JPH0330982Y2 - - Google Patents

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JPH0330982Y2
JPH0330982Y2 JP128786U JP128786U JPH0330982Y2 JP H0330982 Y2 JPH0330982 Y2 JP H0330982Y2 JP 128786 U JP128786 U JP 128786U JP 128786 U JP128786 U JP 128786U JP H0330982 Y2 JPH0330982 Y2 JP H0330982Y2
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bathtub
diaphragm
hot water
pressure switch
switch
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  • Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は、給湯器により浴槽に湯張りして所定
水位に達すると湯張りを停止させ、その後、必要
な時には、強制循環により循環加熱する形式の給
湯器付風呂釜、特に、その給湯口の構造に関する
ものである。
又、本考案は、この給湯口の取付作業を簡略化
するとともに、これに配設される。水位検知手段
の構造を改良することにより、圧力式の水位検知
手段のダイヤフラムの耐久性を改善しようとする
ものである。
(従来技術及びその問題点) 強制循環加熱式の風呂釜と給湯器を組み合せ、
浴槽への初期の湯張りを給湯器によつて行うよう
にしたものが知られており、実開昭60−25854号
公報に開示されている。
この従来のものでは、実際には、浴槽A内の湯
張り水位が設定水位になると、給湯器8からの給
湯を停止させるため、第4図の如く、浴槽Aに連
通させた圧力スイツチ1を水位検知手段として用
い、この圧力スイツチの出力により、湯張り回路
80に挿入した電磁弁(以下、湯張り弁81とい
う)を閉弁動作させる構成を付加している。又、
湯張り後においては、風呂釜7と浴槽Aとを結ぶ
循環回路70を用いて、浴槽A内をポンプPによ
り強制循環加熱(追い焚き)することができる。
そして、上記した圧力スイツチ1としては第5
図に示すような構成のものが採用される。この圧
力スイツチは、ダイヤフラム2によつて区画され
た一方の空室10を浴槽A側に連通させ、スイツ
チ3を収容し且大気圧側に開放させるとともに水
位設定用のバネ22を収容するスイツチ室30を
具備するもので、前記スイツチが湯張り弁81の
電気回路に挿入されて、上記した動作が実現す
る。
このような圧力スイツチにより浴槽Aの水位を
検知し、しかも、湯張り回路80及び循環回路7
0の浴槽Aへの取付を簡略化させようとすると、
圧力スイツチ1及び循環回路70の出口側、入口
側を集中させて、浴槽Aの側壁下部に取付けるこ
ととなる。
ところが、このような構成をとる場合には、圧
力スイツチ1の寿命が極端に短かくなるという問
題があつた。
これは、強制循環加熱開始時点においては、循
環回路70の出口側と入口側が接近していること
から、この入口側近傍で、ポンプPの吸引圧力に
よる一時的な且著しい負圧状態が生じ、この時の
圧力差が追い焚きのたびにくり返しダイヤフラム
2に直接的に作用するからである。
(技術的課題) 本考案は、このような、ダイヤフラム2に加わ
る圧力差を検知して浴槽A内の水位を検知する圧
力スイツチ1の出力により、湯張り回路80から
の給湯を制御し、他方、浴槽Aと風呂釜7とをポ
ンプPを具備する循環回路70で接続し、給湯器
8からの湯張り回路80を前記循環回路70に接
続したものにおいて、循環回路70の浴槽Aへの
取付を簡略化するとともに、圧力スイツチ1のダ
イヤフラム2の耐久性を向上させるため、循環回
路70の入口側と出口側及び圧力スイツチ1を集
中配設しても、循環加熱開始時において、一時的
に生じる著しい圧力差がダイヤフラム2に直接的
に作用しないようにすることをその技術的課題と
する。
(手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、循環回路70の入口側62と出
口側61とを筒体52内に同心状に設けて、出口
側61を入口側62の内周側に位置させ、前記筒
体52には浴槽Aへの貫通固定手段を設け、他
方、出口側61の流路を断面ドーナツ状とすると
ともにその内周壁を圧力スイツチ1のコード導入
用の導入管31とし、この導入管31をダイヤフ
ラム2によつて区画されるスイツチ室30に連通
させるとともに他方の空室10を浴槽A側に連通
させ、この連通路の空室10側開口部15をダイ
ヤフラム2に接近させるとともに、ダイヤフラム
2の空室10側には、前記開口部15を閉塞し得
る大きさの保護板24を添設したことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
上記したものでは、筒体52を貫通固定手段に
より浴槽Aの壁面に貫通固定すると、圧力スイツ
チ1の空室10側が浴槽A内に連通し、循環回路
70の入口側61の上流端及び出口側62の下流
端が浴槽A内に開口したものとなる。従つて、湯
張り状態では、出口側61の下流端又は入口側6
2の上流端から浴槽Aに給湯されることとなる。
湯張り完了時点では、圧力スイツチ1のダイヤ
フラム2に所定の圧力が作用することとなり、ス
イツチ3が動作して湯張り弁81を閉弁させる。
その後、風呂釜7によつて追い焚きするとき、ポ
ンプPが動作し始じめると、一時的にダイヤフラ
ム2の内外に大きな圧力差が作用する。ところ
が、このものでは、浴槽との連通路の開口部15
とダイヤフラム2との間に保護板24が介在して
おり、前記圧力差に応じてこの保護板24がダイ
ヤフラム2とともに開口部15側に移動し、この
開口部15を閉塞する。従つて、その後では、こ
の圧力差はダイヤフラム2には直接作用しないこ
ととなる。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の特有の効果
を有する。
器具と浴槽Aとの配管の接続部は、筒体52を
浴槽Aに貫通固定するだけで、所定の状態に取付
けられるものとなるから、器具の設置作業がかん
たんになる。
又、追い焚き開始時点において、ポンプPの吸
引圧力による圧力差が、圧力スイツチ1のダイヤ
フラム2には直接作用しないものとなるから、圧
力スイツチ1の耐久性が向上する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図に基づ
いて説明する。
この実施例では、循環回路70の入口側62に
給湯器8からの湯張り回路80を連通接続してあ
り、湯張り時点では、湯張り回路80からの湯
は、循環回路70の入口側62から浴槽Aに給湯
される。
この入口側62は、圧力スイツチ1を収容する
筒部51と筒体52との間に形成され、第1接続
口65を介して、ポンプP及び風呂釜7側に接続
される。
他方、出口側61は圧力スイツチ1のスイツチ
室30に連設した導入管31と前記筒部51との
間に形成される。このため、導入管31の両端の
みが前記筒部の両端部に外周気密状態に内接する
構成とし、さらに、この出口側61の下流端は下
方に向く吐出管63とし、他方、出口側61の上
流端は第2接続口64となつており、この第2接
続口64を風呂釜7側に接続される。
次に、圧力スイツチ1は、導入管31を具備す
る主体部35と、これに装着される蓋体11とか
らなり両者の接合部にダイヤフラム2が介在さ
れ、蓋体11側に空室10が形成されるととも
に、作動圧力設定用の引張バネ20が、蓋体11
の中央から突出するネジ筒12内に収容され、こ
のネジ筒に螺合する調節ナツト4に係止させたピ
ン40と、前記ダイヤフラム2に添設される保護
板24と、の間に介装される。
ここで、調節ナツト4とピン40とは、第2図
に示す如くであり、調節ナツト4の中央部に形成
した凹陥部41内に前記ピン40が収容され、さ
らに、このピン40はネジ筒12に形成した長孔
14,14に貫通しており、これにより、調節ナ
ツト4を回動させると、ピン40がネジ筒12に
対して貫通姿勢を保つたまま進退する。
又、保護板24と蓋体11との関係は、第3図
の如くであり、ネジ筒12の空室10側の開口部
15より大径の環状リブ16が蓋体11の内面に
突設され、永久磁石26保持用の保持板25とと
もにダイヤフラム2に添設された保護板24が前
記環状リブ16に対接している。従つて、初期状
態では、保護板24は前記対接状態にあるが、浴
槽A内がある程度の水位になると、空室10内の
全域が浴槽Aと連通し、所定の差圧検知状態とな
る。
次に、スイツチ3としては、この実施例では、
リードスイツチ34となつており、永久磁石26
の接離によつてその接点の開成・閉成が変化す
る。このリードスイツチ34へのコードは導入管
31を挿通するが、この実施例では、この導入管
31に延長管50を連結してあり、この延長管5
0の上端開口部から外部に導き出される。前記延
長管50の上端開口部の高さは浴槽Aの貯湯水位
より上位に設定してあり、ダイヤフラム2が損傷
しても、この圧力スイツチ1からの漏水は生じな
い。
さらに、貫通固定手段としては、筒体52の螺
合構造を利用している。
このため、筒体52をそれぞれつば部を具備さ
せた主筒53と副筒54とから構成してこれらが
相互に螺合して一体化されるようになし、前記つ
ば部と浴槽の壁面との間にパツキンを介在させ
て、主筒53と副筒54とを相互に螺合させる
と、筒体52が浴槽Aの壁面に貫通固定されるこ
ととなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の断面図、第2図は調節
ナツト4部分の断面図、第3図は本考案実施例の
要部の拡大図、第4図は従来の圧力スイツチの説
明図、第5図はこれを用いた従来例の説明図であ
り、図中、1……圧力スイツチ、10……空室、
15……開口部、2……ダイヤフラム、3……ス
イツチ、30……スイツチ室、31……導入管、
52……筒体、61……出口側、62……入口
側、70……循環回路、A……浴槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイヤフラム2に加わる圧力差を検知して浴槽
    A内の水位を検知する圧力スイツチ1の出力によ
    り、湯張り回路80からの給湯を制御し、他方、
    浴槽Aと風呂釜7とをポンプPを具備する循環回
    路70で接続し、給湯器8からの湯張り回路80
    を前記循環回路70に接続したものにおいて、循
    環回路70の入口側62と出口側61とを筒体5
    2内に同心状に設けて、出口側61を入口側62
    の内周側に位置させ、前記筒体52には浴槽Aへ
    の貫通固定手段を設け、他方出口側61の流路を
    断面ドーナツ状とするとともにその内周壁を圧力
    スイツチ1のコード導入用の導入管31とし、こ
    の導入管31をダイヤフラム2によつて区画され
    る、スイツチ室30に連通させるとともに他方の
    空室10を浴槽A側に連通させ、この連通路の空
    室10側開口部15をダイヤフラム2に接近させ
    るとともに、ダイヤフラム2の空室10側には、
    前記開口部15を閉塞し得る大きさの保護板24
    を添設した強制循環加熱式の給湯器付風呂釜。
JP128786U 1986-01-08 1986-01-08 Expired JPH0330982Y2 (ja)

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JPS62112832U JPS62112832U (ja) 1987-07-18
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JP2542867B2 (ja) * 1987-10-30 1996-10-09 三洋電機株式会社 風呂用アダプタ
JP6340890B2 (ja) * 2014-04-21 2018-06-13 株式会社ノーリツ 水位検知装置

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