JPH0330626Y2 - - Google Patents

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JPH0330626Y2
JPH0330626Y2 JP18712685U JP18712685U JPH0330626Y2 JP H0330626 Y2 JPH0330626 Y2 JP H0330626Y2 JP 18712685 U JP18712685 U JP 18712685U JP 18712685 U JP18712685 U JP 18712685U JP H0330626 Y2 JPH0330626 Y2 JP H0330626Y2
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cylinder
plunger
case
valve
blind
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JP18712685U
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  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、プランジヤポンプに関し、特にシリ
ンダ及びバルブ部の密閉性を向上し得るようにし
たプランジヤポンプに関する。
〈従来の技術〉 一般にプランジヤポンプに於ては、主に、プラ
ンジヤの往復直線運動により圧力を発生するシリ
ンダと、シリンダで発生した圧力を吐出口へ導く
ための逆止弁を有するバルブ部とにより構成され
ており、これらをケースに収容し、盲ねじにより
ケース全体を閉塞している。
ところで、シリンダの内部は、プランジヤが出
入して圧力を発生するために密閉性を良くする必
要があり、高い加工精度が要求される。そこで、
シリンダとバルブ部とを別体にすることによりシ
リンダの加工を簡単にし、加工精度を高めること
が考えられる。
その場合、シリンダとバルブ部との間の密閉性
が必要となるが、密閉性を上げるためにはシリン
ダとバルブ部とを擦り合せると効果的である。そ
こで、シリンダをケースに組込んだ後、バルブ部
を捩込むために、バルブ部と盲ねじとをスプリン
グピンなどにより結合し、盲ねじをケースに捩込
むのに合せてバルブ部をシリンダに擦り合せるこ
とができる。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、バルブ部とケースとの間にOリ
ングが嵌装されており、盲ねじを螺合することに
よりOリングも捩込まれることになり、Oリング
の信頼性に問題を生じることになる。
このような従来技術の問題点に鑑み、本考案の
主な目的は、Oリングの信頼性を確保するべく、
Oリングを捩込むことのないように改良されたプ
ランジヤポンプを提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 このような目的は、本考案によれば、回転軸に
より回転駆動されるカムと、該カムにより直線的
に往復駆動されるプランジヤと、該プランジヤを
受容するシリンダと、前記プランジヤにより発生
した圧力により開閉する弁を収容するバルブ部
と、前記シリンダと前記バルブ部とを収容するケ
ースと、前記シリンダと前記バルブ部とを該ケー
ス内に固定する盲ねじとを有するプランジヤポン
プに於て、前記シリンダと前記バルブ部とが一体
に形成され、かつ前記盲ねじが別体に形成されて
いることを特徴とするプランジヤポンプを提供す
ることにより達成される。
〈作用〉 このように、シリンダとバルブ部とを一体に形
成し、更にそれらをケース内に固定する盲ねじを
別体にて形成することにより、盲ねじを螺合する
場合にOリングをも捩込むという不都合を回避で
きる。
〈実施例〉 以下に添付の図面を参照して本考案を特定の実
施例について詳細に説明する。
第1図は本考案に基づくプランジヤポンプ装置
の全体を一部切除して示している。このプランジ
ヤポンプ装置は概略プランジヤポンプ1とモータ
2とにより構成されており、プランジヤポンプ1
とモータ2とが端板3を介して互いに一体的に構
成されている。端板3には、モータ2の回転軸4
を回転自在に軸支する軸受5が嵌装され、更に、
端板3のプランジヤポンプ1側には端板3と回転
軸4との間ににオイルシール6が挾設されてい
る。
回転軸4の遊端部には、偏心的な小径部7が一
体的に形成されている。小径部7の外周には玉軸
受8のインナレースが嵌装され、該インナレース
は、小径部7に嵌装されたカラー9とスナツプリ
ング10とにより軸線方向に対して固定されてい
る。玉軸受8のアウタレースの外周面には、プラ
ンジヤ12の底部が当接しており、後記するシリ
ンダ13の下端とプランジヤ12の下端に取着さ
れたスプリングシート43との間に挾設された圧
縮コイルばね11により、プランジヤ12が下向
きに付勢されている。
第2図に良く示されているように、プランジヤ
12の上部は、シリンダ13内に摺動可能に受容
されている。シリンダ13の内部には、小径孔1
4と大径孔15とが軸線方向に沿つて上下に郭成
されており、プランジヤ12の上部は、小径孔1
4内にて往復運動をし得る。また、大径孔15の
上端は、盲栓16により閉塞されているが、該盲
栓16の下端面の中央部にはゴムからなる緩衝材
17が固着されている。大径孔15と小径孔14
との間の肩部には、ボール18が支承され、該ボ
ール18と盲栓16の下端面との間には圧縮コイ
ルばね19が介装されている。
盲栓16の外周には溝20が周設されており、
該溝20に嵌装されたOリング21により、盲栓
16と大径孔15との間がシールされている。
尚、盲栓16の上部とシリンダ13の上部とには
スプリングピン22が半径方向に挿通されてお
り、該スプリングピン22により盲栓16が大径
孔15内に保持されている。このようにして構成
されたシリンダ13がプランジヤポンプ1のケー
ス23内に収容されており、該ケース23の下部
には前記玉軸受8を収容する玉軸受収容室24が
郭成されている。
また、盲栓16の上部には軸線方向にねじ孔2
5が切設されているが、該ねじ孔25に図示され
ていないボルトなどを螺合することにより、盲栓
16とシリンダ13とをケース23から容易に引
抜くことができ、更に、スプリングピン22を引
抜いた後、盲栓16をシリンダ13から引抜くこ
とをも容易に行うことができるため、補修を容易
に行なうことができる。
シリンダ13の小径孔14の内周面には吸入口
26が開設され、該吸入口26は、シリンダ13
とケース23とにそれぞれ穿設された吸入路2
8,29を介して、ケース23の外周面に開設さ
れた作動油の取入れ口27に連通している。吸入
口26は、前記プランジヤ12の往復運動に伴
い、プランジヤ12の上部により開閉される位置
に開設されている。また、吸入路29は、通路2
9aを介して玉軸受収容室24とも連通してお
り、作動油を玉軸受8部分の潤滑にも用いてい
る。更に、ケース23上部の外周面に開設された
作動油の吐出口30と大径孔15の内部とを連通
するように、シリンダ13とケース23とにそれ
ぞれ吐出路31,32が穿設されている。
シリンダ13の外周には、前記吸入路28と前
記吐出路31との間、及び前記吐出路31とシリ
ンダ13の上端との間にはそれぞれ溝33,34
が周設されている。それぞれの溝33,34には
Oリング35,36が嵌装されており、シリンダ
13とケース23との接合面からの油漏れを防止
している。
このように、プランジヤ12の頭部を受容する
小径孔14と弁を構成するボール18を収容する
大径孔15とが一体に形成されて、シリンダ13
を構成している。また、シリンダ13をケース2
3内に固定する盲ねじ37が別体にて形成されて
いることにより、盲ねじ37をケース23に螺合
する場合にシリンダ13と盲栓16とに設けられ
たOリング21,35,36が捩られる不都合を
生じることがない。
次に、本考案に於けるプランジヤポンプ装置の
作動の要領を説明する。
プランジヤ12は、モータ2により駆動される
回転軸4に偏心して設けられた玉軸受8の回転に
伴い往復運動をする。第2図に良く示されている
ように、プランジヤ12が下方に移動すると、シ
リンダ13の小径孔14の内部では負圧が生じ、
作動油はタンク44から配管45を通り、取入れ
口27から吸入路29,28を通り、シリンダの
小径孔14の内部へ吸引される。次に、プランジ
ヤ12が上方に移動すると、プランジヤ12の上
部が吸入口26を遮蔽するため、作動油はシリン
ダ13の小径孔14の内部で圧縮され、その作動
油の圧力がボール18に対するコイルばね19の
付勢力に打ち克つてボール18を押し上げると、
作動油はシリンダ13の大径孔15内に流入す
る。この時、押上げられたボール18が緩衝材1
7に衝当することになるが、緩衝材17がゴムか
らなることにより、ボール18の衝当する打音を
弱めることができ、騒音発生を防止するのに効果
的である。
大径孔15内に流入した作動油は、吐出路3
1,32を通り、吐出口30から吐出される。吐
出口30から吐出された作動油は、配管46を通
り各種油圧機器47を作動して、配管48により
タンク44に戻される。尚、配管46には圧力を
監視する圧力スイツチ49と作動油の圧力変動を
緩和するアキユムレータ50とが接続されてお
り、各種油圧機器47を円滑に作動するのを助け
ている。
〈考案の効果〉 このように本考案によれば、シリンダとケース
との間に嵌装されたOリングを捩込むことがない
ため、Oリングの信頼性を確保することができ
る。更に、シリンダとバルブ部とが一体に形成さ
れているため、シリンダとバルブ部との間の密閉
性には何ら問題がないため、高圧縮化にも十分対
応可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に基づくプランジヤポンプ装
置の全体を一部切除して示す側面図である。第2
図は、本考案に基づくプランジヤポンプの断面
図、及び概略的配管図である。 1……プランジヤポンプ、2……モータ、3…
…端板、4……回転軸、5……軸受、6……オイ
ルシール、7……小径部、8……玉軸受、9……
カラー、10……スナツプリング、11……コイ
ルばね、12……プランジヤ、13……シリン
ダ、14……小径孔、15……大径孔、16……
盲栓、17……緩衝材、18……ボール、19…
…コイルばね、20……溝、21……Oリング、
22……スプリングピン、23……ケース、24
……玉軸受収容室、25……ねじ孔、26……吸
入口、27……取入れ口、28,29……吸入
路、29a……通路、30……吐出口、31,3
2……吐出路、33,34……溝、35,36…
…Oリング、37……盲ねじ、43……スプリン
グシート、44……タンク、45,46……配
管、47……各種油圧機器、48……配管、49
……圧力スイツチ、50……アキユムレータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転軸により回転駆動されるカムと、該カム
    により直線的に往復駆動されるプランジヤと、
    該プランジヤを受容するシリンダと、前記プラ
    ンジヤにより発生した圧力により開閉する弁を
    収容するバルブ部と、前記シリンダと前記バル
    ブ部とを収容するケースと、前記シリンダと前
    記バルブ部とを該ケース内に固定する盲ねじと
    を有するプランジヤポンプに於て、 前記シリンダと前記バルブ部とが一体に形成
    され、かつ前記盲ねじが別体に形成されている
    ことを特徴とするプランジヤポンプ。 (2) 前記シリンダの上端が、直径方向に貫通する
    ピンにより固定された盲栓により閉じられてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲の
    第1項に記載のプランジヤポンプ。
JP18712685U 1985-12-04 1985-12-04 Expired JPH0330626Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18712685U JPH0330626Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18712685U JPH0330626Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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Publication Number Publication Date
JPS6295179U JPS6295179U (ja) 1987-06-17
JPH0330626Y2 true JPH0330626Y2 (ja) 1991-06-27

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ID=31137312

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JP18712685U Expired JPH0330626Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0736134Y2 (ja) * 1989-11-13 1995-08-16 株式会社ユニシアジェックス プランジャポンプ

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JPS6295179U (ja) 1987-06-17

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