JPH0331022Y2 - - Google Patents

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JPH0331022Y2
JPH0331022Y2 JP1985154228U JP15422885U JPH0331022Y2 JP H0331022 Y2 JPH0331022 Y2 JP H0331022Y2 JP 1985154228 U JP1985154228 U JP 1985154228U JP 15422885 U JP15422885 U JP 15422885U JP H0331022 Y2 JPH0331022 Y2 JP H0331022Y2
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JP
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contact
pin plug
insulating sleeve
hole
jack
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JP1985154228U
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は同軸ケーブル用コネクタのジヤツクに
係り、特に同軸ケーブルと接続されたピンプラグ
と接続するためのジヤツクに関するものである。
「従来の技術とその問題点」 従来、同軸ケーブル用コネクタとして、多数の
構造が提案されており、例えばテレビジヨン等の
配線に使用される場合、大量に供給し得ること、
低価格であること、プラグとジヤツクとの接続が
簡単であること等が要求される。
第5図ないし第8図は、実開昭55−132878号公
報に開示されている電気回路の接続用ジヤツク
(即ち、同軸ケーブル用コネクタのジヤツクと同
じ)の例を示すもので、絶縁物質によつて構成し
た1個の筒体21の前方開口部22側に該筒体2
1の内壁より内側に突出した前方係止部23を設
け、筒体21の後方開口部24側にも筒体21の
内壁より内側に突出した後方係止部25を設け、
上記前方係止部23と後方係止部25の間の距離
を接触バネ26の筒状部分27の距離と略一致さ
せ、導電性物質からなり、一部を筒状に丸めて筒
状部分27とし、その軸方向の一端より突片28
を突設した接触バネ26を上記筒体21の前方開
口部22より上記接触バネ26の弾性を利用して
接触バネ26の筒状部分27を一時的に変形させ
て強制圧入し、圧入後は接触バネ26の筒状部分
27の一時的変形が戻つて接触バネ26の筒状部
分27の軸方向の前端部29と後端部が上記筒体
21の前方係止部23と後方係止部25の間に嵌
入し、上記筒体21の外周に金属被覆30を接触
バネ26に触れないように「かしめ」によつて被
着してなる電気回路の接続用ジヤツクとなつてい
る。
このような従来例の構造のジヤツクであると、
金属被覆30となつている金属スリーブの部分、
筒体21、接触バネ26の3個の部品から構成さ
れて部品点数が少なく、接触バネ26を筒体21
に押し込むことによつて組み立て得ること、塵埃
がたまる部分がなく電気的な短絡事故の発生を防
止できること等の長所を有するものである。
しかしながら、接触バネ26の体方開口部22
の方向の抜け止めは、前端部29を前方係止部2
3に当接してなすものであり、また、第6図に鎖
線で示すピンプラグPの先端との接触が、筒状部
分27の内周面との接触によつてなされるもので
あるから、前方係止部23の内側方向への突出量
に寸法的制限が生じて、電気的な接触と機械的な
係止作用との両方を同時に満足させることが技術
的に困難で、特に精度の高い組み立て作業が要求
され、また、突片28が前方開口部22を通り抜
ける大きさ及び形状であることが要求されるた
め、ジヤツクの接触部分の仕様の制限が多くなる
等の問題点が生じる。
本考案は上記問題点を有効に解決することを目
的としているものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、一体成形されるとともに外周部に薄
肉状金属被覆が施された絶縁スリーブと、その中
に収納されたピンプラグが挿入される接触子とか
らなり、絶縁スリーブは、その穴内に接触子が収
納された状態においてピンプラグの挿入反対方向
への移動を抑制するストツパと、穴内に挿入され
ている部分における接触子の外周部に係合する抜
け止め用突出部とを有し、接触子はピンプラグの
先端が挿入される接触用穴を有するとともに、絶
縁スリーブに収納された状態において前記抜け止
め用突出部に支持される部分の内壁の対向寸法が
絶縁スリーブのピンプラグの挿入側における開口
の内径及びピンプラグの直径よりも小さく形成さ
れている接触用リブを有する構造として、接触子
の前部を絶縁スリーブに挿入することにより組み
立て得るようにするとともに、ピンプラグとの係
合時に接触部分の拡径を行なつて、接触性と係止
作用とを高めるようにしているものである。
「実施例」 以下、本考案の同軸ケーブル用コネクタのジヤ
ツクにおける一実施例を第1図ないし第4図を参
照して説明する。
該一実施例の同軸ケーブル用コネクタのジヤツ
クにおいては、第1図に示すように、絶縁スリー
ブ1とこれに接続されてピンプラグPが挿入され
る接触子2との2個の部品から構成されている。
そして、絶縁スリーブ1は、エンジニアリング
プラスチツク等の絶縁材料によつて一体成形され
た筒状体3の外周部に、真空蒸着、イオンプレー
テイング等により金属材料を融着させて薄肉状金
属被覆4を一体に設けるとともに、筒状体3の穴
5の中にピンプラグPの挿入反対方向(従来例に
合わせて、ピンプラグPが挿入される側、即ち第
2図及び第3図の左側を以下の説明において前方
と呼ぶ)へ、接触子2の移動を抑制するためのス
トツパ6が、ピンプラグPの挿入側の開口7を狭
めた状態に設けられ、該ストツパ6から後方に離
間した位置には、穴5を内径を小さくするように
して抜け止め用突出部8が設けられる。また、こ
の抜け止め用突出部8は、後方側の斜面9が比較
的なだらかで、かつ、前方側の斜面10が比較的
急となるように形成されている。なお、図中符号
11は、円周方向の位置合わせ用窪部である。
一方、接触子2は、導電性材料、適宜の金属板
をプレス加工して成形されるもので、左右両側片
12,13を丸めることにより、前方側にピンプ
ラグPの先端が挿入される接触用穴14を形成す
るとともに、両側片12,13の一部に内方に突
出した接触用リブ15が設けられ、該接触用リブ
15は、前記抜け止め用突出部8の両斜面9,1
0に合わせた傾斜が付けられている。即ち、接触
子2が絶縁スリーブ1に収納された状態におい
て、前記抜け止め用突出部8に支持される部分の
両側片12,13の接触用リブ15における対向
寸法D2が、第3図に示すように、絶縁スリーブ
1の開口7の内径D1よりも小さく形成されてな
る構造である。さらに、接触子2の後方側には、
リード線を接続するための穴16,17と、接続
片18,19とが設けられており、該接続片1
8,19の突出方向は接触子2における全体的な
長さ方向からずれた状態となつている。
このような構造をなすジヤツクであると、組み
立てるために、接触子2の前側を絶縁スリーブ1
の後側から挿入すると、接触子2の両側片12,
13の前端部が抜け止め用突出部8を乗り越える
ときに、斜面10に導かれて弾性変形することに
より、第2図の状態までで容易に押し込むことが
できる。そして、両側片12,13の前端部がス
トツパ6に突き当たることにより、押し込みが規
制されて位置決めがなされる。この場合、開口7
の内径D1よりも接触用リブ15の対向寸法D2
小さくなる関係を有している範囲でストツパ6を
内方に突出させることが可能となる設計上の有利
性があり、また、接触用リブ15の近傍は機械的
強度が強化されて、腰が強く弾発力に富んでいる
ため、接触子2の前方方向への移動防止を確実に
行ない、位置決めをすることができる。かつ、こ
のように、位置決めがなされた状態にあつては、
斜面9により接触用リブ15の溝部分が接触する
ため抜け止めがなされるものである。
また、ピンプラグPが挿入されている状態であ
ると、開口7の内径D1よりも両側片12,13
の接触用リブ15における対向寸法D2が小さく
なつているので、ピンプラグPと接触用リブ15
との接触状態が維持され、良好な電気接触状態と
なるとともに、接触子2の抜け止め作用も生じ
る。
なお、絶縁スリーブ1の外側を覆つている薄肉
状金属被覆4、融着によつて形成しているため、
筒状体3の大部分を覆つてシールド効果を高める
ことができ、同軸ケーブル用コネクタのジヤツク
して好適であるが、他の電気的接続の用途に使用
することもできる。また、抜け止め用突出部8
は、周方向に全部連続させることに限定するもの
ではない。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案の同軸用
コネクタのジヤツクは、 (i) 薄肉状金属被覆が施された絶縁スリーブと、
その中に収納される接触子の2個の部品から構
成されるため、部品点数を従来例よりも少なく
し得るとともに、小型化を図ることができる。
(ii) 接触子の前方側を絶縁スリーブの穴に押し込
むことによつて組み立てるものであるから、接
触子の後方における接続片等の形状の制限を受
けることがない。
(iii) 絶縁スリーブの前方開口の内径及びピンプラ
グの直径よりも接触用リブの対向寸法が小さく
なつているため、電気接触を確実に行なうこと
ができる。
(iv) 抜け止め用突出部と接触用リブとの係合によ
り、位置決め及び抜け止めを行なうとともに、
ピンプラグの挿入によつて、係合がさらに確実
になるから、接触子のがたつきが少なく、コネ
クタの信頼性を高めることができる。
等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案における同軸ケー
ブル用コネクタのジヤツクの一実施例を示すもの
で、第1図は一部を断面した分解斜視図、第2図
は側断面図、第3図は平断面図、第4図は第2図
の−矢視図、第5図ないし第8図はコネクタ
のジヤツクの従来例を示すもので、第5図は一部
を省略した分解斜視図、第6図は側断面図、第7
図は平断面図、第8図は第6図の−線矢視図
である。 1…絶縁スリーブ、2…接触子、3…筒状体、
4…薄肉状金属被覆、5…穴、6…ストツパ、7
…開口、8…抜け止め用突出部、9,10…斜
面、11…位置合わせ用窪部、12,13…側
片、14…接触用穴、15…接触用リブ、16,
17…穴、18,19…接続片、P…ピンプラ
グ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一体成形されるとともに外周部に薄肉状金属被
    覆4が施された絶縁スリーブ1と、その中に収納
    されてピンプラグPが挿入される接触子2とから
    なり、絶縁スリーブ1は、その穴5内に接触子2
    が収納された状態においてピンプラグPの挿入反
    対方向への移動を抑制するストツパ6と、穴5内
    に挿入されている部分における接触子2の外周部
    に係合する抜け止め用突出部8とを有し、接触子
    2は、ピンプラグPの先端が挿入される接触用穴
    14を有するとともに、絶縁スリーブ2に収納さ
    れた状態において、前記抜け止め用突出部8に支
    持される部分の内壁の対向寸法D2が絶縁スリー
    ブ1のピンプラグPの挿入側における開口7の内
    径D1及びピンプラグPの直径よりも小さく形成
    されている接触用リブ15を有することを特徴と
    する同軸ケーブル用コネクタのジヤツク。
JP1985154228U 1985-10-08 1985-10-08 Expired JPH0331022Y2 (ja)

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JP1985154228U JPH0331022Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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JP1985154228U JPH0331022Y2 (ja) 1985-10-08 1985-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS6262784U JPS6262784U (ja) 1987-04-18
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR890011145A (ko) * 1987-12-15 1989-08-12 제이 엘.사이칙 핀 그리드 어레이용 소켓
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JPS6262784U (ja) 1987-04-18

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