JPH0331712Y2 - - Google Patents

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JPH0331712Y2
JPH0331712Y2 JP1987106007U JP10600787U JPH0331712Y2 JP H0331712 Y2 JPH0331712 Y2 JP H0331712Y2 JP 1987106007 U JP1987106007 U JP 1987106007U JP 10600787 U JP10600787 U JP 10600787U JP H0331712 Y2 JPH0331712 Y2 JP H0331712Y2
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plate
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JP1987106007U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、小物等を入れる組み立て分解が自在
な合成樹脂製の物入れボツクスに関する。
〔従来の技術〕
従来、この種技術としては、単一の可撓性板体
と底板との組合せから成り、可撓性板体の内側に
は、底板の縁部が嵌り込む溝が設けられ、底板の
周縁に可撓性板体を巻着した構造のものや、3方
の側板を折畳み可能に連着して構成した構成体の
両端縁部垂直方向に上方のみを開口した係合蟻溝
を設けて、該蟻溝に残りの側板の両端に設けた係
合突条を着脱自在に嵌合させて成る構造のものが
知られている(例えば、実開昭61−161227号公報
および実公昭42−20597号公報参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の技術で述べたもののうち前者において
は、底板の周縁と可撓性板体の溝を嵌合させるも
ので、底板の周縁には嵌合突部が設けられていな
いものであるから、可撓性板体と底板との嵌合度
が弱くて容易に離脱分解してしまうという問題点
を有していた。
また、後者においては、蟻溝と係合突条との嵌
合であるから、容易に離脱分解することはないも
のの、両者の挿脱は上方向のみから行わなければ
ならないため、これを横方向より着脱自在に巻着
して無端状に組み立てることは不可能であるとい
う問題点を有していた。
本考案は、従来の技術が有するこのような問題
点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、組み立て分解が自在で、かつ横方向よりの巻
着による組み立て時においては、一対の側板と外
装板との嵌合が強固であつてしつかりと組み立て
られる実用性と趣味性に優れた物入れボツクスを
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的のため、本考案は、任意の形状を有す
る一対の合成樹脂製側板10,10′と、該側板
10,10′を対向せしめてその外面を無端ボツ
クス状に覆う一枚の外装板20とから成り、前記
一対の側板10,10′の周縁には断面略T字状
突部11,11′が設けられ、前記外装板20は、
所要数の合成樹脂製ユニツト板21が、互いの連
結部22を屈曲自在として並列に連結されて構成
されると共に、その裏面の対向せる両縁部には、
ハ字状の傾斜案内部31,31′とこれに連らな
る垂直部32,32′および前記側板10,1
0′の断面略T字状突部11,11′が着脱自在に
嵌合する外方に拡開した切込部33,33′を有
する溝部30,30′が幅いつぱいに設けられ、
該溝部30,30′の切込部33,33′と側板突
部11,11′との密嵌をもつて該一対の側板1
0,10′と一枚の外装板20がボツクス状で、
かつ無端状にに巻着されて組み立てられる構成を
特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本案物入れボツクスは、任意の形状を有する一
対の側板10,10′と該側板10,10′を対向
せしめてその開口前面をボツクス状にして、かつ
無端状に覆う一枚の外装板20とから構成されて
いる。
一対の側板10,10′は合成樹脂製であつて、
その周縁には、第3図および第4図に示すよう
に、断面略T字状突部11,11′が一体に設け
られている。
なお、側板10,10′は透明体、不透明体を
問わず、またその形状も本実施例では方形とした
が円形、半楕円形等任意であり、更にまたその表
面に着色や各種模様等の意匠を施すことも任意で
ある。
外装板20は、所要数の合成樹脂製ユニツト板
21が、互いの連結部22を屈曲自在として並列
に連結して構成されている。
すなわち、第6図、第8図および第9図に示す
ように、各ユニツト板21の左右両端部に設けら
れた貫通穴23,23′を介してそれぞれゴムひ
も26,26′が挿通されると共に、その始端結
び目27,27′と終端結び目28,28′がやや
大径の始端凹部24,24′内と終端凹部25,
25′内において正面に露出することなく係止さ
れて、該2本のゴムひも26,26′によつて各
ユニツト板21は互いに屈曲自在とされ、または
第10図および第12図に示すように、一枚の可
撓性シート29にユニツト板21が並列に貼着さ
れて、ユニツト板21,21間の連結部22が可
撓性シート29によつて屈曲自在とされ、更に
は、特に図示しないが、各ユニツト板間の連結部
が一体成形の肉薄ヒンジ構造によつて屈曲自在と
されている。
そして、該外装板20は、その全長Lが、第1
図に示すように、一対の側板10,10′を対向
せしめてその開口前面をボツクス状に覆つたと
き、その始端と終端がぶつかつて、恰も無端状を
呈するように長さ設定されており、また覆うとき
に側板10,10′の角部にユニツト板21,2
1間の連結部22が位置するように設定されてい
る。
外装板20の裏面の対向せる覆い方向両縁部
(ゴムひも26,26′の外側部位)には、一対の
側板10,10′の突部11,11′と密嵌する溝
部30,30′が幅いつぱいに亘つて設けられて
いる。
溝部30,30′は第8図および第12図に示
すように、ハ字状の傾斜案内部31,31′とこ
れに連なる垂直部32,32′および側板10,
10′の断面略T字状突部11,11′が着脱自在
に嵌合する外方に拡開した切込部33,33′を
有し、案内部31,31′をガイドとして側板突
部11,11′が挿入されて、突部11,11′が
切込部33,33′に食込むことによつて密嵌し、
側板10,10′と外装板20が強固に嵌合され
て容易には離脱しないようになつている。
以上の構成に係る一対の側板10,10′と一
枚の外装板20により物入れボツクスを組み立て
るには、先ず、一対の側板10,10′を外装板
20の始端に合致させてその溝部30,30′と
突部11,11′との密嵌をもつて取り付け、次
いで、側板10,10′の突部11,11′に沿い
溝部30,30′を密嵌させてその終端を始端と
合致させれば、側板10,10′の開口前面は、
所要数のユニツト板21を連結して成る一枚の外
装板20によつてボツクス状に、しかも無端状に
覆われて物入れボツクスが組み立てられる。
そして、該ボツクスに小物等を入れたり、また
出したりするときには、外装板20の一部と側板
10,10′との嵌合を外して形成される開口部
より出し入れすればよい。
なお、側板10,10′の周縁の全長が等しけ
れば、共通の外装板20でよいから、例えば、方
形の側板から半楕円形の側板に取り変えて共通の
外装板で、全体方形の物入れボツクスと半楕円形
の物入れボツクスを組み立てることができる。
〔考案の効果〕
しかして、本考案によれば、任意の形状を有す
る一対の側板10,10′と、該側板10,1
0′を対向せしめてその開口外面をボツクス状に
して、かつ無端状に覆う、所要数のユニツト板2
1の屈曲自在な連結を持つて構成された一枚の外
装板20とから成るものであつて、その組み立て
は、固着具を一切用いることなく、側板10,1
0′の断面略T字状突部11,11′の外装板20
の溝部30,30′における切込部33,33′に
対する食込みによる嵌合によつてしつかりと強固
に組み立てられ、かつ両者の離脱分解が容易であ
り、しかも側板を変えることによつて異なつた形
状の物入れボツクスを組み立てることができると
共に、外装板20は所要数のユニツト板21の屈
曲自在な連結構造にして全体を無端状に、しかも
容易には離脱できないように覆うものであるか
ら、実用的であると共に、その全体の表面意匠等
と相まつて、フアツシヨン性、趣味性にも優れ、
一風変わつた物入れとしてその商品価値を高め得
るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示したもので、第1図
は全体の側面図、第2図は同上平面図、第3図は
一対の側板の正面図、第4図は同上−線に沿
つた一部省略の拡大断面図、第5図は第2図の
−線に沿つた一部省略の拡大断面図、第6図は
外装板の正面図、第7図は外装板の背面図、第8
図は第6図の−線に沿つた一部省略の拡大断
面図、第9図は第6図の−線に沿つた一部省
略の拡大断面図、第10図は外装板の他例を示す
一部省略の正面図、第11図は同上背面図、第1
2図は第10図の−線に沿つた一部省略
の拡大断面図である。 10,10′……一対の側板、11,11′……
断面略T字状突部、20……外装板、21……ユ
ニツト板、22……屈曲自在連結部、30,3
0′……溝部、31,31′……傾斜案内部、3
2,32′……垂直部、33,33′……切込部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 任意の形状を有する一対の合成樹脂製側板1
    0,10′と、該側板10,10′を対向せしめて
    その外面を無端ボツクス状に覆う一枚の外装板2
    0とから成り、前記一対の側板10,10′の周
    縁には断面略T字状突部11,11′が設けられ、
    前記外装板20は、所要数の合成樹脂製ユニツト
    板21が、互いの連結部22を屈曲自在として並
    列に連結されて構成されると共に、その裏面の対
    向せる両縁部には、ハ字状の傾斜案内部31,3
    1′とこれに連らなる垂直部32,32′および前
    記側板10,10′の断面略T字状突部11,1
    1′が着脱自在に嵌合する外方に拡開した切込部
    33,33′を有する溝部30,30′が幅いつぱ
    いに設けられ、該溝部30,30′の切込部33,
    33′と側板突部11,11′との密嵌をもつて該
    一対の側板10,10′と一枚の外装板20がボ
    ツクス状で、かつ無端状に巻着されて組み立てら
    れる構成を特徴とする物入れボツクス。
JP1987106007U 1987-07-10 1987-07-10 Expired JPH0331712Y2 (ja)

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JP1987106007U JPH0331712Y2 (ja) 1987-07-10 1987-07-10

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JPS6411932U JPS6411932U (ja) 1989-01-23
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012034630A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Dairei:Kk 湯せん・蒸し調理用魚介類包装冷凍食品及びその製造方法

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JPS4220597Y1 (ja) * 1965-12-01 1967-11-30

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JPS61161227U (ja) * 1985-03-29 1986-10-06

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