JPH0331183Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0331183Y2 JPH0331183Y2 JP1987161600U JP16160087U JPH0331183Y2 JP H0331183 Y2 JPH0331183 Y2 JP H0331183Y2 JP 1987161600 U JP1987161600 U JP 1987161600U JP 16160087 U JP16160087 U JP 16160087U JP H0331183 Y2 JPH0331183 Y2 JP H0331183Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- thread
- ceiling
- fishing rod
- fishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 4
- 241000861914 Plecoglossus altivelis Species 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 2
- 241000861915 Plecoglossus Species 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 241000270295 Serpentes Species 0.000 description 1
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- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は鮎の泳がせ釣り用釣竿の穂先に取付け
られる天井糸取付け具に関するものである。
られる天井糸取付け具に関するものである。
(従来技術とその問題点)
一般に鮎釣りの仕掛けは穂先にカラミ止めの天
井糸を60〜70cm付け、それに道糸を結び、先端へ
道糸よりやや太めの先糸70〜80cmを追加して、全
長を竿より1mぐらい長くとり、そして、その先
に鼻カンを取付け、さらに掛け針の付いたハリス
を結びつけるというのが通常である。
井糸を60〜70cm付け、それに道糸を結び、先端へ
道糸よりやや太めの先糸70〜80cmを追加して、全
長を竿より1mぐらい長くとり、そして、その先
に鼻カンを取付け、さらに掛け針の付いたハリス
を結びつけるというのが通常である。
しかしながら、鮎の泳がせ釣りは鮎の習性を利
用して釣る方法であるから、第4図にしめすよう
に、竿先を斜め下流に向け、オトリを斜め上方に
向かつて泳がせ、次いで止めてオトリを下流に引
き戻すことによりオトリを円を描くように泳がせ
る回転操作を基本とするため、穂先先端から天井
糸を介して接続する道糸に撚りがかかり、オトリ
鮎を交換する際(第5図参照)に、釣り糸が緩む
ため、撚りがかかつた天井糸および道糸が穂先に
絡み付き、なかなか外れないという問題点があ
る。
用して釣る方法であるから、第4図にしめすよう
に、竿先を斜め下流に向け、オトリを斜め上方に
向かつて泳がせ、次いで止めてオトリを下流に引
き戻すことによりオトリを円を描くように泳がせ
る回転操作を基本とするため、穂先先端から天井
糸を介して接続する道糸に撚りがかかり、オトリ
鮎を交換する際(第5図参照)に、釣り糸が緩む
ため、撚りがかかつた天井糸および道糸が穂先に
絡み付き、なかなか外れないという問題点があ
る。
そのため、第6図に示すように、穂先のヘビ口
に硬めのナイロン糸を三つ編みにして太めに形成
した三本ヨリを取付け、糸が穂先に絡み付くのを
防止する方法が提案されているが、糸の撚りを解
消するものでないため、抜本的解決にはなりえ
ず、また、糸の撚りがたまるとオトリ鮎の弱りを
早める原因となる。
に硬めのナイロン糸を三つ編みにして太めに形成
した三本ヨリを取付け、糸が穂先に絡み付くのを
防止する方法が提案されているが、糸の撚りを解
消するものでないため、抜本的解決にはなりえ
ず、また、糸の撚りがたまるとオトリ鮎の弱りを
早める原因となる。
(考案の目的)
そこで、本考案は穂先に繋がる天井糸の糸撚り
が自然に解消され、天井糸の穂先への絡みつきを
防止することができる天井糸取付け具を提供する
ことを目的とする。
が自然に解消され、天井糸の穂先への絡みつきを
防止することができる天井糸取付け具を提供する
ことを目的とする。
(考案の構成)
本考案は上記目的を達成するためには、糸の撚
りに応じて穂先への連結部が回転するとともに、
かかる連結部に取付けられる天井糸又は道糸が穂
先から幾分離れるようにすると、天井糸又は道糸
は穂先に絡まりにくく、また、例え、穂先に絡ま
りついたとしても穂先を振ることにより回転して
即座に絡まりが解消されることを見出して完成し
たもので、その要旨とするところは、「回転子1
1を数珠玉状に互いに連結子12を介して回転自
在に連結してフレキシブルな連鎖体1からなり、
その一端を釣竿穂先先端Tとの連結部13とし、
穂先先端の延長方向に延びるように連結可能とす
る一方、他端である自由端11′を天井糸Sとの
連結部14とし、上記連鎖体1は釣竿を略直立状
態に支持したとき、上記自由端11′が穂先から
幾分離れた位置に湾曲しつつ垂下し、穂先先端と
天井糸又は道糸とを接続するように構成されてい
ることを特徴とする天井糸取付け具」にある。
りに応じて穂先への連結部が回転するとともに、
かかる連結部に取付けられる天井糸又は道糸が穂
先から幾分離れるようにすると、天井糸又は道糸
は穂先に絡まりにくく、また、例え、穂先に絡ま
りついたとしても穂先を振ることにより回転して
即座に絡まりが解消されることを見出して完成し
たもので、その要旨とするところは、「回転子1
1を数珠玉状に互いに連結子12を介して回転自
在に連結してフレキシブルな連鎖体1からなり、
その一端を釣竿穂先先端Tとの連結部13とし、
穂先先端の延長方向に延びるように連結可能とす
る一方、他端である自由端11′を天井糸Sとの
連結部14とし、上記連鎖体1は釣竿を略直立状
態に支持したとき、上記自由端11′が穂先から
幾分離れた位置に湾曲しつつ垂下し、穂先先端と
天井糸又は道糸とを接続するように構成されてい
ることを特徴とする天井糸取付け具」にある。
以下、本考案を添付図面に示す具体例に基づ
き、詳細に説明する。
き、詳細に説明する。
(実施例)
第1図は本考案に係る天井糸取付け具1を鮎釣
竿Rの穂先先端Tに取付け、それに天井糸Sを連
結した状態を示す斜視図、第2図はその要部拡大
図である。
竿Rの穂先先端Tに取付け、それに天井糸Sを連
結した状態を示す斜視図、第2図はその要部拡大
図である。
図面に示すように、本考案に係る天井糸取付け
具1は回転子をなす金属球11を連結子12をも
つて回転自在に複数個連結してなるフレキシブル
な連鎖体であり、穂先先端側の端部球11′から
突出する連結ロツド13を穂先先部に挿入固定す
ると、数珠玉状に連鎖する天井糸取付け具1は湾
曲しつつ垂下し、他端である自由端が穂先から幾
分離れた位置にくる。その自由端側の端部球1
1′には挿通孔14が穿設され、しかも捩じりと
引く力により端部球11′を締めつけて取付けら
れる糸止め具15を介して天井糸Sを結び付ける
ようになつている(第3図参照)。したがつて、
穂先先端Tと天井糸Sはかかる天井糸取付け具1
を介して連結されることになる。かかる天井糸取
付け具1は穂先先端Tと回転自在に連結されると
ともに、連鎖する金属球11…は互いに回転自在
に連結されているので、第1図に示す位置で穂先
先端周囲に回転自在である。したがつて、第4図
に示すように、鮎釣り時のオトリの回転操作によ
り天井糸Sに糸撚り力が伝達されると、天井糸取
付け具1が矢印方向に回転する結果、糸撚りが自
然に解消される。しかも、他端である自由端が穂
先から幾分離れた位置にまで湾曲しつつ垂下して
いるので、第5図に示すように、オトリの取り替
え時に天井糸およびそれに連続する道糸が緩んで
も穂先に糸がからまることがない。
具1は回転子をなす金属球11を連結子12をも
つて回転自在に複数個連結してなるフレキシブル
な連鎖体であり、穂先先端側の端部球11′から
突出する連結ロツド13を穂先先部に挿入固定す
ると、数珠玉状に連鎖する天井糸取付け具1は湾
曲しつつ垂下し、他端である自由端が穂先から幾
分離れた位置にくる。その自由端側の端部球1
1′には挿通孔14が穿設され、しかも捩じりと
引く力により端部球11′を締めつけて取付けら
れる糸止め具15を介して天井糸Sを結び付ける
ようになつている(第3図参照)。したがつて、
穂先先端Tと天井糸Sはかかる天井糸取付け具1
を介して連結されることになる。かかる天井糸取
付け具1は穂先先端Tと回転自在に連結されると
ともに、連鎖する金属球11…は互いに回転自在
に連結されているので、第1図に示す位置で穂先
先端周囲に回転自在である。したがつて、第4図
に示すように、鮎釣り時のオトリの回転操作によ
り天井糸Sに糸撚り力が伝達されると、天井糸取
付け具1が矢印方向に回転する結果、糸撚りが自
然に解消される。しかも、他端である自由端が穂
先から幾分離れた位置にまで湾曲しつつ垂下して
いるので、第5図に示すように、オトリの取り替
え時に天井糸およびそれに連続する道糸が緩んで
も穂先に糸がからまることがない。
また、釣竿の回転操作時に誤つて天井糸および
道糸が穂先に絡まつても釣竿を軽く振ることによ
り天井糸取付け具1を所望の方向に回転させ、上
記穂先への糸の絡まりを即座に取ることができ
る。
道糸が穂先に絡まつても釣竿を軽く振ることによ
り天井糸取付け具1を所望の方向に回転させ、上
記穂先への糸の絡まりを即座に取ることができ
る。
(考案の効果)
以上の説明で明らかなように、本考案によれ
ば、天井糸取付け具1が穂先と天井糸を幾分離し
つつ回転自在に連結するので、従来のように、太
めに形成した三本ヨリを取付け、糸が穂先に絡み
付くのを強制的に防止する方法と異なり、穂先に
繋がる天井糸の糸撚りが自然に解消され、天井糸
又は道糸は穂先に絡まりにくく、また、例え、穂
先に絡まりついたとしても穂先を振ることにより
回転して即座に絡まりが解消されるので、鮎釣竿
としては極めて実用価値の高いものである。
ば、天井糸取付け具1が穂先と天井糸を幾分離し
つつ回転自在に連結するので、従来のように、太
めに形成した三本ヨリを取付け、糸が穂先に絡み
付くのを強制的に防止する方法と異なり、穂先に
繋がる天井糸の糸撚りが自然に解消され、天井糸
又は道糸は穂先に絡まりにくく、また、例え、穂
先に絡まりついたとしても穂先を振ることにより
回転して即座に絡まりが解消されるので、鮎釣竿
としては極めて実用価値の高いものである。
なお、本考案に係る天井糸取付け具としては金
属球を連鎖して数珠玉状とした具体例をもつて説
明したが、回転子が互いに回転自在に連結され、
一端を穂先先端に連結し、直立支持すると他端で
ある自由端が穂先から幾分離れた位置に湾曲しつ
つ垂下するフレキシブルな態様であれば、金属球
に限るものでなく、種々の形態の回転子が採用で
きる。
属球を連鎖して数珠玉状とした具体例をもつて説
明したが、回転子が互いに回転自在に連結され、
一端を穂先先端に連結し、直立支持すると他端で
ある自由端が穂先から幾分離れた位置に湾曲しつ
つ垂下するフレキシブルな態様であれば、金属球
に限るものでなく、種々の形態の回転子が採用で
きる。
第1図は本考案に係る天井糸取付け具を介して
天井糸を穂先に取付けた状態を示す斜視図、第2
図はその要部拡大図、第3図は第2図の端部取付
け例を示す拡大図、第4図は鮎釣りの操作方法を
示す説明図、第5図はオトリの交換状態を示す説
明図、第6図は従来の糸絡まりを防止する工夫を
施した鮎釣り仕掛けを示す斜視図である。 R…鮎釣竿、T…穂先、S…天井糸、1…天井
糸取付け具、11…回転子、12…連結子。
天井糸を穂先に取付けた状態を示す斜視図、第2
図はその要部拡大図、第3図は第2図の端部取付
け例を示す拡大図、第4図は鮎釣りの操作方法を
示す説明図、第5図はオトリの交換状態を示す説
明図、第6図は従来の糸絡まりを防止する工夫を
施した鮎釣り仕掛けを示す斜視図である。 R…鮎釣竿、T…穂先、S…天井糸、1…天井
糸取付け具、11…回転子、12…連結子。
Claims (1)
- 回転子11を数珠玉状に互いに連結子12を介
して回転自在に連結してフレキシブルな連鎖体1
からなり、その一端を釣竿穂先先端Tとの連結部
13とし、穂先先端の延長方向に延びるように連
結可能とする一方、他端である自由端11′を天
井糸Sとの連結部14とし、上記連鎖体1は釣竿
を略直立状態に支持したとき、上記自由端11′
が穂先から幾分離れた位置に湾曲しつつ垂下し、
穂先先端と天井糸又は道糸とを接続するように構
成されていることを特徴とする天井糸取付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987161600U JPH0331183Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987161600U JPH0331183Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0166868U JPH0166868U (ja) | 1989-04-28 |
JPH0331183Y2 true JPH0331183Y2 (ja) | 1991-07-02 |
Family
ID=31444683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987161600U Expired JPH0331183Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0331183Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944262B2 (ja) * | 1981-07-13 | 1984-10-27 | 石崎資材株式会社 | 袋物用の合成樹脂製提手 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944262U (ja) * | 1982-09-15 | 1984-03-23 | 大西 哲美 | 穂先に道糸撚り戻し具を設けた釣竿 |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP1987161600U patent/JPH0331183Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5944262B2 (ja) * | 1981-07-13 | 1984-10-27 | 石崎資材株式会社 | 袋物用の合成樹脂製提手 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0166868U (ja) | 1989-04-28 |
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