JPH0331384Y2 - - Google Patents

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JPH0331384Y2
JPH0331384Y2 JP1987048321U JP4832187U JPH0331384Y2 JP H0331384 Y2 JPH0331384 Y2 JP H0331384Y2 JP 1987048321 U JP1987048321 U JP 1987048321U JP 4832187 U JP4832187 U JP 4832187U JP H0331384 Y2 JPH0331384 Y2 JP H0331384Y2
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JP
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suction
air
powder
pipe
suction opening
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ニユーマチツクコンベア用混入機等
として利用される粉粒体用吸引ノズルに関し、特
に性能を向上させたことを特徴とする。
(従来の技術) 従来より、第2図及び第3図のような粉粒体用
吸引ノズルは在る。
第2図のものは吸引管21のみから成り、第3
図のものは吸引音31の先部に二重管構造部32
を設けて空気導入路32aを形成し且つ吸引管3
1の先端にはフレア部31aを形成して成る。
これら粉粒体用吸引ノズルの使用に際しては、
何れのものも吸引管21,31の先先部を粉粒体
m層内に位置させるようにする。これにより粉粒
体mは空気の流線nに沿つて順次に吸引されるの
である。
(考案が解決しようとする問題点) 上記した従来のものにあつては、吸引空気の流
線nが下向きから上向きに略360度変化させられ
るのであるが、その際、遠心力に作用により吸引
管21,31の半径方向に向かう空気質量に基づ
く慣性力が誘発されることから、流線n間隔の狭
められる個所が発生し、これがために、丁度、吸
引管21,31が絞られたような現象となつて圧
力損失を生じ、吸引エネルギーを無駄に消失する
結果となる。
本考案は従来のものが持つ上記問題点を解消さ
せ、効率良く粉粒体を吸引し得る粉粒体用吸引ノ
ズルを提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る粉粒体用吸引ノズルは、第1図に
示すように、吸引開口1aを粉粒体m層内に位置
させられる吸引管1と、空気導入口2aを大気中
に開口させられ且つ空気導出口2bを前記吸引開
口1aと近接状態に対向させられる空気導入管2
とから成つている。
(実施例) 以下、本考案の具体的な実施例を図面により説
明する。
第1図は本考案に係る粉粒体用吸引ノズルを示
し、1は真空式ニユーマチツクコンベアにおける
輸送管の一部を成す吸引管で、これの後流側には
吸引管1を通じて大気を吸入するための図示しな
いブロワが設けられている。2は下部をU字状に
屈曲された空気導入管であり、これの空気導入口
2aは前記吸引管1の吸引開口1aよりも所定量
だけ高く位置させられる一方、空気導出口2bは
吸引管1の吸引開口1aと近接した状態に且つ吸
引開口1aの略中心位置と対向するように配置さ
れる。3は支持金物で、空気導入管2を上下方向
に位置変更調整可能なように支持しており、した
がつて空気導入管2を上下動させれば吸引管1の
吸引開口1aと空気導入管2の空気導出開口2a
とが互いに近接離反することになるのである。
上記実施例装置を使用するに際しては、図示し
ないブロワーを駆動した状態下で、第1図に示す
ように、吸引管1の吸引開口1aを粉粒体m層内
に、そして空気導入管2の空気導入口2aを大気
層中に位置させるようにする。これにより、大気
が吸引管1の吸引開口1a周辺に作用する負圧に
よつて空気導入管2の空気導入口2aからその空
気導出口2bへ向かつて導入されつつ吸引開口1
aから吸引され、またこの一方では粉粒体mが吸
引開口1aと空気導出口2bとの相互間に自重作
用でもつて自然落下しては吸引され又は吸入開口
1a周辺の負圧により直接に吸引されることか
ら、粉粒体mは導入された空気流によりその流線
nに沿つて浮遊した状態で吸引されるのである。
この場合、空気導出口2bから導入された空気は
大きな方向転換することなく略真つ直ぐに吸引開
口1aへ向かうことから、吸引管1内において空
気の流線n間隔が狭められるようなこともなくな
つて、従来のような圧力損失に基づく吸引エネル
ギーの無駄な消失は発生しない。
次に、吸引管1からの粉粒体mの吸引量を変更
するには、吸引開口1aと空気導出口2bとの相
互間に流れ込む粉粒体mの量を変化させるべく、
空気導出口2bと吸引開口1aとの相互間距離を
変化させるようにする。すなわち、吸引量を多く
するには相互間距離を大きくし、反対に吸引量を
少なくするには相互間距離を小さくするようにす
るのである。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、空気導入管2か
ら導入された空気の流線n態様が改善されるた
め、従来のような圧力損失に基づく吸引エネルギ
ーの無駄な消失がなくなり、粉粒体mは効率的に
吸引されることとなるのである。
また、実施例のように吸引開口1aを空気導出
口2bとを近接離反可能にすれば、吸引管1から
の粉粒体mの吸引量を変化させることが可能にな
るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る粉粒体用吸引ノズルの概
要断面図、第2図及び第3図はそれぞれ従来例を
示す概要断面図である。 符号、1……吸引管、1a……吸引開口、2…
…空気導入管、2a……空気導入口、2b……空
気導出口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 吸引開口1aを粉粒体m層内に位置させられ
    る吸引管1と、空気導入口2aを大気中に開口
    させられ且つ空気導出口2bを前記吸引開口1
    aと近接状態に対向させられる空気導入管2と
    から成る粉粒体用吸引ノズル。 (2) 吸引管1の吸引開口1aと空気導入管2の空
    気導出口2bとが互いに近接離反可能に成され
    た実用新案登録請求の範囲第1項に記載の粉粒
    体用吸引ノズル。
JP1987048321U 1987-03-30 1987-03-30 Expired JPH0331384Y2 (ja)

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JPS63157236U JPS63157236U (ja) 1988-10-14
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