JPS5943250Y2 - コ−ナ−パツド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコーナーパッド、更に詳しぐば、扁平な角筒体
４二つに折り曲げて成形され、物品のコナーにむける隣
り合う測面倉保護するコーナパッドに関するもめである
。

従来、物品のコーナ一部の相隣り合う二側面に跨って配
置きれるコーナーパッドにおいて、単一の部材でコーナ
ーパッド金形成したものでは、物品の側面に沿った部分
に強度差４つけることが困難であり、例えば物品の側面
の上下で物品の耐変形性に差があって、上下の一部にコ
ーナーパッドによって効果的に補強する必要がある場合
は、予じめ単一の部材で成形したコーナーパッドに別途
の部材全追加して物品側面の弱い箇所に対応するコーナ
ーパッド全部分的に補強する必要があり、それだけコー
ナーパッドの形成及び物品の梱包に手間取るという問題
があった。

本考案は上記の点に鑑みて為されたものであつて、主な
目的とするところは、別部材全追加することなく単一の
部材で成形できる部分的に補強されたコーナーパッド４
提供することにあり、他の目的とするところは、不使用
時には薄く折り畳んで保管でき、保管時の電音できるだ
け低くすることができるコーナーパッド全提供すること
である。

本考案４以下図に示す実施例に基いて詳述する。

本考案に係るコーナーパッドは、矩形状の外面板１と矩
形状の内面板２とが夫々上下の各辺で上側板３と下側板
４とによって連続して外面板１と内面板２との距離が上
下の両側板３，４間の距離よりも大巾に短くなった扁平
な角筒状に成形づれ、外面板１の左右略中央で上下の全
長に亘る第１折り曲げ線ｂｌＶｃよってこの第１折り曲
げ線ｂ１両開側外面板１の左右両半部が内面板２がわへ
曲げ延ばし自在に折り曲げられ、内面板２がこの第１折
り曲げ線ｂ□に対応する左右略中央で左右二つの半割板
２ａ 、２ａに分断され、上下の両側板３４と外面板１
及び両生動板２ａ、２ａとの上下両辺とが連続する稜線
部が、第４折り曲げ線ｂ４となって外面板１と各半割板
２ａ及び上下の両側板３．４がこの第４折り曲げ線ｂ４
倉境にして互いに曲げ延ばし自在となり、各半割板２ａ
の互いに対向する部分に夫々上下の全長に亘る第２折り
曲げ線ｂ２が形６ａれると共に、上下の各側板３゜４の
左右略中央部が夫々頂点全上記の第１折り曲げ線ｂ１の
端に合致ブせ且つ開先の両端倉上記の各第２折り曲げ線
ｂ２の端に合致でせたＶ字形に切落されて各半割板２ａ
の第２折り曲げ線ｂ２より中央寄りに形成すれる各帯片
部５が外面板１がわへ折り曲げられ、各帯片部５の上下
両端間の一部に夫々帯片部５の左右金印に亘る第３折り
曲げ線ｂ３が形成されて各帯片部５が第３折り曲げ縁ｂ
３に境にして上下の第１リプ片６と第２リブ片７に区画
され、各第１リプ片６は第２折り曲げ線ｂ２で各半割板
２ａに左右の一側縁が連続すると共に、各第２リブ片７
の左右の一側縁に対応する各第２折り曲げ線ｂ２が第２
リプ片７の上下の全長に亘って切断賂れて各第２リプ片
７が夫々第３折り曲げ線ｂ３より外面板１と各半割板２
ａとの間に折り曲げられ、各第１リプ片６が第２折り曲
げ線ｂ２より外面板１がわに曲げ延ばし自在に折り曲げ
られて各第１１Ｊプ片６の左右の一側縁が外面板１の内
表面に係止し、各第２リブ片７が第３折り曲げ線ｂ３よ
り外面板１と各半割板２ａとの間に曲げ延ばし自在に折
り曲げられて各第２リブ片７の左右両側縁が夫々外面板
１及び各半割板２ａの内表面に係止し、外面板１は夫々
両半割板２ａの第２折り曲げ線ｂ２に対応する部分同士
が当接する迄上記第１折り曲げ線ｂ１ より内面がわ
に折り曲げられたこと金特徴とするものである。

このコーナーパッドＡは段ボール紙のような厚手の部材
４田いて成形でれるものであり、基本的に矩形状の外面
板１と内面板２及び外面板１と内面板２と４上下の各辺
で連続づせる上下の各側板３゜４とで構威すれ、外面板
１及び内面板２の左右両縁には夫々上下の全長に亘る外
カバー片８と内カバー片９が一体に延出する。

外面板１は左右中央で上下の全長に亘る第１折り曲げ線
ｂ１によって内面板２がわへ自在に折り曲げられる。

内面板２は左右中央で左右二つの半動板２ａ 、２ａに
分断てれると共に、上下の両側板３，４も夫々左右中央
２ｖ字形に切断することによって左右に分割される。

上下の両側板３，４と外面板１及び両半割板２ａ、２ａ
との上下両辺とが連続する稜線部は第４折り曲げ線ｂ４
となっていて、外面板１と各半割板２ａ及び上下の両側
板３，４がこの第４折り曲げ線ｂ４全境にして互いに曲
げ延ばし自在となっている。

各半割板２ａの中央寄りの部分は第２折り曲げ線ｂ２に
沿って上下の全長に亘って外面板１がわへ略直角に折り
曲げられる帯片部５となっており、この帯片部５の左右
中は外面板１と各半割板２ａとの面間距離に略等しく、
外面板１に帯片部５が折り曲げられた時に帯片部５の一
側縁が外面板１の内表面に係止する。

この第２折り曲げ線ｂ２の一部は、第１図及び第３図に
示すように、第２折り曲げ線ｂ２と半割板２ａの外側端
との間の巾Ｗと略等しい長さで、少なくとも第２折り曲
げ線ｂ２の下部金銭して切断され、この切断線ＣＬ１下
端に対応する部分の各帯片部５には左右の金印に亘る第
３折り曲げ線ｂ３が形成され、第３折り曲げ線ｂ３より
下方全第１リプ片６とし、上記の切断線ＣＬ、の上端に
対応する部分で帯片部５の左右金印に亘る切断線ＣＬ２
と第３折り曲げ線ｂ３０間全第２リプ片７としている。

帯片部５下部の第１リプ片６及び上記の切断線ＣＬ２上
方に残る帯片部５の一部は夫々第１図に示すように第２
折り曲げ線ｂ２に沿って内方へ略直角に折り曲げられて
左右の一側縁が夫々外面板１の内表面に係止し、第２リ
プ片７は第３折り曲げ線ｂ３に沿ってこの第１リプ片６
と略直角に折り曲げられへ左右の両側録音夫々外面板１
と半割板２ａの内表面に係止する。

その結果外面板１０片半分と半割板２ａとの間の金印に
亘って第２リプ片７が位置することとなり、この左右方
向に走る第２リプ片７によって外面板１の片半部と半割
板２ａｋ含むコーナーパッドＡの各一方が補強でれ、第
２リプ片７付近の耐変形度全他の部分に比べて増大させ
るものである。

尚、図の実施例では、第２リプ片７の上方に帯片部５の
一部に残した例え示したが、本考案は必ずしもこれのみ
に限定されろものではなく、上記の切断線ＣＬ１に第２
折り曲げ線ｂ２の上端迄伸ばして、第３折り曲げ線ｂ３
より上方の帯片部５倉全て第２リプ片７としてもよく、
また第２リプ片７の長さ奮上記の実施例より短くして半
割板２ａの左右方向の一部□第２リフ片７で補強しても
よい。

上記の外カバー片８及び内カバー片９は夫々外面板１の
左右両端と各半割板２ａの左右方向の一側縁との間にで
きる開口４塞ぐようにして折り曲げられ、第２図に示す
ように、テープ１０によって閉じた位置に保持される。

このコーナーパッドＡは、第１リプ片６及び第２リプ片
７え所定位置に折り曲げた後、上記の■字形の切落しの
両側縁１１，１１同士及び各第２折り曲げ線ｂ２に対応
する部分の各半割板２ａ同士が突き合せられる迄、第１
折り曲げ線ｂ１に沿って外面板１が折り曲げられて第２
図に示すようなＬ形状に成形され、第４図に示すように
、物品Ｂのコーナ一部の隣り合う両側面に夫々各半割板
２ａｋ沿接ブせて使弔される。

この場合、上記の第２リプ片７で補強された部分が、物
品Ｂ測面の上下で強度的に強い箇所に対応するように各
コーナーパッドＡが使田される。

第４図では、物品Ｂとしてアルミニウムの型枠１５上に
ポリカーボネート製のパネル１６全積層した構造のもの
に本考案のコーナーパッドＡｋ適中した例全示しており
、アルミニウムの型枠に比して耐衝撃性の優れるポリカ
ーボネイトに当る部分に上記の第２リプ片７が位置し、
この型枠１５に大きな衝撃力が０口わらないようにコー
ナーパッドＡで保護するわけである。

ところで、上記のコーナーパッドＡにおいて、第１折り
曲げ線ｂ１、第２折り曲げ線ｂ２、第３折り曲げ線ｂ３
、各側板３，４が外面板１と半割板２ａに連続する稜線
部分である第４折り曲げ線ｂ４、及び内外の両力バー片
８，９が外面板１及び半割板２ａに連続する部分は、全
て曲げ延ばし自在な線となっており、その結果、コーナ
ーパッドＡは、第３図に示すように、各半割板２ａｋ外
面板１上に密接でせた形に折り畳むことができ、コーナ
ーパッドＡＴｈ使用しない場合は、コーナーパッドＡ□
薄く折り畳んでおくことにより、多数のコーナーパッド
ＡＴｈ積み重ねて保管することができ、保管時の嵩ｉ低
くすることができる。

本考案は以上のように、左右に分割された各半割板の一
側縁にそって外面板がわに折り曲げられる帯片部の一部
の第２リプ片が更に外面板と半割板との間に折り曲げら
れるため、この第２リプ片によって外面板と半割板との
間４部分的に補強でき、その結果、単一の部材によって
成形されるコーナーパッドの強度２部分的に高めること
ができるものであり、従って、このコーナーパッド金剛
いて保護でれる物品の側面のうち耐衝撃性の低い部分定
上記の第２リプ片によって補強ブれた箇所で効果的に保
護できるという効果がある。

更に、外面板の左右略中夫の第１折り曲げ線と、半割板
と第１リプ片との間の第２折り曲げ線と、第２リプ片と
第１リプ片との間の第３折り曲げ線と、上下両側板と外
面板及び半割板との間の第４及び線と４夫々曲げ延ばし
自在としているから、第１折り曲げ線倉曲げ延ばしてコ
ーナーパッド全左右に開き、第２折り曲げ線及び第３折
り曲げ線全延ばして半割板間へ畳み、第４折り曲げ線全
延ばし、あるいは曲げて外面板と半割板とに重ねるよう
に畳むだけで、厚みのある略り彫金したコーナーパッド
釘１とんど展開することなく、従ってコーナーパッド４
略り形に組み立てられた状態とほとんど大きす全変える
事なく扁平に畳むことができるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の一部展開した状態定石す斜
視図、第２図は同上の完成状態え示す斜視図、第３図は
同上のコーナーパッドに一枚の板状物に折り畳んだ状態
を示す平面図、第４図は同上の一使用例を示す分解斜視
図であり、１は外面板、２は内面板、３は上側板、４は
下側板、５は帯片部、６は第１リプ片、７は第２すプ片
、ｂｌは第１折り曲げ線、ｂ２は第２折り曲げ線、ｂ３
は第３折り曲げ線、ｈ４は第４折り曲げ線である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 矩形状の外面板と矩形状の内面板とが夫々上下の各辺で
   上側板と下側板とによって連続して外面板と内面板との
   距離が上下の両側板間の距離よりも大巾に短くなった偏
   平な角筒状に成形づれ、外面板の左右略中央で上下の全
   長に亘る第１折り曲げ線によってこの第１折り曲げ線画
   側の外面板の左右両半部が内面板がわへ曲げ延ばし自在
   に折り曲げられ、内面板がこの第１折り曲げ線に対応す
   る左右略中央で左右二つの半割板に分断され、上下の両
   側波と外面板及び両半割板との上下両辺とが連続する稜
   線部が第４折り曲げ線となって外面板と各半割板及び上
   下の両側板がこの第４折り曲げ線倉境にし七互いに曲げ
   延ばし自在とな゛す、各半割板の互いに対向する部分に
   夫々上下の全長に亘る第２折り曲げ線が形成フれると共
   に、上下の各測板の左右略中央部が夫々頂点全上記の第
   １折り曲げ線の端に合致させ且つ開先の両端ｉ上記の各
   第２折り曲げ線の端に合致させたＶ字形に切落されて各
   半割板の第２折り曲げ線より中央寄りに形ｔ−ｇれる各
   帯片部が外面板がわへ折り曲げられ、各帯片部の上下両
   端間の一部に夫々帯片部の左右食中に亘る第３折り曲げ
   線が形成すれて各帯片部が第３折り曲げ線金境にして上
   下の第１１Ｊプ片と第２リプ片に区画され、各第１リプ
   片は各第２折り曲げ線で各半割板に左右の一側縁が連続
   すると共に、各第２リプ片の左右の一側縁に対応する各
   第２折り曲げ線が第２リプ片の上下の全長に亘って切断
   されて第２リプ片が夫々各第３折り曲げ線より外面板と
   各半割板との間に折り曲げられ、各第１リプ片が第２折
   り曲げ線より外面板がわに曲げ延ばし自在に折り曲げら
   れて各第１リプ片の左右の一側縁が外面板の内表面に挾
   持され、各第２リプ片が第３折り曲げ線より外面板と各
   学割板との間に曲げ延ばし自在に折り曲げられて各第２
   リプ片の左右両側縁が夫々外面板及び各半動板の内表面
   に挾持され、外面板は夫々両半割板の第２折り曲げ線に
   対応する部分同士が当接する迄上記第１折り曲げ線より
   内面がわに折り曲げられたコーナーパッド。