JPH0226813Y2 - - Google Patents

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JPH0226813Y2
JPH0226813Y2 JP1983114348U JP11434883U JPH0226813Y2 JP H0226813 Y2 JPH0226813 Y2 JP H0226813Y2 JP 1983114348 U JP1983114348 U JP 1983114348U JP 11434883 U JP11434883 U JP 11434883U JP H0226813 Y2 JPH0226813 Y2 JP H0226813Y2
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JP
Japan
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ruled line
horizontal ruled
synthetic resin
cardboard
resin material
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JP1983114348U
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JPS6024719U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、段ボールの内部空間に発泡合成樹脂
材を充填することにより、耐圧性を強化した段ボ
ール箱に関する。
[従来の技術] 従来この種の物品としては、実公昭38−7387号
公報や実開昭49−37375号公報に記載されている
ように、段ボールの内部空間の全面にわたつて発
泡合成樹脂材を充填した段ボールを用いて作られ
た段ボール箱が知られている。
このような段ボール箱は強度が上がる、緩衝性
が良い、断熱性が良い等の長所がある半面、段ボ
ールを折曲げて箱を作る場合、罫線部を含むすべ
ての領域に発泡合成樹脂材が充填されているた
め、極めて折曲げにくく、特にシートの流れ方向
に入れられる横罫線の折曲げが困難である。この
ため、製函時の作業性が極度に低下するという欠
点があつた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案者らは鋭意研究を行い、上記した欠点を
解消した。
[課題を解決するための手段] すなわち、本考案は表裏のライナーの間に中芯
を介在すると共に両ライナーと中芯を一体化して
段ボールを形成し、上記段ボールによつて形成し
た段ボール箱において、段ボールの段と直角にな
るシートの流れ方向に、横罫線を含む前記横罫線
の両側に帯状に設けられた横罫線部6を除いた領
域の段ボールの内部空間に発泡合成樹脂材10を
充填した段ボール箱に関するものである。
以下、本考案を図面によつて説明する。
第1図は本考案の段ボール箱の一実施例の外観
図であり、第2図はその展開図である。段ボール
箱1は容器胴部2の両側開口縁に夫々横罫線3を
介してフラツプ5を連設したものから成り、横罫
線3を含む罫線の両側には帯状に横罫線部6が形
成されている。
本考案においては、貼合機で段ボールの段と直
角に、シートの流れ方向に入れられる罫線を横罫
線、段ボールの段と平行な幅方向に入れられる罫
線を縦罫線という。
また、本考案において「横罫線部」とは横罫線
を含み、横罫線の両側に設けられた帯状の内部空
間に発泡合成樹脂材が充填されていない領域をい
う。
第3図は、横罫線部6を除く領域の内部空間に
発泡合成樹脂材10が充填された本考案に用いら
れる段ボールの外観図である。該段ボールは表裏
のライナー7,8の間に中芯9を介在すると共に
両ライナーと中芯を一体化することによつて形成
され、横罫線部6を除いた領域の内部空間に発泡
合成樹脂材10が充填されている。従つて、横罫
線部6の内部空間には発泡合成樹脂材が充填され
ていないので、横罫線3を中心に横罫線部6で容
易に折曲げることができる。
本考案は、横罫線部6の内部空間に発泡合成樹
脂材10が充填されてさえいなければ、他の全領
域の内部空間に充填されていても、或いは容器胴
部2、フラツプ5など段ボール箱の一部の領域の
ライナー7,8の間に形成される内部空間に充填
されていても良い。従つて、要求される箱の品質
により、容器胴部2の内部空間にのみ発泡合成樹
脂材10を充填したもの、或いは容器胴部2、フ
ラツプ5の双方の内部空間に発泡合成樹脂材10
を充填したもの等充填部を任意に変えた箱とする
ことができる。
発泡合成樹脂材の充填割合についても同様であ
る。第4図は本考案に用いられる段ボールの一実
施例を示す断面図であり、段ボールの全内部空間
に発泡合成樹脂材10が充填されている。また、
第5図は本考案に用いられる段ボールの別の実施
態様を示す断面図であり、段ボールの中芯9でへ
だてられた片側の空間にのみ発泡合成樹脂材10
が充填されている。このように要求される箱の特
性を満たすものであれば、発泡合成樹脂材10が
内部空間に任意の割合で充填されていても本考案
の段ボール箱に使用可能である。
本考案の段ボール箱に用いられる発泡合成樹脂
材は特に限定されず、たとえばポリウレタン、ポ
リエチレン、ポリスチレン等の発泡品があげられ
るが、中でもポリウレタンが好ましい。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案の段ボール箱は強
度、緩衝性、断熱性等従来知られた特徴に加え、
製函の際の作業性が良いという効果を有する極め
て実用的な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の段ボール箱の外観図、第2図
は展開図、第3図は本考案に用いる段ボールの外
観図、第4図〜第5図は発泡合成樹脂材の充填の
もようを示す段ボールの断面図である。 1……段ボール箱、2……容器胴部、3……横
罫線、4……縦罫線、5……フラツプ、6……横
罫線部、7……表ライナー、8……裏ライナー、
9……中芯、10……発泡合成樹脂材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表裏のライナーの間に中芯を介在すると共に両
    ライナーと中芯を一体化して段ボールを形成し、
    上記段ボールによつて形成した段ボール箱におい
    て、段ボールの段と直角になるシートの流れ方向
    に、横罫線を含む前記横罫線の両側に帯状に設け
    られた横罫線部6を除いた領域の段ボールの内部
    空間に発泡合成樹脂材10を充填した段ボール
    箱。
JP11434883U 1983-07-25 1983-07-25 段ボ−ル箱 Granted JPS6024719U (ja)

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JP11434883U JPS6024719U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 段ボ−ル箱

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JP11434883U JPS6024719U (ja) 1983-07-25 1983-07-25 段ボ−ル箱

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JPS6024719U JPS6024719U (ja) 1985-02-20
JPH0226813Y2 true JPH0226813Y2 (ja) 1990-07-20

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59103737A (ja) * 1982-12-04 1984-06-15 株式会社トーモク 強化段ボ−ル包装容器及びその製造法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5175730U (ja) * 1974-12-12 1976-06-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59103737A (ja) * 1982-12-04 1984-06-15 株式会社トーモク 強化段ボ−ル包装容器及びその製造法

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JPS6024719U (ja) 1985-02-20

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