JPH0311706Y2 - - Google Patents

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JPH0311706Y2
JPH0311706Y2 JP1985201951U JP20195185U JPH0311706Y2 JP H0311706 Y2 JPH0311706 Y2 JP H0311706Y2 JP 1985201951 U JP1985201951 U JP 1985201951U JP 20195185 U JP20195185 U JP 20195185U JP H0311706 Y2 JPH0311706 Y2 JP H0311706Y2
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bathtub
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chamber
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は、浴槽に取付ける形式の水位検知装
置、特に、ダイヤフラムに作用する圧力によつて
水位を検知する形式の水位検知装置に関するもの
で、湯張り装置付きの給湯器の水位検知手段とし
て利用できる。
また、この考案は、ダイヤフラムによつて区画
された、大気圧側の空室の上端開放部を浴槽との
関係で、貯湯水位より上位に設定することによ
り、前記ダイヤフラムが破損しても、浴槽内の水
が漏出しないようにするものである。
(従来技術及びその問題点) 従来の湯張り装置では、ダイヤフラム式の圧力
スイツチにより浴槽の水位を検知し、設定水位に
なると、この圧力スイツチが開成して、これによ
り、湯張り用の給湯回路に挿入した電磁弁が閉弁
する構成となつている。
この圧力スイツチとしては、第3図に示すよう
な構成のものが採用され、このものでは、ダイヤ
フラム2によつて閉塞される空室10の反対側に
スイツチ3が設けられ、このスイツチがダイヤフ
ラム2の中央部に設けた出力軸部21と連動し、
さらに、この出力軸部に作動圧力設定用のバネ2
2を対接させている。
このものでは、第4図のように、空室10を浴
槽の下部に連通させると、浴槽内の水位を検知す
ることができる。浴槽内の水位が一定の高さにな
ると、これに応じた圧力が空室10に作用し、ダ
イヤフラム2に加わる圧力によつてスイツチ3が
応動せしめられる。
上記したような、湯張り装置の場合、圧力スイ
ツチ1による水位検知精度を高めるため、湯張り
回路81の湯出口82の近傍に圧力スイツチ1が
設けられることとなり、給湯器8によつて湯張り
された湯が浴槽A内の設定水位になると、圧力ス
イツチ1が作動して、湯張り回路80に挿入した
湯張り弁81が閉弁する。
ところが、このような構成の場合、水位検知の
装置としての圧力スイツチ1のダイヤフラム2が
損傷すると、浴槽A内の湯が圧力スイツチ1から
漏出し、浴槽設置部の近傍を汚損させる。
これは、水位検知装置としての圧力スイツチ1
の大気圧に連通する空室(スイツチ室)がそのま
ま開放しているからである。すなわち、この開放
部が浴槽の通常水位に比べて既述の理由から低く
設定されているからである。
かかる不便を解消するものとして、実開昭56−
81082号公報に開示のものがあり、このものでは、
貯留タンクの側壁に沿つて並設し且前記タンク内
及び上方の大気側と連通させた水管内に水位検知
手段を設け、前記水管と貯留タンクとの連通部を
ダイヤフラムによつて区画している。この構成に
よれば、貯留タンク内の水位に応じてダイヤフラ
ムが応動して水管内の水位が変化し、この水管内
の水位を検知して、この検知結果から所定の演算
を行うと、貯留タンク内の水位が検出できる。ま
た、前記ダイヤフラムが損傷しても、水管の上端
開放部は貯留タンクの上端部よりも上位に位置す
ることから、貯留タンク内の液が漏れる心配がな
い。
ところが、この先行技術のものを浴槽の水位検
知装置としてそのまま採用することは、次の点で
不都合がある。
通常の浴槽に水位検知のための水管を並設す
ることは風呂釜や浴槽の設置において、その作
業が面倒となり、しかも、浴槽を特別に構成し
なければならないという不都合がある。
水位検知装置が電極棒を用いたものであるこ
とから、これが大型化する。
浴槽内の水位を直接検知するものでないから
水位検知精度が不十分である。
(課題) 本考案は、『浴槽A内に連通する空室10と大
気側に開放する大気室とをダイヤフラム2によつ
て区画し、浴槽A内の水位に対応する前記ダイヤ
フラム2の変形度合に応じて出力信号を出す変位
検知手段を前記大気室に設け、前記空室10を浴
槽Aに連通させるようにした形式の水位検知装
置』において、ダイヤフラム2が損傷した場合に
おいても外部への漏れが生じないようにした上
で、浴槽への取付けが簡単となると共に、この検
知装置を小型化でき、さらに、水位検知精度を向
上させるようにすることをその課題とする。
(手段) 上記課題を解決するために講じた本考案の技術
的手段は、『給湯器又は風呂釜との連通回路を接
続するための接続筒体を浴槽Aの側壁下部に側壁
貫通状態に設け、この接続筒体内を前記連通回路
と連通する流路部とすると共に、この流路部から
区画された筒状主体をこの接続筒体内に貫通状態
に配設し、この筒状主体の浴槽A内側の端部を上
記空室10とすると共に、他方の外側の端部に浴
槽Aの貯湯水位より上位に達する導管50を連設
して大気室を大気側に連通接続し、この大気室に
収容した変位検知手段の電気コードを前記筒状主
体及び導管50を介して外部に引出すようにし
た』ことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
ダイヤフラム2及びこれの偏位を検知する変位
検知手段との組合せからなる水位検知装置は、筒
状主体に内蔵された形で接続筒体に貫通状態に収
容されている。又、給湯器や風呂釜からの給湯回
路や循環回路を接続する場合には、浴槽Aの側壁
に貫通固定された接続筒体を介してて接続され
る。
従つて、接続筒体を浴槽Aに貫通固定すること
により水位検知装置が浴槽Aの下部に設置される
と共に、この接続筒体に各回路を接続することに
より給湯器等と浴槽A内とが連通接続される。
また、水位検知装置のハウジングとなる筒状主
体及びこれに連設される導管50には電気コード
が変位検知手段と接続した状態で収容されている
から、この外部に引出した電気コードを用いて給
湯器等の器具側と電気接続する。そして、上記各
部の接続状態では、接続筒部から導管50が延び
るだけとなる。
(効果) 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を
有する。
接続筒体を浴槽Aの側壁下部に貫通固定するこ
とにより、水位検知装置が採り付けられるから、
この水位検知装置の取付けが簡単である。
給湯器等の器具と浴槽Aとを接続するための接
続具が水位検知装置の収容部となるから、浴槽A
を特別に構成する必要がないと共に、水位検知装
置を装備させるための構成が簡素化でき、流路接
続及び水位検知装置の設置の作業が簡素化でき
る。
水位検知装置が浴槽A内の下部に作用する圧力
を直接検知する構成となるから、既述従来例及び
先行技術のものに比べて検知精度が向上する。
導管50の上端が浴槽Aの貯湯水位の上方に位
置するからダイヤフラム2が損傷しても、浴槽A
内の水が外部に漏れでる心配がないことは勿論、
この導管50内に電気コードが収容されて外部に
引出されているから、電気接続も簡単である。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第2図に基い
て説明する。
この実施例のものは、強制循環式風呂釜の湯張
り装置の水位検知手段として採用されたものであ
り、浴槽Aの給湯口に設けられる。
この水位検知装置は圧力スイツチを採用した例
であり、ダイヤフラム2と、これに具備させた永
久磁石26に対応するリードスイツチ34の組合
せが前記圧力スイツチとなり、浴槽A内が所定の
水位になつたときの圧力に応じて前記ダイヤフラ
ム2が湾曲して、この湾曲度合に応じた永久磁石
26の変位により前記リードスイツチ34が動作
するものである。従つて、この実施例では、前記
リードスイツチ34がダイヤフラム2の中央部の
変位を検知する変位検知手段として機能する。
上記ダイヤフラム2及びリードスイツチ34を
収容するケーシングは筒状に形成されており、こ
の筒状主体35の浴槽A内側の端部に装着した蓋
体11との間に空室10及びスイツチ室30が形
成され、これら二室は前記蓋体11と筒状主体3
5の端部の間に介在させたダイヤフラム2によつ
て区画されると共に、前記スイツチ室30にはリ
ードスイツチ34が収容されている。そして、前
記空室10は後述のように浴槽A側と連通すると
共に、スイツチ室30は大気側と連通した既述の
大気室となる。
前記蓋体には、ネジ筒12が突設されるととも
に、このネジ筒12に調節ナツト4が外嵌螺合す
る。又ダイヤフラム2は、その中央部が保護板2
4と合成樹脂製の補助板25とにより挟圧され、
この補助板25の中央部に永久磁石26が収容さ
れている。さらに、この実施例では、調節ナツト
4の凹陥部41の底面に、第2図のように、小突
起42,42が円周方向に連続して突設される。
従つて、ネジ筒12の一対の長孔14,14を
貫通させたピン40の突出部は、引張バネ20の
付勢力によつて、この凹陥部41の底面に形成し
た小突起42,42と軽く係合することとなり、
調節ナツト4を任意の調整位置にセツトしたとき
において、不用意に回動したりする心配がない。
次に、上記した圧力スイツチは、浴槽の壁面に
固定される二重管内に挿入固定されるもので、筒
状主体35に突設した筒体31が前記二重管の内
筒51内に挿入される。内筒51の一端は筒状主
体35によつて閉塞されるとともに、他端は筒体
31の先端のフランジ部32より閉塞され、内筒
51と筒体31との間に断面ドーナツ状の第1流
路61が形成される。又、前記内筒51の外側端
には、屈曲して上方に立ち上がる導管50が外周
気密状態に接続されてその上端の開口端は浴槽A
内の貯蓄湯水位より上位に設定されている。そし
てリードスイツチ34からのコードは前記導管5
0を介して外部に導き出される。さらに、内筒5
1の内周には外筒52が一定の間隔を有するよう
に形成され、この内筒と外筒との間が第2流路6
2となる。第1流路61の浴槽側には吐出管63
が連設されるとともに他端には入口64が設けら
れ、この入口は、風呂釜7の循環加熱回路70の
二次側及び給湯器8の湯張り回路80に接続され
る。
第2流路62の浴槽A側は、ネジ筒12及び調
節ナツト4を包囲するフイルター9内に、筒状主
体35の外周に設けた開口33を介して浴槽内と
連通し、この第2流路62の他端には出口65が
形成されている。この出口65は風呂釜7の循環
加熱回路70の一次側に接続される。
尚、上記圧力スイツチのリードスイツチ34
は、湯張り装置に組み込まれている湯張り用の電
磁弁81の回路に挿入され、浴槽A内が設定水位
になると、引張バネ20に抗してダイヤフラム2
及び永久磁石26がリードスイツチ34側に移動
し、このリードスイツチ34が開成され、電磁弁
81を閉塞させることとなる。
上記実施例の場合、給湯器8からの湯は、第1
流路61を介して浴槽Aに湯張りされ、上記のよ
うにして、湯張り完了したあとは、第1流路61
と第2流路62の併用により風呂釜7によつて浴
槽A内が循環加熱されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の説明図、第2図は調
節ナツト4の平面図、第3図は従来の圧力スイツ
チの説明図、第4図は従来例の説明図であり、 図中、10…空室、2…ダイヤフラム、3…ス
イツチ、30…スイツチ室、50…導管、A…浴
槽。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽A内に連通する空室10と大気側に開放す
    る大気室とをダイヤフラム2によつて区画し、浴
    槽A内の水位に対応する前記ダイヤフラム2の変
    形度合に応じて出力信号を出す変位検知手段を前
    記大気室に設け、前記空室10を浴槽Aに連通さ
    せるようにした形式の水位検知装置において、給
    湯器又は風呂釜との連通回路を接続するための接
    続筒体を浴槽Aの側壁下部に側壁貫通状態に設
    け、この接続筒体内を前記連通回路と連通する流
    路部とすると共に、この流路部から区画された筒
    状主体をこの接続筒体内に貫通状態に配設し、こ
    の筒状主体の浴槽A内側の端部を上記空室10と
    すると共に、他方の外側の端部に浴槽Aの貯湯水
    位より上位に達する導管50を連設して大気室を
    大気側に連通接続し、この大気室に収容した変位
    検知手段の電気コードを前記筒状主体及び導管5
    0を介して外部に引出すようにした浴槽の水位検
    知装置。
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