JPH0513182Y2 - - Google Patents

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JPH0513182Y2
JPH0513182Y2 JP1987176953U JP17695387U JPH0513182Y2 JP H0513182 Y2 JPH0513182 Y2 JP H0513182Y2 JP 1987176953 U JP1987176953 U JP 1987176953U JP 17695387 U JP17695387 U JP 17695387U JP H0513182 Y2 JPH0513182 Y2 JP H0513182Y2
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wavy
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、ハリス連結具構造に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、ハリスをつなぐ連結具としては、たとえ
ば猿環等が用いられており、これは、道糸の先端
に猿環を取付けて、同猿環に仕掛けを設けたハリ
スの基端を連結している。
そして、かかる猿環は、上下端部に連結用輪を
それぞれ設けて、ハリスの連結を容易にしてい
る。
しかも、各連結用輪は、それぞれ左右方向に回
転自在に形成されている為に、この連結用輪を回
転させることにより、釣糸のもつれを防止してい
る。
さらに、仕掛けを有したハリスを容易に連結す
るものとして、スナツプ付及び、螺旋(スクリユ
ー)猿環が多く利用されており、スナツプ付及び
螺旋猿環は、猿環の下端部の連結用輪にスナツプ
及び螺旋部を介してハリスの基端の連結輪をワン
タツチにて取付けるものである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、以上のように構成された猿環は、ハ
リスを接続した際に、ハリスの基端が、同基端に
設けた連結用輪あるいはスナツプに沿つて揺動す
ることにより、海にこの仕掛けを投入した場合、
ハリスの先端の針が道糸に引掛かり、ハリスが絡
み、キンク(折れ曲り)発生の欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、道糸連結環の下方にハリス連結部
を連結してなるハリス連結具構造において、回転
筒体の下端に、内側にハリス挿通用縦長開口を形
成した縦長環を回動自在に取付け、同縦長環の上
端に、上端から下端に向けて漸次縦長環の縦長開
口側に突出し、かつその中途部に上下方に湾曲部
を有する弾力性の波状杆の上端部を連結し、しか
も、波状杆を縦長環の離反方向に付勢させて、ハ
リス連結部を形成し、さらに、波状杆の最下端部
に、ハリスを係合するフツク部を形成するととも
に、フツク部の上方において、縦長環の方向に突
出させた波状杆の湾曲部を、フツク部から挿入さ
せたハリスの連結輪を嵌入係止するための連結輪
保持部とし、連結輪保持部に連結輪を係止させた
ハリスの基端部を縦長環を押圧した状態でフツク
部に係合させたことを特徴とするハリス連結具構
造を提供するものである。
(ホ) 作用・効果 本考案では、道糸の先端に取付けたハリス連結
具のハリス連結部にハリスの基端部を連結する際
に、ハリスの基端部に設けた連結輪をハリス連結
部の波状杆の最下端部にフツク部より挿貫して連
結輪保持部に保持する。その後、ハリス基端部
で、縦長環の下部を押圧しながら、その最下端部
のフツク部をにハリスを係合させて、ハリス連結
部にハリスを連結する。そして、連結輪保持部に
保持されたハリスを同保持部の下端部に設けたフ
ツク部に係合させ、特に、波状杆の弾性力によつ
て、縦長環の下部でハリスを押圧することによ
り、連結輪保持部とフツク部に接続したハリスを
固定して道糸と同一直線上にすることができる。
従つて、本考案によれば、ハリスを揺動するこ
となく道糸に連結することにより、ハリスの先端
の針が道糸との接触を回避し、釣糸のもつれを防
することができる。
(ヘ) 実施例 本考案の実施例を図面にもとづき詳説すれば、
第1図の斜視図において、Aはハリス連結具とし
ての猿環を示し、同猿環Aは、道糸1と仕掛け等
を取付けたハリス2とを連結するものである。
かかる猿環Aの上端には、道糸連結環3が設け
られており、同連結環3に道糸1の先端を連結す
る。
また、かかる道糸連結環3の下端には、回転筒
体4を介してハリス連結部5が設けられており、
同回転筒体4により道糸連結環3及びハリス連結
部5を回転させて、各釣糸のよじれ等を防止して
いる。
しかも、本考案の猿環Aのハリス連結部5は、
ハリス2の基端部を固定すると共に、ハリス2の
道糸1へのもつれを防止しており、そこで、かか
るハリス連結部5の構造を詳説すれば次のとおり
である。
すなわち、ハリス連結部5は、一本の鋼線aよ
り構成されており、その上部基端を回転筒体4に
回転自在に連結した鋼線aを下方に向けて伸延
し、その伸延端を略U字状に形成すると共に、そ
の伸延端をさらに上方に伸延させ、上方伸延端を
上部基端に巻付けて、ハリス挿入用縦長開口0を
有する縦長環6を形成している。
また、かかる鋼線aは、縦長環6の連結部より
波状に折曲して、弾力性を有した波状杆7を形成
している。
かかる波状杆7は、縦長環部6のハリス挿入用
縦長開口0に対して後方に、かつ上下方向に配設
し、しかも、波状杆7の湾曲部7aを縦長環6の
縦長開口0方向に突出させている。
また、波状杆7は、縦長環6に対して離反方向
に付勢している。
さらに、波状杆7は、縦長環6の下端部の上下
方に位置させた湾曲部にハリス2の係合部を形成
している。
かかる縦長環6の下端部より上方に位置する波
状杆7の最下端部7bは、螺旋状に形成されてお
り、波状杆7の最下端部7bをハリス2のフツク
部8を形成している。
また、フツク部8の上方の波状杆7は、縦長環
6の縦長開口0方向に突出した湾曲部7aに連結
輪保持部9を形成している。
そして、連結輪保持部9は、波状杆7の最下端
部7bのフツク部8より挿貫したハリス2の連結
輪2aを保持している。
かかる構造により、連結輪保持部9に保持させ
たハリス2の基端部にて縦長環6の下端部を波状
杆7の方向に押圧しながら、ハリス2の基端部を
フツク部8に係合させて、同ハリス2をハリス連
結部5に連結することができる。
しかも、フツク部8と連結輪保持部9との間に
は、縦長環6の下端部が位置しており、同フツク
部8と連結輪保持部9とに係合されたハリス2の
基端部を波状杆7の付勢によつて押圧固定するハ
リス押圧部10を形成している。
そして、かかるハリス押圧部10によつて、ハ
リス2の基端部を押圧して、ハリス2の基端部を
縦長環6に沿つて揺動することなく固定すること
ができる。
さらに、ハリス押圧部10は、波状杆7の方向
に傾斜状に折曲して、同波状杆7に係合させたハ
リス2の基端部を一直線上に固定している。
また、第1図〜第4図を参照しながら、本考案
の猿環Aのハリス連結部5にハリス2を連結する
手順を詳説すると次のとおりである。
すなわち、第1図に示すように、ハリス連結部
5の側方より、縦長環部6のハリス挿入用縦長開
口0にハリス2の基端部を波状杆7の方向に挿入
する。
次いで、ハリス2の連結輪2aを第2図に示す
ように、波状杆7の最下端部7bより挿貫して、
波状杆7の連結輪保持部9に摺動させ、そして、
第3図に示すように、ハリス2の先端部を縦長開
口0を通して前方に引出し、連結輪保持部9に同
ハリス2の連結輪2aを保持させる。
さらに、連結輪保持部9に保持されたハリス2
の引出部にて縦長環6の下端部を押圧しながら、
最下端部7bのフツク部8にハリス2の引出した
基端部を係合させて、第4図に示すように、フツ
ク部8、連結輪保持部9及び縦長環6の下端部の
ハリス押圧部10によつて、ハリス2の基端部を
固定するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案のハリス連結具構造を
示す説明図である。 3……道糸連結環、5……ハリス連結部、6…
…縦長環、7……波状杆、8……フツク部、9…
…連結輪保持部、10……ハリス押圧部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 道糸連結環3の下方にハリス連結部5を連結し
    てなるハリス連結具構造において、 回転筒体4の下端に、内側にハリス挿通用縦長
    開口0を形成した縦長環6を回動自在に取付け、 同縦長環6の上端に、上端から下端に向けて漸
    次縦長環6の縦長開口0側に突出し、かつその中
    途部に上下方に湾曲部7aを有する弾力性の波状
    杆7の上端部を連結し、 しかも、波状杆7を縦長環6の離反方向に付勢
    させて、ハリス連結部5を形成し、 さらに、波状杆7の最下端部に、ハリス2を係
    合するフツク部8を形成するとともに、フツク部
    8の上方において、縦長環6の方向に突出させた
    波状杆7の湾曲部7aを、フツク部8から挿入さ
    せたハリス2の連結輪2aを嵌入係止するための
    連結輪保持部9とし、 連結輪保持部9に連結輪2aを係止させたハリ
    ス2の基端部を縦長環6を押圧した状態でフツク
    部8に係合させたことを特徴とするハリス連結具
    構造。
JP1987176953U 1987-11-18 1987-11-18 Expired - Lifetime JPH0513182Y2 (ja)

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JPH0179975U JPH0179975U (ja) 1989-05-29
JPH0513182Y2 true JPH0513182Y2 (ja) 1993-04-07

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JPH0775499B2 (ja) * 1992-06-16 1995-08-16 佳武 神園 螺旋型ハリス連結具構造
WO2012023640A1 (ko) * 2010-08-18 2012-02-23 Jo Kiteag 원 줄에 가지 줄 연결하는 걸쇠 도래

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JPH0179975U (ja) 1989-05-29

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