JPH0330679Y2 - - Google Patents

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JPH0330679Y2
JPH0330679Y2 JP11868182U JP11868182U JPH0330679Y2 JP H0330679 Y2 JPH0330679 Y2 JP H0330679Y2 JP 11868182 U JP11868182 U JP 11868182U JP 11868182 U JP11868182 U JP 11868182U JP H0330679 Y2 JPH0330679 Y2 JP H0330679Y2
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damper
chamber
discharge port
air
fan casing
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は複合燃焼装置、例えば石油給湯機付風
呂釜に用いられるガンタイプバーナに関し、特に
送風構造に関する。
既に出願人は、第1図と第2図に示すように複
合された燃焼室のそれぞれに装着されるべきドラ
フトチユーブ21,22の各々をそれぞれの送風
室31,32に挿通させるとともに隣り合う送風
室31,32の間にダンパ室33を隣接し、該ダ
ンパ室33にフアンケーシング8の吐出口801
を連通して、送風機7から供給された燃焼用空気
を前記ダンパ室33に送り、該ダンパ室33のダ
ンパ口41,42を通じて隣り合う送風室31,
32に供給するようにしたガンタイプバーナの送
風構造を提案した。
しかしこの送風構造によるとフアンケーシング
8の吐出口801から吐出される空気流の方向と
各ダンパ口41,42に空気が入り込む方向とが
直交しているが、ダンパ室33の幅Wとフアンケ
ーシング8の吐出口801に幅W′とがほぼ一致
しているため、空気のほとんどが第2図に示すよ
うにダンパ口41,42を通じて両送風室31,
32の底壁に向かつて流れ込み、本来ダンパ口4
1,42と対向した送風室側壁4,4に衝突して
形成される旋回流に干渉し、不規則な空気流を形
成する欠点があつた。
ところでフアンケーシング8の吐出口801よ
り吐出される吐出口近傍の空気速度分布は均一で
なく第2図に示すような分布をしているため、ダ
ンパ室33にて分岐される空気量もアンバランス
となつていた。またこの欠点についてはフアンケ
ーシングの取付位置を多少ずらすことで解消でき
るとしても、その設定は実験的に行なうしかな
く、実際上の解決は難しかつた。
したがつて本考案の目的とするところは、フア
ンケーシングの吐出口を通過してダンパ室に入る
空気流の動圧を減じさせ、このことで送風室に正
常な旋回流を形成し、もつてドラフトチユーブ内
での偏流を防止し、同時に片燃え現象、保炎の不
完全さおよび燃焼騒音を防止することにある。
以下、石油給湯機付風呂釜のガンタイプバーナ
を例にとり、第3図乃至第9図により本考案を説
明する。
送風ボツクス123は3分割され、両側にはそ
れぞれ給湯用の送風室31と風呂釜用の送風室3
2が配置され、該各々の送風室31,32間には
ダンパ室33が隣接する。また前記各送風室3
1,32におけるダンパ室33との区画壁1,2
即ちダンパ口穿設壁に直交する壁3の上下方向端
部には給湯用および風呂釜用のドラフトチユーブ
21,22が挿通するが、ドラフトチユーブ2
1,22相互は第4図、第6図に示すように前記
側壁3の対角位置に配されている。
ところでドラフトチユーブ21,22には第5
図に示すように圧力噴霧ノズル11,12が挿通
され、該圧力噴霧ノズル11,12の前面側には
旋回羽根(図示せず)を備えたスタビライザ5
1,52が配置されている。なおスタビライザ5
1,52は第4図に示すように圧力噴霧ノズル1
1,12からの燃料の噴霧を妨げないように孔5
が穿設され、さらに該孔5の周囲には放射状に空
気通過孔6が開口されているが、これはドラフト
チユーブ21,22の空気入口から供給された空
気を旋回させ、圧力噴霧ノズル11,12から噴
出させた燃料と十分混合させる働きを持つ。
またドラフトチユーブ21,22の先端側はそ
れぞれ給湯用燃焼室71と風呂釜用燃焼室72に
配置されるが、このことは第8図と第9図から理
解できる。なお711,712はそれぞれ給湯用
熱交換器と風呂釜用熱交換器である。
ダンパ室33にはその開口331によつて送風
機7のフアン701を内設したフアンケーシング
8の吐出口801に連通させる。またフアンケー
シング8は空気案内板13を介して送風ボツクス
123に固定されるが、このとき空気案内板13
はフアンケーシング8の吐出口801近傍に配置
させ、吐出口801の中心軸に対し斜めにのびた
姿勢で、該吐出口801に対向させる。したがつ
て送風機7から供給された燃焼用空気は空気案内
板13によつて流れの向きを変えられつつダンパ
室33に供給される。
さらに空気案内板13はその延在方向がダンパ
室33におけるダンパ口穿設壁1,2と直交する
壁3となつているため、燃焼用空気はこれらのダ
ンパ口穿設壁1,2に直交した壁3に衝突し、動
圧を減じられる。ところで各々のダンパ口41,
42は前記ダンパ口穿設壁1,2における端部
中、前記各ドラフトチユーブの空気入口61,6
2とは離れた部位に穿設されていて、前記ダンパ
口穿設壁1,2と平行する送風室側壁4,4に対
向している。このことは第4図、第6図から理解
される。
また各ダンパ口41,42には空気制御ダンパ
81,82が配置され、その操作部811,82
1は第3図に示すように圧力噴霧ノズル11,1
2の取付基板91,92から突出させる。なお第
4図中の101,102はスパーカであり、その
両端子はコード111,112を通じて取付基板
91,92に固着したトランス121,122に
接続される。また圧力噴霧ノズル11,12は送
油管131,132を通じて電磁ポンプ9にせつ
ぞくされ、燃料の供給は電磁ポンプ9の出力側の
電磁弁141,142で制御される。
以上のような構成からなる実施例は、燃焼用空
気は送風機7によつてダンパ室33に至り、ここ
からダンパ口41,42を通じて給湯用および風
呂釜用の送風室31,32と各ドラフトチユーブ
21,22にそれぞれ供給されるようになつてい
る一方、燃料は電磁ポンプ9から送油管131,
132を経て各圧力噴霧ノズル11,12から噴
出するようになつている。そのため送風機7や電
磁ポンプ9を駆動すると、燃焼用空気はドラフト
チユーブ21,22の空気入口61,62からス
タビライザ51,52方向に向かい、該スタビラ
イザ51,52の旋回羽根で旋回し、微細な噴霧
燃料に混合され燃焼するものである。
ところで空気がフアンケーシング8の吐出口8
01からダンパ室33に向かうときには、該空気
は空気案内板13に衝突し、しかもダンパ室33
の壁3にも衝突するためフアンケーシング8の吐
出口801からの吐出空気量のアンバランスは空
気案内板13の下部では無視できる程となり、か
つダンパ口へ直線的に流入する空気がなくなるた
めに、空気は第6図に示すようにダンパ口穿設壁
1,2に直交するようにダンパ口41,42に流
れ込み、旋回空気流を送風室31,32内で形成
する。
この結果、ドラフトチユーブ内でも旋回空気流
が維持され、スタビライザに向かう空気流に偏流
がなくなつて、保炎が完全に行なわれ片燃え現象
がなくなる。さらにはフアンケーシングやフアン
の取付位置が多少ばらついてもダンパ口41,4
2に流入する空気の量および方向はそれ程変化し
ないため、組付上の厳しい管理も不必要となる等
の効果を有する。
以上実施例により説明してきたが、空気案内板
に延在方向はドラフトチユーブを挿通する壁3で
なく、該壁3に対向する壁14であつても同様の
効果があり、壁3,14とダンパ口穿設壁1,2
とは厳密に直交する必要もない。また本考案は送
風ボツクスを2つ以上一体的に連結した送風構造
にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガンタイプバーナの送風構造を
示す横断面図、第2図は同様の縦断面図、第3図
は本考案実施例の斜視図、第4図は同様の分解斜
視図、第5図は同様の横断面図、第6図は同様の
縦断面図、第7図は本考案実施例における要部分
解斜視図、第8図は本考案実施例を組込んだ給湯
機の断面図、第9図は本考案実施例を組込んだ風
呂釜の断面図である。 1,2……ダンパ口穿設壁、3……壁、7……
送風機、8……フアンケーシング、801……吐
出口、13……空気案内板、21,22……ドラ
フトチユーブ、31,32……送風室、33……
ダンパ室、41,42……ダンパ口、71,72
……燃焼室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複合された燃焼室のそれぞれに装着されるべき
    ドラフトチユーブの各々をそれぞれの送風室に挿
    通させるとともに、隣り合う送風室の間にダンパ
    室を隣接し、該ダンパ室にフアンケーシングの吐
    出口を連通して、送風機から供給された燃焼用空
    気を前記ダンパ室に送り、該ダンパ室のダンパ口
    を通じて隣り合う送風室に供給するようにしたガ
    ンタイプバーナの送風構造において、前記フアン
    ケーシングの吐出口近傍に該吐出口に対向した空
    気案内板を設け、該空気案内板の延在方向は、ダ
    ンパ室におけるダンパ口穿設壁と略直交しかつ前
    記フアンケーシングの吐出口の中心軸に対しては
    斜めであることを特徴とするガンタイプバーナの
    送風構造。
JP11868182U 1982-08-03 1982-08-03 ガンタイプバ−ナの送風構造 Granted JPS5942438U (ja)

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JP11868182U JPS5942438U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 ガンタイプバ−ナの送風構造

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JP11868182U JPS5942438U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 ガンタイプバ−ナの送風構造

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JPS5942438U JPS5942438U (ja) 1984-03-19
JPH0330679Y2 true JPH0330679Y2 (ja) 1991-06-28

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JP11868182U Granted JPS5942438U (ja) 1982-08-03 1982-08-03 ガンタイプバ−ナの送風構造

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JP2004360843A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Toshiba Plant Systems & Services Corp 管の分岐体構造

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JPS5942438U (ja) 1984-03-19

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