JPS5910028Y2 - 角部にフランジが突出する物品の梱包用隅パツド - Google Patents

角部にフランジが突出する物品の梱包用隅パツド

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JPS5910028Y2
JPS5910028Y2 JP2709480U JP2709480U JPS5910028Y2 JP S5910028 Y2 JPS5910028 Y2 JP S5910028Y2 JP 2709480 U JP2709480 U JP 2709480U JP 2709480 U JP2709480 U JP 2709480U JP S5910028 Y2 JPS5910028 Y2 JP S5910028Y2
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JP
Japan
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corner
section
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packaging
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Application number
JP2709480U
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JPS56128825U (ja
Inventor
勲 桑山
Original Assignee
松下電工株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案は角部にフランジが突出する物品の梱包用隅パッ
ド、更に詳しくは、角部にフランジが突出する物品を梱
包箱内に収める場合に物品の角部と梱包箱の隅部との間
に収められて物品の角部を保護する梱包用隅パッドに関
するものであって、主な目的とするところは梱包箱内で
角部にフランジが突出する物品の角押えと上押えとを一
枚の段ボール紙で戒形される隅パッドで行うことである
本考案を以下図に示す実施例に基いて詳述する。
本考案に係る梱包用隅パッドは、梱包箱20の隅部内底
面に下面Aが載置され梱包箱20の隅部の内側面に相隣
り合う二側面B,Bが夫々面接され且つ梱包箱20内に
納装される物品21の上面外周に突出するフランジ22
の角部が上面Cに載置される方形の基箱25が一枚の展
開段ボール紙26を折り曲げて形威され、梱包箱20の
隅部内側面に面接する基箱25の相隣り合う二側面B,
Bの上縁より基箱25の上面Cに突出する垂立壁27の
内隅部より基箱25の上面がわに引出された上押えDと
基箱25との間に上記物品21のフランジ22の角部が
収められる間隙Eが形或され、残りの相隣り合う二側面
F,Fと上面Cとの三面がなす角隅部に上記物品21の
角部が収められる凹段部Gが形戊され、凹段部Gの内底
面に物品21の角部底面が載置されると共に、凹段部G
の内側面に夫々物品21の角部の両側面が当接されるこ
とを特徴とするものであって、本実施例では上面の外周
縁より角部を含む全周に互ってフランジ22が突出する
扁平な矩形状に或形された物品21の四隅に取着される
ものを示している。
すなわち、この物品21は、第8図に示すように、薄箱
形状に戊形された梱包箱20内へ四隅に付けた梱包用隅
パツド40と共に収められて所定位置に保持されると共
に角部を保護するわけである。
尚、物品21中央の凹部24には段ボール紙製のパツド
23が収められて梱包箱20の踏み抜けを防止するよう
になっている。
この梱包用隅パッド40は第2図に示すように段ボール
紙を打ち抜いて得られる一枚の展開段ボール紙26を各
折り曲げ線に沿って折り曲げて形或されるものであって
、基箱25は同図で示す第1乃至第10区分1・・・・
・・10で形或され、垂立壁27は第1区分1及び第2
区分2の上部と第11区分11及び第12区分12とで
形威されるものである。
すなわち、基箱25の側面B,Fは横に並ぶ4枚の第1
区分乃至第4区分4で形威され、上面は第6区分6の上
に第5区分5を重ね合して形或され、基箱25の下面は
第9区分9基部の下額縁部10 aと第10区分10基
部の下額縁部10 a及び第8区分8と第7区分7とを
重ね合したもので形或され、垂立壁27は第1区分1及
び第2区分2の上部に夫々第11区分11及び第12区
分12を折り返して形威されるものであって、第1区分
1の左側に延出する重ね代13を第4区分4の裏面に重
ね合して第1区分1と第4区分4が連続するものである
ここで第1区分1と第2区分2は夫々第3区分3と第4
区分4よりも上下に長く形戊されていて、第11区分1
1及び第l2区分12の基部には夫々上下二本の折り曲
げ線で囲まれた互いに横方向に連続する上額縁部11a
,12bが形或され、この二本の折り曲げ線で第11区
分11及び第12区分12を夫々第1区分1及び第2区
分2の上部に折り返すことで、上額縁部11a,12b
で上面を形戊する垂立壁27が形戊されるものであり、
横に並ぶ各上額縁部11a,12bには互いの端部を残
して切欠されて横方向に連続する切欠帯14が形或され
、これと平行に第11区分11及び第12区分12に跨
るように切欠された切欠線15とこの切欠帯14との間
に形或される帯部16で垂立壁27より基箱25上面に
引出される上押えDが形威される。
この帯部16の両端及びその間には5本の折り曲げ線a
,l),cがつけられており、中央及び両端、或いは全
部の折り曲げ線で帯部16を屈曲させることにより、垂
立壁27の内隅部より基箱25の上面Cにこの帯部16
を引き出して上記の上押えDが得られ、上押えDと基箱
25の上面Cとの間隙Eに挿入される物品21のフラン
ジ22を上押えDで基箱25上に押えて保持するもので
ある。
また、第2区分2の上縁部には切欠溝14と連通する半
円状切欠17が設けられており、この半円状切欠17が
垂立壁27の上端に開放し、第4図に示すようにここよ
り指を通して容易に前記帯部16が基箱25の上面Cへ
引出せるようになっている。
一方、梱包箱20の内側面に面接しないところの基箱2
5の相隣り合う二側面F,Fと上面との三面がなす角隅
部に形或される凹段部Gは、第5区分5と第6区分6と
に跨る部分で夫々第3区分3と第4区分4の上縁部に接
する部分を切欠いてできる角状切欠18と、この角状切
欠18と上下に対応して第3区分3と第4区分4との高
さ方向の中央部で両区分3,4に跨る部分を切欠いて得
られる三角状切欠19及びその両者18.19との間に
残る矩形部30とで構或されるものである。
すなわち、矩形部30の両側端及び中間部には上下両端
が夫々角状切欠18及び三角状切欠19に至る折り曲げ
線d,e,fがつけられており、第3図に示すように、
各折り曲げ線で矩形部30を折り曲げて矩形部30を基
箱25内に押し込み、第5区分5を第6区分6に重ね合
した時に角状切欠18の両側端が合致してできるL字縁
に、矩形部30の上縁を合致させて、三角状切欠19の
斜辺を露出させ、相隣り合う二側面F,Fと上面との三
面とで為す角隅部に上面が開放し、底面を三角状切欠1
9の斜辺とし且つ内側面を矩形部30とする凹段部Gが
形或され、この凹段部Gに物品21の角部を収めて角部
を凹段部Gで保持するものであって、凹段部Gで物品の
角押えを行い、上押えDでフランジ22の上押えを行う
ことができ、1つの梱包用隅パツド40で角押えと上押
えとの両方が行え、従って、本実施例のように薄型の矩
形状の物品21を梱包する場合は、第9図に示すように
、梱包用隅パツド40が4つで済むわけである。
尚、上記実施例では凹段部Gの底面を三角状切欠19の
斜辺として、下面がテーパ面となった角部を凹段部G内
に収めて角部を斜辺で支持する例を示したが、勿論本考
案は上記の実施例のみに限定されるものではなく、例え
ば三角状切欠19の代りに角状切欠18と平行な線状の
切欠をつければ、下面が平坦な角部を凹段部Gで支持で
きるものである。
次に、基部25の底面の構造について説明すると、この
底面は先ず第9区分9及び第10区分10を夫々の基部
に形戊した下額縁部9 a ,10 a両側の折曲りげ
線で第5図に示すように折り返し、第6図に示す如く、
底面の二辺に沿って夫々下額縁部9a,10aを並べ、
しかる後、第7区分7及び第8区分8を重ね合し、第7
区分7及び第8区分8の先端折曲部7a,8aを夫々下
額縁部9a,10a付近の第9区分9と第10区分10
の表面に当接させ、折曲部7aを第8区分8と下額縁部
9aとの間で保持して構或されるものであって、基箱2
5の下面の相隣り合う二辺で下額縁部9 a ,10
aが基箱25を補強して梱包用隅パツド40全体のねじ
れに対する強度を向上させ、梱包用隅パツド40の保型
性を高めるようになっている。
尚、この梱包用隅パツド40は第7図に示すように、二
つに折り畳んだ状態で用意しておき、使用時に第3図乃
至第6図に示すように各区分を折り曲げて最終形状に組
み立てるものである。
本考案は以上のように、一枚の展開段ボール紙を折り曲
げて得られる基箱の角隅部に物品の角部を収める凹段部
が形或されると共に基箱の上面の二辺に突出する垂立壁
より上押えが延出してこの上押えと基箱の上面との間に
物品の角部に突出するフランジを収める間隙が形或され
るものであるから、この梱包用隅パツドーって、角部に
フランジが突出する物品の角押えと上押えとを同時に行
うことができるという利点か゛ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の展開図、第3図乃至第6図は同上の組み立て状態を示
す斜視図、第7図は同上の梱包用隅パッドの二つ折り状
態を示す平面図、第8図は同上の一使用状態を示す断面
図、第9図は同上の斜視図であり、20は梱包箱、21
は物品、22はフランジ、25は基箱、27は垂立壁、
Aは基箱の下面、Bは基箱の側面、Cは基箱の上面、D
は上押え、Eは間隙、Fは基箱の側面、Gは凹段部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梱包箱の隅部内底面に下面が載置され梱包箱の隅部の内
    側面に相隣り合う二側面が夫々面接され且つ梱包槽内に
    納装される物品の上面外周に突出するフランジの角部が
    上面に載置される方形の基箱が一枚の展開段ボール紙を
    折り曲げて形戒され、梱包箱の隅部内側面に面接する基
    箱の相隣り合う二側面の上縁より基箱の上面に突出する
    垂立壁の内隅部より基箱の上面がわに引出された帯片と
    基箱との間に上記物品のフランジの角部が収められる間
    隙が形威され、残りの相隣り合う二側面と上面との三面
    がなす角隅部に上記物品の角部が収められる凹段部が形
    或され、四段部の内底面に物品の角部底面が載置される
    と共に、凹段部の内側面に夫々物品の角部の両側面が当
    接される角部にフランジが突出する物品の梱包用隅パッ
    ド。
JP2709480U 1980-02-29 1980-02-29 角部にフランジが突出する物品の梱包用隅パツド Expired JPS5910028Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56128825U JPS56128825U (ja) 1981-09-30
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