有しているが、折り曲げに際しては折り目
ラインが定まらず、波形の山部や谷部に対して直
角方向に整然と折り曲げるためには、定規となる
ような別の物体を利用しなければならないという
不都合を有している。また、折り曲げ部の曲率半
径が大きくなりすぎ、無理に曲げると大きな外力
を必要とし、また平板部に歪を持ち何等からの衝
撃が加わると割れるという不都合も有していた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は上記した不都合を改善することを目的
としてなされたものであつて、プラスチツク波板
主体1の中間部分に波形成形部2の山部および谷
部を横切る方向に平坦部3を設け、更に該平坦部
3の中央に波形成形部2の横断方向に一本の直線
状の凹条4または凹凸成形部5を設け、平坦部3
に波形横断方向の折り曲げ外力を加えると、該平
坦部3が凹条4又は凹凸成形部5の部分から折り
曲がるように構成してなるものである。
(ホ) 作用 本考案によるプラスチツク波板主体1はその中
間部分に波形成形部2の山部および谷部を横切る
方向に平坦部3を備え、更に該平坦部3に凹条4
または凹凸成形部5を設けているため、平坦部3
の両側の波形成形部2,2を把持して折り曲げ外
力を加えると、平坦部3の部分において彎曲が生
じるとともに肉薄部の凹条4または凹凸成形部5
の部分が折り目線の作用をなし、したがつて、波
形成形部2の山部および谷部を横切る方向に正確
にかつ格別の技術を要することなく、かつ波形成
形部2を変形させることなく整然とした折り曲げ
を行なうことができる。また凹条4または凹凸成
形部5より折り曲がるために、折り曲げ外力は小
さくてすみ、歪も残らない。
(ヘ) 実施例 第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
プラスチツク波板主体1の中間部分に、波形成形
部2の山部および谷部を横切る方向に平坦部3を
設け、該平坦部3の中央に波形を横断する方向に
一本の凹条4を設けている。該凹条4は平坦部3
の厚み内に凹嵌された状態で設けられており、凹
条4部分の厚みが薄くなつている。このプラスチ
ツク波板主体1を折り曲げるには、波形成形部2
を持つて曲げ方向に外力を加えると、平坦部3で
彎曲するとともに、厚みの薄い凹条4部分で屈曲
するので、極めて容易に且つ正確に、小さな外力
で曲率半径を小さくできる。
プラスチツク波板を加熱真空成形手段によつて
形成した場合には、波形成形部2,2の部分より
も平坦部3の部分が若干厚くなるから、その厚み
内に溝状の凹条4を設ければ凹条4の部分におけ
る大幅な強度低下が避けられ、凹条4を内側とな
して折り曲げることによつて表面滑らかな折り曲
げ部を得ることができる。
第3図及び第4図は上記した凹条4に代えて平
坦部3の中央に波形の折り曲げ用凹凸成形部5で
ある波形を一山設けた態様を示したものである。
この態様によれば、折り曲げ部の強度低下の懸念
がなく、厚みの薄い波板に対して特に好都合であ
る。この波板主体1は凹凸成形部5を中心として
容易に曲げられる。この凹凸成形部5は波形成形
部2の波形の見掛けの寸法よりも小さい波形が好
ましい。
(ト) 考案の効果 このように本考案によるプラスチツク波板は、
波板主体1の中間部分に、波形成形部2の山部お
よび谷部を横切る方向に平坦部3を設け、更に該
平坦部3の中央に波形成形部2の横断方向に一本
の直線状の凹条4または凹凸成形部5を設けてな
るものであるから、該波板主体1を該平坦部3に
おいて波形成形部2を変形させることなく、小さ
な外力で容易にかつ小さな曲率半径で折り曲げる
ことができ、殊に凹条4を形成した態様において
は角度をつけての折り曲げや多角形状のカーブを
持つた折り曲げができ、屋根材の棟用として好適
に活用することができる。また波形の凹凸成形部
5を形成した態様においては、折り曲げが容易と
なるほか、折り曲げ部の強度低下がなく、簡易建
築物の建材として広く利用できる。その上、折り
曲げ前の状態においては、重ね合せが可能である
ため、嵩張ることなく搬送あるいは保管すること
ができるなど、実用上好都合な多くの効果を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したものであつて、
第1図は斜視図、第2図は第1図のA−A線断面
図、第3図は本考案の他の実施例を示した斜視
図、第4図は第3図のA−A線断面図である。 1……プラスチツク波板主体、2……波形成形
部、3……平坦部、4……凹条、5……凹凸成形
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プラスチツク波板主体1の中間部分に波形成
    形部2の山部および谷部を横切る方向に平坦部
    3を設け、更に該平坦部3の中央に波形成形部
    2の横断方向に一本の直線状の凹条4または凹
    凸成形部5を設けたことを特徴とする中間部分
    で折り曲げ容易な波板。 前記凹条4が平坦部3の厚み内に形成された
    溝である前記実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の中間部分で折り曲げ容易な波板。 前記凹凸成形部5が波形をなしている前記実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の中間部分で
    折り曲げ容易な波板。
JP1984135283U 1984-09-06 1984-09-06 Expired JPH0331768Y2 (ja)

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JP1984135283U JPH0331768Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

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JP1984135283U JPH0331768Y2 (ja) 1984-09-06 1984-09-06

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JPS6149819U JPS6149819U (ja) 1986-04-03
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS582218B2 (ja) * 1973-04-16 1983-01-14 ザ スタンダ−ド オイル コンパニ フホウワアルデヒドオ サンニヘンカンヨウ カイリヨウシヨクバイ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53142717U (ja) * 1977-04-15 1978-11-10
JPS582218U (ja) * 1981-06-29 1983-01-08 積水化学工業株式会社 合成樹脂製波板

Patent Citations (1)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6149819U (ja) 1986-04-03

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